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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ3 第16話「エバーグレイズ炎上」

2006年01月29日 | CSI:マイアミ
エバーグレイズ国立公園で発見された、ショットガンで殺された若い男の遺体は、ワニを回避しながらの収容になったために困難を極めた。ところがその最中落雷によって火事が発生。デルコとアレックスにとっては悪夢の再来となってしまった。
その火災を消火するために、臨時の消防士として囚人が借り出されるが、消火活動の最中に一人の囚人が他殺体で発見される・・・・

マイアミの話はあっちに飛んだりこっちに飛んだりするが、今回は70分のロングバージョンの上に遺体の多いこと。一人殺人鬼がいたもので、ためらいなくガツガツ殺して最後は自分が遺体になってしまった。
アレックスと少年が無事でよかった。でもアレックスは当分エバーグレイズでの検死には行きたがらないだろうなー。
でもって今回も予算をざぶざぶとエバーグレイズに注ぎ込むような使いっぷり。爆発ありーの、大火事ありーの、エバーグレイズのエアボート追跡劇&空中撮影ありーの。人も物も惜しげもなく使いまくるよ!みたいな。
そこまでやるんだったら、「スター」ラドクリフの邸宅は、寝室だけじゃなくてネバーランドの遊園地部分も再現して欲しかった、なんつってみたりして。(それにしても寝室、多分ほんとに「彼」の例の部屋はあんな感じなんだろうとみんなが思っただろうに)

勢いとスピード感でどばばばばばっと押されて気持ちよく展開した上に、今回はマディソン問題が展開したために、変化がいい具合に作用していた。デルコもちゃんと機能していたし。
ホレイショからウルフを離してカリーのお供につけ、デルコをアレックスやトリップと組ませればバランスがとれるのかな。
全体の勢いがあったものの、何しろホレイショがマディソン問題で途中途中で事件を抜けてパワーが分散されていたので、暴走パワーがほどよくバーニング。炭になるほど焦がすことなく、事件がこんがり焼きあがりましたって感じ。いつもその程度の火加減でお願いします。

今回は何しろ・・・・エバーグレイズだけじゃなくて、女の意地も燃えちゃったりしたもんで。
そりゃイェリーナにしてみたら「なんで愛人の子供を」ってなもんだろう。ホレイショは知ってて隠してるし。「家族だから」って言われてもねぇ。
でもこれで、イェリーナがホレイショに感じていた「最大のわだかまり」が実のところ消滅したわけだ。(まぁ、新しいわだかまりが発生したともいえるけど)これで「他の女との間にこっそり子供を作ってた」のはホレイショじゃなくてレイモンドだったとわかったことで、あぁ・・・・イェリーナ大接近か?
ちぇー、ネヴィンズがよかったのになー(まだ言うか!)
蓄えも投げ打って、弟の残した愛人とその子供を面倒見てしまう、なんて懐の広い男だろう。もうちょっと狭くてもいいと思うよ?
今回の侍のキメ台詞は「お前は怪物を解き放った」くらいかな。
言葉では少なかったが、湿地帯逃走劇の前のパパパパーというフラッシュとか、ポーズはキメまくっていた。イェリーナとスージーが一緒のエレベーターに乗ったときの表情とか、イェリーナに打ち明けようとしてる時の表情とか、ちょっとしょぼくれたホレイショが最近かわいく思えてきたりして。
しかしあのエレベータシーンは・・・あの時ホレイショの心拍数バクバクだったに違いない。

ウルフくんは久々に控えに回ったが、カリーが今回ちょっとよかった。消防隊にヒューヒュー言われて「私はカリーよ」オーラをばっしばしに放っておでましになったり。
かと思うと、キレイに揃った髪を惜しげもなくサンプルとしてひと房切り落とすプロ意識の高さ。ウルフにやらせればいいのに・・・・とか思ってしまったけど、銃を撃つシミュレーションは誰にも譲らないの、ってとこかな?


【 脇俳優チェック 】

◆復讐を殺人鬼に依頼したサイラス .... Christopher Cousins
「ER Ⅹ」12話「新生児ICU」でアビーの担当していた新生児の父コルバー役で登場。コーデイが腸管壊死になった赤ん坊を手術するので急がせるが、アビーはちょっとだけ時間を取らせて、かけつけたコルバー夫妻に手を握らせたのだった。
「FBI~失踪者を追え3」6話、「コールドケース3」8話に登場予定。

◆事件の報告をしていた保安官 .... Michael Cudlitz
「CSI:2」9話「裏切りの逃亡者」で、タミー・フェルトンの二度目の事件でタミーに篭絡されてしまった保安官ウィリアム・スペンサーを演じていた。
「バンド・オブ・ブラザース」ではくわえたばこのデンバー・”ブル”・ランドルマン役。
「ビバリーヒルズ青春白書」では第3シーズン終盤にアメフト部男子トニー・ミラーで登場。ブレンダをお別れパーティに誘うがふられてしまったり。「24 Ⅱ」ではCTUエージェントのリック・フィリップス。
「FBI~失踪者を追え」では、第2シーズン14話と第3シーズン22話で、それぞれ別な役。

◆殺人鬼トッド・ケンドリック .... Jeffrey Donovan
企画倒れの感があった「ブレアウィッチプロジェクト2」では主役ジェフリー・パターソン役。「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」の第1シーズンの最後の前後編エピソードでキーマンとなる囚人カイル役を演じていた。

◆テレビカメラマンクレア・ブッシェル .... Jennifer Gatti
オフィシャルサイトあり。「CSI:4」20話「警官たちの饗宴」で、「警官だらけの砂漠のマラソン大会」にかこつけて逢瀬を楽しんでいたカップルの巻き添えになって殺された、婦警パトリシア・フィールディング役。

◆二股女子大生パム .... Arielle Kebbel
日本未放映「Gilmore Girls」のサブレギュラーで、アイドル的人気を博しているらしい。
「CSI:3」21話「黒衣のジュリエット」で、亡くなった少女について事情聴取されて、ダサかったのなんのと言いたい放題言っていた女子高生の中の一人で登場していた。

◆腕はいいが口が悪い消防士 .... Lochlyn Munro
名探偵モンク2の第12話「マフィアでマッ青」で、奇跡的ダイエットを成し遂げたマフィア「ファット・トニー」で出演。
「CSI:4」7話「24時間の猶予」では、CSIチームが24時間以内に証拠を提出しなければいけなくなった原因になった、事務手続きを怠ってウォリックを責め立てたワトソン巡査役でも登場していた。
「FBI~失踪者を追え3」17話、「CSI:NY2」8話に登場予定。

◆消防署長 .... Eric Pierpoint
「アリーmyラブ」11話「銀の鐘」で、妻と愛人と一緒に住んでいる弁護士で、三人の結婚を認めろという訴訟を起こしたジェームズ・ホートン役で登場していた。
「エイリアン・ネイション」のテレビシリーズとテレビ映画で、エイリアン刑事ジョージ・フランシスコ役を演じている。
他に「スタートレック エンタープライズ」のハリス役など、あちこちの作品にゲスト出演している。

◆ラドクリフ邸に突入した時の警官隊長 .... Jacques C. Smith
「一名死亡!」と叫んでいた人。「OZ」の第4シーズンにリロイ・ティッド役で登場。
「ER Ⅹ」10話「マケンバ」ではマケンバでの医療スタッフで出てたような記憶がうっすらと。

◆ビューホード兄弟の弟ノーム .... Don Swayze
「ゴースト ニューヨークの幻」の主役のPatrick Swayzeの弟。似てるかな?ん~目元が若干。
「Xファイル」「NYPDブルー」「プロファイラー」など、数多くのゲスト出演作がある。「FBI~失踪者を追え4」の4話に登場予定。

◆串刺しで殺された保釈囚人ラリー・ヴァン・オーウェン .... John Terlesky
最近は「ラストデイズ」などアクションやクライムサスペンス作品の監督での活動の方が多い。
妻は「シカゴホープ」でダイアン・グラッド役のJayne Brook。

◆ケンドリックの恋人パティ .... Sarah Trigger
出演作は「ペット・セメタリー2」など。
「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」で一番感情移入されるオイシイ役回り三枚目のダッキー役だったJon Cryerと結婚していたが2004年に離婚。
結婚期間中は活動を控えていたが、このゲスト出演が久々の復帰になっている。
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CSI:マイアミ3 第15話「猛獣の正体」

2006年01月22日 | CSI:マイアミ
置き引き捜索中、粘液にまみれた不可思議な女性の遺体が発見されるが、検死によって大蛇によって窒息死させられたとわかる。大蛇は麻薬密輸の隠れ蓑に使われたもので、その麻薬のせいで青少年が死に至った。その許されざる犯罪の捜査線上に、以前ホレイショが捕まえられなかった男、クラーヴォ・クルーズが浮上した・・・・
もう一件は置き引きのバッグから露見したID偽造犯罪。どちらが本物か捜査するうちに、やがて殺人事件へと発展する。

CSIシリーズでは、最低最悪な死に方の数々がこれでもかと毎週繰り出されているが、今週の「ヘビに飲まれて窒息死、さらに吐き出されて胃液でねばねば」というのは、なかなかできるもんではないだろうが絶対にそういう死に方だけはしたくないと思った。
星の王子様の「うわばみの絵」(サン・テグジュペリインターネットミュージアムを見ると入り口のフラッシュのトップがその絵)のリアル版みたいで、かなりイヤかも。

今回は、なんと言ってもホレイショが積年の恨みはらさでおくべきか、だったので、かなりかっこつけにも拍車がかかっていた。
「脅しじゃない・・・・約束だ」とか。
もはや科学捜査とかの領域じゃない方向に行っていたが、最後はDNAで切り崩して・・・・

笑顔でにっこり一家崩壊。

ホレイショ・・・・アンタ鬼だ、鬼だよ!
いくら悪役だといっても、長年血のつながりを信じていた一家をバラバラにしてしまって、ショックで打ちひしがれてるクラーヴォに向かって「はぁ~い、何か言いたいことあるかなぁ~?」のポーズはないと思う。
侍はあんなオチャメないびりしちゃだめだって。でも、よほど嬉しかったんだな。
しかし、警察に追われる立場になったら、たばこの吸殻とコーヒーの飲みさしと、そして血のついたハンカチは残さないのが基本だなー。その前に追われる立場にならないようにすればいいわけだが。

ID泥棒の方は、「トゥルー・コーリング」18話「隣人」で同じ設定の話が出てきていたので、「最初に出てきたほうが偽者」というのはお約束。しかしその後に殺人事件が起こってというひねりが入ると、追い詰められると善人でも悪人になるということか。

今回はやっとデルコが活躍した・・・・と思ったら、レッドスネイクカモーンなヘビ使い仕事。そしてちょっとかわいい女性のお相手はウルフに譲ってしまったために、また出番が後半薄くなってたし。
デルコ・・・・何やったんだい?今からでも遅くない、ブラッカイマーに付け届けを・・・・。
しかし、あんなヘビを探すというのに、なぜ現場から人を退去させないんだろう。
かなりヤバイと思うんだけど。

ウルフがカリーに「これで返すのがCSIか!」と詰め寄っていたが、その時代がかった台詞に、また「これで返すのが八丁堀か!」とイメージしてしまった。
もう私の頭の中には、ホレイショが同心で、デルコとウルフが岡っ引き、カリーが岡っ引きの娘で小料理屋を営むお雁姉さんでできあがってきているわけで。
「大マイアミ捜査網」・・・・死して屍DNA鑑定。

カリーがそこでウルフの言葉にたじろぐでもなく叱るでもなく、にっこりスルーしたのはさすがの自信の表れだろうか。カリーも色々悩むところが今までなかったわけではないだろうが、ホレイショの決定には万全の信頼を抱いているのだな。
それにしてもカリーとウルフのID泥棒捜査は、ウルフが初動でミスったせいもあるだろうが、けっこう間が抜けているというか、「らしくない」感じではあった。


【 脇俳優チェック 】

◆クラーヴォの母 .... Sonia Braga
彼女のプロフィールについてはこのページに詳しくまとめられている。
映画「蜘蛛女のキス」で、ゲイのモリーナの話す映画のヒロインと、バレンティンの捨てた恋人の二役を演じていたのが彼女。「Sex and the City」第4シーズン3~5話では、サマンサのレズビアンの恋人でブラジル人マリア役を演じていた。
日本ではこの先見られるかどうかわからないが、「エイリアス4」に6話ほど登場している。名前のクレジットを見ると、これも二役?

◆カーラの元夫 .... Joe Michael Burke
オフィシャルサイトあり。
「CSI:科学捜査班」9話「高度3万フィートの密室殺人」で乗客の一人カールとして登場。「ビバリーヒルズ青春白書」第9シーズン3話ではケリーをラスベガスでくさいせりふでナンパした男、ヘンリー役。

◆クラーヴォの連れの女 .... Mary Castro
クラーヴォがランボルギーニの試乗に連れていたナイスバディ。でも車に乗るときは泥を落とせとか言われていた。オフィシャルサイトあり。(←開く時には、モニター周囲に小さなお子さんがいないかどうかご注意ください、っていう程度にセクシー系)マイアミは第2シーズン22話「弾丸の狙い」にも「Bikini Flasher(直訳:ビキニ露出狂)」役で出ており、コレが二回目。
そんな感じの「画面に華を添えるセクシー系お姉ちゃん」、ダンサーやストリッパーの役でちょこちょこ出ている。「フレンズ 10」2話「ダブルデートは楽しい?」ではフランクの3つ子にバッグをいじられたセントラルパークの客、など。
「CSI:NY」13話にも登場予定。

◆ID盗まれた本物のカーラ・ガードナー .... Myndy Crist
「ER Ⅵ」9話「ドクター・ルーシー」でルーシーが家に押しかけてまでロマノに心臓移植手術執刀を同意させたのに、11話「ドミノ・ハート」で手術後経過が悪化して脳死になってしまい、他の患者に心臓をドミノ移植することになった心臓病患者ヴァレリー役。9話はクリスマスエピらしい感動的な場面だったのになぁとしみじみと回想。
スーパーチャンネルで現在放送中の「ブレイキングニュース」のレギュラーのジャネット役で、なかなか面白くてかなりいい演技なのだが、ドラマ自体が1シーズンで打ち切りになってしまったようで残念。
「コールドケース2」2話、「FBI~失踪者を追え」3話に登場予定。「シックスフィートアンダー」の第3~4シーズンにダナ役で4エピソード登場。
彼女は映画「タイムマシン」に出ているのだが、その登場シーンについてはこちらのページになかなかステキなまとめがあるのでご紹介。

◆薬を持ち込んだ港湾職員ビリー・パルメイロ .... Andrew Davoli
クラーヴォの関与をゲロって「罪滅ぼし」をさせられた男。オフィシャルサイトあり。
「ザ・ソプラノズ3」でチンピラのディノ役でサブレギュラー。ジャッキージュニアと一緒に賭場を襲撃するが、失敗し殺されてしまう。

◆在米大使のバカ息子クラーヴォ・クルーズ .... Gonzalo Menendez
「CSI:マイアミ2」1話「南米の極悪人」(なんてストレートなタイトル)に、その当の極悪人として登場。今回語られていたように、兄ラモンはホレイショに裏をかかれて逮捕されたが、その時クラーヴォは逮捕できず、その遺恨がやっと果たされたことになる。
超極悪人面な彼だが、「NIP/TUCK2」8話では、子供が尾っぽをもつ奇形で生まれたので、聖痕を持つアガサに救いを求めたところショーンに出会い、整形することになった信心深い父親役で登場していた。これがまた崩れた服装なのに同一人物には見えないんだなー。

◆クラーヴォの父クルーズ将軍 .... Castulo Guerra
調べてみたら、「サンタバーバラ」で主人公クルーズの父親の2代目ラファエル・カステロ役を演じていた人だと分かった。それまで長くつとめていた初代のラファエル役の人が軽妙ではまり役だったので、ある日いきなり俳優さんが代わった事で「なんかイマイチ」とか当時散々けなした記憶がよみがえってきた。
「ターミネーター2」でサラ・コナーが、一時的に身を隠し武器を調達したとき世話をしてくれたメキシコのおっちゃんエンリケ役。
「ER Ⅷ」9~10話では、ベントンのリースの親権をめぐる裁判のアルター判事役。リースと一対一で話しを聞くなど、かなり異例な大岡裁きをしてくれた判事さんだった。

◆偽カーラことID泥棒イブ .... Eve Martinkus
FOXの「That '70s Show」でまだまだ日本では先だが、第8シーズンにサブレギュラー。またこれも日本未放送だが「Edgemont」でもブレンダ役でサブレギュラー。
日本で放送したものとしては「ヤングスーパーマン」の第1シーズン14話にレックスの友達のアマンダ役で登場している。

◆友達がドラッグで死亡した女子学生ヒラリー .... Ashleigh Ann Wood
「FBI~失踪者を追え」19話「落ちた罠」で女子高生ライリー役。冒頭で失踪者の教師に質問してたり、先生はヤクがらみで生徒ともめてた、とチクったのが彼女。
「ER Ⅸ」13~14話にフィオナ役で登場というクレジットがあるが、13話で来院して14話で交通事故を起こして再び担ぎ込まれたヘレンの友達で、ヘレンが事故を起こしたことを責め立てていた女子高生かと思われる。
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CSI:マイアミ3 第14話「妻たちの危険な情事」

2006年01月15日 | CSI:マイアミ
「デスパレートな妻たち:マイアミ」といった趣がちらほらと。
ホテルのボーイが殺害されたことから発覚した紙幣偽造の組織犯行と、偶然同じ日にそのホテルで起こった人妻の殺害事件。
ベガスでの台詞ではないが「ホテルは信用が第一」のはずなのに、一日に二件の殺人事件とは。さぞやホテルスタッフもお疲れ様って感じだ。

いきなりだが、デルコ影うすっ!
数えてみたら「掌紋採取」「ロックハートの写真とDNA採取」「尋問」の3ヶ所にしか出てきてなかった。まだしもゲスト扱いのトリップ刑事のほうが台詞多くなかったかと思うくらい出番がない。
今週もまた、侍とお小姓の独白ごっこが展開してたし。あの二人のからみは使いやすいんだろうか。
いくらウルフが売り出し中とはいえ、侍が常にお小姓をお側にお召しとは。
殿、ご寵愛が過ぎますぞ。

今回はスタントっぽい感じの爆破シーンもあったし、脇も面白い顔ぶれが揃ってて、結構ゴージャスだった。しかしやっぱり侍のムダな派手さにはかなわない。
冒頭、「その3万人が・・・・容疑者の数だ」って・・・・
トリップも「えー?」とか内心思ったに違いない。でも、もう慣れてるから「ハイハイ」かな。
それと、エリオット捜査官との斬り合いでも
こっちの管轄だ」「そおかな?
とジャキーンと切り返す。どうしてもホレイショの「そうかな?」という台詞は、「そおかな?」と書いたほうが何かぴったりする。(これがTWWのジョシュならば「そーかな?」なんだけど)

でも一番ヲイヲイと思ったのは、人質をとってる犯人をそのまま頭部ずどんとやってしまった時だ。
無茶するなー。自信があるにもほどがある。
そしてその後の台詞なんだが、
無事でよかったよかったよかったよか・・・・
なぜエコー?

ただあれだなー。侍のキャラとこけおどしな視覚的刺激でおおおーって感じでかっ飛ばして見られる話ではあるが、科学捜査という視点では大抵ベガスでいつか来た道な感じで。
それと話の展開としても、怒涛のように容疑者がころころと転じて、最後に出てきた物的証拠で3人くらい前に出てきた容疑者に戻る、っていうのも結構パターン化してきた感じだ。それとも、もうこのドラマは「10時40分に真犯人を決定づける印籠が」っていう様式美に達しつつあるのだろうか?
そうすると、さしずめカリーのラボ実験の時のちょっとセクシー入ったBGMつき場面は、お銀の入浴シーンなのか?助さんがデルコで角さんがウルフ?じゃぁトリップ刑事は飛猿・・・・と言いたいところだが、アレックス=お新のために弥七にしておこう。
・・・・しまった、スピードルがうっかり八(ファンのために自粛)

さて・・・・来週は、予告でネタバレしてたが、2ndで出てきた「あのバカ息子」が久々に登場ですよ。
侍の燃えたぎる血潮が静かに逆流する音に、しっかり耳を澄まそう。


【 脇俳優チェック 】

◆ミニバンタクシーのデーモン・バーカー .... Douglas Bennett
「CSI:科学捜査班」8話「グリッソムへの挑戦者」で、主任が宿敵と対峙して苦戦してる時に、ニックとウォリックがギャンブル感覚で事件の真相を賭けてた事件で、ウォリックの想像シーンで出てきた強盗の男役。
 
◆教育ママの裏で不倫妻ハリー・ウェーバー .... Laurie Fortier
「CSI:3」3話「脳の暴走」で、冒頭不動産見学に来たのに調子に乗ってイケナイことまでしてしまう、バカップルの女性の方の役で登場していた。
なぜか第6シーズンでまったく違う役で再登場予定。

◆娘を誘拐された偽札作りの印刷屋ジェイムソン .... Don Franklin
「ヤングライダーズ」の第2~3シーズンにノア・ディクソン役で登場。「7デイズ 時空大作戦」ではチーフ・ミリタリー・アドバイザーのクレイグ・ドノヴァン役。
スピルバーグ製作総指揮の「シークエスト」ではジョナサン・デヴィッド・フォード中佐役と、かっこいい役回りでレギュラー出演が数々ある。
他には「シカゴホープ」「新アウターリミッツ」など。

◆妻エリカを殺された夫 .... Edward Kerr
NHKで昨年放送していたラブコメ「恋するマンハッタン」のリック役でサブレギュラー。超クリフハンガーなシリーズエンドだったのに、NHKはHPを削除しているというひどいことを。
「Sex and the City」第3シーズン13話「過去からのエスケープ」にジェイソン役で出演しているが、その回はマシュー・マコノヒーとかサラ・ミシェル・ゲラーとかが出てるエピなのでそっちに記憶が・・・
「名探偵モンク2」13話「シャローナが危ない」ではデニー・グラフ役。共犯者だったっけ?デヴィッド・E・ケリーの黒歴史というか1シーズンでキャンセルになった汚点作品「Snoops」で警官グレッグ役でレギュラー。

◆ホレイショに射殺された誘拐犯 .... Wiley Pickett
「CSI:3」18話「機械じかけの殺意」で、CSI史上ベスト(ワースト?)5に入るんじゃないかというグロイ「屍蝋化した死体」の被害者で元軍人クリスチャン・カトラー役。ロボットファイトでめっぽう強いが、相手のマシンを壊してイヤミをたれるというキャラで対戦相手には嫌われまくって挙句殺される役だった。

◆工場を爆破したタバコ使いの爆弾犯エディ .... John Pyper-Ferguson
「CSI:科学捜査班」のパイロットで、ホームレスを好意で家に入れてあげたら居つかれて、追い出したら騒いで押し入ろうとしたので正当防衛で銃殺した・・・ようにみせかけた夫の役で登場していた。

◆特別捜査官エリオット .... Michael B. Silver
「CSI:3」2話「科学捜査班の失敗」でCSIサイドの失敗によってピンチに晒される検事役で登場。「CSI:NY」では6話に登場。
彼はベガス、マイアミ、NYの3つに出演し、CSIスリーカードをそろえた最初の俳優だそうだ。さらに「コールドケース」の第2シーズン13話にも出演しており、あとは「FBI~失踪者を追え」に出ればブラッカイマーフルハウス(ストレートかな?)完成だ。頑張ってほしい。
また「ER」第2シーズンから精神科医のマイヤー先生役や、「NYPDブルー」でコーエン検事補を演じている。「名探偵モンク」16話「ホームランボールの謎」では元メジャーリーガーのスポーツキャスターダリルの弁護士として登場していた。
妻は女優のKatie Mitchell。「アリーmyラブ」11話「銀の鐘」で妻妾同居の弁護士が「三人の結婚を認めろ」との訴えを起こしウィッパーに却下された時の、愛人弁護士パティ役を演じていたひとで、彼女もまた「コールドケース2」「CSI:5」「FBI~失踪者を追え4」とブラッカイマーカードを増やしつつある。
祖父はアカデミー賞脚本賞をとったこともある「スミス都へ行く」「クレオパトラ」(エリザベス・テイラー主演)などの脚本家Sidney Buchman。

◆ハリーの愛人ミッチ・ロックハート .... Michael Trucco
「CSI:3」10話「翼の折れたイカロス」で、パラグライダーから落下した被害者と同じスポーツ店で働く同僚で、被害者を恨んでトゥシューズに画鋲・・・じゃなくてキャノピーをボロボロにしたフレッド・ダック役を演じていた。
古くは「ビバリーヒルズ青春白書」の第8シーズンに石油王の御曹司で人格破綻のエリートジョシュ・ハンター(ノアの兄)を演じていた。
「トゥルー・コーリング」2話「天職」では、トゥルーが助けようとした消防士ニック・ケリー役。短い間一緒に過ごして想いを寄せるひととなったのに悲劇的な結末となってしまった。今回はよりによってこんな役かよ!
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CSI:マイアミ3 第13話「分かれ道」

2006年01月08日 | CSI:マイアミ
パトロール見学の青年を乗せたパトカーが、違反改造車両を発見。巡査が職務質問しようとした時、車内から発砲、巡査は死亡した。
しかし現場からは青年の姿は消えていた・・・・

前回の予告で、イェリーナとネヴィンズの対立シーンがあったので、こ、これは「女の戦い」ってやつですか、
「ホレイショに近づかないで」「彼とはそんなんじゃないわ
みたいなのを期待してたんですが・・・・
なんだー仕事の話かー。で、ホレイショを癒してくれるところまで深まっていたネヴィンズとの仲は・・・・ほんとにコレで終了です。ネヴィンズの出演は今回までだから。えええぇぇぇぇもったいない。いなくなるならイェリーナのほうじゃないのかと、明らかにネヴィンズびいきだった自分。がっかりだ。
「あれは譲れない」「俺も譲れない」
あああ・・・・これが捜査のことじゃなかったら、そのくらい譲ってやれよホレイショ!放すんじゃないそんなことで!とか思うのだが・・・・もう終わりだね。君が小さく見える・・・・で、かけたサングラスの下は涙目になってんじゃないのかホレイショ。
泣くな侍!うぃーねばーくらーいふぉーらーぶ、うぃあすーぱーひーろーず、とか思わず歌ってしまいました。なんて今回にぴったりなんだこのエンディングテーマ。

ところで、デルコは・・・・いたっけ?どうもウルフくん登場以来、デルコはどんどん存在感が。
今回思ったんだけど、どうやらウルフくんはデルコよりホレイショとからんでの相性がいい、と思われてるんじゃないだろうか。ウルフくんは微妙に芝居がかった大芝居(なんだそれは)でホレイショのかっこつけワールドにつきあってくれるから。
「少女の闇が見えてきた・・・・」あたりから、「キミたちちゃんと会話しなさいよ、お互いに独り言語ってないで」ってつっこみたくなる、二人の見得の切りあい。
侍とお小姓の図ってやつですか。

・・・・デルコはとりあえず、銃の整備だけはちゃんとしといたほうがいいかも。

しかしお小姓ウルフも、殿のご寵愛をいいことにちょっと調子乗りすぎ。カリーに男関係のツッコミ入れるとは、命知らずな。
「またぁ~危ない男にひかれたこととかあるくせにぃ~」って。
ウルフくん、冗談は服の色だけにしておこうね。

今回の侍のキメは、「踏みにじったのは君自身だ」くらいだろうか。ちょっとパワー不足。
「鑑識用語では、これを血液という」にはぶっと吹いてしまったが。
ネヴィンズの癒しを失った侍の、次回からのキレっぷりがどうなるか・・・・


【 脇俳優チェック 】

◆ポラロイドを撮るモーテルの管理人 .... John Doe
「John Doe」というのは、英語圏での「名無しの権兵衛」のこと。身元不明の男性遺体があがったり、相手不祥訴訟や仮名訴訟を行う場合に使う。(女性の場合はJane Doe)それをわざわざ芸名にするという酔狂なお方だが、もともとパンクバンド「X」のベーシストだから。
彼は「X」のボーカルのExene Cervenkaと結婚していたが離婚、彼女はその後LOTRのアラゴルン様Viggo Mortensenと結婚している(その後さらにまた離婚)。
「ロズウェル 星の恋人たち」ではヒロインリズの父ジェフリー役を演じている。
音楽活動のほうは、去年最新アルバムを出したりしている。

◆ミッシーの母カーラ・マーシャル .... Katherine La Nasa
「CSI:3」18話「機械じかけの殺意」に、ロボットバトルのために自分の倉庫を解放している女性ジンジャー役で登場していた。「ER Ⅸ」4話「男らしく歩こう」では、離婚手続き中なのに、娘を診てもらったコバッチュと仲良くなってしまうママ、ジャネット役。コバッチュはスーザンにきつーく叱られていたっけ。

◆見学青年パトリック・ブルックナー .... Trevor Morgan
「ER Ⅳ」にアンスポー部長の息子スコットくんで登場、悪性リンパ腫が再発して病院に連れてこられていた。
映画「シックス・センス」ではハーレイ・ジョエル・オスメントくんをいじめる同級生トミー役。「オールド・ルーキー」ではデニス・クエイドの少年時代を演じている。
「ジュラシックパーク3」では恐竜と闘う少年エリック・カービー役。(ウィリアム・H・メイシーの息子役)えぇぇーあの少年かわいかったのにこんな育ち方しちゃって、お姉さんはがっかりです。

◆インスコ巡査 .... Brady Smith
オフィシャルサイトを見るとわかるが、アート製作の仕事がメインのようだ。
妻は「ビバリーヒルズ青春白書」のバレリー役のTiffani Thiessen。

◆女子高生ミッシー・マーシャル .... Kirsten Storms
オフィシャルサイトあり。
デイタイムソープオペラ「愛の病院日誌」こと「Days of Our Lives」に1999~2004年の間レギュラー出演。現在は「General Hospital」でレギュラー。
他はディズニーチャンネルなどで放映している「キム・ポッシブル」というアニメのシリーズで吹き替えを担当している。
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CSI:マイアミ3 第12話「ER襲撃」

2005年12月22日 | CSI:マイアミ
「ER襲撃」って言われると、視聴率戦争かよみたいな。

正直なところ、私はなかなか外国人の顔の区別をつけにくい。むこうも「アジア系の女はみんな同じに見える」とは思ってるだろうけど。
そこにきて、黒人の人とか、プエルトリカンのヒゲとかは結構ツライ。なのに今回、ヒゲのプエルトリカンが何人いたんだ。
そんな私に、ホレイショ侍がカツを入れてくださる。

最低な・・・・チンピラどもが!

よーし。

今回はまた、侍が遺憾なく子供好きぶりを発揮して、左50度くらいに首を傾けて微笑んで、一瞬で子供のハートをわしづかみのホレイショ。どう見てもコワいだろ、という私のツッコミは毎度杞憂に終わる。
しかし、2回見てやっと「あぁ」とわかることが色々と。バックルの羽どくろのマークとか、最初に担ぎ込まれた女性とか、2回目でやっと意味が解せた感じ。ちゃんと羽どくろはパーツ屋の後ろに燦然とあったんだな。
マイアミはテンポ速いからなぁ。

しかし、今回の見どころは・・・・パターン化しようとしてるのか「勝手に事件を作って増やす」ウルフくんではないだろうか。最初ちゃんとERに捜査に来てたのに、別件を発見して勝手に離脱して単独行動しまくって、小さな違和感から事件を見つけて問題を大きくしてしまうヤツ、それがウルフ。
津波の時もそうだったが、こういうのはカリーが一度「やることやってからよそのことをしなさいよ!」ってシメてやったほうが。でも、赤ちゃんがらみだったからホレイショも許してしまったのだろう。つーか、ホレイショは赤ちゃんを抱っこさせてもらって「ほほぅ、いい子だな。よーし」とか言ってあっさり単独行動を許したに違いない。
でもウルフくんが赤ちゃん抱っこしてる図がかわいかったので、全部許す!
今回のベスト姿もかわいかったし。ああいうファッションでいけばいいのに、服装の路線が落ち着かないウルフくん・・・ちょっとかわいい系でいっとけと。

あとは侍のキメとしては
「俺を見くびるなよ」
かな。キメ台詞が多いと、やはりイイ。

で、「よいお年を」という感じでラストに「明るい未来がある」と〆てくれた侍だったが、その台詞、ウルフくんさっさと向こう行っちゃって聞いてないし・・・・

・・・・ん?まだ年内来週あるんだっけ?


【 脇俳優チェック 】

◆プリメロの妻アナ .... Rosa Blasi
オフィシャルサイトあり。
「ダナ&ルー リッテンハウス女性クリニック」のルー役。「ビバリーヒルズ青春白書」第9シーズン13話「それぞれの友情」では、ドナブランドがブレイクするきっかけになるワーストドレッサーの歌手クララ役で登場していた。
ハリウッド版「呪怨」の「The Grudge」にも出演している。

◆ベビーシッターのパメラ .... 
FOXの「Arrested Development」のサブレギュラー、映画「アダプテーション」「ウェディングプランナー」「エリザベスタウン」など比較的映画での出演作品が多い。
日本ではまだまだだが、仕事の入り方を見るとこれからブレイクするのではないかと思われるので要チェックかも。

◆ひまわりの種を吐いた男リコ・ドミンゲス .... Noel Gugliemi
「FBI~失踪者を追え」のパイロットで、コカインの売人チコ役で登場していた。「CSI:2」6話、「24」など、ちょこまかした役でのゲスト出演多数。

◆赤ちゃんの母親シーボーン夫人 .... Kathryn Meisle
ドラマでは「Oz」でロックウェル役など。「FBI~失踪者を追え2」12話に登場予定。
トニー賞にノミネートされるなど舞台でも活躍している。

◆チクリ屋のERドクターラモン・モラレス .... Demetrius Navarro
「ER」では第5~11シーズンまで、あまりしゃべりのない救急隊員モラレス役で登場している人。ほぼ患者の状態しか台詞になくて、ただ「24歳男性車の衝突事故~」とか言いながら搬送してくるだけなので、多分彼の存在自体多くの人が意識してないかも。
しかしこの回の役名もモラレス。「うわー救急隊員なのに偽医者!」と思って見てたので、最後まで偽医者に見えてしまった。

◆パーツ屋のデビッド .... Matt Schulze
映画「ブレイド2」「ワイルドスピード」などに出演している。日本のファンサイトもあるようで、なかなかワイルド系。

コメント (4)
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