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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
<Ⅱ銀河系-30 M22> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
2022年08月05日
|
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
全国的に記録的な猛暑が続く一方、前線による大雨で新潟県内でも被害が出ています。
今回も シリーズ
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
でしのぎます。
退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集
『
大宇宙SCALE
』
を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。
書籍『
大宇宙SCALE
』の掲載順ではこのあと
りゅうこつ座η星と星雲
が掲載されているのですが、
”
未撮影
”のため紹介だけさせていただきます。
Ⅱ 銀河系
-----------------------------------------------------------------
Ⅱ-29
りゅうこつ座 η星と星雲
8000
光年
種別 散光星雲 明るさ 6.2等級 見かけの大きさ 120 ×120分角 星座 りゅうこつ座
-----------------------------------------------------------------
”
未撮影
”の理由: りゅうこつ座のα星
(カノープス)
より更に南にあるため撮影不可
そして次に掲載されている球状星団
M22
も メジャーな対象とは言えないのですが、
以前 一夜で球状星団をどれだけ撮れるか挑戦した中に偶然 含まれていました。
Ⅱ 銀河系
-----------------------------------------------------------------
Ⅱ-30
M22
10400
光年
M22(NGC 6656)
:種別 球状星団 明るさ 6.2等級 見かけの大きさ 66分角 星座 いて座
-----------------------------------------------------------------
南天の天の川銀河の中にあるため、あまり目立ちませんが
110光年ほどの領域に約20万個もの星が集まっています。
等倍でトリミングした画像です ↓
一夜でいかに多くの球状星団を撮るかのマラソン撮影のため、ノータッチガイド撮影で少し流れています
トリミングなしの全体画像です。(25%縮小)
↓
撮影DATA
:
2015/ 8/ 4
Vixen R200SS+コレクターPH(合成fl=760㎜)
露出
3
分 +
1
分 ISO
800
LPS-D2
Cooled 60D
(冷却 5.2℃)
タカハシ EM-200 Temma2M
M22
の『只今撮影中ショット』は撮らなかったたので
代わりに位置のわかる別の画像を掲載します。 ↓
枠内が前の画像の撮影範囲です
2017/ 5/29am Tamron Zoom (fl=36mm F4) 3分×12枚 ISO1600
kissDX(SEO-SP2) TOASTPro ノータッチガイド
元画像では かろうじて星ではないことがわかります。
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3年ぶりの長岡大花火の2日目は雨に見舞われたもの無事終了。
予約してあったのにコロナ感染急拡大からキャンセルしました。
テレビ中継の迫力の無さから、来年こそは行かねばと。
ひび割れを見つけた人口受粉30日後のスイカ、テープで応急手当てをするも もはや限界
まだ少し早いのではと思ったのですが・・・
今年2個目の完熟スイカの収穫となりました
ちょうど夏休みで遊びに来ていた東京の孫たちとおいしくいただきました。
苗は一本だけなのですが、まだ残り5個ほど成長中。
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<Ⅱ銀河系-28 二重星団> 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
2022年08月01日
|
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
昼間は真夏の強い日差しで、夜になると雲が出る、の 繰り返し。
ずっと撮影できないためこのシリーズの連載が続いた結果
わが天の川銀河系の対象も残り少なくなりました。
今回も
シリーズ
自宅で撮った『大宇宙SCALE』
を掲載します。
退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集
『
大宇宙SCALE
』
を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。
Ⅱ 銀河系
-----------------------------------------------------------------
Ⅱ-28
二重星団
6800
光年
h
(NGC 869)
:種別 散光星雲 明るさ 4.3等級 見かけの大きさ 30分角 星座 ペルセウス座
χ
(NGC 884)
:種別 散光星雲 明るさ 4.4等級 見かけの大きさ 30分角 星座 ペルセウス座
-----------------------------------------------------------------
ペルセウス座にある2つ並んだ散開星団です。
和名スバルでおなじみのプレアデス星団がこのシリーズ早々登場したのに比べ、
こちらは距離がスバルの
約
15倍も遠くにある散開星団です。
遠くても天の川の星屑に埋もれずに見えているという事は、それだけ明るい星の集団であるという事。
肉眼で見ることができるため、かって星と間違われて
h
(エイチ)星と
x
(カイ)星と名付けられました。
今回はズームアップする順でお見せします。
"W" 字でおなじみのカシオペア座とペルセウス座の境界付近に見えます
2013/12/ 5am
TAMRON Zoom(fl=23㎜ F3.2) 3分×6枚 ISO1600 TOAST Pro Cooled60D(冷却オフ)
口径20cmの反射望遠鏡を使って撮影してみました。
撮影DATA
:
2018/ 10/16 1:50’~
Vixen R200SS+コレクターPH(合成fl=760㎜)
露出
1
分 ×
13
枚 ISO
3200
LPS-D2
EOS
6D
(HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam
ステラショット
(導入・自動ガイド)
ステライメージ7
(画像処理)
更に上の画像の星団部分を切りだしてみました。 ↓
左側が
x
(NGC 884) 、右側が
h
(NGC 869) になります
各星団の星の数は 左が約200個、右が150個だそうです
ほとんどは高温の若く青い星のあつまりですが、
巨大なため早く進化して赤色巨星となった星も見えています。
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今年は6月末からの猛暑で体が暑さに慣れなかったのですが、
最近は頑張って朝のウォーキングをやっています。
雨の降ってない日に朝6時から30分ほどですが、
それでも戻ってくるころには汗ばんでシャワーが必須です。
ウォーキングコースの途中にある 林泉寺(上杉謙信公の菩提寺)の駐車場にて
やっと8月になったばかり、まだ先は長いぞ。
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