暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

持たない

2021年06月20日 | 古民家
 宵越しの銭は持たない・・・なんて、本当に言っていたのか知りませんが・・・
火事の多い江戸の町・・・いつどんな時でもすぐに逃げ出せるように、必要最低限のモノしか持たなかった・・・と・・・
身軽な暮らしだった人が、多かったのでしょう・・・。

災害や飢饉・・・戦に泥棒・・・落ち着いた暮らしが出来ない時代と比べると・・・少し違って・・・
随分と安心安全で、暮らしやすい環境で・・・誰もがモノにあふれている訳では無くても・・・
そこそこ幸せだろうと思うのですが・・・
心に痛みを持つ人が多いと聞けば・・・それほど心は豊かになれてないんだと思う・・・。

まだまだ、夜は静かな風と時間が流れ
明るい暑さも、上手くしのげる梅雨のさなかですが・・・
スコールか台風を想像する雨の勢いは・・・毎年強さを増して・・・
風流だと笑い飛ばす訳にもいかない暮しです・・・。
そこそこの幸せと、多くの事に気付かず・・・
海に落とす1滴の墨を・・・たかがそれだけと無関心でいられた頃とは違い・・・
ようやく目に見えて来た自然の痛みを・・・これからの自分の暮らしの、大きな変化に変えて行けたらと思う。






コメント
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