goo blog サービス終了のお知らせ 

くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「アグリーベティ3」第1話「帰ってきたベティ」

2009年10月20日 | アグリーベティ
ベティはヘンリーとジオの両方の告白を断り、もっと色んな経験をしてみたいと、自分探しの一人旅に出た。
そしてさまざまな人々と出会い見聞を広めたベティは、リフレッシュして意欲にあふれて帰宅した。自作の「アイディアバインダー」に仕事のプランを詰め込み、これからの3つの目標を立てたベティだったが、ベティを待っていたのはさまざまに変化した環境だった。
まず、イグナシオはバーガーショップに仕事を見つけて張り切っていたが、そこの店員キミーはなぜかイグナシオに冷たく当たっていた。
そして出勤したモードでは、いつの間にかダニエルを追い出してウィルミナが編集長の座におさまり、彼女の機嫌を損ねまいと社員はピリピリした状態で仕事をしていた。ダニエルは「PLAYER」というエロ本の編集長になっており、その境遇を楽しんでいるようだったが、それは自分の目標のひとつ「もっと責任ある仕事をする」とは逆方向のために、ベティは困ってしまう。
しかし気を取り直して、別の目標「マンハッタンに部屋を借りる」を実現するために部屋探しを始めるが、焦ったベティは実際に部屋の中を見ないまま、全財産をはたいて契約してしまう・・・

---------------------------------------------------------------

ベティもシーズン3に。

シーズン2では色んなことを詰め込んで、最後ぐっちゃぐちゃになったところがあったので、いったんリセットということでジオとヘンリーに「ごめんなさい」。
あの二人で選べない、だとぉ?とムカッとした人も多いかもしれないが、選ばないのも一つの手だ。「フェリシティの青春」のフェリシティのように、シーズンまたぎでどっちかを選ぶと、結局両方に角が立つのだから、迷った時に「両方選ばない」というのは結構賢い選択かもしれない。
・・・でももったいない。ジオもいいけど、ヘンリー結構好きだったのに。
3つの目標のうち2つは達成したベティだが、最後の1つはジェシーとの新たな出会いでさっそく破られることになりそう。ベティのモテ期はまだまだ続くのだろうか・・・なんだかそれも納得いかなかったり。

新シーズンで色んな変化があったが、ジャスティンがずいぶん大きくなっちゃって・・・ジャスティンのあちら予備軍的な鋭い一言が、ますます磨きがかかってくることに期待したい。
ジャスティンのカテゴリの完成型であるマークとアマンダも、出番があればあるほど場をさらってくれるのだが、ベティがダニエルと一緒によその編集部に行ってしまったので、わざわざ見学に来ることで出番を増やすという苦しい配置になっていた。ベティたちがモードに戻るか、二つの編集部が合理的に絡むような設定を考えないと、アマンダ&マーク組が存在感を失ってしまうようでちょっと怖い。
「そのぽっちゃり体型とイタイファッション」「なくしちゃったクマちゃんみた~い」とか、あの二人が出てくるだけで、テンポがぽんぽんと軽くなって楽しいのになぁ。
でもそのままベティがエロ本編集者で定着してしまうということは、話の流れとしてあまりないだろうし・・・ただダニエルは天職のようで楽しそうだったけど。むしろ、なぜ「PLAYER」の人たちが楽しそうに仕事してるのか、っていうことをベティが考えるようになったらいいのにね。

シーズン1~2ではまだ「いい人」キャラの側面を見せる方向性も残されていたウィルミナだが、3になってもはや突き抜けたビッチぶりを隠そうともしない。
タイムズスクエアでの「キャハー」という笑いったら。ウィルミナってディズニーアニメみたいなデフォルメされたワルキャラになりつつあるような。
どうせなら、キミーとウィルミナを対決させてみたら楽しそうなのに。
なんだかんだで「お騒がせセレブ」というポジションが板についているリンジー・ローハンだが、演技は結構ウマいんだな。自虐ネタともとれるギャグも果敢にこなして、彼女の人となりを知らずにこの役だけ見たら、器用さのあるいい女優さんだなぁと思わなくもない。
結局この出演で復活した後も捕まったりしてるから、せっかくの才能をどぶにすててるわけで・・・そんなんだと対戦させてもウィルミナ圧勝しちゃうかな。

しかし、今までのベティの服装もかなりだったが、このシーズンに入ってからますますエスカレートしてる感じ。
黄色いソックス青のパンプスって、どういう心境で合わせようと思ったんだろう。柄とか色とか、パワーアップしたとんでもないことになってるような。
ベティのコーディネートに比べたら、ミスユニバース日本代表みたいなゲイシャ風モデルの着合わせなんてかわいいもんだ。
毎回「どこで売ってるんだあの服」と突っ込む楽しみができそうで、それはそれで楽しそうだけど。

今回最大にツボったのは「眺めがセクシー」だ。あのハダカの老夫婦に・・・そうか、そういう言い方があったか・・・ってないわ!
セクシー・・・最大限にポジティブに考えれば・・・やっぱりないわ。


【 脇俳優チェック 】

◆トークショーの司会Regis Philbin本人 .... Regis Philbin
「Live with Regis and Kathie Lee」の司会などで知られる、アメリカの名司会者。
日本でも「クイズ$ミリオネア」でフォーマットを放送されている「Who Wants to Be a Millionaire」のアメリカ版の初代司会者(大本はイギリスの番組)。1999年から放送されて大ヒットしたものの、放送日を増やしたことで視聴率が急落して司会が差し替えられた後打ち切られていたが、今年の夏に再び彼の司会で復活した。
「ダメージ」第2シーズン1話「破滅させたい女」では、パティが「Live with Regis and Kathie Lee」に出演してインタビューされているシーンに登場。
「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズン12話に登場予定。
娘のJ.J. Philbinは、「Heroes」「OC」のプロデューサーで、脚本も担当している。

◆トークショーの司会Kelly Ripa本人 .... Kelly Ripa
「Live with Regis and Kathie Lee」ではRegis Philbinとコンビで司会をしている。
「ダメージ」第2シーズン1話「破滅させたい女」では、パティが「Live with Regis and Kathie Lee」に出演してインタビューされているシーンに登場。
今シーズン3話には、彼女の夫Mark Consuelosがゲスト出演する予定。
「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズン12話に登場予定。

◆ベティの向かいの部屋の住民ジェシー .... Val Emmich
「カシミア・マフィア」ではゾーイの家に出入りしているカメラマンのアダム役で登場。5話「結婚記念日の過ごし方」では、脳外科医と付き合ってるのにもかかわらず不満を抱くミアが彼にひかれる。7話「生涯の伴侶」では、イタリア語の勉強をしているゾーイに「自分が教える」と教師を買って出る。ドラマが続けば、もうちょっと使われる可能性があったであろうキャラクター。
他に「サードウォッチ」など。

◆「PLAYER」誌のワンワン男ウノ ....  Jordan Gelber
「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」第4シーズンでは、鑑識の技術官役で時々登場している。
「LAW & ORDER:犯罪心理捜査班」第1シーズン14話「人間の皮を着た狼」では、妻子が誘拐されたルーカスの会計担当者フィル役。ゴーレンがルーカスの金の流れを追って事情を聞きにいった。事件前の冒頭シーンでは姿は出てこないが、ルーカスがフィルに電話をかけている。

◆ベティの部屋を扱った不動産屋 .... Christine Toy Johnson
オフィシャルサイトあり。
「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」第4シーズン4話「欲情する魂」では、怨恨による殺人の被害者グレタの職場の同僚。医師のグレタはHIV治療で感染ルートの解明をしていたせいで恨みを買っていたが、その状況についてステイブラーたちに説明していた。

◆バーガーショップのマネージャーキミー .... Lindsay Lohan
映画「フォーチュン・クッキー」「ミーン・ガールズ」のヒットにより、一躍スターダムにのしあがるが、私生活でパリス・ヒルトンらとの不仲や、酒・ドラッグとそれに絡んだ交通事故などのトラブルが絶えない、お騒がせセレブとしての側面が話題になりがち。
最近ではレズビアンであるということで騒がれ、度重なる逮捕とリハビリに、女優生活も危ぶまれていたが、「ベティ」へのゲストはいい復活になったのかどうか。(これの出演後も逮捕事件を起こしている)
「ザッツ70sショー」第7シーズン7話にゲスト出演しているが、それは当時フェズ役のWilmer Valderramaとつきあっていたため。しかし結局半年くらいしかもたなかったらしい。
・・・こうして見ると、知名度の割に作品について書くことがほとんどない・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アグリーベティ2」第10話「サバイバル・ゲーム」

2008年12月11日 | アグリーベティ
弁護士がブラッドフォードの遺言ビデオを持ってきた。ダニエルとアレクシスのどちらかにモードの後継を託したいというものだったが、どちらかをはっきり明言しないままテープは途切れていた。
二人は編集長の座を争ってドタバタを繰り広げるが、サバイバルゲームで決着をつけることになる・・・
ヒルダが念願のサロンをオープンさせることになり、その準備のためにやってきたジオとヘンリーが鉢合わせするが、ヘンリーは過去のこともありジオのことが気に食わない。
しかしジオの情熱的な言葉にヒルダはめろめろ、ジオとデートをすることに。ベティもジオに感化されて、ヘンリーの提案がつまらなく思えてしまう。思い出作りのデートを特別なものにしようと思ったベティは、変な方向に張り切りだしてしまう・・・

ウィルミナは「スレーター」の資金繰りがいまだにうまくいかず、タダ働きさせられているスタッフの間にも不満が募ってきた。
自分の悪イメージを払拭して投資してもらうため、やらせでボランティアをしているところを取材させ、「いい人ウィルミナ」を演出しようとする。ところが、タクシーを老婆から横取りして怪我をさせてしまうが、相手が女優のベティ・ホワイトだったためにウィルミナの評判は地に落ちてしまうのだった・・・

---------------------------------------------------------------

「まなむす○」って。
死せるブラッドフォード、生けるミード姉弟をサバゲーに走らす、ですか。
いやでも・・・ブラッドフォードがアレクシスを「まなむすめ」って呼ぶ・・・か?
「撮れてるよっ!」っていう、とっさの地の部分ではまだ男になってしまうアレクシスを見ると、むすめむすこ両方ありじゃんと思ってしまう。

全員でおそろいのユニフォームで、オフィスでサバイバルゲーム・・・楽しそう。気分はダイハードって感じかな。
でも終わった後ペイント弾どうするんだろうと思ったら、最後にちゃんと清掃の人が入っているのを見て大笑いしてしまった。その辺変なところで細かいというか、ちゃんとしてるなぁ。
結局アレクシスのしたたかさに、お人よしのダニエルが一歩及ばなかった。それはまぁ予想の範囲というか、ダニエルがもしゲームで勝ったとしても、この先アレクシスとまっとうに対抗できるとは思えない。お人よしぶりを発揮して、どこかで陥れられてしまいそうだから。
二人で足りないところを補いあってファミリービジネスをやっていければいいのだけど、「親から一番愛された証」という感情が絡んでしまうとしょうがないか。

そんな風に「モード」側が余裕こいている間に・・・ウィルミナは思わぬ苦戦。
ウィルミナの天敵のベティは、スアレスだけではなかったようで。まさかベティ・ホワイトが出てくるとは!
彼女は「ボストンリーガル」のアランのかっとんでる秘書キャサリン・パイパー役でおなじみの女優さんだが・・・見た感じキュートで上品なおばあちゃんなのに、シモネタや毒舌をさらっと言ってのけるというなかなかのナイスキャラなのだ。
今回は「本人」の役だったわけだが、「パイパーはほぼまるっと地だったのか」疑惑がふつふつと。う~んかわいいぞベティ・ホワイト。
レズ小説云々のところの台詞は「I adore all my fans, except for the few sickos who write lesbian fan fiction about me and Bea Arthur.」だそうだが・・・
おばあちゃんキャラ同士のレズ同人小説って、なかなか・・・深いですね。世の中にはいろんなご趣味の方がいらっしゃるのだと。

しかしウィルミナも思わぬ禁じ手を繰り出してきたものだ。
モルグでドクターを買収してどうするつもりだろう、と思っていたが・・・精子かぁ。
それで妊娠したとしても、モード経営権争奪戦に名乗りを上げられはするだろうが、ウィルミナ父と娘の心は完全に離れるだろうという諸刃の剣。まさに最後のカードを切ってしまったわけで。
ウィルミナはがけっぷちになったことだし、そろそろ某がけっぷちドラマのスーザンと入れ替え戦でもやって・・・じゃなくて、両方ウィルミナでいいや。
「よく見るとあなた、ちまちました顔してるわね」
・・・やっぱりウィルミナは最高だな。うん。

ヘンリーは、本人も若干気づいてはいるようだが、がんばった割には報われないというか、期限より前にベティの心が離れてしまいそうだ。
アイスクリームメーカーを買ってきたのはベティの路線にあわせたからであって・・・ヘンリーは悪くないよなぁ。ヒルダもかわいそうだし。
こういう周囲巻き込み系のどろどろ恋愛の中心にベティがいるっていうのがどうもピンとこない。周囲の男性が割とベティのよさに軽く気づいてしまうという設定は、なんだかなぁという感じだ。
こんなモテモテでいいのかベティ。この先、倍返しにずどーんと落とされるのかもしれないが。

アマンダとニックの取り合わせは納得。まるでいつもの劇中テレノベラのようだった。
これでマークが何ていうかな。


【 脇俳優チェック 】

◆ベティ・ホワイト本人 .... Betty White
テレビや映画で40年代から活躍している超ベテラン女優さんで、今までに6回のエミー賞を獲得している。
老女4人のあけすけな会話が売りという、おばあちゃん版SATC(逆かな)のような「The Golden Girls」(日本未放映)というシットコムでローズ役で人気を博し、ドラマ自体80年代半ばから7シーズンも続いた。(劇中彼女の「レズビアンの小説を書いたファン」云々の台詞は、これの共演者のBea Arthurとのこと)
「ザ・プラクティス8」13~15話には、ヘンテコな老女キャサリン・パイパー役で登場、その演技でエミー賞ゲスト女優にノミネートされている。そのキャラそのままで「ボストンリーガル」にも登場、押しかけのような形でアランの秘書になる。アランが見捨てた依頼人の母殺しバーナードに同情して面倒を見るが、彼の恐ろしさに気づいて逆に殺してしまう。その件で事務所をクビになると今度はコンビニ強盗を働いたりと、予測不可能なおばあちゃんだが、どんなに迷惑をかけられてもアラン自身彼女を憎めない。
「アリーmyラブ3」3話「心が風邪をひいたら」では、トレイシーの代理のセラピストのドクターフロット役。ぶっ飛んでるアリーに対して抗うつ剤を一生懸命処方しようとするが、アリーは反抗して薬をトイレに全部流してしまう。
「ジョーイ」第2シーズン5話「ボビーの怒り抑制セラピー」では、ジョーイが買おうとした新居の売主の老女ブライさん役。AVの撮影に使われたその家をジョーイは気に入るが、ブライさんがなぜかジーナとジョーイを小さな子供のいる夫婦と思い込んだために、ジョーイは赤ちゃんロボットを使って何とかごまかそうとする。
「エバーウッド」第2シーズン10話「火を渡れ」では、ローズの母で毒舌家のキャロル役で登場している。キャロルの来訪にアボットはイライラして、エイミーとトミーの交際禁止に発展してしまう。
「That '70s Show」では第5シーズンに4エピ登場している。
最近では動物園大使などで活躍しているらしい。

◆アジア系レポーター .... Candace Kita
ウィルミナにベティ・ホワイトの件で詰め寄っていたレポーター。
オフィシャルサイトあり。
「PEPPER 恋するアンカーウーマン」11話 「信念の人ペッパー 刑務所へ行く」では、刑務所の待遇の劣悪さについて、ペッパーにカップケーキで釣られて情報をしゃべってしまった女囚のスクィーキー役。
「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」第3シーズン2話に登場予定。

◆男性レポーター .... Richard Varga
ウィルミナにベティ・ホワイトの件で詰め寄っていたレポーター。
「CSI:NY3」9話「死の天使に乾杯」では、冒頭交通事故で瀕死の重症から一命を取り留めた少女ニコールの、付き添ってきた母に「娘さんは長生きできますよ」と言ったドクター役。ところがニコールはその後皮肉にも殺害されてしまったのだった。
「CSI:マイアミ4」6話「容疑者ホレイショ・ケイン」では州検事役で登場。ホレイショと一緒にラトナー判事(ホレイショに遺恨のある悪徳判事)のところに連続殺害犯人レズデンを拘留するようにお願いに行ったが、判事はホレイショへの個人的な恨みから釈放してしまうのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アグリーベティ2」第9話「新生『モード』」

2008年11月30日 | アグリーベティ
もうすぐクリスマス、ベティは伝統にこだわって、母が生きていた頃のやり方でツリーを飾りつけようと主張したため、新しいことにチャレンジしたいヒルダたちは不満顔。
しかしそれはベティにとっては、モードに戻らないと決めたもやもやからクリスマスに気持ちをそらしているだけだった。そんなベティの前に死んだはずのブラッドフォードが姿を現す。ブラッドフォードは「自分はベティの罪悪感の表れだ」と言う。
ベティはブラッドフォードの葬儀には参列するが、そこにウィルミナもやってくる。しかし、囚人服で参列していたクレアによって墓穴に突き落とされたウィルミナは、とうとうモードを破滅させることを決心。モードの最新号のデータをすべて削除して、新マガジン「スレーター」の創刊を宣言、スタッフを根こそぎ引き抜いてしまったのだった。
ダニエルとアレクシスは、残ったスタッフでなんとか最新号を出そうとするが、締め切りはもう目の前に・・・

---------------------------------------------------------------

久々に見たトゥルーは壊れていた・・・
あれでぶっこわしのシーンを偶然撮影して、意外性のある表紙が・・・っていう話なのかと思ったらそうじゃなかったので、アレ?って感じに。
トゥルーの登場シーンがあまり意味がなくて、その点なんだか肩透かしだった。せっかく久々のトゥルーだったのになぁ。

生首ブラッドフォードとか、アロハブラッドフォードとか、ブラッドフォードオヤジは亡くなってからの方がいい味出しているような気がする。これからベティの罪悪感がむくむく湧き出ると、間違った方向でのコスプレなブラッドフォードが見られるのだな!(違)やはりラテンの男なら上半身もろ脱ぎを期待だ(それコスプレじゃないし)。
はじけたクレアと死後のブラッドフォードの夫婦漫才を見てみたいものだが、霊媒なしではもはや無理か。
そうすると、ベティがジェニファー・ラブ・ヒューイット(「ゴースト」で死者のメッセージを遺族などに伝えるメリンダ役)かい!二人の共通点は・・・巨乳くらいだろうか。
ブラッドフォードは「ゴースト」風に最後光の中にとけていったが、あれだと成仏したことになるような・・・でもまたブラッドフォードは化けて出るようなので、オヤジはほんとにしぶといな。

でも、どっちかというとベティのところに化けて出るより、次に出てくるとしたらアマンダやマークのところがいいなぁ。特にアマンダは今誰かの助けが必要な立場だし。ブラッドフォードが「降りて」あげればいいんじゃなかろうか。ウィルミナのところに化けて出てビビらせるのもいいかも。
今までブラッドフォードは、クセモノ揃いの「ベティ」の中で、どうも今ひとつキャラがもてあまされてる感じだったのだが、ここに来てやっとポジションをつかんだような感じだ。
これからのブラッドフォードに大いに期待したい。

アレクシスと印刷屋のミルフリーとのおかしなやり取りにはニヤニヤしてしまった。アレクシスが妙にかわいかったというか、このところ「男」な演技が多かったので、キュートさが際立った。
同じ「変身」を遂げたのでも、受け入れてくれる人のいるアレクシスと、家族の思いを汲み取れなくて逆に愛情を読み違えているウィルミナとでは、差がついてしまってウィルミナがかわいそうなくらいだ。父親のスレーター議員は、決してウィルミナを愛していなくて冷たいわけじゃないのがわかって、まるで「ヤマアラシのジレンマ」のようだ。
これで「スレーター」は立ち上げに失敗したわけだが、まだウィルミナがただつぶれて手をこまねくはずはないし、アレクシスとダニエルのやっつけなビギナーズラックがこの先いつまでも通用するとは思えないので・・・
まだまだこれからモードは前途多難、かも。


【 脇俳優チェック 】

◆女優のキャメロン・アシュロック .... Eliza Dushku
「トゥルー・コーリング」の主人公トゥルー・デイヴィス役でおなじみ。
「バフィー ~恋する十字架~」では、第3シーズン以降にスレイヤーのフェイス役でサブレギュラー。バフィのスピンオフの「エンジェル」にも同じフェイス役でゲスト出演している。
映画「チアーズ!」では、ヒロインのトアのチアリーディングのチームメイトミッシー役を演じて、トア役のキルスティン・ダンストを食う演技を見せている。
「トゥルーライズ」では、シュワルツェネッガーとジェイミー・リー・カーティス演じる夫妻の娘ディナ役。

◆ウィルミナの父のスレーター議員 .... Ron Canada
初登場は第1シーズン3話「クィーンズの絆」。ウィルミナは彼に会えるのを心待ちにしてあれこれ準備して待っていたが、議員は冷たい態度で失望させられてしまうのだった。
「BONES」第3シーズン2話「青空に散った正義と真実」では、過激派NLAをずっと追ってきた担当FBI捜査官サム・レイリー役。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン4話「亡命ピアニスト」以降、国務次官のセオドア・バロウ役で出演している。北朝鮮のピアニストジェイが亡命の意思を示したことについては、NOを唱える主導的立場をとっていた。
「ブラザーズ&シスターズ」第1シーズン10話「ともしび」では、ジャスティンが従軍のための出頭に猶予をと起こした裁判で、米軍側の代表(ヘンドリクス准将)役。ジャスティンの思いを汲んでクリスマスの奇跡を起こす。
「CSI:3」7話「ラスベガスの掟」のボクシングの試合中死亡したボクサーの事件で、死亡したチャンピオンのラロイ・スティールのマネージャージェリー・バローン役で登場していた。スティールがパンチドランカーになっていて無理な出場だと分かっていたバローンは、早く試合を終わらせて助けようと止血剤をすり替えていた。
「フェリシティの青春」では、懲罰委員会になると出てくる学部長役を演じている。
「ボストンリーガル」では第2シーズン以降判事役で登場している。

◆アートディレクターのヴェロニカ ....  Wendy Benson-Landes
モードに残ったスタッフの一人。
「ビバリーヒルズ青春白書」第4シーズン1、2話では、ミネソタの大学に進んだブレンダの幼馴染でルームメイトのダーラ役で登場。いつまでもミネソタになじめないブレンダを内心嫌い、親友のはずが裏で悪口を言っていたことからブレンダがミネソタを去るきっかけとなる。
「Xファイル」第3シーズン13話「星」では、連続高校生変死事件で悪魔教の儀式を目撃した二人の女子高生のひとりマギー役。
夫は俳優のMichael Landes(「新・スーパーマン」のジミー・オルセン役など)。

◆印刷屋のハーベイ・ミルフリー .... David Steinberg
ジョージ・ルーカス製作、ロン・ハワード監督のファンタジー映画「ウィロー」で、主人公で小人族のウィローと一緒に人間の赤ん坊を人間のもとへと返す旅に出る、親友のミーゴッシュ役を演じている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アグリーベティ2」第8話「母の思い 父の願い」

2008年11月26日 | アグリーベティ
結婚式の途中で倒れたブラッドフォードはまだ意識が戻らず、混乱が続いていた。
ニュースを聞いたベティは病院に駆けつけるが、ダニエルに無視されたことでモード退社の決意を固め、オフィスに私物を引き取りに行く。ところがそこでベティは「モードに入った頃の自分」と出会い、今の自分を見つめなおすことになる。
ところが帰宅したベティは、自室にクレアとヨガが隠れているのを発見。国外逃亡することにしたクレアだが、その前に「子供たちを守るために、ブラッドフォードの遺言状を見てきて」とベティに頼み込む。
一方、ダニエルに病室を「家族じゃないから」と追い出されたウィルミナは、モードを自分の手におさめるためブラッドフォードの遺言状を確かめようと、ブラッドフォードのオフィスにやってくる。
ところがクレアから頼まれたベティとヘンリーに出くわし、遺言状をめぐるバトルが勃発する・・・
ダニエルはブラッドフォードに「愛している」と伝えていないことが心残りだった。そんな思いが通じたのか、ブラッドフォードは意識を回復するが・・・

---------------------------------------------------------------

「ダニエルを頼む」と、ブラッドフォードから守護天使にされてしまったベティ。
そんなに見込んでいるのなら、前回の捨て身の「異議あり!」の時に信じてあげてほしかったな。そしたら血圧も上がらず倒れることもなかったろうに。
でも、まだブラッドフォードの出番はなくならないようなので・・・オヤジ、しぶといからなぁ。

世間知らずな奥様クレアと、スレた感じの女囚ヨガの取り合わせは不思議なミスマッチで笑いを生んでいたが、すっかりたくましくなったクレアのほうがずいぶん世慣れてしまって、ヨガの回転の悪さが微妙におかしかった。ケーブルの点検とか害虫駆除とか、とっさの言い訳と隠れ方がヘタすぎ。
しかしこれでクレアは後で復活するようなのだが・・・考えてみるとアマンダの親の仇になるのでは?アマンダが今のところそこら辺に気づいていないようなので事なきを得ているが。
クレアもせっかく最後の最後に夫婦でわかりあえたのに。長いことあの夫婦も周囲を巻き込んで無駄な争いをしてきたものだ。

「あなたはてんてこまいもどんなダンスも、人に踊らされるのはキライでしょ?」
マークの台詞は、「エバーウッド」の吹き替え並みにかっ飛ばした超訳になってるような気がするが、でもNHKだけに「エバーウッド」のように原語台詞にないギャグを盛り込んだりはしていないはず。うまいこと訳してるんだろうなぁ。
しかしウィルミナの「減点1!」とか、声優さんの演技がさらにキャラクターのおかしさを膨らませてるような感じで、いつも「うまいよな~」と感心してしまう。
こういうのがプロの仕事なんだよなぁ。見習って欲しいものだ・・・・って誰に(わかってるくせに)。

ポンチョ姿のベティと今のベティでは、どこが変わった?って改めて見ると、ちょっとだけキレイになってるよう・・・な?(それにしてもブリッジはいつ取れるのだろう。ベティはシーズンが続いていく限り、永遠に矯正し続けるのだろうか)
なんだかんだでいい変化もあったわけだし、意地張らずに「別人になった自分」を否定しないでやっていけばいいのになぁ。
でも、ブラッドフォードに頼まれてしまったから、きっぱりモードと切れるのは難しいだろうけど。ミード一家はベティのことをサンタクロースかドラえもんか何かだと思ってるような使いっぷり。ベティにしても自分を幸せにする小道具が出せずにじたばたしてるとこなのにね。

警備のラマンダちゃんは、前にもこんなキャラいなかったっけ?
そうそう、イグナシオのケースワーカーのコンスタンス!惚れっぽくて暴走特急なところがキャラかぶり。
でも女の子としては一途なんだよなぁ。カワイイけど・・・でもちょっとアブナイ。考えてみるとチャーリーもベティもそんな感じのカテゴリの女の子だもんなぁ。
ヘンリーはそんな感じの女子をひきつけるフェロモンとか出してるのだろうか?


【 脇俳優チェック 】

◆モードの警備員ラマンダ .... Mo'Nique
オフィシャルサイトあり。
太めを売りにしているコメディエンヌで、ドラマや映画のほかアワードの司会なども。
「NIP/TUCK」第4シーズン8話「コナー・マクナマラ」では、末期のグラブマン夫人を世話して看取り、クリスチャンと二人だけで葬儀を行ったメイドのエヴェッタ役を演じている。
彼女のビヨンセのフリ真似の動画を見ると、和製ビヨンセなんてまだまだ甘いと思わされたり。

◆ブラッドフォード死去を伝えるキャスター .... Gina St. John
「CSI:NY3」2話「偽りのミイラ」では、上院議員夫人がミイラで発見された事件で、議員に群がっているレポーターの一人として登場している。
「ジョーイ2」5話「ボビーの怒り抑制セラピー」では、映画が決まってギャラがいっぱい入ってきたジョーイが家を買うことにして案内してもらった、不動産の仲介人スーザン役で登場。
他に映画「ブルース・オールマイティ」など。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アグリーベティ2」第7話「愛を貫いて」

2008年11月26日 | アグリーベティ
ベティがヘンリーの部屋に泊まった朝帰りを、ヒルダがかばってイグナシオにごまかしきろうとするが、見つかってしまって大喧嘩になり、明日はイグナシオの永住権セレモニーの日だというのにベティは荷物をまとめて家を出てしまう。
行くところもなく結局ヘンリーのところに転がり込むことになり、限りある時間を楽しもうとするが、ヘンリーはベティが家族との絆を大事にしていたことを思い心を痛める・・・
クリスティーナのところに元夫のスチュアートが訪ねてくる。5年前にイギリスに置き去りにしてきたのだが、久々に会ったスチュアートの改心ぶりを見て絆され、再び関係を持ってしまう。ところがスチュアートの荷物の中にドラッグが・・・

広告をとってきてモードの危機を救ったつもりのダニエルだったが、アレクシスがより大手の広告をとってきたために、ブラッドフォードには評価されず花婿の付き添いの座も奪われてしまった。
そんな時ダニエルは、ウィルミナがボディガードのドウェインと関係していることに気づいてしまう。それを問いただすが、ウィルミナは証拠がないだろうと開き直る始末。
そのウィルミナも付添い人のビクトリア・ベッカムにすべての話題をさらわれておかんむり。準備に追われるマークは、しかし恋人のクリフの服装のほうが気になって仕方がない。
問題が山積のまま、世間の注目を集めるブラッドフォードとウィルミナの結婚式がとうとう行われるが・・・

---------------------------------------------------------------

海外ドラマで何かとお世話になる曲「ハレルヤ」が今回も。ブラッドフォードの人は「OC」でも倒れて「ハレルヤ」だったような記憶が。
ハリウッドでは、「『ハレルヤ』とかけて何と解く」とか「死刑執行停止とかけて何と解く」とか、定期的にお題にチャレンジするドラマ大喜利でもやってるんじゃないかというくらい、あっちのドラマで死人が出るとハレルヤ、こっちのドラマでまた死刑執行停止ネタと使いまわされるのだが、それがまた各ドラマによって味があって面白いから許す。(なぜ上から目線)
NHKの海外ドラマスタッフブログでも「ハレルヤ」について解説があったのだけど・・・
・・・わざわざ他局の「Dr.HOUSE」を持ち出すまでもなく、NHKで放送した海外ドラマでは2回もハレルヤってるのになぁ。それがピンポイントでTWWとWATだったりするものだから、しつこく根に持ってしまう自分がいる。

それはさておき。
ビクトリア・ベッカムがムダにセレブ扱いされてるのが、本人使ってパロディにされてるのがおかしすぎる。カモにエサやっててもセレブ~、ダサドレスを着こなしてもセレブ~、変なドリンク宣伝してもセレブ~って、見てる方は笑えたけどビクトリアはそれで大丈夫だったのだろうか。
デザイナーなど業界人本人が結構出てくる率の高いこのドラマ、今回はとうとうヴェラ・ウォンまで。しかも、結構ちゃんと演技してるっぽく見えるし。
多分ファッション系に詳しい人とかが見ると、違った視点で楽しめるんだろうになぁ。

現在ドラマ内でいくつかのカップルが進行中だが・・・
ほほえましく見ていられるのはマークとクリフだけだったりして?しかもそれもクリフの人柄に支えられてるという。クリフってかわいい。しかし、あんまり誉めるとマークみたいに後からずどーんと落とされるのは切ないしなぁ。
マークは「大人気ねワタシの乳首」とか飛ばしてるなと思ったら、今回暴走しっぱなし。それもこれも恋のせいなのね。クリフとマークがいちゃいちゃしてると、いいなぁ~とうらやましくなったりして。ハグで仲直りのシーンなんかほんとにかわいかった。
それに対して、今ひとつヘンリーとベティは応援しにくい・・・何かモヤっとするのは、好きで泥沼やってる人たちを見るのがめんどくさいからかな。
そしてクリスティーナは逃げ出したはずの夫と元鞘だが、どう見ても普通にだまされてそうなんですけど。サギっぽいよなぁ。
でもその予想を裏切って・・・っていう方向にいくかもしれないし、サテどうなるやら。

前回ベティは、ヘンリーとのいざこざで劇場に預けていたコートを引き取らないまま劇場を後にしていたが、今回からあのベティのダサさの象徴的な水色のダウンジャケットじゃなくて、赤いコートを着ている。
ずんぐりしたベティがダウンを着るとミシュランマンみたいになっていたのだが、新コートになって多少あか抜け・・・たかな?ちょっとスッキリはしたと思うのだけど。


【 脇俳優チェック 】

◆ヴィクトリア・ベッカム本人 .... Victoria Beckham
元スパイスガールズのポッシュ・スパイスとして活躍していたが、サッカー選手デヴィッド・ベッカムと結婚、三児の母。
このエピが製作&放送された2007年は、夫ベッカムがレアル・マドリードからロサンゼルス・ギャラクシーに移籍、夫妻でアメリカに居を移したため、セレブとしてアメリカの芸能マスコミやパパラッチの最大のターゲットになっていた時期。

◆クリスティーナの夫スチュアート ....  Derek Riddell
英国出身で、英国映画・ドラマでの活躍が多い。
「ドクター・フー」第16話(NHK放送版による。本国では第2シーズン2話)「女王と狼男」では、1879年のスコットランドで「トーチウッド館」という屋敷に住むサー・ロバート役で登場。ビクトリア女王が旅の途中で館に立ち寄るが、そこには女王を狼にしようと狙うエイリアンが待ち構えていた。

◆ヴェラ・ウォン本人 .... Vera Wang
中国系アメリカ人のブライダル・デザイナーVera Wang本人。セレブのウェディングドレスで使われることが多く、ジェシカ・シンプソン、ハイディ・クルム、ジェニファー・ガーナーなどが彼女のドレスで結婚式を挙げている。
「プロジェクト・ランウェイ」第3シーズン4話「ペットとのコラボレーション」では審査員で登場していた。
「ザ・ホワイトハウス3」19話(NHK放送順による)「誰かが見ている」は原題「The Black Vera Wang」で、CJがVera Wangブランドのドレスを買いに行ってストーカーに狙われていた。

◆ .... Arloa Reston
オフィシャルサイトあり。
「ジョーイ」第2シーズン12話「ビバ!メキシコ・ウェディング」では、マイケルが失恋の傷を癒すためにジョーイに連れて行かれたメキシコで、酔ってナンパして初体験をした相手で、英語がわからない女の子エリッサ役で登場。
「ストリート・オブ・ファイヤー」のマイケル・パレ主演の短編ドラマ「Saurian」にマイケルのパートナーのFBI捜査官として地球外生命体と闘っている模様。
他「ビヨンド・ザ・ブレイク」にゲスト出演している。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする