ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

息子の大学入学⑥

2019-11-14 10:31:54 | 息子のこと
東京から帰宅する際に
息子の通帳を取り上げ、手持ちのお金も取り上げました。
手落ちだったと後でわかったのですが
通帳は取り上げて、カードは家に置いていたのです。

ある日会社に行く前に、息子の通帳の記入をしてくるね
と息子に声をかけました。
記帳が溜まっていたからです。
忙しい仕事を終えて、帰宅すると
息子はいません。。。
この時の落胆。
どこまで深く堕ちていかなければならないのだろう、と怖くなりました。

とにかく、息子はどこに行ったのだろうか。

息子の携帯は取り上げていました。
なので、とりあえず地元に残っていた友人に電話を入れてみました。
(携帯を持つようになってから、子供たちの友人関係は
 さっぱり把握できなくなりました。
 それでも時折聞いた名前を頼りにかけてみました)
そこで衝撃の言葉が。

あぁ、〇〇なら東京に帰ったと思いますよ。

私が出社してから、息子は銀行カードを探し出して
お金をおろす。
友人たちとゲームセンターで遊んでから、東京へ行ったというのです。

唖然。
確かに、下宿はまだ引き上げてはいません。
わずかに残っていたお金を持って。
家に居たくなかったのでしょうね。

私は勿論、記帳した段階でお金が引き出されていることを知り
頭が爆発しそうなくらい怒っていたし
情けなくもあったし、とにかく苦しかった。
そして、その時に、もしかしたら
バイト先の先輩に連れていかれて風俗にはまった、というのは
嘘かもしれないと思い当たったのです。

今まで、嘘かもしれないという思いはあったのですが
敢えて、厳しく問い詰めはしませんでした。
それよりも、これからの話をしたかったから。
でも、この時は嘘だと確信しました。

根拠は、彼から取り上げた財布にパチンコ玉が1個入っていたから。
私はパチンコをしたことがありませんから
(勿論、お店に入ったこともありません)
パチンコ玉もよくわかりませんが、多分、これがそうなんだろう、と。
そして、それを1個大切に財布に入れておくなんて
なにかのかのおまじない?
もしかしたら、彼の生活を壊したのはパチンコではないのだろうか?

娘の電話で息子の状況を知り、
私が上京して無理やり帰宅させて、
再度家を出るまでに3週間。

息子には怒らずに話を聞こうと心がけてきた私でしたが
この時の裏切りには本当に傷つきました。
心がズタズタになった。
何してるんだろう、私。
私たちの思いは何も届いていなかった。
その無力感。
勿論、激しい怒りもどんどん湧いてきます。
本当に本当に、どうすればいいのだろう。。
もう、さっぱりわからなくなりました。

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