くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

FBI~失踪者を追え! 第10話「白夜の太陽」

2005年06月16日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : グレッグ・プリチャードとカイラ・プリチャード 】
通報者:妻サラ・プリチャード
FBI着手:失踪の6時間後

クリーニング店経営のグレッグ・プリチャード42歳が、娘のカイラを連れて家を出たまま失踪。
犯罪歴も、家庭内暴力も借金もなく、9年間リトルリーグのコーチを務める模範的市民。妻は「理想の夫」だという。
あまりの模範ぶりに、スタッフはかえって疑問を抱く。
クリーニング店の従業員クインス・アンダーソンには前科があるが、監察官の紹介で雇ってもらってグレッグには感謝しており、何も知らないと言う。しかしもう一人の従業員コニーは「彼には女がいた」と言う。
たまにやってくる「ブラウスを出しにくる女」=アリス・ブッカーを見ると、グレッグの顔色が変わり、外で会うために店を空けていたというのだ。
失踪当日にもアリスは来ていたという。

金回りを調べると、グレッグは91年より以前は納税しておらず、複数の口座に50万ドルずつ預金があった。20歳の時に両親がなくなって取り立てて遺産もなく、ローンで家を買ったという実情にそぐわない。
また、アリス・ブッカーはクリーニングのデータの住所には存在していないことがわかり、またグレッグの社会保障番号は90年発行で、どの出身学校の記録にも彼は在籍していないことが判明する。

グレッグは、失踪の前の晩、リトルリーグの親仲間でレストランオーナーのニックの元を訪れて、店を売ろうとしていたという。またニックは「彼は何か良き夫、良き父親であることに使命感のようなものを感じていた」と語る。
そしてグレッグは失踪前に全財産を現金化していたことがわかる。
今まで何も問題がなかったはずの家庭が、すべて嘘に基づくことを知ったサラは動揺。「彼はよく白夜の太陽の話しをしてくれた。いつか一緒に見に行こうと。他にも色々な予定を立てていたのに・・・・」

失踪前日、クリーニング店を出てからニックの店に行くまでの間、グレッグはアリスとロードウェイダイナーにいたことがわかる。そこで代金を支払っていたのは常にアリスのほうだったという。
その支払いに使われていたクレジットカードから、この事件は意外な展開を見せる・・・・

----------------------------

しまった、まとめにリキが入って、どんどん長くなる。でもって溜まっていく。だめじゃん。

「愛人と会った後の罪の意識で家族に優しく云々」という台詞の後に、さりげなくジャックの娘の写真のショットが映し出された。・・・・色々さりげなく映像で語るなぁ。
とりあえずメモ
 ・ジャックの娘は先週6歳に
 ・ビビアンは結婚14年、息子一人(12歳)

今回はトリッキーなラストだったが、裁判所から出てきたところで警備がなんかスカスカでやばそう~と思ってなんとなくオチが読めた。
ビビアンの「ご愁傷様」で「やっぱなぁ」と思う程度にはバレバレ。
でも、それで「やれやれつまんねー」とは思えないというか、やっぱしこのドラマ面白いと思う。
製作者側の思う壺にはまってるとは思うけれども。
ダニーの刑務所での尋問がカッコイイし・・・・サマンサ役の女優さんの微妙な色気にやられてる自分を発見してしまうし。でもって、もうダニーには関西弁しかありえないって思えちゃうとこが・・・・
あぁぁぁもぉぉぉ嬉しいような悔しいような。

それにしても、ジャック・・・・私情はいりすぎ。
「理想の父親なんてありえねーんだよ!」みたいにつぶしまくることないじゃないか。いいけど。

今回素材になったのは、証人保護プログラム(Witness protection programまたはWITSEC=Witness Security)。
これを題材にしたものは、映画ではアーノルド・シュワルツネッガー主演の「イレイザー」が有名だが、他にもそのものズバリのタイトルの「ウィットネス・プロテクション~証人保護~ 」という99年のドラマがある。

このプログラムを管轄しているのが連邦保安官だそうな。
ちなみに、CSIに出てきたジョージ・メイスンの保安官(どういう言われようだ)はカウンティ(郡)所属の保安官。連邦保安官と言えば「逃亡者」でトミー・リー・ジョーンズがやってたのが連邦のほうの保安官補。
カウンティシェリフは郡民による選挙制なので、CSIの保安官は評判を気にしてスタンドプレーの記者会見をしたがり、責任を回避したがったわけだ。
その辺の差がドラマや映画の役にも反映している感じ。
ちなみに、「イレイザー」でのシュワちゃんの役回りは「連邦執行官」。今回だとアリス・ブッカーのひとがそれかな?


【脇俳優チェック】

◆グレッグ・プリチャード .... Brett Cullen
「アリーmyラブ」第1シーズン4話「ラブ・アフェア」で、アリーがかつて不倫関係にあったドーソン教授役で登場、っていっても教授本人のお葬式のエピだったので出番は多くなかったけど。
他、「ヤングライダーズ」のサム・ケイン保安官役で第1シーズンのみ登場。「ザ・ホワイトハウス」でもサリバン知事という役で登場予定だが、これは第6シーズンとまだまだ先なので、当面は「コールドケース」の第2話に「ロブ・ディーマー」役で登場するのを楽しみにしよう。

◆ハンナ・マローン ....  Vanessa Marano
今回写真だけ出てきたジャックの娘役。ハンナという名前でクレジットされていて、今後シリーズ中何話か登場の予定らしい。
Vanessaはこの番組がデビューの子役ちゃんだが、現在は「フレンズ」終了後のリサ・クドロー(フィービー)主演のコメディシリーズ「The Comeback」で、クドローの娘役をやっているらしい。このドラマ現在放映中らしいが、面白いのかな?

◆サラ・プリチャード .... Dana Wheeler-Nicholson
「ボストンリーガル」第1シーズン13話「命の薬」では、レズビアン同士のビジネスパートナーとして脚光を浴びて成功したのに、相手が実はレズビアンではなかった上に仕事の上でも裏切っていたとして訴えを起こしたステファニー役を演じていた。
「Sex and the City」の第1シーズン第10話(WOWOW放送では第11話)の「母親は究極のカルト(The Baby Shower)」で、かつてはヤリまくりだったのに銀行家と結婚して、ママ然としてキャリーを呆然とさせるレイニー役で出ていた。

◆連邦保安官チャック .... Tomas Arana
「グラディエイター」でマキシマスの副官クィンタスとか、「ザ・ボディガード」のポートマン役等に出演。悪人顔なので、出てくると怪しく見える。ボディガードのとき、絶対怪しいと思ったもんこの人。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CSI:4 第7話「24時... | トップ | FBI~失踪者を追え! 第11... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

FBI~失踪者を追え!~」カテゴリの最新記事