暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

繰り返す時代

2021年06月26日 | 古民家
 線路は続くよどこまでも・・・踏切の真ン中、線路が伸びるその先を見つめれば・・・
まっすぐ続く景色に何を想うのか・・・。
アスファルトの道が伸びる先・・・埃舞う、手入れもままならない街道を見つめる先・・・
どの時代も前を向いて来たけれど・・・この頃は、もう少しで行き止まりのような気分・・・

伝統工法が時代遅れで古臭い・・・この先の時代には不要なモノとして・・・
合掌造りの建物も・・・古く街道に残る時代を彩る建物も暮らしも・・・
少しの想いを手にしたいと願う人を残し・・・大勢の意見のまま、消えるように見知らぬ町に変わって行きました・・・。
同じように、人の心も考え方も流れてしまい・・・
地域で守って来た伝統は、人がどこか遠い場所へ飛んで行ってしまえば・・・
伝わるはずも無く・・・しょぼくれたように消えてしまうしかないのかも・・・。

人は自分が見聞きした暮らししか残せず・・・その楽しみも痛みも、時間と共に忘れるように出来ているみたいで・・・
それは良いのか悪いのか、自分には解りませんが・・・
時代が繰り返すのも・・・古い物が、知らない世代に新しいモノとして受け入れられるように・・・
古民家の良さや・・・古い伝統が実は大切なモノだったのかも・・・
そう思う酔狂な人達と・・・出来ればこの先も、振り返ってもらえる伝統の良さを残して行けたらと・・・思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする