暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

クール

2018年04月17日 | 古民家

 古くて新しいもの・・・・・

若者が見た事のないものは、新しく斬新なものに映る様で・・・

かっこよく言えば「COOL」なものになるのでしょうか?

立派な古民家を修理して維持するのはとても大変な事です・・・

費用もそうですが、その補修が出来る職人さんが少しづつ少なくなっています・・・

宮大工さんは、お寺だけしか造らないなんて時代ではありませんが・・・

一般建築まで施工できる時間も取れないと思いますし・・・

大手メーカーさんの仕事を請けている職人さんも、なかなか手が空くことは少ないようです・・・

安定して仕事がある所で、仕事はしたいと思いますが、労働条件も大切です・・・

そんな過酷で不安定な仕事を次の世代には受け継がせたく無いと思えば・・・

職人さんの数が減っていくのも頷けます。

無垢の木の良さ、漆喰や土壁の良さ・・・

循環する環境負荷のない住宅が高気密の住宅なのか・・・?

日本の山の木を有効に使って、森造りをする事が、本当の良さなのか・・・?

地域で採れるものを、地域で活用して、多くの方に利用してもらい、地域が元気になる・・・

それが豊かになると言うことだと思います。

それが消費や労働の循環や活性につながり、継続的な暮らしの支えになります・・・

地産地消だった住まい造りは、そんな活気ある地域造りや本物の良さを教えてくれる・・・

ランドマークだったのだと想います。

 

 

 

コメント
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