goo blog サービス終了のお知らせ 

くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

CSI:マイアミ4 第5話「ペントハウススイートの情事」

2006年11月14日 | CSI:マイアミ
五ツ星のグラシアナホテルの敷地の植え込みで、プール係のアルマンドが遺体で発見された。頭部に鈍器損傷があったことと、血痕の状態から、他で殺害されてここに運ばれたのではないかとみられた。
しかしホレイショは本部長に呼ばれて現場を離れることに。本部長は「チームのよからぬ噂」を耳にし、今回の事件をテストにしてお偉方の査察を前に粛清を計ろうというのだ。そこでホレイショは事件にタッチせずにカリーとデルコとウルフの捜査を見守ることに・・・

アルマンドのポケットにはペントハウスのカードキーがあったために、ペントハウスに宿泊していた三人の人妻から事情を聞くことに。
そしてペントハウスを捜索したカリーとデルコとウルフは、自分の発見した証拠を元に三者三様の推理を立てるが、それらは別々の人間を犯人と結論付けていたために混乱が起こる・・・

------------------------------------------------------------

マイアミ3-14「妻たちの危険な情事」をベガス5-19「冷たい街」的手法(ひとつの事件を多角的視点にスポットを当てる)で焼きなおして、ホレイショなしのマイアミを実験的に作ってみました、みたいな?
ベガスとマイアミでそれぞれ「ボス抜き」「実験的なCSI」を作ってみたが、それでベガスのほうでは「主任抜きでもCSIは(悔しいけど)成立可能」だったが、マイアミは「ホレイショ抜きではCSIは成立不可能」という結論が出てしまったような感じだろうか。
(NYの場合は・・・あそこはツートップが欠けても普通にドラマが成立しそうな気がしないでもない)

ホレイショが目を光らせていないと、カリーでさえたるんでしまうという現実。
君ら~そういうゆるみでスピードルが命を落としたのを忘れたのかー!
ホテルの綿棒でもOKだなんて、ほんとに大丈夫~?前にベガスで、綿棒メーカーが汚染した綿棒を出荷してしまって、そのせいで相互汚染があったのでサンプルを取り直しになったことを思い出してしまった。指定メーカーの綿棒がNGで、ホテルの綿棒がOKだったら何か普段の殺菌などへの努力はどうなるの?という感じが。
あと、本部長が言っていたことが気になったのだが・・・「マスコミに漏洩」はウルフで、「専門職を離れて」はカリーだろうな。
そしたら「金銭トラブル」はデルコか?何かトラブルがあったんだっけ?
もしかしてそれは「これから起こりますよ~」の予告?

なんだかこのシーズン、「隠してたけど、実はいろんなことがあったんですよ」な感じの、視聴者に見えないことがちらちらちらと・・・

ウルフとデルコは、いっぺん腹を割って話し合うなり、とことんまで殴り合って空き地で力尽きてお互い空を見上げて「お前もやるなぁ」という青春物な様式をなぞるなり、分かり合うまでやりあったほうがいいような気がする。
お互い、何か痛みを共有しあわないとだめだろな、あの二人。
あの「あっ、そ!」を聞いて、こりゃあかんわと思った。
妙にナタリアがウルフに理解を示していたが、ナタリアの存在も今ひとつ謎だなー。多分、ウルフは美人だからナタリアに対してはつっぱっていい子ぶったのではないかという気がする。
しかしなぁ・・・登場当時のウルフの良さとか、そういったものがまったく消滅してしまった感じがするんだなー。結構かわいかったのに。ま、さっさとエリカと手を切ることですね。

妻たちの「本音はお互い嫌い」っていうのに「わー、こわっ!」とか思ったが、三人別々に去っていくところを見守るデルコたち三人が、「あぁなる前になんとかしなきゃ」と思ってくれてるならいいけど。
ウルフあたりは「本音はお互い嫌い」くらいしか考えてなさそうな気が。
モメて別れるのはベガスだけでたくさんだよぅ。

・・・で、来週・・・あ、あんなみじめそうなホレイショ・・・
きっと「予告ではそう見せかけて、実 は 」という、あっさり違った場面のイメージになるような気がするんだな。


【 脇俳優チェック 】

◆「赤毛」のフェリシア .... Lisa Thornhill
三人の人妻のうちひとりでデルコが犯人だと思った女性。夫が彼女を裏切ってイヴェットと不倫。オフィシャルサイトあり。
「CSI:5」13話「人形の牢獄」では、ロシアから若い女性をアメリカに連れてきて、表向きは美容院で働かせながら、裏ではピクチャーブライド斡旋をやっていたしたたかなマダムマトリョーシカこと美容院のオーナークロエ役を演じていた。
「アリーmyラブ2」12話「愛の賞味期限」では、9年間の結婚生活を無効にして慰謝料を払わないようにしようとたくらむ、浮気性夫グッドマンに申し立てられた妻のキンバリー役で登場。
「名探偵Mr.モンク」第1シーズン20話(NHK放送順による)「密室殺人と美女軍団」には、モンクがパーティで知り合った元プレイガールのノエル役で登場していた。
「フレンズ 8」4話「セックスと嘘と二人のビデオテープ」で、ロスがセックスレス状態を脱出するために、ジョーイに聞いたセックスしたい時の口説き文句「昔、僕は西ヨーロッパで・・・」を実践しようとしたデート相手のクリステン役。ところがロスの付け焼刃はうまくいかず、その後レイチェルと・・・・。
「Veronica Mars」ではヒロインのヴェロニカのBFダンカンの母親役でサブレギュラー、他に「シカゴ・ホープ」など。「BONES」第2シーズン7話に登場予定。

◆「タオル掛け」のベス .... Rachael Crawford
三人の人妻のうちカリーが犯人だと思った女性。「できなかった」アルマンドをタオル掛けで殴って逃げた。
「月の瞳」というレズビアンがテーマの映画でサーカスの女ペトラを演じている。いくつかレギュラー出演もあるようだが、いずれも日本未放映。

◆「コンタクト」のイヴェット .... Christina Chambers
三人の人妻のうちウルフが犯人だと思った女性。非常階段でコンタクトを片方落とした。フェリシアの夫と不倫しておりそれが事件の発端に。
オフィシャルサイトあり。「BONES」第1シーズン14話で、テンペランスに言い寄った失踪者捜索の専門家ジェシーが、その行方を捜すきっかけになった失踪した父と一緒に暮らしていた愛人カレン・アンダーソン役で登場していた。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン9話「高度3万フィートの密室殺人」で、事件の最中カップルでトイレに篭ってエッチなことしてたせいで、顛末を二人だけ知らない片割れヴィッキー・マーサー役。冒頭、フライトアテンダントを慰めたりしていた。

◆グラシアナホテルの支配人 .... Corey Stoll
「CSI:5」6話「青の衝撃」では、犯人がグロコミックを描いて売っていた「エロティカブティック」の店員役で登場している。チョイ役だが、出番の時間は結構長い。
「ER」第12シーズン1話、「FBI~失踪者を追え5」2話に登場予定。

◆本部長 ....  Grainger Hines
オフィシャルサイトあり。マイアミの中では7話でもう一度だけ再登場する。
ママス&パパスのミシェル・フィリップスの二度目の夫で一子をもうけている。「コールドケース4」第1話に登場予定。

◆ラボのノラン .... Patrick Fischler
ラボで今回が初登場だが、次エピにもう一度登場するだけ。
「CSI:NY」第1シーズン17話「転落」では、パーティの最中に転落死した映画プロデューサーのヘックマンの、肩についていた掌紋が一致した映画監督役で登場。傲慢なヘックマンに出資を断られキレていた。
「CSI:4」5話「心優しき獣たち」で、恋人(羊の着ぐるみ)をアライグマの着ぐるみに奪われた狼着ぐるみ男のリー役を演じていた。(文字にすると変だなぁ)
「刑事ナッシュ・ブリッジス」にはペペ役で登場。「ザ・ホワイトハウス6」に登場予定。他に「NYPDブルー」「ER」など。

◆フェリシアの夫ハーディ .... Linden Ashby
「メルローズ・プレイス」の第6シーズンからマイケルの病院に登場してきたクープことブレッド・クーパー医師。昔意識不明状態のアマンダを診たなど、謎の過去を色々と抱えていた。同時期にクリスティン役で共演していたSusan Waltersは実生活で共演以前から結婚していた奥さん。
「CSI:3」4話「遺伝子への憎しみ」で、キャサリンが現場に潜伏していた犯人に襲われた事件の担当のウルフ刑事役。キャサリンを「お嬢さん」扱いしていたちょっとナンパなお兄さん。

◆女性警官 .... Cassandra Creech
ウルフに「あなたエリカ・サイクスの番組で見る人ね!」と言ってブルーにさせた女性警官。
「サード・ウォッチ」第4シーズンでドクが火災現場で出会って付き合うようになったジョイ役で4エピ登場。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CSI:マイアミ4 第4話「獄中48時間の真実」

2006年11月07日 | CSI:マイアミ
ヨットのオーナー、パトリス・ボランドが船上で殺害されて発見された。現場から逃走した血まみれの青年トビーが容疑をかけられ、逃走の末に逮捕される。
トビーはトリップの追及にあっさり自白し、ホレイショはそれに違和感を覚える。トビーの罪状認否までの48時間の間に真相をはっきりさせる証拠を見つけなければ、無実の青年が罪に問われることになるのだ。現場では被害者のものではない口紅のついたグラスが発見されたり、凶器の銃の持ち主が夫であったなど、事件は新たな展開を見せようとしていた。
留置所に護送されたトビーは、慣れていないために他の囚人たちのかっこうのターゲットになり、手を骨折させられるなどの嫌がらせを重ねられた。
被害者のパソコンの中から発見されたラブレターの筆跡から、被害者とトビーは恋愛関係にあったことがわかる。そしてトビーは自白調書は強要されたためのものだと供述を覆し、ホレイショはそれを信じようとするが・・・

------------------------------------------------------------

今回はマイアミ版Oz?
スーパードラマTV「Oz/オズ」
留置所で暴動ってベガスでもあったっけと思いつつも、切り口の違いがマイアミらしい、かな。
(「CSI:5」10話「子供たちの戦場」で留置所暴動エピ。でも殺されたのは初犯囚人の方)

全体的に今回は、「CSIっぽいなぁ」という感じのする作りだった。
証拠をいっぱい積み上げて証明していく、っていうとってもオーソドックスな流れ。それをマイアミでやると「あら、今回は地味目ね」とか思ったりするのはどういうことだ。
でも自分としては、タイムリミット切られている中でしっかりと証拠が固められていく感じで安心して見られたかな。
Brett Cullenが「被害者の夫」で出てきた時点で「犯人決定!」になってしまうのがアレだが。

トリップは、せっかくレギュラーになったのにこの先も白黒の黒を担っていく損な役割なのだろうか。それはウルフも同様だが。ヨゴレ役ポジションで行く路線なのかなー。
ホレイショとカリーの白組に対し、トリップとウルフの黒組、みたいな。(しかし白黒のどっちにも入ってないデルコの立場は?)
「最初から腐ってたかどうかはわからない」
と、毅然と答えるカリーはかっこよかった。
ウルフは割と挽回の機会は与えられるが、トリップおじさんはたまにしか目立たないのだから、もちょっと日の当たるところで老後を・・・。そういえば今回おじちゃん全力疾走させられてたし。
トリップはそんなに巨漢じゃないが、老骨に鞭打って大変そうだった。(って、今年50才だから老人扱いは失礼だな)アメリカの警官たちって、絶対走ったら犯人に負けるだろ、っていつも思う。

「人間にとって何が真実か・・・それは大事なことだ」
今回のキメはこれですか。静かなホレイショの抑えた感じもなかなか。
組織の中ではロンリーウルフな感じのするホレイショだが、彼ほど実は人間を愛し信じている人もいないような気がする。(主任なんて虫の方が好きそうだしなぁ)

そのホレイショが最後まで信じてあげたトビーだが・・・武器をあらかじめ用意していたが、そういうので裁判で正当防衛が覆されたりすることはないのだろうか?トビーのために、いやホレイショのためにも無罪になってほしいものだが。
留置所は48時間の間に人ががらっと変わってしまうほどの恐ろしい場所なのだな・・・ましてや刑務所をや。
やはりそこで弟が刺青を入れて(違)


【 脇俳優チェック 】

◆パトリスの夫マイケル・ボーランド .... Brett Cullen
オフィシャルサイトあり。「またこいつか!」な感じのあるおなじみの役者さん。
「デスパレートな妻たち」第1シーズンではディアドラ殺害事件を追う刑事役で登場していた。
「アリーmyラブ」第1シーズン4話「ラブ・アフェア」ではアリーがかつて不倫関係にあったドーソン教授役。「FBI~失踪者を追え」10話「白夜の太陽」では、失踪したクリーニング店主グレッグ・プリチャード役。
「コールドケース」2話「通話記録」では妻を爆死させた消防士ロブ・ディーマー役。FOXの「PEPPER 恋するアンカーウーマン」では、ペッパーが働いているニュースショーの担当プロデューサージャック役。ペッパーをキビシく指導しつつ影で成長を見守る上司だったが、6話で突然クビになってしまう。
他には「ヤングライダーズ」のサム・ケイン保安官役で第1シーズンのみ登場。「ザ・ホワイトハウス」にサリバン知事で6~7シーズンに登場予定。「LOST」第2シーズンでは飛行機に紛れ込んだ男グッドウィン役。「名探偵モンク」第4シーズンに登場予定。

◆ヨットを買おうとした女ジーナ .... Jolie Jenkins
「デスパレートな妻たち」ではザックの母親でかつてマイクの恋人だったディアドラ役で登場。
「ザ・ホワイトハウス2」16話「父への思い」で、危篤の父のため祖父の死後恩赦の口利きをサムに頼みにきたステファニー・ゴールト役を演じていた。
「Xファイル」第8~9シーズンではXファイルマニアな捜査官レイラ・ハリソン役で登場(この役名はガンで亡くなったファンから命名されたもの)。

◆ジーナの彼氏スティーブ .... Jason Cerbone
「CSI:NY」第1シーズン22話「クローザー」に、ヤンキースファンのラジオ視聴者トニー役で登場していた。DJのリコに煽られ、レッドソックスファンのギルバート・ノボトニーにポップコーンを飛ばしてからかったことから事件に発展する。
「ザ・ソプラノズ」の第2~3シーズンにジャッキー・アプリールJr.役でサブレギュラー。トニーの娘メドウと付き合っていた時期も。賭場を襲って人を撃ったことがバレて消されてしまう。
「サード・ウォッチ3」9話と12話にプレスコット役でゲスト出演している。
子役としてキャリアをスターとさせていて、87年のヒット曲スザンヌ・ヴェガの「ルカ」のPVにルカ役で出演しているが、その時は10歳。

◆容疑者トビー .... Robert Ri'chard
日本では未放映だが「One on One」という5年続いているシットコムでレギュラー出演中。映画でもそうだけど、黒人俳優が主役のコメディだと、メインがほとんどブラックキャスト+α、という構成になっていたりするようで、これはそういう類のオールブラックキャストなシットコムだ。そしてそういうドラマはなかなか日本には来ない。
昨年公開された映画「コーチ・カーター」ではサミュエル・L・ジャクソンの息子役、パリス・ヒルトンのデビュー作として話題になった、エリシャ・カスバート主演のホラー映画「蝋人形の館」の出演など、話題作への出演が続いている。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CSI:マイアミ4 第3話「無防備な18歳」

2006年11月04日 | CSI:マイアミ
修学旅行中の女子高生サラ・ジェニングスが、友人のティナ・ソンダースとクラブで羽目をはずし、車を残して行方不明になった。残された車には窓内部に血がついており、車外には滴下血痕が続いていた。
事件性ありと見て車内を捜索したところ、バックミラーに隠しカメラが搭載されていた。録画を再生すると、男とサラが車内で親密そうな画像が残されていた。
画像を元に割り出した男ブラッドによると、いよいよという時になってストーカーらしい男が車から降りろと言われ、驚いたサラがブラッドの鼻に肘鉄を食らわしたために、興ざめして帰ったのだという。そして車と付近の血痕はブラッドと一致した・・・

一方、ナタリアがかつてホレイショが担当したという事件のファイルを持ち込んできた。
ホレイショはそれが以前NYで起こった事件の再燃だと気づき、警官に事件の遺族である少女ジェニファーの監視を密かに依頼する・・・

------------------------------------------------------------

正直・・・書くの忘れてました・・・ホレイショの闇の仕置きをくらいそうな自分。
みねうちで勘弁してください。

アメリカでも「修学旅行」ってあるんだなぁ。
日本の高校生でも昨今はけっこうアレだけれども、アメリカの高校生を引率する先生って大変だろうなーとしみじみ同情する。例えばどこに行くんだろうか。ラスベガスに泊まってグランドキャニオンとかはありそうだが。そしたら主任の出番だな!(違)
というか、この事件一切「教師」の姿が出てこないのだけれども、完全に旅行業者に丸投げして、教師の職分はまったく別でございます、って感じなのだろうか。「ボストン・パブリック」とかで修学旅行はどう扱われていたかな。

ちょうど昨日(3日)に無料放送にあわせて「CSI:潜入捜査 ベガス・マイアミ・NYの舞台裏すべて見せます!」をやっていたのを見たのだが、ニコニコ微笑むホレイショ・・・というかカルーソを見てしまって、「コワイ」とか思ってしまった。
「おぢょうちゃん、こわくないよー」とか言われたら泣きそうだ。
しかし「いい人スマイル」満点なホレイショって、見たくないっすねぇ。

で、もし自分がホレイショに直接インタビューできるとしたら、コレを聞いてるかもしれない。
「サングラス、ってト書きに書いてあるんですか?」
・・・通訳してもらえるかなぁ、これ。
(例)「早く発見できれば(グラサン) 救 え る 」みたいな。

とうとうNYの話の片鱗が出てきた。ジェニファーという少女の父親がかつて殺害された事件、らしい。しかし誰がナタリアのところにファイルを持っていったのか。謎すぎて輪郭も見えてこない。
「CSI NY」という単語に、ホレイショは何を思うのだろう。
ジェニファーだが・・・今回ほんのちょっと出てきたが、ジェニファーを演じるのは、最近印象的なゲスト出演が続いている女優さん。割とカメレオンな子なので、「別人~」って感じになるかも。
出てくるのが楽しみだ。

さんざん「片膝」「片膝」とネタにしてきたが、あれは一種祈りのポーズなのだな。
今回のビーチをバックにした、絵葉書かブロマイドにするためのショット、ウツクシかったですね。
ああいう映像美に込められた「男の美学」
そして犯人や被害者が成仏させられていくかのような、人の世の罪をわが身に負っていくホレイショの、虚無僧か求道者のような姿に時に痛々しさを感じてしまうのが今シーズンのマイアミの味ですか。

しかしホレイショ、マディソンたちにも支援してたのに。
どんだけ蓄えがあるんだ。そりゃステトラーも疑うわけだ。


【 脇俳優チェック 】

◆ヨットのオーナージェフ・マーシャル .... Samuel Page
「ポイントプレザントの悪夢」でジェシー・パーカー役でレギュラー。(キャスト欄に紹介あり)
ご長寿ソープオペラ「All My Children」の出演により、知名度・人気が上がった。他に「American Dreams」など。

◆ジェフの友人トーマス・ウッドワード .... Mark Matkevich
「ドーソンズ・クリーク」の第4シーズンに、ジェンのNY時代の同級生のドリュー・ヴァレンタイン役でサブレギュラー。もうドリューはやることなすこと悪魔の仕業。悪いことは全部彼が発端となっていてことごとく嫌がらせのために生きていたんじゃないかというようなキャラクター。
「トゥルー・コーリング」第1シーズン5話「月と星」では、「助けて」をした医大生ペイジの友人で、一緒に臨死体験実験をやっていたくそ意地の悪い医大生ダン・タガート役。
自分のブログの「トゥルー・コーリング」の当時のまとめのところを見てみたら「ブレンダン・フレイザー(「ハムナプトラ」の主役の人)がダイエットに成功したみたいな感じ」と書いてあった。確かになんとなく似てる。

◆サラと車でいちゃついてた男ブラッド .... Jason Olive
オフィシャルサイトあり。元々はモデル、しかも「世界一撮影された男」の称号?を持つスーパーモデル。オフィシャル&イメージ検索を見ると、ウホッと思うような肉体美の数々が拝めるので、マッスルさんが好きな方は必見。
次第に俳優にシフトしていて、いくつかのソープオペラのレギュラーを経て現在にいたる。
マドンナの「Secret」のPVに出演している。

◆サラの母 .... Stacey Travis
「CSI:NY」第1シーズン17話「転落」では、ショウビズ界の大物プロデューサーヘックマンの妻役で登場していた。ヘックマンは文字通り身体も「大物」で、妻が健康管理していたのを隠れて裏切ったために命を「落とした」のだった。
「デスパレートな妻たち」6~7話で、リネットのママ友ジョルナダ役で登場している。ジョルナダはいつも時間のやりくりがうまくできており、不思議に思ったリネットに「子供の薬」で乗り切っているのだと教えてくれた女性。
映画では「ハードウェア」「バンディッツ」などけっこう出演作は多い。

◆被害者サラ・ジェニングス .... Sarah Mason
日本ではまだ放送されていないが、米FOXで放送されている30分のシットコム「The Loop」にレギュラー出演している。それのCMらしきハジけた映像を見つけたのだが・・・お嬢さん、ある意味いっつも全開ですな。
他にはバレーボール映画「ガールズ・アタック」など。実はマイアミ撮影時(2005年)には22歳にして結婚していたが、1年足らずでスピード離婚。「Mason」は元夫の苗字なのだが、ちょうど結婚中にブレイクしてしまってそのまま使用、色んな意味で早まったなって感じが。

◆ホレイショに「残業」を頼まれた巡査 .... Joel West
オフィシャルサイトあり。アートや詩作など、幅広い才能があるようだ。
マイアミ初登場は第2シーズン8話。20話に1回出演した後は第3シーズンは全然出てこなかったが、久々の復活でホレイショの特命とはラッキーな。役名は「アーロン・ジェソップ巡査」だそうだ。
他に「フェリシティの青春」「スタートレック エンタープライズ」など。

◆ジェフの弁護士 .... Dar Dixon
「CSI:NY」第1シーズン18話「狙われた委員会」では、冒頭ダブ委員会のメンバーが報告がまとまって乾杯をしているが、そのメンバーの一人として登場。
「CSI:3」11話「殺しのレシピ」で、腕が、精肉工場の肉を挽くグラインダーに詰まった状態で発見された被害者で、五ツ星レストラン「ド・ブレフ」のシェフのペトロフ・サムスコ役で登場していた。
「HOUSE」第1シーズン14話に登場予定。昨年、日本で放映されていた日産キューブのCMに出演していたらしい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CSI:マイアミ4 第2話「海に散った家族」

2006年10月23日 | CSI:マイアミ
ギャノン一家の乗ったヨットが洋上で発火、座礁して身動きが取れなくなる。娘のジュリーはサメがいるのにも省みず海に飛び込み、それを助けようとした息子のルークも行方不明に。
デルコが潜水して捜索したが、二人の遺体は発見されなかった。カリーとウルフが船内を捜索したところ台所が火元だとわかるが、船が沈没したために急いで脱出することに。
潜水捜査により何者かがブイを動かしたために座礁したと判明。近くに「ヘレンB」号という船がいたことがわかるが、ギャノン夫妻は救助を頼むと大金がかかるからと断っていたことがわかる。
ホレイショはそのヘレンB号の船長ホービーが、救助金目当てで火炎瓶で火災を起こし、わざと座礁させたのではないのかと考えた。しかし火元跡の状況から、台所にいた人間・・・ギャノン家の誰かが発火させたことが判明する。
そして潮の流れから探索した位置にルークと見られる遺体が発見されるが、ギャノン夫妻はそれはルークではないと・・・

------------------------------------------------------------

通常運転モードで非常に安心して見られた・・・と思ったのは、新しいメンバーのナタリアとかがまだ全然出張ってきてないからだろうか。

それでもちょっとずつ動きがある。
カリーが「銃器ラボをやめた」という。ていうか、あれって「辞める」ものだったのか。CSIの組織がよくわからないが、どこかのラボに属してるみたいな、そういうシステムになっているとか?
でも、ただでさえ人に任せておけないタイプのカリーが、仕事ぶりがタルいジムを黙って見ているわけはないので・・・ブレア・ウィッチなジムにブチギレて銃器ラボに復帰!というのも時間の問題かも。
そういえばマイアミの銃器ラボは専門のラボさんがいたはず・・・と思ったら、銃器ラボのタイラー(Brian Poth)は3rdの最終話が(今のところ)最後の出演だったようで。それでジムが出てきたわけだ。
あの調子では何か問題を起こしそうな予感。

デルコの潜水久しぶり~。水を得たデルコはやはりイキイキしていていいな。
でも・・・ヒゲやめませんかね。ヒゲありデルコは、角度によっては光線の具合でとてもヒゲが濃く見えて、まるで「ジョーイ」のジミー(Adam Goldberg)に見えるんだな。
どうもデルコよりウルフの態度のほうがでかいので、知らないで見てるひとにとってはちまちま細かい作業に精を出すデルコのほうが下っ端に見えなくもなく・・・その差別化のためのヒゲなら、まぁしょうがないかなーと思って見守ろう。

ウルフは、アレックスに
「アラ、驚いた。成長したわね~」とからかわれていたので、思わずブッと吹いてしまった。
「成長ちまちたでちゅねー」と言ってるように聞こえなくもない、アレックスのストレートな感想は、図らずも視聴者の心の代弁に・・・
つーか、知ったかで口を挟むウルフに対して「小僧、黙って聞いてろ」というジャブかもしれないけど。
アレックスとウルフは前シーズン、スピードルがらみで微妙な距離感があったので、軽口を叩ける程度には距離も埋まって、二人とも時間を経て成長したねということなのだろう。

ホレイショも全開状態。ルークに「証拠はあるのか」とタンカをきられて、
 「俺を甘く見るな」
・・・あ、ないんだ、証拠。これから見つけるんですね。
前にもホレイショは「これから見つける」とかスゴんだことがあったような気がする。CSIに「証拠ねーだろ」というケンカの売り方だけはしてはいけないといういい例ですな。闘争本能に火をつけてしまって、過去に遡って悪事を掘り出されてしまうわけで。
それにしても、ギャノン夫人のローラはかわいそうだ。勝手に知らないところで人生をコントロールされて、完全に食い物にされていたわけだから。ホレイショの優しさが彼女をわずかでも癒していたように思う。

でも、癒しを必要としているのはやはりホレイショ自身なんだろう。
「誰だって家族が欲しい」
その言葉の後ホレイショの目の先にあったCSIのメンバーが、いまやホレイショに残された家族なのだろうが、それはホレイショにとっては実際のところどうなんだろうか。

ところで、WOWOWホームページのCSIコーナーの「VOICE」で、カルーソのインタビューが出ているが、マイアミ5のオープニングはブラジルだったらしい。
6は日本かもよ~とリップサービスしてくれているが、うーん、日本の空気のカラーはマイアミと合うかなぁ・・・WATは東京ロケやったから、CSIでもどうですかブラッカイマー様!
日本に似合うのは、主任かホレイショか、それともマックか!?


【 脇俳優チェック 】

◆ギャノン家の母ローラ .... Francie Swift
「グルメ探偵 ネロ・ウルフ」の第1シーズン1話「ネロ・ウルフ対FBI」では、社交界名士であるウルフの依頼人ブルナー夫人の秘書サラ役。6話の「我が屍を乗り越えよ」ではウルフの娘疑惑のネヤ・トルミッチ役など、他にもあと2役も別のエピソードで出演している。
同じドラマの中で、しかも2シーズン内という短いスパンの中で、さらにエピソードが少ないドラマの中で、こんな風に俳優使い回しして大丈夫なんだろうか・・・でも実際、見たときよくわからなかった自分がいるから、きっと大丈夫なんだろう。

◆ギャノン家の父で詐欺師のケン .... Patrick Fabian
「FBI~失踪者を追え!」第1シーズン18話「正義のヒロイン」で、キャスターのデリア・リバースが追っていたターゲット麻薬の売人の顔を持つ実業家カターンの、顧問弁護士のサマーズ役で登場。
「CSI:3」の第21話「黒衣のジュリエット」では、自家用ジェットに乗せたサラブレッドを使って宝石の密輸をした、実家が宝石屋のコンシェルジュのローン・キンゼイ・コンファーを演じていた。
「フレンズ」の第5シーズン第3話「フィービー、ついに出産!」では、レイチェルがフィービーの出産待ちの間にナンパした看護士のダン役で登場したり、割と「正しいアメリカのダメな二枚目」タイプの役を演じることが多いような。「24 Ⅲ」では、浮気したホテルからとんずらこいたために、人類を危険に陥れる保険外交員ウィリアム・コール役で登場していた。
アメリカでヒットしているらしい「Joan of Arcadia」でもサブレギュラー。
各登場シーンをオフィシャルサイトでは動画で見ることができる。

◆ギャノン家の長男ルーク .... Corey Sevier
オフィシャルサイトあり。子役出身で、日本では99年に教育テレビで放送されていたドラマリメイクバージョンの「名犬ラッシー」のティミー坊や役を演じていた。18シーズンも続いたオリジナルドラマとは違って、最近の映画化ドラマ化は今ひとつのようだ。
日本ではFOXlife HDで放送されている「North Shore」では、誘惑の多いライフガードのガブリエル役。
あたかも「スピーシーズ」シリーズであるかのような邦題をつけられていた「スピーシーズX 美しき寄生獣」(本当は「Decoys」という原題でつながりまったくナシ。JAROに言った方がイイ)では主役のルークだが、いかんせん内容が相当ひどかったらしい。これからガンバレ、と思ったら「Decoy2」がテレビドラマ版で製作されるらしい。なんじゃそら。

◆金塊を盗まれたエライアス .... Jordi Caballero
オフィシャルサイトあり。今回の出演シーンのデモ動画を見ることができる。
イタリア語とスペイン語に堪能らしく、役によってイタリアなまりのきつい台詞を演じていることが多いようだ。
「Sex and the City」第1シーズン5話「女の魅力こそが武器」では、キャリーの友達でパーティガールになったアマリータがはべらせていた男の一人、イタリア男のマリオ役で登場していた。キャリーはあからさまに腰に手を回してくるマリオではなく、フランス男のジルとつきあうが娼婦扱いされてしまったのだった。
「NIP/TUCK3」8話に登場予定。

◆銃器ラボの新責任者ジム .... Joshua Leonard
4話と10話にも登場予定。「CSI:NY」第1シーズン5話「1マイルに1人」で、裕福な家の子女ティナの兄マット・ポールソン役で登場。妹の友人ハンナと懇意になり、ティナにキスの場面を見られたことで不幸のきっかけを作ってしまう。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のメインキャスト3人のうち一人、録音技師役で登場してブレイク。ミュージックビデオの演出や映画監督など、幅広く活躍の場を広げている。
SATCのシャーロット役のKristin Davis出演の「シャギー・ドッグ」には、動物実験に反対して動物研究所に放火する社会化教師役で出演している。

◆エライアスの娘ティア .... Anahi Bustillos
「ミディアム」第1シーズン4話「新しい友達」で、殺人事件を目撃したが報復を恐れてまったく違った犯人像を証言した女性の役を演じていた。アリソンの夢によって見破られて結局正しく証言したが、犯人に追われて二人で空港を逃げ回り、アリソンの夢を再現してしまう。

◆ローラの元夫フィリップ・レイノルズ .... Tom Schmid
事故に見せかけて殺された、その事故の再現シーンで登場
「BONES」第1シーズン3話「木につるされた少年」では、被害者の少年ネストールのルームメイトのタッカーの父親役で登場していた。タッカーは実は犯罪の偽装工作であれこれやっていたのだが、うちの子に限ってという感じでショックを受けるのだった。
「OC」第1シーズン13話「クリスマカー」では、アルコールのトラブルを抱えたマリッサが泥酔し、車内で酒瓶を捨てろ捨てないでもめてるところに車を停止させた警官役で登場していた。結局酒は発見されずに済んだのだが、ライアンのクリスマスの悲惨さの締めくくりを象徴したのだった。
「CSI:6」1話に登場予定。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CSI:マイアミ4 第1話「新たなる闘い」

2006年10月15日 | CSI:マイアミ
枢機卿に懺悔をするホレイショ・・・しかし教会にも安寧の場はなく、銃声がホレイショの耳に届いた。教会の隣の墓地で行われていたマフィアの一員アベルトの母親の葬儀を狙って、棺の中に隠れていた男が銃を乱射、アベルトや警官を射殺したのだった。
アベルトはマラ・ノーチェというマフィアの刺青を入れたメンバーだったが、組織の掟を破って麻薬を扱ったために粛清されたのだった。服役中の彼を莫大な保釈金を払って葬儀に参列させたのは、ディアブロという男だとわかる。
ホレイショが逃走する霊柩車を狙撃してガソリン漏れを起こさせていたが、その痕から逃走経路を計算して追っていくと、逃走車はリビングストン家でメイドのセリアを襲い、車を奪って逃げたことがわかる。リビングストン一家は無事だったが、セリアは彼らの暴行によって流産させられていた・・・

------------------------------------------------------------

侍の目にも涙・・・
ある意味、どんなグロや爆発シーンよりも衝撃的なオープニングだった。
いったいホレイショに何が・・・

ステトラーがまだ!居残っていて、「NYの友人」の話しをチラリと。ん?マックのこと?と思ったらそうでもないようで。枢機卿のことも、NYで知り合ったかのような台詞だったし、どうも知らない間にNYでホレイショは謎の事件に巻き込まれていた?
今までならホレイショの心を痛める要件は、レイモンドかスピードルかイェリーナだった。しかしそれらは一方、ホレイショの心を支えるものでもあった。それが一気にリセットがかかってしまった現在、空白になったホレイショの心に重くのしかかる「血塗られた手」の恐怖とは・・・
うーん、4thの始まる前に「何か」があったのは確かのようだ。それがNYとのクロスオーバーで謎が明かされるのだろうか?

衝撃の涙で重苦しく明けたシーズンだったが、それでも侍はいつもどおり暴走特急だし、ドラマの展開も刺激的だ。
棺の中からぼわっといんちきおじさん登場だし、ちょうど葬式やってる教会でホレイショが懺悔しているし(あまりのご都合主義に、深刻なシーンなのに笑う笑う)。
「逃がさない・・・」キメてるホレイショ、
そしていつまでたっても現場に到着しない、スローモーションのメンバー。
あぁ、これぞマイアミ。ひとりひとりが花道から見得を切りながらの登場ですよ。
最後なんて「俺の宿命だ」と決めて、立て膝!サングラス!そしてまた立て膝!!
WOWOW担当者の狙い通りの 様 式 美!!

ヴァレーラがけろっと復帰できていてほっとした。それとラボのメンツがラボのリフォームと平行して刷新されたようで。
ナタリアはどういうポジションになるんだろう。DNAラボの責任者ということなら、ベガスだとミア?ミアだと前任者がグレッグなので、ナタリアとグレッグが同ポジションと考えると、あのいきなりの偉そうな態度が超微妙。
ウルフにしろナタリアにしろ、増える人がみんな天狗状態なのはいかがなもんだろか。ナタリアも今後どういうキャラに育つかはわからないけれど、俺様な侍に対抗するには多少キャラがどぎつくないと目立てないのだろうか?・・・例えばデルコみたいに。
なんかもう、デルコったら初っ端から影薄いしなぁ。ひげ生やした!ってだけで終わっちゃった感じ。カリーはいるだけで存在感あるからまだしも、デルコはナチュラルにウルフに持っていかれるから、もうちょっと頑張って欲しい。

しかしウルフのオープニング、「経験不足は若さでカバー」って。若さと根性だけかよ!しかも運昇さん声で言われると、ホレイショが査定でもしてるみたいでさらに笑える。
まぁウルフの場合・・・経験不足やレポーターとの関係の清算より、ダサいシャツをなんとかしろと思うわけです。

ところで、キメ台詞ベスト10・・・皆さんの予想は当たりましたでしょうか。
自分は以前予想して3つ挙げていたけど、そのうち1つしか(2位の2-1「南米の極悪人」の「我々CSIは決して・・・そう、決して諦めない」)当てられなかった。
予想の時の記事を見ていたら、そういえば上位ランクインした台詞は着ボイスになるんだったんですね。
・・・って、3位・・・メール来るたび、ホレイショが陰鬱にスピードルに語りかけて涙がこみ上げるわけですか。もし5位以内までとかだったら、4位は3rdファイナルのイェリーナ去り際のあの台詞なわけで。
う~~~む。企画の割に上位に静かな台詞が並んでしまったのでは。

1位とか5位の着ボイスで想像すると・・・着信があるたびに運昇さん声で「俺は、決して、お前を許さない」「俺は、決して、お前を許さない」「俺は、決して、お前を許さない」

仕事が煮詰まってる時に「それが、俺の仕事だ」「それが、俺の仕事だ」「それが、俺の仕事だ」「それが、俺の仕事だ」・・・・

・・・ホレイショに人生追い詰められそう。


【 脇俳優チェック 】

★DNAラボの新メンバー、ナタリア .... Eva LaRue
オフィシャルサイトあり。「サンタバーバラ」「All My Children」などにレギュラー出演し、ソープの女王だったところからステップアップ。
「サードウォッチ」第1~2シーズンではドーティと一時期結婚していたが、彼の浮気によって別れたブルック役で登場していた。
一時期「Eva LaRue Callahan」でクレジットされていたが、二番目の夫John Callahanとの結婚が破局し、最近は「Callahan」が取れて「昔の名前で出ています」状態。(John Callahanは「サンタバーバラ」「All My Children」などソープオペラのレギュラー多数。「デスパレートな妻たち」第2シーズンラスト2話に登場予定)

◆流産したメイドのセリア・ゴンザレス .... Patricia Velasquez
モデル出身で、「ハムナプトラ」シリーズの1と2に、3000年の眠りから甦らせられようとしている絶世の美女アナクスナムン役でブレイク。
「レスキュー・ミー NYの英雄たち」第1シーズン4話「親子の絆」と5話「裁きの美酒」に、フランコの元彼女ネズ役で登場。フランコの子供を産んでいたことがわかるが、ネズが乱闘で命を落としたためフランコが引き取ることに。
Red Hot Chili Peppersの「Breaking the Girl」のPVに出演している。といっても、顔がところどころにぱっと数回さしはさまれるだけだが。

◆リビングストン家の父 .... Steven Eckholdt
セリアに手をつけたくせに、いざ賊がきたら見捨ててパニックルームにこもった男。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン5話「招かれざる客」では、町の治安の講習会に来てスーザンに目をつけデートを迫った警官トンプソン役で登場していた。スーザンは結局マイクへのあてつけでデートするものの、トンプソンがスーザンの提出した証拠をデート目当てで適当にほうっていたのを知ってがっかり。
「フレンズ 3」では、レイチェルにブルーミングデールズの仕事を紹介したために、レイチェルはキャリアウーマンの道をスタートさせるがロスからの嫉妬を買い、そのせいでロスとレイチェルが「あれは別れた後だ」「いや前よ」の抗争を延々繰り広げることになる・・・・そのきっかけになったあの!マーク役だったのがこのひと。
「フレンズファイナル」でも出てきてレイチェルにパリ行きの仕事を紹介するという、今度はある意味遠まわしなキューピッド役で出てきた時にも思ったが、ずいぶん7~8年でおっさんになったというか劣化しましたね。
「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」の後日談ドラマ「マイ・ビッグ・ファット・ライフ」でミア(映画版ではトゥーラ)の夫トーマス・ミラー(映画版ではイアンでJohn Corbettが演じてハマり役だっただけにやりにくかっただろう)でレギュラー。
他には「メルローズ・プレイス2」でもジェーンがマイケルとの離婚のために雇った弁護士ロバート・ウィルソンとして登場、仕事の一線を踏み越えてジェーンとデキてしまうが、マイケルの術中にはまって娼婦と浮気してしまうという役だった。「LAロー」では問題弁護士パトリック・フラナガン役。
「ザ・ホワイトハウス」では第5~6シーズンに議員役でゲスト出演の予定。

◆ホレイショが懺悔した枢機卿 .... Jerry Adler
「ザ・ホワイトハウス4」11話「聖夜」では、トビーの父ジュリー役を演じていた。トビーは生活のためとはいえマフィアに手を染めていた父の過去が許せずに、ずっと疎遠な関係でいたのだったが、ジョシュがジュリーをホワイトハウスに招いたことから二人の関係に変化が起こる。
「ザ・ソプラノズ」では組織の相談役ヘッシュ役、他に「あなたにムチュー」「たどりつけばアラスカ」「ブル~ウォール街への挑戦~」など。

◆アベルト殺害犯ディアブロ .... Rhys Coiro
「CSI:NY2」5話に登場予定(もちろん別の役)。
日本では未放映だが、HBOで第4シーズンまで製作が決定しているハリウッド内幕もののコメディ「Entourage」にサブレギュラー出演しているようだ。

◆ウルフにまとわりつくレポーター、エリカ・サイクス .... Amy Laughlin
初登場は第3シーズン最終話「去りゆく者たち」。ウルフが彼女にノセられて爆弾の成分をぽろっと言ってしまったことから、機密事項を報道されてしまい市民のパニックを引き起こしてしまったのだった。なんと彼女は今後第5シーズンまで登場予定なので、ウルフはまだまだ彼女と縁が切れそうにないようだ。かわいそうに。
他は「チャームド 魔女三姉妹」など。「The Curse」という狼人間のホラー?らしいマイナー映画で主演したりしているらしい。ポスターとか見るとけっこうセクシー

◆採掘工場で逮捕されたラファエル ....  Lobo Sebastian
マラ・ノーチェの一味で、彼を逮捕したところをホレイショたちは組織のスナイパーから狙撃された。今回だけではなく、第4シーズン最終話でも登場するようなので、意外と今回のマラ・ノーチェがらみの話はひきずるのかもしれない。
「CSI:5」10話「子供たちの戦場」では、留置所に持ち込んだ銃の始末をするために、わざと暴動を起こして死亡事故を発生させたビンセント・メンドーサ役で登場していた。

◆AVラボ(ダン・クーパー) .... Brendan Fehr
新しいラボさん。ウルフに「テレビ出てるよ~」と話しかけたり、音声分析をしていた。ベガスで言うとアーチーポジションかな。今回が初登場で、今後ずっと頻繁に登場してくるようになる。
オフィシャルサイトあり。「ロズウェル 星の恋人たち」ではマックスの親友マイケル役でレギュラーだったので、けっこう知名度はあるかもしれない。他に「ミレニアム」など。

◆セリアを診断した女医 .... Lesley Fera
「ER」第10シーズン12話「新生児ICU」でアビーの担当していた新生児の母親コルバー夫人役で登場。コーデイが腸管壊死になった赤ん坊を手術するので急がせるが、アビーはちょっとだけ時間を取らせて、かけつけたコルバー夫妻に手を握らせたのだった。
「コールドケース4」2話に登場予定。

◆アベルトの母(遺体&遺影) .... Julia Vera
「コールドケース」第1シーズン2話「通話記録」では、消防士ロブ・ディーマー一家の隣人で、事件当時のことを記憶して証言してくれたマリア・サンチェス役。
「Xファイル」の第6シーズン「ドリームランド」に、中身が入れ替わってしまう老婆ラナ・チーで登場していた。「Xファイル 終章」にも別の役で登場。

◆SWATリーダー .... Dexter Fletcher
採掘工場に踏み込んでラファエルを逮捕した時、他の隊員たちを合図しながらリードしていたSWAT隊員。第3シーズン1話が初登場で、シーズン最初のハデさには不可欠な人材ということだろうか。今シーズン最終話にも登場予定。
このデクスターさんは実は現役のマイアミデイド署のSWAT隊員だ。本物のスキルを活かして「バッドボーイズ 2バッド」、映画リメイク版「マイアミバイス」などに出演している。
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする