折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

短い夏休みを終えて思うこと

2020-09-07 19:20:49 | 日常の生活から
短かった夏休みがあっという間に終わってしまいました。
暑い中での登下校は消耗します。どうぞ体調管理に気を付けてくださいね。
イレギュラーだらけの今年のスケジュール。
でも、考えたら子どもたちのこれからだって、予定通りに行かないことの方が多いかもしれません。
当たり前の日常に感謝しつつ、当たり前でない出来事に対応できる強さを身につけたいと思います。

さて、学校は例年より急ピッチで授業が進んでいます。3月4月5月と丸々3か月休んでいるので、仕方がありません。
先取りして余裕がある子は良いですが、何もやっていなかった子はつらいだろうな、と思います。
実はこんなことは、今回だけではなく、時々起こります。病気やけがでひと月学校に行けないとか、友達とのトラブルで授業に全然身が入らないとか、先生と合わなくて、勉強は嫌いじゃないけどこの教科の授業は聞く気がしない、なんてことも起こります。でも、授業は待ってくれないのでどんどん進みます。
色んなトラブルは無いほうが良いけれど、あっても困らない道筋はいくつかつけておくほうが良い。
学力の貯金と、自力で解決していける強さを両方身につけてほしい。
学校では習っていない新しい単元をもらって四苦八苦している子どもたちの姿を眺めながら、そんなことを思っています。