エバーグレイズ国立公園で発見された、ショットガンで殺された若い男の遺体は、ワニを回避しながらの収容になったために困難を極めた。ところがその最中落雷によって火事が発生。デルコとアレックスにとっては悪夢の再来となってしまった。
その火災を消火するために、臨時の消防士として囚人が借り出されるが、消火活動の最中に一人の囚人が他殺体で発見される・・・・
マイアミの話はあっちに飛んだりこっちに飛んだりするが、今回は70分のロングバージョンの上に遺体の多いこと。一人殺人鬼がいたもので、ためらいなくガツガツ殺して最後は自分が遺体になってしまった。
アレックスと少年が無事でよかった。でもアレックスは当分エバーグレイズでの検死には行きたがらないだろうなー。
でもって今回も予算をざぶざぶとエバーグレイズに注ぎ込むような使いっぷり。爆発ありーの、大火事ありーの、エバーグレイズのエアボート追跡劇&空中撮影ありーの。人も物も惜しげもなく使いまくるよ!みたいな。
そこまでやるんだったら、「スター」ラドクリフの邸宅は、寝室だけじゃなくてネバーランドの遊園地部分も再現して欲しかった
、なんつってみたりして。(それにしても寝室、多分ほんとに「彼」の例の部屋はあんな感じなんだろうとみんなが思っただろうに)
勢いとスピード感でどばばばばばっと押されて気持ちよく展開した上に、今回はマディソン問題が展開したために、変化がいい具合に作用していた。デルコもちゃんと機能していたし。
ホレイショからウルフを離してカリーのお供につけ、デルコをアレックスやトリップと組ませればバランスがとれるのかな。
全体の勢いがあったものの、何しろホレイショがマディソン問題で途中途中で事件を抜けてパワーが分散されていたので、暴走パワーがほどよくバーニング。炭になるほど焦がすことなく、事件がこんがり焼きあがりましたって感じ。いつもその程度の火加減でお願いします。
今回は何しろ・・・・エバーグレイズだけじゃなくて、女の意地も燃えちゃったりしたもんで。
そりゃイェリーナにしてみたら「なんで愛人の子供を」ってなもんだろう。ホレイショは知ってて隠してるし。「家族だから」って言われてもねぇ。
でもこれで、イェリーナがホレイショに感じていた「最大のわだかまり」が実のところ消滅したわけだ。(まぁ、新しいわだかまりが発生したともいえるけど)これで「他の女との間にこっそり子供を作ってた」のはホレイショじゃなくてレイモンドだったとわかったことで、あぁ・・・・イェリーナ大接近か?
ちぇー、ネヴィンズがよかったのになー(まだ言うか!)
蓄えも投げ打って、弟の残した愛人とその子供を面倒見てしまう、なんて懐の広い男だろう。もうちょっと狭くてもいいと思うよ?
今回の侍のキメ台詞は「お前は怪物を解き放った」

くらいかな。
言葉では少なかったが、湿地帯逃走劇の前のパパパパーというフラッシュとか、ポーズはキメまくっていた。イェリーナとスージーが一緒のエレベーターに乗ったときの表情とか、イェリーナに打ち明けようとしてる時の表情とか、ちょっとしょぼくれたホレイショが最近かわいく思えてきたりして。
しかしあのエレベータシーンは・・・あの時ホレイショの心拍数バクバクだったに違いない。
ウルフくんは久々に控えに回ったが、カリーが今回ちょっとよかった。消防隊にヒューヒュー言われて「
私はカリーよ
」オーラをばっしばしに放っておでましになったり。
かと思うと、キレイに揃った髪を惜しげもなくサンプルとしてひと房切り落とすプロ意識の高さ。ウルフにやらせればいいのに・・・・とか思ってしまったけど、銃を撃つシミュレーションは誰にも譲らないの、ってとこかな?
【 脇俳優チェック 】
◆復讐を殺人鬼に依頼したサイラス .... Christopher Cousins
「ER Ⅹ」12話「新生児ICU」でアビーの担当していた新生児の父コルバー役で登場。コーデイが腸管壊死になった赤ん坊を手術するので急がせるが、アビーはちょっとだけ時間を取らせて、かけつけたコルバー夫妻に手を握らせたのだった。
「FBI~失踪者を追え3」6話、「コールドケース3」8話に登場予定。
◆事件の報告をしていた保安官 .... Michael Cudlitz
「CSI:2」9話「裏切りの逃亡者」で、タミー・フェルトンの二度目の事件でタミーに篭絡されてしまった保安官ウィリアム・スペンサーを演じていた。
「バンド・オブ・ブラザース」ではくわえたばこのデンバー・”ブル”・ランドルマン役。
「ビバリーヒルズ青春白書」では第3シーズン終盤にアメフト部男子トニー・ミラーで登場。ブレンダをお別れパーティに誘うがふられてしまったり。「24 Ⅱ」ではCTUエージェントのリック・フィリップス。
「FBI~失踪者を追え」では、第2シーズン14話と第3シーズン22話で、それぞれ別な役。
◆殺人鬼トッド・ケンドリック .... Jeffrey Donovan
企画倒れの感があった「ブレアウィッチプロジェクト2」では主役ジェフリー・パターソン役。「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」の第1シーズンの最後の前後編エピソードでキーマンとなる囚人カイル役を演じていた。
◆テレビカメラマンクレア・ブッシェル .... Jennifer Gatti
オフィシャルサイトあり。「CSI:4」20話「警官たちの饗宴」で、「警官だらけの砂漠のマラソン大会」にかこつけて逢瀬を楽しんでいたカップルの巻き添えになって殺された、婦警パトリシア・フィールディング役。
◆二股女子大生パム .... Arielle Kebbel
日本未放映「Gilmore Girls」のサブレギュラーで、アイドル的人気を博しているらしい。
「CSI:3」21話「黒衣のジュリエット」で、亡くなった少女について事情聴取されて、ダサかったのなんのと言いたい放題言っていた女子高生の中の一人で登場していた。
◆腕はいいが口が悪い消防士 .... Lochlyn Munro
名探偵モンク2の第12話「マフィアでマッ青」で、奇跡的ダイエットを成し遂げたマフィア「ファット・トニー」で出演。
「CSI:4」7話「24時間の猶予」では、CSIチームが24時間以内に証拠を提出しなければいけなくなった原因になった、事務手続きを怠ってウォリックを責め立てたワトソン巡査役でも登場していた。
「FBI~失踪者を追え3」17話、「CSI:NY2」8話に登場予定。
◆消防署長 .... Eric Pierpoint
「アリーmyラブ」11話「銀の鐘」で、妻と愛人と一緒に住んでいる弁護士で、三人の結婚を認めろという訴訟を起こしたジェームズ・ホートン役で登場していた。
「エイリアン・ネイション」のテレビシリーズとテレビ映画で、エイリアン刑事ジョージ・フランシスコ役を演じている。
他に「スタートレック エンタープライズ」のハリス役など、あちこちの作品にゲスト出演している。
◆ラドクリフ邸に突入した時の警官隊長 .... Jacques C. Smith
「一名死亡!」と叫んでいた人。「OZ」の第4シーズンにリロイ・ティッド役で登場。
「ER Ⅹ」10話「マケンバ」ではマケンバでの医療スタッフで出てたような記憶がうっすらと。
◆ビューホード兄弟の弟ノーム .... Don Swayze
「ゴースト ニューヨークの幻」の主役のPatrick Swayzeの弟。似てるかな?ん~目元が若干。
「Xファイル」「NYPDブルー」「プロファイラー」など、数多くのゲスト出演作がある。「FBI~失踪者を追え4」の4話に登場予定。
◆串刺しで殺された保釈囚人ラリー・ヴァン・オーウェン .... John Terlesky
最近は「ラストデイズ」などアクションやクライムサスペンス作品の監督での活動の方が多い。
妻は「シカゴホープ」でダイアン・グラッド役のJayne Brook。
◆ケンドリックの恋人パティ .... Sarah Trigger
出演作は「ペット・セメタリー2」など。
「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」で一番感情移入されるオイシイ役回り三枚目のダッキー役だったJon Cryerと結婚していたが2004年に離婚。
結婚期間中は活動を控えていたが、このゲスト出演が久々の復帰になっている。
その火災を消火するために、臨時の消防士として囚人が借り出されるが、消火活動の最中に一人の囚人が他殺体で発見される・・・・
マイアミの話はあっちに飛んだりこっちに飛んだりするが、今回は70分のロングバージョンの上に遺体の多いこと。一人殺人鬼がいたもので、ためらいなくガツガツ殺して最後は自分が遺体になってしまった。
アレックスと少年が無事でよかった。でもアレックスは当分エバーグレイズでの検死には行きたがらないだろうなー。
でもって今回も予算をざぶざぶとエバーグレイズに注ぎ込むような使いっぷり。爆発ありーの、大火事ありーの、エバーグレイズのエアボート追跡劇&空中撮影ありーの。人も物も惜しげもなく使いまくるよ!みたいな。
そこまでやるんだったら、「スター」ラドクリフの邸宅は、寝室だけじゃなくてネバーランドの遊園地部分も再現して欲しかった

勢いとスピード感でどばばばばばっと押されて気持ちよく展開した上に、今回はマディソン問題が展開したために、変化がいい具合に作用していた。デルコもちゃんと機能していたし。
ホレイショからウルフを離してカリーのお供につけ、デルコをアレックスやトリップと組ませればバランスがとれるのかな。
全体の勢いがあったものの、何しろホレイショがマディソン問題で途中途中で事件を抜けてパワーが分散されていたので、暴走パワーがほどよくバーニング。炭になるほど焦がすことなく、事件がこんがり焼きあがりましたって感じ。いつもその程度の火加減でお願いします。
今回は何しろ・・・・エバーグレイズだけじゃなくて、女の意地も燃えちゃったりしたもんで。
そりゃイェリーナにしてみたら「なんで愛人の子供を」ってなもんだろう。ホレイショは知ってて隠してるし。「家族だから」って言われてもねぇ。
でもこれで、イェリーナがホレイショに感じていた「最大のわだかまり」が実のところ消滅したわけだ。(まぁ、新しいわだかまりが発生したともいえるけど)これで「他の女との間にこっそり子供を作ってた」のはホレイショじゃなくてレイモンドだったとわかったことで、あぁ・・・・イェリーナ大接近か?
ちぇー、ネヴィンズがよかったのになー(まだ言うか!)
蓄えも投げ打って、弟の残した愛人とその子供を面倒見てしまう、なんて懐の広い男だろう。もうちょっと狭くてもいいと思うよ?
今回の侍のキメ台詞は「お前は怪物を解き放った」



言葉では少なかったが、湿地帯逃走劇の前のパパパパーというフラッシュとか、ポーズはキメまくっていた。イェリーナとスージーが一緒のエレベーターに乗ったときの表情とか、イェリーナに打ち明けようとしてる時の表情とか、ちょっとしょぼくれたホレイショが最近かわいく思えてきたりして。
しかしあのエレベータシーンは・・・あの時ホレイショの心拍数バクバクだったに違いない。
ウルフくんは久々に控えに回ったが、カリーが今回ちょっとよかった。消防隊にヒューヒュー言われて「


かと思うと、キレイに揃った髪を惜しげもなくサンプルとしてひと房切り落とすプロ意識の高さ。ウルフにやらせればいいのに・・・・とか思ってしまったけど、銃を撃つシミュレーションは誰にも譲らないの、ってとこかな?
【 脇俳優チェック 】
◆復讐を殺人鬼に依頼したサイラス .... Christopher Cousins
「ER Ⅹ」12話「新生児ICU」でアビーの担当していた新生児の父コルバー役で登場。コーデイが腸管壊死になった赤ん坊を手術するので急がせるが、アビーはちょっとだけ時間を取らせて、かけつけたコルバー夫妻に手を握らせたのだった。
「FBI~失踪者を追え3」6話、「コールドケース3」8話に登場予定。
◆事件の報告をしていた保安官 .... Michael Cudlitz
「CSI:2」9話「裏切りの逃亡者」で、タミー・フェルトンの二度目の事件でタミーに篭絡されてしまった保安官ウィリアム・スペンサーを演じていた。
「バンド・オブ・ブラザース」ではくわえたばこのデンバー・”ブル”・ランドルマン役。
「ビバリーヒルズ青春白書」では第3シーズン終盤にアメフト部男子トニー・ミラーで登場。ブレンダをお別れパーティに誘うがふられてしまったり。「24 Ⅱ」ではCTUエージェントのリック・フィリップス。
「FBI~失踪者を追え」では、第2シーズン14話と第3シーズン22話で、それぞれ別な役。
◆殺人鬼トッド・ケンドリック .... Jeffrey Donovan
企画倒れの感があった「ブレアウィッチプロジェクト2」では主役ジェフリー・パターソン役。「ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者」の第1シーズンの最後の前後編エピソードでキーマンとなる囚人カイル役を演じていた。
◆テレビカメラマンクレア・ブッシェル .... Jennifer Gatti
オフィシャルサイトあり。「CSI:4」20話「警官たちの饗宴」で、「警官だらけの砂漠のマラソン大会」にかこつけて逢瀬を楽しんでいたカップルの巻き添えになって殺された、婦警パトリシア・フィールディング役。
◆二股女子大生パム .... Arielle Kebbel
日本未放映「Gilmore Girls」のサブレギュラーで、アイドル的人気を博しているらしい。
「CSI:3」21話「黒衣のジュリエット」で、亡くなった少女について事情聴取されて、ダサかったのなんのと言いたい放題言っていた女子高生の中の一人で登場していた。
◆腕はいいが口が悪い消防士 .... Lochlyn Munro
名探偵モンク2の第12話「マフィアでマッ青」で、奇跡的ダイエットを成し遂げたマフィア「ファット・トニー」で出演。
「CSI:4」7話「24時間の猶予」では、CSIチームが24時間以内に証拠を提出しなければいけなくなった原因になった、事務手続きを怠ってウォリックを責め立てたワトソン巡査役でも登場していた。
「FBI~失踪者を追え3」17話、「CSI:NY2」8話に登場予定。
◆消防署長 .... Eric Pierpoint
「アリーmyラブ」11話「銀の鐘」で、妻と愛人と一緒に住んでいる弁護士で、三人の結婚を認めろという訴訟を起こしたジェームズ・ホートン役で登場していた。
「エイリアン・ネイション」のテレビシリーズとテレビ映画で、エイリアン刑事ジョージ・フランシスコ役を演じている。
他に「スタートレック エンタープライズ」のハリス役など、あちこちの作品にゲスト出演している。
◆ラドクリフ邸に突入した時の警官隊長 .... Jacques C. Smith
「一名死亡!」と叫んでいた人。「OZ」の第4シーズンにリロイ・ティッド役で登場。
「ER Ⅹ」10話「マケンバ」ではマケンバでの医療スタッフで出てたような記憶がうっすらと。
◆ビューホード兄弟の弟ノーム .... Don Swayze
「ゴースト ニューヨークの幻」の主役のPatrick Swayzeの弟。似てるかな?ん~目元が若干。
「Xファイル」「NYPDブルー」「プロファイラー」など、数多くのゲスト出演作がある。「FBI~失踪者を追え4」の4話に登場予定。
◆串刺しで殺された保釈囚人ラリー・ヴァン・オーウェン .... John Terlesky
最近は「ラストデイズ」などアクションやクライムサスペンス作品の監督での活動の方が多い。
妻は「シカゴホープ」でダイアン・グラッド役のJayne Brook。
◆ケンドリックの恋人パティ .... Sarah Trigger
出演作は「ペット・セメタリー2」など。
「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」で一番感情移入されるオイシイ役回り三枚目のダッキー役だったJon Cryerと結婚していたが2004年に離婚。
結婚期間中は活動を控えていたが、このゲスト出演が久々の復帰になっている。