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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

ミディアム 第5話「訪れた危機」

2006年08月02日 | ミディアム
アリソンは夢の中に出てきた男に「オーストラリア」というキーワードを告げられる。それが夫ジョーの背中にできたほくろのこととわかり、それの組織検査を受けることになったということで、アリソンはたまらなく不安に駆られる。
夫や家族のことはアリソンには見えないので、前に仕事で会った霊能力者に頼んで見てもらうと、健康面には異常ないが、結婚生活に危機が訪れると聞かされる。
すっかり疑心暗鬼になったところに、ジョーは仕事で帰宅が遅くなり、さらにポケットからは「ケリー」という名前の名刺が・・・

アリソンが夢にみた男は、デヴァロスの担当した事件の被害者だった。夢の中で彼が言っていたことが凶器のありかだと悟ったアリソンの情報を元に、被害者の棺が掘り返され、中から銃が発見される。
ところがアリソンは裁判に証人として喚問されてしまう。デヴァロスが掘り返しの令状をとるのに「アリソンに匿名の情報が」と嘘を書いたからだ。
デヴァロスはアリソンに嘘をつくように頼むが、自分の力を否定することはできないとアリソンは迷う。そしてそのことが原因で、ジョーと大喧嘩になってしまう・・・

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アリソンの力が外部に漏れるのは時間の問題ではあったけれど、こういう形とは。
でもこれで、ヘタにアリソンをいじろうとすると痛い目にあうってことがひそかに広まって、逆にアリソンを利用しようとする人とかが出てきそうな気がする。
それとか決して後ろ暗いところのない弁護士が出てきたら・・・
お互い同じ手は二度通用しないわけで、どうなるだろう。

しかし冒頭。あれはイヤだよなぁぁぁぁぁ。
悪夢悪夢悪夢!!最悪も最悪、「寝起きで舅がベッドの中にいてイヤミこく」、っていうのがかわいく見えるくらいに最低だ。まだしも被害者のおっちゃんが気のいい人物だったからよかったようなものの(そうか?)。
あれがワット弁護士だったら・・・・トラウマになるわな~~~。

ワット弁護士の中の人Conor O'Farrellは「FBI~失踪者を追え」で少年愛の変質者スポルディング役が強烈だったので、どんなマトモな役をやっていてもヘンタイ粘着オヤジにしか見えないのがこまりもの。
今回は身代わり受験の愛人もち汚職弁護士だったが、アリソンをねちっこく追い詰めるあたりいつもの爬虫類系を感じさせた。ワットも早めにずばっと追い詰めればいいのに、粘着系で遠まわしにほじくるから・・・・その辺の弁護士スキルの低さが、さすが偽弁護士つーか。

アリソンは、ジョーが誕生祝いの旅行を企画したら見透かせるのに、浮気は全然見えないのか。
それはなかなか不便だなぁ。(便利とか不便とかの問題なのか?)せめて今仕事やってるかどうかだけでもわかればいいのにね。
しかし「結婚の危機」の予知の割に、傍目には普通の夫婦喧嘩レベルだった気がする、とか思った自分は・・・・このところヘビーなドラマをちょっと見すぎですか。軽くデスパレートなミディアム。

ブリジットの地獄耳が、先週のエピとあわせて見ると、かわいいやら末恐ろしいやら。「ば~い、おぷしぃ~」のところなんてほんっとかわいい・・・・悪魔のように。ああいう天然がさりげなく夫婦の危機を招くのだね。
シリアルの箱と巨大なミルクを持ってじたばたしてるとこなんて、も~ぉ、小さなこぐまのぬいぐるみ(ファーファとか)が走り回ってるかのようだった。あの子もいつかは、おねえちゃんのように小生意気になっていくのだな。
・・・・このドラマの楽しみの3割くらいは「ブリジットウォッチ」になりそうな予感が。


【 脇俳優チェック 】

◆被告側弁護チームの女性 ....  Yvette Nelson
被告側の席にいて、被告を挟んで弁護士となにやらヒソヒソしていた女性。
出演作は「ビバリーヒルズ青春白書」や「ドクタークィン」などで、役名のないチョイ役ばかりだったりするのだが、彼女の場合注目すべきは夫とその一族。
彼女の夫は「陽気なネルソン」で知られているネルソン一族のMatthew Nelson。Matthewは双子のGunnarと「ネルソン」という双子バンドを結成し音楽活動している。
Matthewの父はロックンロールのさきがけティーンアイドルで人気を博したRicky Nelsonで、その父はジャズメンのOzzie Nelson。
Greatest Hits

◆被告側弁護士ワット .... Conor O'Farrell
「またこいつか!」の感のある爬虫類男。いい人をやっていても悪人に見える。
「FBI~失踪者を追え」では、ジャック・マローンの天敵で少年愛のド変態野郎スポルディング校長役で、第1シーズンと第2シーズンにそれぞれインパクトの強い存在感を示している。
「ダークスカイ」のアルバノ役、「24 Ⅲ」で大統領の恋人アン・パッカード医師の元夫テッド・パッカード役など出演作多数。「Nip/Tuck」の第3シーズンでも刑事役。「CSI:マイアミ」2話「戦慄の首輪爆弾」では、元爆弾処理班のチャールズ・ベレンジャー役を演じていた。
「デスパレートな妻たち」ではフーバーさん殺害事件の担当刑事コープランド役で登場していた。
「CSI:5」では24~25話に「市長」役でクレジットされているが、第6シーズンではなぜか「保安官代理」と肩書きが変わっている。第5シーズンのほうでは名前がないので5と6で同じ役なのかどうかは不明だが、「CSI:6」でもこの爬虫類顔を5エピほど見ることになりそうだ。
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ミディアム 第4話「新しい友達」

2006年07月26日 | ミディアム
アリソンはいつものように悪夢を見ていた。今回の悪夢は、空港で赤ずきんになったアリソンが狼に追いかけられている夢・・・

アリソンの次女ブリジットは学校を嫌い、友達がいないというので、ジョーとアリソンは心を痛める。学校の同級生に遊んでもらおうとアレコレ手を尽くすが、うまくいかない。
そんな中、ブリジットに友達ができたというのでアリソンは一安心するが、ジョーはブリジットが学校で独りで遊んでいるのを見かける。

検事局でいまだ居場所がないアリソンは、似顔絵描きのウェインが作業をしている物置のような部屋をあてがわれる。そこで未解決事件のファイルを見ていたところ、殺人事件の証言をする女性がウェインに似顔絵を描かせはじめる。
ところが女性が証言する犯人の顔は、アリソンが透視したものとはまったく違っていた・・・

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今回のエピを見て、友達のところのお子さんの話しを思い出してしまった。
・・・5歳のお子さんは「洗面所にいるおともだち」とひとりで話をしているのだという。
時々出てくるらしいその「おともだち」は、大人に見られることを怖がるから、ママは入ってきちゃダメ、とか言われるらしい。
わが友人は、「せっかく建てた一戸建てだから、何か『出る』とか思うとやってられないんで、ある年齢の子供特有の感受性が見させる、空想のお友達だと思うことにしてるの~」とか言っていた。
私も「そうだね、テレビの砂の嵐から声が聞こえるとか言うようになったら考えた方がいいけど、洗面所は・・・・ 
  鏡 が あ る な 」などと余計びびらせたりしたわけだが・・・・

そんな風に、映画「ポルターガイスト」風現象は、割と小さなお子さんのいる家庭では珍しい話ではないのかもしれない。
しかしアリソンにとっては、ブリジットが遺伝で霊を見てるのかもしれないという現実があるわけで、「よくある話」ではすまされない。決してバカにしたり笑い飛ばしたりせず、ちゃんと話しを聞いてあげるアリソンを見ていると、いいなぁと心から思う。
今回はほんとにブリジットがかわいくて・・・窓越しに「一生ここにいるのー」と会話してた時の、「マーミー!!」がほんとにかわいくて、むくむくした犬っころみたいなかわいらしさに感動してしまった。
このドラマの味として、夫婦と親子のほほえましさがかなりリアルなところがあると思う。
意地悪ねーちゃんアリエルと張り合いつつ、ブリジットはこの先どういう風に育っていくのだろうか。
キリンさんをお友達にしてる、いい感じに似たもの同士な「新しいお友達」ができてよかったよかった・・・・あれでまた「キリンさんをお友達にしてる地縛霊」とかだったらどうしようかしらと思うところだが。

麻薬の潜入捜査をしている悪徳刑事・・・レイモンド?でもウルフ!(ドラマが違う!)
しかしあのお姉さんもよーく考えてみた方がイイと思ってしまった。
どの道しゃべったかしゃべらないかとか関係なく、ウルフは口封じのために殺しにくるのだから、だったらさっさと警察に正しい証言をして捕まえてもらった方がいいような。
でもそれで、間違った証言のせいでマット・デイモンが捕まったらどうするんだ!(ないない)


【 脇俳優チェック 】

◆似顔絵書きのオールド・ウェイン ....  Brent Jennings
「刑事ジョン・ブック 目撃者」に、ハリソン・フォード演じるジョン・ブックの相棒刑事カーター役で出演している。

◆事件解決を報道していたレポーター .... Saida Pagan
ニュースキャスター役、レポーター役専門の女優さん。元々そういう仕事をしてたというのは見つからないのだけれど、そういう役ばかり。「ザ・ホワイトハウス」の第5、第6シーズンにもレポーター役で登場予定。
「CSI:5」の今週末放送の15話に登場予定だが、これは役名がついているけれど多分レポーターの役なのではないだろうか。

◆ブリジットの先生 ....  Elizabeth Payne
「エイリアス」の第2シーズン以降に、CIAのコンピュータ技術者役で4エピに登場。
「フェリシティの青春」第1シーズン8話で、ザックに強引に関係をもたされたジュリーを検査して話しを聞き、それはレイプだと認定してくれたドクター役。
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ミディアム 第3話「死の婚礼」

2006年07月19日 | ミディアム
新婚一年目の夫婦が揃って死亡する事件が頻発していた。現場の状況から夫が妻を殺して自殺を図った無理心中と見られたが、スキャンロン刑事はそれが連続殺人事件であるとこだわっていた。それは一件目の被害者がスキャンロンの妹だったからだ。
スキャンロンは優秀な刑事なのに、このままではだめになってしまうことを心配したデュヴァロは、アリソンに事件のアドバイスを求める。
夫婦が死ぬ夢に苦しんでいたアリソンは現場を見て殺人事件だと感じるが、スキャンロンはアリソンが霊能者と聞いて拒否反応を起こす。アリソンも耳を貸そうとしないスキャンロンに反発するが・・・・

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スキャンロン刑事登場。今回以降アリソンの相棒として事件解決に携わる。
確かに検事のデュヴァロを通してたら、あんまり事件にタッチできなさそうだし。アリソン的には事件が増えてラッキーかな。でも検事局のパートとして働いていたのに、今度は刑事の相棒となるとかなり人目につくわけで・・・・そこら辺がこれからの課題だろうか?
しかしヒロインと相棒という、逆スカリーモルダーなパートナーシップ、最近そっちの傾向が増えてるんだろうか。自分が今見てるドラマの中で、比較的新しいスタートの3本がそのパターンだから。(「コールドケース」と「BONES」とこれ)しかも「コールドケース」もそうだったんだけど、後から相棒が投入される。
「コールドケース」では相棒スコッティが投入されたことでぐんと内容が深まった。「ミディアム」でもスキャンロンの活躍を期待したい。

これからはスキャンロンと二人三脚ということになるのだろうが、スキャンロンの妹と三人四脚・・・じゃないよなぁ。今回の事件で妹さんは成仏されたんだといいけど。
(あ、デュヴァロの存在を忘れてた)
しかしこれまでは妻のお仕事を「自分は最大の理解者」として安穏と見守っていたジョーも、夜中にスキャンロンからの電話とかが度重なると、これから穏やかではなくなるだろう。
色々と波乱の予感、かな?

それでもアリソンは、家庭でのよきママが基本であってほしいなと思う。
スキャンロンが黙って隠している女性関係を言い当ててからかうとか、そういう感じの距離感だといいな。スキャンロンはまだ彼女の恐ろしさがわかっていないわけで、これから「秘密を持てない相棒」の存在に戦々恐々とするに違いない。
そう、今回は・・・・なんといっても延々と続くジョーの悪あがきに「?」となりながら、とうとう最後のオチを見て爆笑させられてしまった。オカルトドラマなのに、オチで笑うことになるとは。
ジョーかわいそうに。何をやってもアリソンにはお見通しとは。浮気どころの話じゃないな。

今回、殺害現場でバチっと電気が落ちた時、一瞬うちの部屋も暗くなってぞっとしてしまった。
・・・・蛍光灯換えなくちゃ。


【 脇俳優チェック 】

◆夢の中のセラピスト .... Donna Bullock
「名探偵Mr.モンク3」8話(NHK BS放送順による)「幼馴染はほろ苦い」で、モンクの初恋の人シェリー・ジャッド役で登場していた。昔モンクが推理で彼女を助けたことがあり、シェリーの家の家政婦が殺された事件でもモンクに助けを求めてきた。
映画「エアフォース・ワン」では、副報道官メラニー・ミッチェル役。偽者の記者たちとは知らず冒頭エアフォース・ワン内をテロリストたちに案内し、目立っていたことから人質になった後悲劇に襲われる。

◆アリソンの夢の中で殺される妻ドナ .... Phe Caplan
「CSI:3」6話「死刑執行停止」で、連続レイプ殺人犯の死刑囚ジョン・マザーズが死刑になるきっかけになった3人目の被害者の女子大生シャーリーン・ロス役で登場していた。

◆コンラッドの尋問をしていた刑事 .... Neal Matarazzo
「CSI:NY」第1シーズン15話「死が二人を分かつまで」では、悪事を知らず相棒ランスとして仕事していて、手首に蹴つまずいた不運な建物調査員ヘンリー・ミルトン役。
「コールドケース」21話「列車」で、赤ん坊の時に実の両親の元から攫われ犯人を母として育ちながらも、その母も幼くして殺された少年ショーンことボビーの、本当の父親ゴードン氏役で登場していた。最後に逮捕されていく息子とやっと再会を果たす場面は胸に迫るものがあった。
「24」では2と3にCTUエージェントの役で1話ずつ出演している。

◆妻を殺され一人生き残ったコンラッド .... Silas Weir Mitchell
「CSI:NY」第1シーズン19話「罪の重さ」では、人間銅像のパフォーマンスをやっていたが、他に何も出来ないことに倦んでしまって、死んだホームレスを代理にしてしまった人間銅像のスコット役。
「CSI:マイアミ2」15話「偶然のゴースト」にカメラマンのラルフ・ダースト役で登場していた。事故を目撃したのに、通報の前に遺体写真を撮ってちゃっかり商売をしてしまうのだった。
「コールドケース」9話「サイン」では、面倒を見ていた祖母を恋人にそそのかされて殺し、地下室に埋めたものの、罪悪感でずっと苦しんだ孫ジェームズ・ホーガンの現在版を演じていた。第2シーズンも登場予定。
「24」第1シーズンに第7~11話までドレーゼンの手下のイーライ役で登場している。他に映画では、「隣のヒットマンズ 全弾発射」と「ラットレース」に出演している。
「CSI:6」2話に登場予定、「プリズン・ブレイク」では3話からヘイワイヤー役でサブレギュラー。

◆結婚カメラマンロンデル .... Jon Sklaroff
「CSI:マイアミ2」12話「全てを見ていた男」で、宝石ディーラーのベッカムを襲ったところをユージーンに目撃された「コルトン」こと製薬会社の元服役囚掃除夫ピート・トルソン役。ホレイショとパートナーシップが芽生えていたユージーンを口封じのために殺し、さらにあざけったためにホレイショを本気で怒らせることに。
「CSI:3」5話「父と子と精霊と」では、マジシャンゼファーの舞台装置係パーキン・デリンジャー役で登場。パーキンは実はゼファーの息子だったのに、ゼファーの身代わりに殺されてしまう。
「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」では、麻薬の売人コリン役で1~2シーズンの3エピソードに登場。
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ミディアム 第2話「夢と記憶」

2006年07月12日 | ミディアム
デヴァロスは、陪審コンサルタントに費用をつぎ込んでいるにもかかわらず、裁判の結果が思うように出ない現状に不満を抱いていた。しかも次の裁判は女性連続殺人の極悪人イヴァン・キネッコが被告で、確実に死刑にしたかった。そこでデヴァロスはアリソンに陪審の選別を依頼することにする。
アリソンはコンサルタントを引き受けてから連絡がなかったのでいらついていたため、大喜びで仕事の依頼に飛びつく。キネッコは彼女がこのところ夢に見ていた殺人者だったのだ。
実際に陪審候補者と面接するわけではなかったが、書類を通してアリソンは霊能力で陪審候補たちの隠されたプロフィールを言い当てたため、デヴァロスはアリソンを信頼するようになる。
自分の力が認められて自信を取り戻したアリソンだったが、しかし死刑判決の報道をテレビで見て衝撃を受ける・・・

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「テレビのチカラ」は打ち切りになったらしいが・・・・
あの番組に出てくる「超能力捜査官」を見ると、その能力と、事件が裁判の段階に入ったときの「証拠能力」はどう兼ね合ってるんだろうかと不思議に思っていた。
だって、前回の話もそうだけど、遺体の場所を知ってる人間は真っ先に疑われるべきだし。その辺をFBIの捜査としてどうリアリティ出してくるのかな、というのがこのドラマを見る前の関心事だった。
リアリティ無視したら、Xファイルだもんね。

その点、秘密捜査官として陪審員の心を読む、なんてのは「その手があったか」という感じだ。書類を見ただけで、その人の人生や考えていることを読み取ってしまうなんて、コワイなぁ。
でもそれができるとわかったからには、FBIで食いっぱぐれても民間の探偵とか弁護士事務所で雇ってくれると思うな。なかなか使い道があると思うんだけど。
先週は「シックスセンス」だったが、今週は「アンブレイカブル」か。シャマランワールド?

しかしいくら便利な能力だからと言っても・・・ベッドに舅がやってきて「息子も女を見る目がない」とかイヤミ言われちゃうの、絶対イヤだなぁ。
壮絶な嫁舅関係を見てしまった。ジョーパパ、息子夫婦の寝室に化けて出るってどういう執念なんだろう。少なくともジョーの父親は死んでるということのようだが、舅姑の霊が揃って寝起きの枕元に立つなんて・・・・
考えただけでもいやだぁぁぁ!!
とはいっても、一番イヤな思いをしてるのは、幼いながらに母が悪夢で耳元で絶叫するような人生を送ってるマリーちゃんかもしれないが。

結局キネッコの顔が違った!という話は、犯人は間違ってなかった、というオチで大丈夫なんですよね?(ちと不安)
あれは、今まで何回も行ったレストランでメニューを何回も見ていて、無意識にメニューの写真の顔が頭の中にすりこまれていて・・・それがジョーに無理に仲間との食事に連れて行かれてイヤだという気持ちと、仕事が来ない不安、ちゃんとできたんだろうかという不安にシンクロして、夢の中の顔がメニューの男になってしまった、と。
そういう解釈でOK?かな?
今回はそれでいいだろうけど、この先微妙な判定を迫られる時、「無意識に刷り込まれた顔が犯人の顔と入れ替わってました」で大丈夫なんだろうか。それを「誰でも間違うことがある」という逸話として使われると、この先ドキドキしちゃうな。

今回はCSIのファンにとっては、ホッジス(アラン)とジャッキー(陪審コンサルタント)が出てきたことでちょっと嬉しかった。ホッジスは他の役をやらせても(字幕版で見たので、地声だとずいぶんノーマルに見えるけど)何かヘンな感じがする。
ホッジスがやってたアランは、あれはカマラの「夫婦だけの話」を勝手に膨らませて自慢しまくってるということなんだろうか。なんだかバランスの悪い夫婦という感じ。もう一回登場するようなので、その時にこの夫婦関係にどういう変化が訪れるか楽しみ。
ジャッキーは地声ではおばちゃん声じゃないんだなー。結構普通のお姉さんといった感じがする。でも、たばこ踏み消していったあたりの勇ましさがちょっとジャッキーっぽかった、かな。


【 脇俳優チェック 】

◆ホテルに踏み込んだ警官の一人 .... Derk Cheetwood
台詞のあった警官のうち、遺体を見てギャーと叫んでアリソンとシンクロした警官。
「アリーmyラブ」第1シーズン12話「ダンシング・ベイビー」で、パーティで元彼女に対して暴言を吐いたために19歳の少年クリントに殴られ、訴えを起こしたストークス役で登場。
「CSI:4」14話「標的の死角」では、フロマンスキーの相棒クレイ巡査として登場、スーパーの強盗犯に気づいて銃撃戦となり殉職。
「デスパレートな妻たち」17話「届かない言葉」では、ブリーの息子アンドリューがヤクでラリって車でひきずった学校の警備員役。そのせいでアンドリューは退学に。

◆ジョーの父の亡霊 .... Bruce Gray
オフィシャルサイトあり。「コールドケース」第1シーズン14話「箱」で、研究所の医師ミルトン・セイアー現代版役。施設のいたいけな子供たちに放射能入りコーンフレークとか食べさせて「そういう時代だったんだ」と平然と答えてリリーとスコッティを脱力させた。
映画や舞台で60年代から活躍し、出演作は数知れず。「マイビッグファットウェディング」で、花婿イアンの父親で、花嫁のギリシャ人ファミリーにもまれて戸惑いながらもなじんでいくという役だった。
この先まだ成仏しないで、第2シーズンになっても登場あそばすらしい。

◆陪審候補マキシン・ハリス  .... Aisha Hinds
母の介護に疲れて、部屋の計器を滅茶苦茶に叩き壊す女性。
「CSI:NY」12話「リサイクル」では、女性に見えないゴツイメッセンジャー、ブレット・ストークス役で登場していた。
「ザ・シールド」の第3シーズンに潜入捜査チームの一員アニー・プライス役でサブレギュラー。AXNで9月から放送予定の「Invasion -インベイジョン-」ではレギュラー出演している。
他には「ER」「NYPDブルー」など。

◆ジョーの友人アランの妻カマラ .... Elizabeth Lackey
失語症の少年の治療で嘘をついた児童心理学者の妻。10話にも登場予定。
「CSI:マイアミ2」11話「造られた女」では、美容整形クリニックの看護師デビー役。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン15話「歪んだ愛」では伝説のショーガール、ポーシャの留守を預かっていると自称する夫婦の妻アマンダ役で登場。実は夫婦ではなく兄妹で、セレブを殺して財産を巻き上げまわっていたのだった。

◆ジョーの友人アラン .... Wallace Langham
「CSI:」のベガスラボでの嫌われ者ホッジス役でおなじみ。
「Sex and the City」第6シーズン1話「ファーストデートの心得」では、キャリーがバリーとのパーフェクトデートのプレッシャーに負けないようにとウォーミングアップのためにデートした相手ウィリー役で登場していた。しかしデートの内容は散々。
「ヴェロニカ‘s クローゼット」ではジョッシュ・ブレア役でレギュラー出演。

◆アリソンの夢の中の犯人イヴァン・キネッコ .... John Mese
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン7話「暴走する母性」で、連れ去られた赤ん坊アビーの父マシュー役を演じていた。検事というキャリアウーマンの妻と大学教授という夫婦仲は問題ないように見えたが、実はマシューは教え子と不倫していた。
「BONES」の第1シーズン12話、「CSI:6」19話に登場予定。

◆陪審コンサルタント .... Romy Rosemont
「CSI:」のベガスで指紋専門のラボ技術者ジャッキーおばちゃんでおなじみ。
「グレイズ・アナトミー2」の2話、「FBI~失踪者を追え2」15話(あ、今日放送だ)に登場予定。
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ミディアム 第1話「予知夢」

2006年07月05日 | ミディアム
3人の娘たちと夫に囲まれて幸せな日々を過ごしていた主婦のアリソン・デュポアは、30代になってから司法試験をめざし、検事局のインターンとして忙しく働いていた。
しかし、昔から見ていた猟奇的な夢や、犯罪者に会うと犯罪の様子が頭の中で再現されてしまう特殊能力が、仕事を邪魔しがちになって困っていた。
彼女の悩みを打開するために、夫のジョーは彼女の夢を書き溜めておいたものを各警察にFAXで送ることにする。すると、極秘になっていた犯人の情報がその中にあったためにテキサス警察から呼び出されてしまう。しかしテキサス警察の対応は、協力を仰ぐというものとは程遠く、アリソンを様々にテストしようとするものだった。
テキサス警察の事件は、17歳の少年が犯した幼児の殺害事件だったが、アリソンは少年の亡くなった妹の霊の助けを借りて、遺体の場所を指摘する。ところがテキサス警察のプッシュ警部が発掘をためらううちに、ハリケーンが到来して遺体も現場もすべて流されてしまう。
このままでは犯人の少年は釈放されてしまうと知ったアリソンは自分自身を責めるが・・・

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ドラマ版「テレビのチカラ」?とか、オカルト物は苦手なんだよなぁとか思いつつ見たのだが、さくっと引き込まれた。
必要以上に恐怖をあおってるわけじゃないし、グロくないし、ギャーとか叫ぶところがあるわけじゃない。淡々としているところがかえっていいかも。
意外とドラマとして面白く見られそうな気がする。

でも・・・・実話なんだよなこれが。
娘たちがかわいくて、家族の風景があまりに普通で、普通だからこそアリソンの苦悩がいや増すという感じ。ヒロインアリソンのパトリシア・アークェットがおばさんっぽい感じなのもリアル。これが「コールドケース」のリリーみたいに折れそうに細い美女だったら、うそ臭いドラマになってしまっただろう。
夫がまた、アメリカだよなぁという感じのいいだんなさんなんですよこれが。
33歳で司法試験を目指す妻のために、家事育児を協力してて、司法試験の勉強に付き合いながら彼女をお風呂で洗ってあげたりするし。
不気味な夢を見る妻の話を馬鹿にしないで、ちゃんと書き留めて各方面に送るのも彼のアイディア。うまくいかなくて当り散らすアリソンの話しをちゃーんと聞いてやって受け止めてるし、もうね、うらやましいですよマジで。
霊能力や予知能力は要らないから、あんなだんなさんが欲しい・・・

タイトルに「予知夢」ってあって、WOWOWの公式でも「予知夢を見る」ってあるのだけど、「起こった事件を霊が伝えてきてる」ので、ある意味予知夢ではないよなーとか思いながら見ていたら、最後に「予知」が本当になった・・・・
あの場面はけっこうぞくっとする。幽霊をおどろおどろしく描いたりはしてないが、サイコな人間の持ってるオーラが心底怖かった。
変に煽り立てたりしない雰囲気のままいってくれたら、なかなかいい感じになりそう。

プッシュ警部のほうが、上司のオッサンよりいい味出してるのになぁと思ったりして。
あのオッサン(デヴァロス)の他にもう一人、あとから相棒が登場するらしいので、またそしたら雰囲気も変わるかな?


【 脇俳優チェック 】

◆パブロと妻子の殺害犯人マルティネス .... Frank Alvarez
「CSI:マイアミ3」20話「エピローグの幕開け」で、デルコの一夜のお相手「ヤリヤリ女」の弟ランデル役。
デルコのバッジを盗んでいった張本人。

◆少年殺害の17歳少年 .... Matt Barr
「CSI:マイアミ2」20話「不倫の方程式」で、遺体の上着をアレックスが放り投げたらポケットの携帯が爆発した事件の犯人。

◆テキサス警察プッシュ警部 .... Arliss Howard
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」など映画の出演作多数。好評だったのか、この後2エピに登場予定。
妻は女優のDebra Winger(「愛と青春の旅立ち」のヒロインなど)。

◆テキサスレンジャーの女性隊員 .... Tina DiJoseph
プロペラ機で一緒に飛行してた人。これも好評だったのか、別の役で10話目以降「市長の連絡係」のリンという役で登場するらしい。

◆17歳少年の隣の房の男レイモンド・ヴァルガス .... Jamil Walker Smith
アニメ「ヘイ・アーノルド!」で、アーノルドの親友ジェラルドの声を演じている。

◆女性検事 .... April Grace
アリソンの名前を間違えた、適当に霊能者の話しを切り上げた検事。「FBI~失踪者を追え」の第1シーズン7話と18話に女性ジャーナリストデリア・リバース役で登場していた。
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