暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

時間

2021年06月12日 | 古民家
 白く光った目新しい柱の美しさがある・・・
丁寧に研がれた鉋で・・・シュルんと削られ、ツルリンと光る柱・・・
手の油も・・・雨も寄せ付けない強さがあって・・・
新しい住まいは・・・誰もがうれしいモノである・・・。

角が丸くなる・・・玄関の上がり框や、良く触れる柱のカド・・・
階段の手すりに棚板の縁・・・
日焼けして、落ち着いた色の床材も・・・浮造りになった床や窓枠も・・・
家族が過ごした時間の物語・・・
老いが悲しいかと思うのか・・・時間を重ねれば重ねるほど美しくなる木の良さを見れば・・・
人の老いも・・・美しく思える・・・。

過ぎる時間も・・・変わる人も景色も、その変化は止められはしないけれど・・・
人が関わる大きな変化を、少なくする事は出来るはず・・・。
変化してしまう事を嘆く暮らしでは無く・・・
移り変わる美しさや・・・楽しさ・・・時間が育てる良さを見つける・・・
そんな暮らし向きで良いのかも知れない。

コメント
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