くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち3 第13話「決意の時」

2007年12月28日 | デスパレートな妻たち
【スーザン】
イアンが雇ってくれた弁護士は、マイクに「罪を認めて裁判を回避」という戦略を薦めてきた。しかしそれでは過失致死で服役することになると、スーザンが不満をもらしたため、イアンは激怒。
いくら愛してると言っても嫉妬するのをやめないイアンをスーザンは不思議に思う。「不満だったら自分で弁護士を探せ」と言われたスーザンは、ガブリエルに頼んでザックに働きかけてもらうことに。
そんな矢先、イアンの意識不明の妻ジェーンが危篤に陥る。しかしイアンは国外に出張中で簡単に戻れないため、スーザンに代わりについていてやってくれと言ってくる。
戸惑いながらもジェーンに付き添うことになったスーザンに、ジェーンの親友エリカが「ジェーンにはかつて不倫相手がいた」と話す。信じていた相手に裏切られた経験が、イアンを嫉妬深くさせているのだと理解したスーザンは、釈放されてきたマイクに「自分とは距離を置いて」と言う・・・

【ガブリエル】
「ヴァーンのキレイ塾」の生徒シェリーが「ミス雪の精」で優勝してガブリエルとヴァーンは大喜び。ところがザックから買収したせいだと聞かされてその喜びもしぼんでしまう。
ガブリエルがザックにいくら怒ってみせても、かえって喜ばせてしまい彼のプレゼント攻勢はますます続いた。そのためウィステリア通りでも「富豪になったザックがガブリエルに夢中」といううわさがもちきりに。
それを聞いたスーザンは、ガブリエルに「ザックとデートして、マイクを助けるように頼んで」とお願いする。渋々引き受けたガブリエルだったが、ちょっと食事だけのつもりが1日つきあってお休みのキスもする羽目に。
ところがザックのお休みのキスは猛烈にへたくそ。実は今までザックはお金を払って女の人と付き合っていたため、下手だということを自分でわかっていなかったのだ。
バンドのメンバーもすべてお金を渡して雇っていたと知り、初めてガブリエルはザックの寂しさに触れ、お互い居場所を探している同士友達になることにする。

【ブリー】
ブリーはオーソンに持ってきた歯を見せて、「モニークはアルマが殺したんじゃないか」と訴える。しかしオーソンは、自分が疑われている現状、アルマの家に戻してから警察を呼ぶべきだと言う。
オーソンはアルマに引っ越してくれと言うが、「次の子を作ってれば、まだ夫婦でいられたのに」とアルマは聞き入れない。グロリアもブリーに「教会が離婚を認めてないから、あなたのほうが不倫」と嫌がらせをやめない。
そしてアルマは狂言自殺をはかってオーソンを家に呼び出し、グロリアがオーソンの酒に睡眠薬とバイアグラを仕込んで、動けなくなったオーソンをレイプして子供を作ろうとする。
オーソンがアルマの家に行ったと聞いたブリーは、迎えに行ってベッドにいる二人を見るが、ぶっても眠り続けるオーソンを見て、アルマが一服盛ったことに気づく。そこでブリーはアルマを殴り倒してオーソンを救い出すのだった。

【リネット】
怪我が治ってからもずるずると休暇を続けていたリネットだったが、とうとう復帰することに。しかしパーカーに「ずっと一緒にいたいのに」と言われ、後ろ髪を引かれてしまう。
トムの店を宣伝するために青空市に露店を出すことにしていたが、その前になって店長が辞めてしまってピンチに。そこでトムは「病欠を引き延ばして手伝って」とリネットに頼む。
仕方なくリネットは、迎えに来たエドたちの前でまだ治っていないふりをして、さらに1週間休暇を引き伸ばすことに成功。そして青空市のパイロット店舗は大成功で、リネットもトムも嬉しい悲鳴を上げることになった。
ところがその頃家にお見舞いに来ていたエドに、ケイラが告げ口をしたために、リネットが実は元気だということがバレてしまう。その場でクビを言い渡されたが、残業や休日出勤もすることでクビを何とか撤回してもらえた。
しかしそれを見ていたパーカーのさびしそうな顔を見たリネットは、家庭が大事だとキャリアを投げ打ってトムの店の店長として働くことを決意する。

【マイク、ポール】
マイクはポールから、自分にはザックという息子がいるが、ポールの息子として育ったことを聞かされ、ショックを受ける。ポールはマイクに「ザックに連絡を取って、会いに来てくれるように説得してくれ」と頼むが、ザックのことが記憶にないマイクは戸惑う。
そしてザックはガブリエルとのデートと引き換えに約束を果たし、保釈金によってマイクは釈放される。マイクに頼まれたザックは、久々にポールの元を訪れるが、ポールから保釈金を無心されて「結婚したい女性がいて、金がかかるから他には使えない」と冷たく拒絶するのだった。

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リネットはそういえば撃たれた怪我で休んでるはずなんだっけ、と見ているほうも事情を忘れるくらいだから、相当長く休んでいたわけで。
しかもリネットで持ってたような会社だったから、誰かシメる人がいない状態のエドの1トップでまわしていたら、会社相当ヤバかったのではないだろうか。
でも、クビになるのは当然だとしても・・・エドというオイシイ設定をベーコンのイッキ食いネタくらいで手放してしまうのか。もったいないことだ。
それでもリネットが会社に行っている頃は、リネットだけが奥様集会からはずれてた状態で、独自のエピソードで浮いていた感じだった。ウィステリア通り内部で話を展開させたいという思惑だったのかもしれないが、主要メンツがからんでるやりとりを見るのがやはり面白いので、これはこれで結果オーライなのかもしれない。
それに・・・トムのお店はどう考えても、リネットが入ってこないと絶対成功しなさそうだもん。
 「避けられないのは、ボスと寝ることだ」
 「こなせます」
こういうとこがこの夫婦のいいとこだよなとニヤニヤしつつほっこり。

しかしケイラは・・・まさにスカヴォ家の「玉に瑕」。だんだんひび割れが大きくなっていく。
トムに仕込まれたパーカーのけなげさの、1万分の1でいいから分けてもらいなさい、と言いたくなるほどの憎ったらしさだ。マクラスキーさんの説教も効かないようだし、まさに「山奥に置き去り」にでもしないと治らないような。
あぁそういえばウィステリア通り近辺には、ポールがマイクに連れて行かれた砂漠が(おい)。

先週、何だアレは!と思ったザックのロン毛だが、1週間たってみたらなぜかしっくりこなれてきてるから不思議。慣れというのは恐ろしいものだ。
プロのお姉さんたちも、お金もらったんならそれなりにワザを教えてあげればいいのに。(問題はそこじゃないだろう)
昔はノアの家はちゃんと外観を映していたが、そんな大豪邸だったっけ?今は違うところに住んでいるのだろうか、スタジオにスロットマシンが置いてあって、ぴかぴかのバイクに、プロのバンドメンバーか・・・いいなぁ。
絶対お金払わなくてもあの部屋にたむろできるっていうだけで、あの年代なら友達面してやってくる子たちいっぱいいると思うんだけどなー。まぁそういうのはザックは不要だったのだろうけれど。
今まで使い慣れないお金を手にしてしまった子供がはっちゃけてしまった感じで痛々しい。

それにしてもガブリエル・・・「友達」なんて殊勝で謙虚なスタートラインだが、ザックはすでに「結婚」というゴールに花束を飾る作業を始めちゃってるよ~!しかもそれをポールへの捨て台詞に使ったってことは、後々ポールからガブリエルが恨まれるとかそういうことになるのでは?
うわぁ、やっぱりザックはザックのままだ。ガブリエル、寂しさを紛らわすのはカルロスだっているんだし、早いとこ逃げて逃げて~!!
カルロスはマイクとのんきにビール飲んでるし・・・あそこの家だけ「男の園」になってるという。
多分カルロスはそのうち気になってちょっかい出してくるのだろう。その時のカルロスvsザックの勝負が明らかな対決に、ザックがどれだけ卑怯な手を使ってくるかが楽しみだったりして。

ガブリエルを危険に追い込んだスーザンだが・・・ガブリエルを巻き込まずに「あなたのお父さんを救ってあげて」って直接頼めば、ダメ元でけっこうザックは聞いてくれたんじゃないかという気がしないでもない。あ、でもスーザンとザックは因縁があったか。
それにしても巻き込まれたガブリエルが気の毒だ。しかも・・・
「10代は守備範囲でしょ?」って、それが人に物を頼む態度かー!!
イアンにはかわいそうだが、スーザンとマイクは運命バリアが張られていて、その近辺に近づいた人は漏れなく呪われるようになってるのだと思う。間違いなくこの先イアンははじかれてマイクを選ぶのがドラマとしてのお約束なのだから仕方ない。
ぶちこわされるにしても、まだしも今後カールが出てくる予定がないだけマシともいえるかもしれない。

ブリーは・・・相当胸が大きくなってたなぁ。
スエード靴に水ぶっ掛けのあたりのシーンで、バストより下がちら見えしてるのだが、大きなおなかをうまく隠してるなぁとおもう。
こんな時期に「夫が浮気?いやレイプ?」なんてヘビーな話の連続で、ほんとに大変そう。これはちょうど1年前くらいの撮影なので、その時生まれた双子ちゃんとブリーママの一番最近の様子が報じられていたが、結婚当初つりあわないだんなさんだなーと思ってたトムさんがすっかりいい男になって、すてきなファミリーになっているから不思議。双子ちゃんもサンタさんにきょとんとしてるところがカワイイ・・・
「子はかすがい」と言うけれど、それは無理やり押さえつけて子供を作ったら引き止められる、ということではないわけで。そんな事情で生まれてきたら子供がかわいそうだ。
あんな風に嫁姑が結託して、手段を選ばずに攻めて来るってオーソンもたまらないだろう。しかし、オーソンもマイクひき逃げ犯なわけだから、確実にグロリアの血を引いてる男だ。
ああ、ブリーも逃げて~!早く逃げてー!!

でもブリーは負けない。なんたってグーパンチですよグーパンチ。
レックスが生きていたらさぞかし萌え萌えだったろうに(違)。


【 使 用 楽 曲 】
アルマが「ミュージックスタート!」でかけた音楽は、「ビギン・ザ・ビギン」「Night And Day」などのスタンダードで有名なコール・ポーターの「Let's Misbehave」。
コール・ポーターの生涯を描いた映画「五線譜のラブレター」のではエルヴィス・コステロがこの曲を歌っている
まさに今回の場面にぴったり、「イケナイことしよう」みたいな。いろんな人がカバーしているが、本人バージョンをかけているようだ。(試聴はこちらで可能)
Let's Misbehave! A Cole Porter Collection, 1927-1940


【 脇俳優チェック 】

◆ジェーンの親友のエリカ .... Amy Aquino
「ER」では産婦人科のコバーン先生でおなじみ。
「CSI:NY」第1シーズン20話「需要と供給」では、わがまま娘ジョーダンの弁護を担当した、ベンソン家のやり手弁護士リップストーン役。
「名探偵モンク2」17話(NHK放送順による)「求む!アシスタント」では、シャローナの退場に伴ってモンクが新アシスタントを募集するが、それに応募してきた一人でキョーレツなキャラクターで登場していた。
「フェリシティの青春」ではカウンセリング担当のパヴォーン教授役と、悩めるメインキャスト陣にびしっとカツを入れる「先生」役が多い姐さん。「アリーmyラブ」第1シーズン10話「無慈悲な天使」でも、女装ゲイのステファニーに要加療を主張するためにアリーが法廷に呼んだ精神分析医ハーパー役で登場している。
「ピケット・フェンス ブロック捜査メモ」では3~4シーズンにレギュラーなど、出演作多数。

◆リネットの会社のジェリー .... Mitch Silpa
スキンヘッドの彼。初登場は第2シーズン17話では会議に出ていた。その後20話にも登場。
「ジョーイ」第1シーズン5話「王様はカウボーイ?」では、ジョーイが舞台をトリプルブッキングしてしまったうちの、ひとつの舞台の主役の俳優ティム役。彼がインフルエンザにかかったので舞台の無理な掛け持ちをしなければいけなくなったジョーイは、ティムのプライドをくすぐって無理に彼を舞台に立たせることに成功する。

◆青空市のピザ屋の客 .... Robin Krieger
オフィシャルサイトあり。
「フレンズ」第9シーズン7話「フィービーの”ミート・ザペアレンツ”」で、リチャードの家を投資対象に考えて見に行ったジョーイとチャンドラーを、案内してくれた不動産仲介の女性キャサリン役。チャンドラーはそこでリチャードとモニカのえっちビデオを発見してしまうのだった。

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2 コメント

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解説待ってましたぁ~★ (オリーブ)
2007-12-28 20:22:53
ケイラ「山奥に置き去り」作戦ですが、ブリーにアンドリューを置き去りにした場所を聞いてもGOODですよね~。(^_^.)

そしてブリーのバスト、もう釘付けになっちゃいました。
セリフをロクに聞いてなかったくらいで。(;^_^A
一番最近の様子……ホントに素敵なファミリーですね!

それにしてもくまぷーさん、ブリーのグーパンチにレックスを思い出すなんてさすがです。
( -_-)_θ☆)>_<)
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なるほど~ (朋子)
2009-10-03 22:17:06
最近デスパにハマった主婦です。
ブリー、豊胸?と思っていたら妊娠中だったのですね。
なるほど~
今はシーズン3が終わりそうですが、次回も楽しみです。
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