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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
「天体アルバム2014」 4・5・6月 撮影分
2014年07月13日
|
天体アルバム2014
現在の機材・撮影技術で自己満足できる作品にラベルを付け、アルバムにしています。
(
天体アルバム2014
登録にあたり、画像処理を再度行っています。 )
(最終更新日 2014年07月13日)
4 月
4月は晴れる夜が多かったのですが、やはりもやっぽい空は仕方ありません。
月や最接近の火星も撮ったのですが、再度お見せするほどのものでないため選外。
(せっかくの冷却カメラですが、湿度が高く結露トラブルが怖くて前半冷却オフで撮影しました。)
2014/04/01~02am
これまでM82を単独で撮る事はなかったのですが、出現中の超新星ねらいでクローズアップ。
純正エクステンダー(合成f=1,500mm)でのクローズアップですが、ガイド流れも許容範囲に収まるようになりました。
昨年の画像とコンポジットしているため、総露光時間は7時間半となっています。
2014/04/22~23am
2年前に
M95
(右)に超新星が出現した際に撮影しているのですが、淡い周辺部が写らなかったため今回リベンジ撮影。
マルカリアンチェーンに近いこのエリアは初ショットになります。
2014/04/24~25am
M99銀河に隣接する北よりのエリアになります。
これまで球状星団の撮影は中心部を分離するため多段階露光だったのですが、2段階露光でも効果が出せました。
5 月
5月もそれなりに晴れる夜があったのですが、月明かりなどから
納得できるような画像があまり残せませんでした。
2014/05/07am
北天最大の球状星団でこれまで何度も撮っていますが、今回は2段階露光で撮影。
2014/05/19
わたしの機材ではこの辺が銀河のクローズアップの限界です。
2014/05/27~28am
クロ-ズアップ(f=1500mm)撮影で ”ひまわり”に見えてきたでしょうか?
6 月
梅雨の時期でもあり、月初めと月末に二夜晴れただけでした。
2014/06/01~02am
M101銀河をここまで拡大しての撮影は初めてですが、大きいのに淡い腕は3時間でも露光不足でした。
HST画像で有名な「創造の柱」、やっとまともに撮る事ができました。
==========================================
春の系外銀河のシーズンであった事もあるのですが、
エクステンダーでの拡大撮影がほとんどでした。
遥か彼方の対象が多く、色彩は少し乏しい画像になりました。
雲上
(
くもがみ
)
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#科学
コメント (3)
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創造の柱
(
さすけ
)
2014-08-17 12:38:11
本当に、雑誌で見た柱がまん中にいますね。
返信する
ラベルでも付ければ・・
(
雲上(くもがみ)
)
2014-07-14 09:24:23
テナーさん おはようございます。
「天体アルバム」はラベルでも付ければ見栄えが良くなるのではと、2012年から始めました。
でも毎年同じものを撮って、今まで以上のものとなると
空の条件もあって厳しいです。
そのせいか、だんだん選考基準がゆるくなってきているような・・(笑)
背景の濃さは理想は漆黒の宇宙ですが、淡い部分がつぶれない範囲で
という事で、結構バラつきがあります。
返信する
Unknown
(
テナー
)
2014-07-13 23:11:43
季節の代表天体11点、ターゲットの天体のクオリティーの高いのは
勿論ですが背景の濃さが一定していることに驚きです。
画像処理の技の高さを感じます。
返信する
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