折立教室だより   子育てのちょっとしたヒントになればうれしいです

公文式の教室を初めて23年になります。たくさんの小さな「できた!」と大きな「ワクワク」に囲まれて私も日々成長しています。

習慣をつける

2019-08-01 19:00:32 | 日常の生活から

公文をやってみようと思われる動機のひとつに、「学習習慣がつく」というのがあります。毎日決まった時間に、子どもがプリントを自分から出して、いつの間にか終わらせて・・・・夢のような素晴らしい場面ですよね。
 そして、公文のご相談で一番多いのも実は、「宿題をやってくれない」ということです。

今の子は誘惑がいっぱい。ゲーム、テレビ、パソコンやスマホで遊んでいる子もいるかもしれません。楽しい時間を中断して課題をやる、というのは大人でもなかなか難しいものですよね。
でもやって欲しい。
では、子どもの事だと思わないで、もし自分だったら、どうしても出さなくてはいけない課題をどうやったらスムーズにやれるか??と少し考えてみましょう。
・時間を決める。・・・何か絶対にやる事とくっつけておくと忘れません。遊ん  
 で帰ってきたら、まず宿題、とか、宿題が終わってからおやつ、とか。
・一日の見通しを伝える・・・子どもは段取りを考える、ということがまだ得意 
ではありません。これとこれを終わるのにどれくらいかかるか。見たいテレビ 
に間に合うには何時に始めればいいか、一緒に考えます。
・始めの5分だけ付き合ってあげる。・・・これは意外と効果があります。一人 
だと出来ない事も、誰かが一緒ならやりやすいです。毎日出来るようになった  
ら、始めの5分だけで、残りはお母さんのやる事(家事でも、仕事でも)と競 
争してみます。だれてきたらまた少し付き合ってあげると、ペースは戻ります。

学習習慣はその子の宝だと思います。定着するまで、ぜひ少しだけ手をかけてあげて欲しいな、と思います。
お子様は朝晩、歯磨きをされますよね。でも、初めて歯磨きをさせた時、嫌がって暴れた子や大泣きした子も居るのではないでしょうか?親子で格闘しながら褒めたり叱ったりして歯磨きをさせて、やがて歯磨きの習慣がついたら、歯磨きをしないと気持ちが悪い、という風に変わっていったはずです。
毎日の公文の宿題が当たり前になるように、教室でもお子様に色んな話をしています。まずは毎日続けられるようにちょっとだけお子様を助けてあげてくださいね。お困りのことがありましたら、ご相談ください。方法は色々知っています。(笑)