THE RECKLESS MAN*

過ぎ行く時~後悔は少なめなMY LIFE を送ることをモットーに、日々、テキトーな日常を書き留めています。

ママさんバレーから感じたこと

2014年09月24日 | 日記

昨日、秋分の日は初めてママさんバレーの大会へ足を運び、コーチをしているチームの応援を兼ねて試合を見学。そのチーム数の多さと、コートの周りを埋め尽くすママさん達の活気に圧倒された。コーチをしているチームは、一勝一敗でしたが良い試合してました。次ぎは勝ちましょう!


 



 


一般の男子・女子などは、チーム数の激減が憂慮されてますが、ここにはそんな気配はまったく微塵もなかった。以前、持ち回りで連盟の役員をしていたときに、足立区のバレーボール連盟が一番力を入れているのは家庭婦人だと言うことを聞かされたときのことを思い出し、納得出来た。


 


足立区のママさんバレーのチーム数、現在7部まであるらしく、1リーグに10チーム、計70チームは驚愕の数字。ここへきて、ママさんと一般のバレーボール人口の差は一体なんなんだろう?ふと考えた。年代・年齢別・競技の問題なのだろうか。確かに、家庭婦人の平均年齢は一般バレーに比べ異様に高い。


 


ママさんの年代は、世界で活躍した全日本女子バレーに魅せられ、自身も学生時代にバレーを始め、現在も家庭婦人というかたちでバレーボールを続けている世代だろうと思う。それが顕著に、家庭婦人のバレー人口に反映されている?それと、一般バレーよりは競技という点においても垣根が低いからだとも感じる(ネットの高さ、9人での競技、ノーローテーション)。


 


しかし、以前は一般バレー(自分たちが活動しているカテゴリー)でもチーム数は現在の倍以上存在した。それは、バレーボールがメジャースポーツの名残があったからだとも思う。男子も過去、オリンピックで金メダルや銀メダルを獲るほどの実力で日本中を沸かせたが、それから数十年、実力は低下の一途をたどり世界との差は開く一方(女子は別にして)。


 


既に実力は、メジャースポーツとして体を成していない男子バレーボールに、憧れを抱かなくなるのは自然なかたちだとも思う。他、日本でのメジャープロスポーツとしての野球やサッカーの著しい台頭に競技人口を奪われているのも現実。更には、少子化も相まって、中・高でのチーム数の激減は顕著だ。その中での人材発掘、ナショナルチームの強化の困難さは、日本のバレーボールという競技に暗い影を落としているのだろう。


 


長年、バレーボールという競技に携わる中で同世代は体力低下と社会的立場の責務から競技と仕事を両立するモチベーションを保てずにコートから去る。自分よりも若い世代の競技者は、頭打ち先細りの一途。日本の抱える働き方の問題や少子高齢化の波を競技を通じ、おおいに実感する今日この頃である。


 


 


 



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