暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

とどかない

2021年06月13日 | 古民家
 長い道のりを登って出会えた物静かな滝や・・・人の手が届きにくいきれいな川の近くでは・・・
大きくあくびをする時も・・・深い深呼吸をする時も・・・
キレイな空気をたくさん、体に浴びている気持ちになります・・・。

井戸水を利用していた頃・・・沢の水を頼りにしていた頃と比べると・・・
たぶん水道水は、美味しくないのかも知れないけれど・・・
誰もが安心して毎日不便無く使えているのは・・・とても豊かな事だと思う・・・。
少し不便でも・・・自然の水を頼りにするのか・・・・
面倒の無い・・・消毒された水を頼りにするのか・・・
とても贅沢な悩みなのかもしれない・・・。

古民家に足を踏み入れた空気感は・・・新築の住宅を覗いた空気感とは違い・・・
なにやら神妙でいて・・・懐かしく、厳かな感じも受けます・・・。
建物の廻りに緑が多いからなのか・・・木と土で出来た住まいからなのか・・・
それとも、座敷童が見ているからなのか・・・?
空気も水も・・・自然からの贈り物、人の都合でいろいろやりくりはしていても・・・
どこか無理をしているから、人は自然の豊かさに出会いたくて・・・
手の届かない場所を探しているのかも知れません。




コメント
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