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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

「クローザー3」 第5話「忘れられた人々」

2008年09月11日 | クローザー
ある老人が「車椅子の友人を毒をもって殺害した」と自首してきた。しかも、同じ手口で7人を殺害したのだという。
しかし被害者のバーナード・キャプテンは心臓麻痺の所見があり、かつてプロベンザに逮捕されたことがあるというその老人は、決して自分の名前を名乗ろうとはしなかった。そこでバーナードの遺体を再調査したところ、確かに毒殺によって殺害されたものとわかった。
老人が殺害したという被害者たちは全員同じ老人ホームの入居者だったが、他の被害者はすでに火葬されていた。ようやく容疑者の老人の名前はドナルド・バクスターと判明し、彼は入居者の死因についてホームともめていたが、死亡証明書や薬を出した医師は連絡が取れないのだという。
さすがにブレンダが事件性を認めざるを得なくなったところ、バクスターは一転、自供を撤回したのだった・・・

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今、ちょっとずつ読み進めているCSIのノベライズの最新刊「死の天使」でも、老人ホームの入居者が連続殺人?という事件が発生しているので、なんとなくデジャヴ。
あちらでは検死官のデヴィッドが呼ばれて検分を行っているうちに不審に思って通報していたのだが、こちらの事件のように医者を抱きこんで隠蔽したら、内部告発でも起こらないかぎり表ざたにはならない。
しかもただリークしただけでは、年寄りのたわごととかボケてるんじゃないかとかで片付けられる可能性がある。そこで自首&撤回というナイスな方法を考えたわけだ。撤回宣言をした時の「はぁ?」というブレンダの表情には笑ってしまった。
バクスターにしたら大真面目だったのだろうけど。
バクスターおじいちゃんとプロベンザの間に生まれた奇妙な友情がほほえましかった。あれで最後は「ドリスおばあちゃんに紹介してあげる」みたいなオチかなーと思ったのだが、さすがにそこまではいかなかったか。
プロベンザのほうが現役に見えない感じではあるが、それでも「見学ですか~」はないよな・・・

やはりこのエピは、ガブちゃんの復帰という「放蕩息子の帰還」かな。腹芸でプロベンザが呼べと指示したら、ダニエルズの動きが早っ!
それでも、物言いたげなガブちゃんを3回は無視するブレンダのツンデレぶりがイイ。もう・・・素直になれよっ!誰よりもガブちゃんの帰還を待っていたのはブレンダなんだなぁと思うような、お帰りなさいの微笑みが最高だった。
ガブちゃん、ブレンダの素直になれない気持ちを理解できただろうか、ちょっと怪しいけど。

やっといい家が見つかって見学までこぎつけたのに、ドリスおばあちゃんに売る気がないなんてフリッツもなんという不運な奴。
FAXはあちこちに送ってしまって、署内に家買うことバレまくり。よく考えてみたら、ブレンダにああいう事務作業させちゃダメでしょフリッツ(そっちか!)。
普段なら見るに見かねてガブちゃんが「僕がやっておきます」って言うところなんだろうけど。ブレンダって下っ端時代をどう乗り切ってきたやら・・・

ドリスおばあちゃんの女優さんは「NCIS」のダッキーのママだったので、いい感じの天然ボケがツボだった。きっとブレンダのママと仲良くなるに違いない。
しかしさりげなく両親を誘っていたが・・・フリッツ、ついに両親公認に??

そうそう、あの猫ちゃんが元気にブレンダにだっこされていた~!フリッツが多分面倒見てるんだろうなぁ。


【 脇俳優チェック 】

◆家を売ろうとしている老女ドリス .... Nina Foch
40年代から女優として活躍していて、「巴里のアメリカ人」ではジーン・ケリー演じるジェリーのパトロンになろうとするアメリカの富豪婦人ミロ役を演じている。
「NCIS」では、検視官ダッキーの母ヴィクトリア役を演じている。初登場は第2シーズン12話「過去からの復讐者」、第3シーズン20話「見えざる壁」にも登場。老いてボケボケになってしまっているが、周囲を振り回しつつもするどい洞察を見せることも。
「刑事コロンボ」では第1作目「殺人処方箋」で精神分析医フレミングの年上の妻キャロル役で登場、夫の浮気を責めて殺害され、コロンボシリーズ初の被害者になっている。
「ダーマ&グレッグ」第2シーズン13話「おばあさんのバイオリン」では、グレッグの祖母(エディの母)ベアトリス役で登場。余命わずかのため周囲は気を使って「死ぬ」という話題を避けるが、ダーマはむしろお葬式のことなどをストレートに話して気に入られ、死後ストラディバリウスを相続することに。
実生活では3回結婚して3回離婚しているが、最初の結婚は「アクターズ・スタジオ」で有名なJames Lipton。

◆連続殺人を自首してきた男ドナルド・バクスター .... Orson Bean
「コールドケース2」8話「リスト」では、共産主義活動家ハーランド・シーリー役。理想を語って人々を煽っていたが実際は口だけの薄っぺらい人間で、恋愛その他の嫉妬から凶行に及ぶのだった。
「アリーmyラブ3」12話「面影のダンス」で、リンの親友で老人ホームで暮らすマーティ役を演じていた。彼はドラゴンやモンスターが実在するという話しをホーム仲間にして好かれていたが、あまりにリアルに話すのでみんながそれを信じてしまい、ホームを追い出されようとしていた。リンはそれに対抗して訴訟を起こす。結局敗訴してしまいリンは彼と同居しようとするが・・・。
「ドクタークイン 大西部の女医物語」では雑貨屋の主人ローレン・ブレイ役でレギュラー出演。第1シーズン2話「家族のきずな」で、シリーズ始まって早々に妻モードを失ってしまう。
映画では「サッカー・ドッグ ヨーロッパ選手権」で市長役。「マルコヴィッチの穴」では主人公クレイグの勤めるレスター社社長のドクターレスター役。
50年代からテレビや映画、舞台で幅広く活躍してきたベテラン俳優。「The Tonight Show」には200回以上ゲスト出演し、クイズ番組「To Tell the Truth」では7年間パネラーをつとめるなど、マルチタレントぶりを発揮している。
書籍も↓この「25 Ways to Cook a Mouse for the Gourmet Cat」をはじめ3冊出版するなど多才だ。しかし「グルメ猫がネズミを料理する25の方法」って・・・どういう本だろう。お料理本ではないだろうけど。
25 Ways to Cook a Mouse for the Gourmet Cat
私生活では3回結婚しているが、現在は「ドクタークイン」で共演したミケーラの姉マージョリー役のAlley Millsが妻。

◆不動産屋のゲイリー .... French Stewart
「BONES」第2シーズン13話「沼に沈んだ青春」では、神の声教団を名乗る男アイザック・ホーン役。実際は婦女暴行の常習犯で教団から追放されており、アダルトサイト王モンテの周辺に群がる女を狙って悪事を重ねていた。
「CSI:5」1話「ラスベガス狂気の夜」では、プレスリー牧師役で登場。エイリアン牧師が亡くなっていると思って、以前から言っていたエリア51周辺に埋めてあげた親切な男だったが、実は彼のその善意が仇になったのだった。
「アリーmyラブ5」9話「風に吹かれて」で、勝手に妻の名義で借金をして妻を破産させてしまった男、マイケル・ウォーカー役で登場。
日本では未放映だがエミー賞常連だった「3rd Rock from the Sun」ではエイリアンの一人ハリー役でレギュラー出演して人気を博した。
妻はKatherine La Nasa(「CSI:マイアミ3」13話「分かれ道」で犯罪女子高生ミッシーをかばう母役や、「CSI:3」18話「機械じかけの殺意」でロボットバトルの倉庫オーナージンジャー役など。Dennis Hopperの4番目の妻だった)。

◆老人ホームの支配人のホエーリー .... Jim Ortlieb
「CSI:マイアミ4」24話「止まった時間 前篇」では、凶弾に襲われたマリソルの担当医役で登場。
「BONES」第1シーズン9話「過去からのプレゼント」では、ラボ内部が生物汚染されて閉じ込められたテンペランスたちに、サンタさんの扮装で事後の指示を行った担当官役で登場。
「CSI:NY」第1シーズン15話「死が二人を分かつまで」では、死者の棺からブランド物の衣装を盗んで古着屋に転売した葬儀屋役で登場していた。彼が転売した衣装にしみこんでいたホルマリンのせいで、その衣装を着た花嫁が結婚式の最中に中毒死した。
「CSI:科学捜査班」4話「不倫の果て DNAの証言」では、被害者ウェンディの不倫の事実に感情的に肩入れしてしまったキャサリンが被害者夫にその事実を告げてしまったため、不倫相手を殺して死体を増やしてしまうことになった、ウェンディの夫のウィンストン役を演じていた。
「ロズウェル 星の恋人たち」第1シーズンでは、テスの父親ということにして表向き生活しているナセドの、エド・ハーディング役を演じていた。
「フェリシティの青春」第4シーズンでは、医学コースのホッジス教授役を演じていた。想定外の問題を出題してベンを落第させたりしていた。「FBI~失踪者を追え3」では前後編7~8話に登場予定。

◆老人ホームの職員タウンゼント .... Kathryn Joosten
「デスパレートな妻たち」では、リネットの隣人のマクラスキーさん役を演じてサブレギュラー。最初は子育てに文句をつける天敵だったが、次第におばあちゃん的存在に。夫殺しの疑いをかけられたこともあったが、容疑が晴れた現在はスカヴォ家にとってなくてはならない人物。この役の演技でエミー賞ゲスト女優賞を授賞。
「ザ・ホワイトハウス」でバートレット大統領の秘書ランディンハムさん役を演じていたが、第2シーズンで役が事故死で降板。愛すべきキャラクターでその死は多くのTWWファンに惜しまれた。
「マイネームイズアール」第1シーズン2話「禁煙:3日で2年を取り戻せ」では、昔アールの代わりに逮捕されたドニーの母役。ドニーの逮捕が身代わりだったと知って激怒したママに謝罪するため、アールはママと一緒に禁煙することに。
「グレイズアナトミー」第1シーズン5話「大人のメリット、デメリット」では、5年前のオペの際に体内にタオルを置き去りにされたことが発覚したドレイク夫人役で登場。
「アリーmyラブ」第4シーズン15話「愛の苦い果実」では、アリーの妄想の中に登場するシスター役。ラリーに会いに行くアリーに「安全なセックスとは」と説教をたれる。
「ダーマ&グレッグ」ではサンフランシスコ総合自由教育センターの「高齢者セックス」を教える講師クレア役、と「ちょっとヘンテコなおばあちゃん」役で異彩を放つことが多い。

◆バクスターの息子 .... David Andrews
「CSI:マイアミ4」18話「実験殺人」では、死体なき殺人の被害者メリッサの父親ボウマン氏役。娘婿のスティーブンの有罪を確信するあまり、スティーブンの愛人を助けようと必死になるのだった。
「CSI:4」2話「狂気の仕置き人」と14話「標的の死角」に、グリッソムの天敵フロマンスキー巡査役で登場している。
トム・ハンクスのミニシリーズ「人類月に立つ」では、アポロ8号の宇宙飛行士フランク・ボーマン役だが、映画「アポロ13」ではアポロ12号のピート・コンラッド飛行士役で出演。
映画「ターミネーター3」ではケイトの父でスカイネットを構築する米軍のおえら方ロバート・ブリュースターを演じている。
「ハンニバル」ではクラリスのFBIの上司ピアソール捜査官役だった。

◆新検死官 .... Jonathan Del Arco
今シーズン2話まではドクタークリッペンが地味に検死官役を演じていたが、今回が初登場のこの若手ドクターに交代するようで、今後は彼がずっと出演している。
「NIP/TUCK」第1シーズンでは、性同一性障害に悩むトランスジェンダーのソフィア・ロペス役で登場。のど仏の手術の失敗からクリニックにかかわることになり、性転換手術を行うことになるが、リズと一夜の関係を持って自分のアイデンティティを見つめ直すことに。
「新スタートレック」では、ボーグのヒュー(日本語吹き替え版ではブルー)を演じている。

◆老人ホームの受付ナース ....  Debra Azar
プロベンザに「見学ですか?」と聞いて気まずい雰囲気に。
「フレンズ」第9シーズン21話「不妊検査にドッキドキ」では、レイチェルが割引券をもらってでかけたマッサージスパの受付嬢役で登場。フィービーはレイチェルに「商売敵だから行っちゃダメ」と言いながらそこで働いていたために、レイチェルが来たと知って彼女相手に文句たらたら。
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「クローザー3」 第4話「身勝手な欲望」

2008年09月03日 | クローザー
8歳の黒人少女ルビー・ウィリアムズが行方不明になり、特捜班の指揮下、FBIと市警合同の大掛かりな捜査が行われた。
付近の聞き込みから怪しい青いバンの存在が浮上するが、近くの路地裏にルビーのジャケットが発見される。片袖裏返った状況は、ルビーが嫌がったものを無理やり脱がせたことを物語っていた。
防犯カメラから青いバンの持ち主が割り出されるが、ロジャー・スティンプルというその持ち主は、性犯罪で服役後仮出所中の男だった。そしてロジャーの車を調査したところ警察犬が反応したが、尋問のかいなく弁護士を要求されてしまう。
ブレンダはロジャーをガブリエルに任せて取調室を出るが、ブレンダがいなくなったところロジャーは態度を一変させ、その挑発に乗ってしまったガブリエルはロジャーの顔を殴ってしまう・・・

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今回のエピは、脇チェックが非常に楽だった。場面があまり動かなくて、登場人物が少なかったから・・・。
このエピはほんと、後半のほうは取調室オンリーで話が進行していて、ブレンダとロジャーの心理戦を軸に、そこにどうやったらガブちゃんを助けられるかという話が絡んで、動きが少ないのにドキドキさせられる展開だった。

いつも土曜日は、9時半からクローザーの前半だけ見て10時からWOWOWに移動する。これと同じ日の11時からWOWOWで放送していた「コールドケース」(第4シーズン8話「ホタル」)でも少女失踪事件を扱っていた。あちらは奇跡的なハッピーエンドを迎えていたあたり、ブラッカイマー的ファンタジーといった話運びだったので、いや~よかったよかったとか思いながらクローザーの録画に戻ったのだが・・・
こっちはリアルに悲惨な結末だった上に、犯人の異常性が際立っていたので、コールドケースでほんわかした気持ちが消し飛んでしまった。
また、犯人が「BONES」でじとーんと気持ち悪い感じだった、テンペランスの天敵のエップス役の人で(すぐ顔を殴られたのでちょっとわかりにくいけど)、サイコな感じが相変わらず。そういう役ばかりなんだろうかこの人。
ブレンダには甘えていい顔をしていながら、ガブちゃんには「黒人の女の子はおマセだから」ってにやりと語り始めるあたり、ぞくっときてしまった。
最後にはその甘えを利用して「あなたにも言い分があるんでしょ」と自白を引き出したブレンダの粘り勝ち。
それまではずっと優しく語りかけておきながら、最後「そんなこと、どうでもいい」と汚物のように突き放して地獄を見せるブレンダはさすがだ。いろんな意味で女王様の風格。

しかし将来は政治方面を狙ってると言っていたのに、軽く挑発に乗ってしまったガブちゃんたら、考えなしにもほどがある。
自分に正義があれば、ブレンダをはじめ上司はみんな見逃してくれると思っていたのだろうか。甘い、甘いな。
「別のロジャーがいたら、同じことを?」
というブレンダに質問されたときの表情を見ても、ガブちゃんはまだわかってない・・・
ガブちゃん、アレはブレンダママの愛なのよ!親心なんだから。

ガブちゃんは元がいい子なので、ダニエルズもテイラーもプロベンザも心配してるわけで、周囲のその気持ちに気づいて立ち直ってほしいものだ。
・・・ダニエルズ、なんだかんだでまだ付き合ってたんだなぁ。彼女の入れ知恵はなかなかすばらしい。ブレンダも彼女のことはもっと積極的に育ててやってほしいものだ。1stの時はほぼ置物状態だったのがすごい進歩だな。

そう、テイラーだが・・・なんでまた3rdになって「いい人」度がアップしてるんだろう。毎週ちょっとずつ好きになっちゃうじゃないか。
小児性愛者だとバラしてロジャーを雑居房に入れるという、手を汚さない拷問とは、すばらしくイケズ。LA市警はそうやってまわってきたんだな。
結局今回テイラーのやったことは役には立ったものの、犯人の自殺という形で終わった上に、みんながその死にほっとしてしまうような皮肉さがなんともいえなかった。

ところで・・・失踪者捜索でFBIも参加ということでフリッツが来ていたが、彼はID犯罪の部署じゃなかったっけ?いつから失踪班に?
失踪者でFBIといったら・・・あぁ、NYだったらジャック・マローンなのに。ちらっと「心理分析班」も来てるとか言っていたが、BAUもか!
ジャックやギデオンたちが集っているのに、それを地元市警のブレンダが仕切るって・・・見てみたいような・・・
なんかキャラのぶつかり合いで、いつまでも事件が解決しなさそう。


【 脇俳優チェック 】

◆連続レイプ殺人犯ロジャー・スティンプル ....  Heath Freeman
「BONES」ではテンペランスへのストーカーと化した連続殺人犯の死刑囚エップス役で3エピに登場。初登場は第1シーズン7話「32時間の命」。かつてブースが担当していた事件の犯人だったエップスが、32時間後に死刑執行を迎え、弁護士に無罪を訴えて再捜査を依頼。しかし新たな被害者を発見させることで刑の執行を遅らせるのが目的だった。第2シーズン4話「殺人ゲーム」に彼の手口の遺体が発見されたことで再登場し、第2シーズン12話「最後の勝者」では焼死を偽装して脱獄を図ってテンペランス周辺に魔の手を伸ばすのだった。
「NCIS」第1シーズン8話「死のエメラルド」では、遺体から出てきたエメラルドの鑑定のために、アビーが呼んだ鑑定士の役で登場。アビーのために香水をお土産で持ってきたが、香水を鑑定する作業をしていたアビーは、棚に山ほど瓶を積んでいて彼をびびらせる。
「トゥルー・コーリング」の第1話で、リンジーと一緒に出てきたがその後ぱったり出てこなくなった同級生の男子キャメロン役で登場していた。
「ER」第7シーズン19話「出帆」では、学生クラブのコンパで過酷な入会試験で運び込まれた中の一人。

◆ルビーの母 ....  Burnadean Jones
オフィシャルサイトあり。
「NCIS」第3シーズン4話「棺の中の真実」では、マクギーとジヴァが銀行の貸し金庫を調査しに行った時、開けて持ってきてくれた女性担当者役で登場。その貸し金庫の中からはミイラ化した手と地図が・・・
「クリミナルマインド」第2シーズン11話「殺人衝動」では、国会議事堂周辺で働く人間を相手にしているコールガールの一人として登場。連続娼婦殺人の犯人を目撃していたため、BAUで他の仲間たちと一緒に犯人の特徴を証言。
「BONES」第2シーズン19話「切り裂かれた栄光」では、FBIの鑑識担当官役で登場。今後も鑑識の役で出演があるようだ。
「ジョーイ」第1シーズン18話「昼メロアワード」では、劇中ドラマ「愛の病院日誌」で、ドレイクをオペ中にメスで刺したナースのモーガン役。モーガンの夫をオペしていたドレイクを妨害しようとしたという、とんでもない設定だった。

◆ルビーの父 .... Jonathan Adams
「BONES」第1シーズンでは、テンペランスたちの上司でジェファソニアンの法医学研究所の所長ダニエル・グッドマン役でレギュラー。シーズン当初は頭が固くて高圧的な人柄だったが、次第に考古学者としては過ぎるほどにロマンチストとして描かれるようになり、チームとしてもいいムードになっていた。ところがテンペランスが休暇を取っている間にグッドマンは長期休暇に入り、代わりにカミール・サロヤンが就任したのだった。
「NCIS」第5シーズン8話、「ミディアム」第4シーズン15話に登場予定。
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「クローザー3」 第3話「それぞれの素顔」

2008年08月25日 | クローザー
フリンのかつての相棒で、退職後探偵をやっていたレイ・ホッジが亡くなり、特捜班からもフリンとプロベンザ、タオが参列していた。
ところが棺が重くて搬送中に落としてしまったところ、棺の中にレイ以外にもう一人若い女性の遺体が入っているのが発見された。フリンとプロベンザはそのまま葬儀を続行して後から掘り返そうと企むが、タオの通報によってブレンダが駆けつける。しかし犯罪現場として規制しようとしたところ、その教会で結婚式予定の花嫁たちが逆上して、大混乱に。
検死によって被害者は体中を何度も整形手術していたことがわかり、豊胸のシリコンパッドから被害者の身元がスー・エメリーという女性だと判明する。スーとレイは告発された恐喝事件によってつながっていたが、それをフリンとプロベンザが隠していたことがわかり・・・

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五輪がやっと終わってくれて、私にテレビのチェンネル権が帰ってきた・・・(涙)
どれだけ溜まったことか。とほほ。とりあえず爆笑してしまったこのエピはどうしても先に書いておきたかったので・・・

さて、「特別観覧席」アゲイン。

なぜフリンとプロベンザを一緒にしておくと、あぁなるんだろう。
あの状況で、なぜ「そのまま埋めて」とか考えるかなぁ。あのおっさん二人の脳みそを取り出して、きれいに洗いなおしてあげたくなるくらいおバカなんだもん。
確かにあの結婚式&葬式に居合わせてムービー手に持ってたら、Youtubeにアップするよな・・・。最初あのビデオ撮影を見て、「バズったらいい仕事してる」とか思ってしまった。バズはいなかったのだな。
バズったら、最近はケーキのお持ち帰りのデコレートまでしてくれるという芸の細かい男になってるらしい。一家に一人ずつガブちゃんとバズがいれば、大概のことはこなせそうな気がする(違)。

そう、バズがつつんでくれたケーキ、ちゃっかりプロベンザがケータリング屋さんからひきとって料理もケーキも食べちゃって。みんな何やってんだよぅ。
「ウェディングケーキは他人のに限る」
って、プロベンザは自分のケーキは何個食べたんでしたっけ。ポープオヤジも落ち度の有無を確認してから食べるし、尋問室のサブルームはオヤジたちの娯楽の殿堂になってるような気が・・・

しかしブレンダは、オバQ唇を気にしているんだったのか。(オバQ言うな!)いやーチャームポイントだと思うんだけど。
ダニエルズの毒舌なのか気を使ってるのか微妙なあの一言・・・「服のセンスと同じくらい」って、おいおいおい。
ブレンダの服装って「微妙」っていう設定だったのか。刑事っぽくはないけど結構かわいいと思ってたのに。
整形外科でショックを受けた後、ずっと貧乳と唇を隠してるブレンダはほんとにかわいい・・・フリッツが「それがないと君じゃない」って言うのもわかるなぁ。
まぁフリッツもそういう時のフォローは最高なわけだが。

久々にブレンダとポープオヤジのいい感じのコンビぶりを見られて、なんだかほっとしてしまった。このシーズン、ポープオヤジとテイラーが非常にいい味出している。前シーズンまで悪役傾向だった二人がずいぶん丸くなったもんだ。
特にテイラー、ちょっと好きになってしまいそうだ。どのくらいまでこのいい人っぽさがもつやら。何しろ来週はガブちゃんがグレるようだし。波乱の予感だし。

フリッツは新居のあたりをつけたようで、なんとも行動が早い。
思えば今住んでいる家は確か被害者の家だった。今回もスー・エメリーの家賃のお高い家をブレンダがチェックしているところを見て、「またまさかこの家を買おうって言うんじゃ・・・」とちょっと心配してしまった。
フリッツは・・・ブレンダがいれば被害者の家だろうが殺害現場だろうが平気なのかもしれないが。

あ、そういえばにゃんこたちは元気なのだろうか?


【 脇俳優チェック 】

◆ブレンダと乱闘を演じた花嫁 .... Rachelle Lefevre
「BONES」第1シーズン7話「32時間の命」で、後にテンペランスの天敵化する死刑囚エップスの無実を訴えて、テンペランスたちに再調査を依頼してきた弁護士のエイミー役で登場。
2002年にNHK教育で放送されていた「ハイスクールウルフ」で学校のマドンナ的存在のステイシー・ハンソン役を演じていたが、主人公とミーと別れた形になり第1シーズンで降板。他には映画「トリコロールに燃えて」など。
「CSI:NY4」3話、「ボストンリーガル」第4シーズン、「恋するブライアン」第2シーズンに登場予定。

◆花嫁の父モーガン .... Robin Thomas
「コールドケース4」4話「オルゴール」では、SIDSで二番目の子アイリスを亡くした父親ロジャーの現在版役。アイリスの死によって一家はバラバラに崩壊し一人さびしく暮らしていた。
「CSI:7」14話「傘の骨」では、ブラス警部も御用達のベガス屈指の住宅メーカー「ドートン・ホームズ」の社長ビル・ドートン役で登場。妻のマーゴが自宅で殺害され、第一発見者だったためにまず夫が疑われるが、夫婦仲はすこぶる良好で毎日がハネムーンだったという。
「ダメージ」では第1シーズン1,4,5話でパティのライバル弁護士マーティン・カトラー役を演じている。パティと腹心のトムの関係がぎくしゃくしていると見るや、共同経営者として引き抜くと声をかける。
「クリミナルマインド」第1シーズン5話「双子令嬢の誘拐」では、誘拐されたミラーツイン姉妹の父親ダベンポート氏を演じていた。
「Dr.HOUSE」第1シーズン2話「血縁関係」では、ラクロスの試合で倒れて運ばれたダン少年の父親役で登場。ハウスに出生の秘密を伏せていたために、原因の特定が遅れる。
「CSI:NY」第1シーズン15話「死が二人を分かつまで」では花嫁の父ブルーム役で登場。結婚式中の娘の死に逆上して検死局で花婿を怒鳴りつけ、ユダヤの儀式をしないと検死をさせないとごねた。
「CSI:マイアミ2」2話「海上の死角」で、トレジャーハンターたちに宝探しをさせる出資者ブレット・ベタンコート役を演じていた。若い妻に豪邸と戦利品を飾りまくった生活を謳歌していたが、売り手を怒らせて爆弾を仕込まれ消されてしまう。
「ザ・プラクティス」第2シーズン1話「禁断の恋」では、ボビーが恋に落ちてしまった依頼人ヴィッキーが殺害した、被害者のロバート・アドラー役で登場。ヴィッキーは本当はロバートと愛人関係にあったが、関係を迫られて襲われたという偽証をした回想シーンに出演している。
「ザ・ホワイトハウス3」15話「大統領夫人の決断」にはジャック・エンロー上院議員役で登場している。「TVキャスター マーフィー・ブラウン」では、マーフィーの元夫ジェイク・ローウェンスタイン役で1~8シリーズに散発的に登場。
「FBI~失踪者を追え4」16話、「クローザー」第3シーズン3話、「NCIS」第5シーズン5話に登場予定。

◆被害者スーと不倫関係の整形外科医 ....  David Shatraw
オフィシャルサイトあり。
「コールドケース2」10話「フリーペーパー」では、検事補のハロルド・モッド役で登場。当時ヒスパニック系検事のグレッグと一緒に事件を追っていたが、彼の死を利用してグレッグに自分の横領の罪をなすりつけ、政界に転身したのだった。
「ラスベガス」第3シーズン19話、「ザ・ホワイトハウス」第6シーズン4話に登場予定。

◆スーの恋人だったスコット・ハウザー .... Lawrence Monoson
「ミディアム2」10話「つぐない」では、アリソンが夢の中で車で轢いた女性ナディーンの夫ジェームズ・マッシー役。夫婦でひき逃げから逃げたことで精神的に追い詰められて自殺した妻を放置して死なせ、ひき逃げは妻がやったと押し付けた。
「CSI:マイアミ3」5話「天使の犠牲」では、マッサージ店とは名ばかりでハンガリーからの出稼ぎ女性を酷使していた風俗店のオーナー、トミー・ノヴァク役を演じていた。
「CSI:3」第5話「父と子と精霊と」で、ハデで刺激的な演出をする若手の「ぶっ飛び」マジシャン、トビー・アーケインを演じていた。
「ER Ⅵ」では、コーデイに好意を持って絡み続けるレイプ犯ディーン・ローリンズ役。
「ビバリーヒルズ青春白書」第4シーズン22~24話では、FBIの潜入捜査官ジョナサン役。
「FBI~失踪者を追え4」16話に登場予定。

◆葬儀屋シェフィールド ....  Robert Picardo
オフィシャルサイトあり。
「スタートレック/ヴォイジャー」では、緊急医療ホログラムが人格を持ったというドクター(ジマーマン博士)役でレギュラー。
「スターゲイト SG-1」第7シーズン以降に、NIDのエージェントでSGCの内務監査が任務のリチャード・ウールジー役で登場。「スターゲイト アトランティス」でも同じウールジー役でサブレギュラー。
「デッドゾーン」第2シーズン13話「嵐」では、嵐で動けなくなったジョニーたちをヒッチハイクで乗せてくれた一家の主人、ミッチー役を演じている。
「4400」第2シーズン3話「奇跡を売る男」では、自分の唾液を劇的にやせられる薬として売り出した4400のひとりであるセールスマントレント・アップルバウム役。
「コールドケース4」12話、「CSI:NY4」6話に登場予定。

◆レイ・ホッジの妻マギー .... Anne De Salvo
「名探偵モンク5」1話(NHK放送順による)「迷コンビ誕生」では、警察のチャリティイベントで「独身男性デート権オークション」に参加していた女性の一人で登場している。
「フェリシティの青春」第4シーズン3話「重大な選択」では、ショーンとミーガンの両家の顔合わせで、ショーンの母役で登場。
「CSI:マイアミ」第1シーズン19話「プールサイドの処刑」では、被害者で証人保護プログラムを受けて二つの顔を持っていたグロリアことジーナの、フロリダに呼び寄せられていた母親役。
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「クローザー3」 第2話「殺人の埋め合わせ」

2008年08月20日 | クローザー
建築現場でブルーシートに包まれた古い遺体が発見される。特捜班では取り扱われないはずの事件だが、遺体の所持品にプロベンザの名刺があったため、ブレンダたちが捜査を行うことになる。
被害者は地元のギャングのダレル・リチャーズという男で、LAの暴動のさなか失踪届けが出されていた。プロベンザが必死に記憶を掘り起こしたところ、ダレルは立ち直るために話しかけてきたような様子だったが、暴動の捜査で忙しかったために名刺を渡しただけですませたのだという。そしてダレルはその直後に失踪していた。
撃たれた銃の持ち主はジャック神父という、地域の青少年の更正にあたっている人物だった。そしてダレルの弟ケニヨンもまた市民活動から議員に立候補するなど、地域の更正の象徴的人物だった。
しかし神父もケニヨンも、昔のことを掘り起こされることに抵抗を示し、非協力的だった・・・

一方、フリッツはブレンダの父からの電話を取ってしまう。同棲どころか、男女交際すら認めないような父にフリッツの存在を知られたことで、ブレンダは捜査に集中できずに頭を抱えるが・・・

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ブレンダのファザコンぶりは、今までも「そこまでやるか」という感じだったが、今回もまた。
40過ぎたオナゴが同棲をパパに知られたからってそこまで動揺するなよ・・・・
ここまでブレンダをビビらせ、精神的自立を不可能にしてしまうパパって一体どんな人物なのだろう。激しく気になる。

フリッツは・・・わざとだな。
彼は曲がりなりにもFBIだから、その辺の計算はちゃんとしているような。
だって、ブレンダがLAに来てからの関係の進展で、じわじわとだが、二人の力関係においてフリッツが確実に勝ちをおさめているように見える。
なんだかんだで同棲して、なんだかんだで母親に会って、なんだかんだで引越しを承知させて・・・フリッツは小さな部分で損をしても確実に得を取っているんだな。
ブレンダのパパがどんなスゴモノなのかは不明だが、ブレンダがおびえてジタバタしているうちに、なんだかするっとフリッツが事態を軟着陸させていそうな気がする。それってお似合いの二人ってことかな。

しかし、フリッツが仲間にからかわれたというのは、今のところ笑い話になっているけれど、地味にこの先ブレンダのダメージとして効いていきそう。今まで気軽にフリッツを使っていたところを、ちょっと我慢して使えなくなっているのだから。ブレンダの強みだったFBI人脈が閉ざされている格好なのだな。
さらにそこにガブちゃんが・・・まさかガブちゃんとブレンダの信頼関係に、よそからの故意の策略のないところでひびが入るとは思っていなかった。今シーズンの脚本陣イジワルだなぁ。まさにシーズン初めから「そう来るか」のオンパレード。
ガブちゃんが政治方面に色気を見せてるというのは、こういう方向での伏線だったのか。

私事だが、「CSI:NY」のホークス先生がらみでアフロアメリカンをテーマにした映画とか、チャリティ活動とかを目にすることが多いが、彼らの「ブラザー思考」というものの根強さは、他のカテゴリからの理解を超えるものがある。
普段ちゃんと正義について思考できるガブちゃんが、ことブラザーがらみだとスイッチが入ってしまうという。
ブレンダはそのブラザー思考をなめていたのか、「私たち元通りね?」でガブちゃんがリセットしてくれると思っていたのだろうか。
そんなもんじゃないのだ、あれは理屈じゃないのだから。
冒頭、いつもは出ない「これはフィクションです」の表示はダテではない。LA暴動にしろなかなかナイーブで扱いの難しい話につき取り扱い注意ということだったりして。
「もし法律より自分の正義を優先するなら」というブレンダの台詞は、なかなか鋭い。どこにその放った矢が突き刺さったのやら。

フリッツを封じられ、ガブちゃんが機能しなくなり・・・ブレンダの手持ちのカードが次第に弱ってきているようだ。
その中でプロベンザの「俺の名刺、俺の事件だ」と見せた意地が泣けた。引退勧告なんかはねつけて、じいやは最後まで頑張って欲しい。
しかし・・・サンチェスとダニエルズがなんだか怪しい雰囲気。視線がアヤシイし、いちゃいちゃしてるし。ガブちゃんも横目でにらんでいたが・・・チーム内に不穏な雰囲気が満ち満ちている。

ブレンダに来週はどんな試練が?


【 脇俳優チェック 】

◆ジャック神父 .... Mark Rolston
オフィシャルサイトあり。
「CSI:マイアミ」ではFBIの捜査官のコール役。第4シーズン25話「止まった時間 後編」でヴァレーラが証拠の紙幣の取り扱い失敗の時に初登場し、ことごとくホレイショと捜査方針で対立。第5シーズン3話「デスプール100」ではカジノ船のガサ入れのために利用されていた。第6シーズンにも登場予定。
「クリミナルマインド」第1シーズン11話「テネシーの吸血鬼」では、テネシーの小さな町で64年ぶりに起こった殺人事件に戸惑う保安官ホール役で登場。
「プロファイラー」の第3シーズンで、サムをおびやかし続けた偽ジャックことドナルド・ルーカス役でサブレギュラー。
「CSI:NY」第1シーズン18話「狙われた委員会」では、内務監査委員会の報告妨害狙いと見せかけて、えらい大がかりな仕掛けで痴情のもつれを晴らしたマルコーニ内務監査官役を演じていた。
ドラマでは「ザ・シールド」「NYPDブルー」「ダーク・エンジェル」など。映画でも「エイリアン2」の兵士のひとりドレイク役や、「リーサルウェポン2」「ロボコップ2」など出演作は多い。
「コールドケース5」では序盤に4エピ登場予定。

◆ダレルの弟ケニヨン .... Dohn Norwood
「BONES」第2シーズン4話「殺人ゲーム」では、遺体のある現場にブースとテンペランスを案内したパークレンジャー役。ところが気の荒い犬が遺体の骨を咥えて近寄らせまいとするので困ってしまう。
「FBI~失踪者を追え3」23話「暗殺者の素顔」では、マキーバ解放戦線のテロリストのアディーサの仲間として、一緒に逮捕されたメンバー役。マーティンとダニーに尋問され、全員捕まったから革命は諦めろと説得され、失踪者アビーについての情報を話す。
「ER」第9シーズン7話「痛みに耐えて」では、脱走兵のアビーの弟エリックを逮捕しに来た軍警察MP役で登場。アビーの懇願も聞かず、手荒に逮捕する。

◆弾道学のプロのブライアン .... David Zayas
「Oz」ではラテン系囚人のモラレス役で第4シーズンから出演している。
「デクスター」では、殺人課のコワモテながら優しい刑事、エンジェル・バティスタ役でレギュラー。
「FBI~失踪者を追え5」21話に登場予定。

◆元ギャング仲間のテリー・ミラー .... Keith Diamond
「CSI:マイアミ2」14話「骨に刻まれた凶器」では冒頭、アレックスとデルコを遺体が発見された現場に案内したパークレンジャーのカスバート役。カスバートが二人を置いて現場から去った後、火災の風向きが変わり二人は火に巻き込まれそうになる。
「NCIS」第1シーズン2話「パラシュートの罠」では冒頭、カップルの乗っていた車に訓練中の海兵隊員が落下して死亡した現場に、ギブスとディノッゾを案内した軍曹役。
「クリミナルマインド」第1シーズン4話「白昼のレイプキラー」では、サンディエゴの現地警察のマーティン刑事役で登場。
「ER」第7シーズン4、5話では、ルカがアビーを守るために応戦して暴漢を死なせてしまった事件を担当した刑事役。ルカは自分の行いを責めるが、刑事は正当防衛だったからと同情的。

◆ダレルとケニヨンの母 .... Beverly Todd
「シックスフィートアンダー」では、第2シーズンからキースの母役で登場。娘の放蕩や母不在で生意気に突っ張る孫には甘いが、キースの意見には強気に母親ぶって事態を放置している。
「Dr.HOUSE」第3シーズン20話に登場予定。
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「クローザー3」 第1話「壊れた家族」

2008年08月13日 | クローザー
ウォレス一家の両親ケビンとマーシャ、そして12歳になる娘のジェニーが殺害されるという一家惨殺事件が発生、特捜班が捜査を開始する。
ところが現場検証中に屋根裏で携帯の着信音が鳴り、踏み込んだところウォレス家の長男エリックが発見される。
エリックは父親のことを「社会学者で刑務所で働いている」と供述したが、問い合わせるとそのような人物はいないという。記憶や供述の曖昧さからエリックに容疑がかかるが、ブレンダは彼が何か隠しているのではないかと見る・・・

やっとチームを立て直して順調に捜査を進められるようになったブレンダだったが、ポープから予算削減のために、各チーム1人ずつ人員削減を言い渡される。
最年長のプロベンザの早期退職を勧めるか、誰か1人をテロ対策班に異動させるかを選べと言われ、ブレンダは頭を痛める。
さらに、今までFBIのツテとして使っていたフリッツが、職場でそのことでからかわれてプライドを傷つけられたため、捜査に協力してくれなくなった。
その上フリッツから二人で新しい家を探そうと言われ、なかなか変化に踏み切れずに悩みが尽きない・・・

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お待ちかねのチームブレンダが帰ってきた!
なのに、ちゃんとHPとか読んでいなかったので、録画のお尻が切れちゃってギャー!となってしまったのはワタシ。
LaLaTVはありがたいことに、1エピにつき6回も!リピートで放送してくれるので、どこかでおいつけるという素晴らしいことになっている。
LaLaTVさんはやればできる子だ。

1から2にかけてチームを自分向けに調教し、一度は解散の危機に陥りながらも復活してきたブレンダが、3rdでは部下たちとどんなチームワークを繰り広げるのだろう・・・と思っていたら、早速の危険信号。
ポープオヤジは、火のないところに波風を立てるのがなんであんなにうまいのだろう。
このリストラ問題、ガブちゃんの一休さん的とんちで切り抜けたものの、これで終わってしまったらオヤジの出番は今シーズンなくなってしまうので、まだ尾を引くと見た。

この間TSUTAYAでクローザーのDVDの宣伝用チラシが置いてあったのでもらってきたところ、解説として「LAPDの組織図」が図解されていた。そこには主要キャストの階級がちゃんと説明されていたので「細かいなぁ」と感心したのだが、いきなり3rdでそれが役に立ったような気がする。
テイラー(彼もすっかりブレンダに飼いならされた感がある)がガブちゃんについて「特捜班は警部補が3人いるから出世の目がない」と話していたが、その3人とはプロベンザとタオとフリンのこと。
サンチェスとダニエルズはヒラの「刑事」だが、ガブちゃんは「巡査部長」なのだ。そしてそのチラシによると、ガブちゃんは「テイラーのおかげでUSCの修士号を取得」とある。・・・そうだっけ?
ともあれ・・・ガブちゃんは、少なくともサンチェスよりは上を目指せる「キャリア組」なのだな。政治的な野心なぞポロッと語っていてびっくりさせられたが、そのあたりの背景を頭に置いておくと、ブレンダが2nd終盤追い落とされた時、テイラーがガブちゃんを手元に引き受けて厚遇していたのがよくわかる。
ガブちゃんはただのブレンダの使いっぱをやってるような人材ではなかったのだ。「踊る大捜査線」でいうとユースケサンタマリアポジションか。
オヤジもテイラーも、ガブちゃんの使い方一つでブレンダにダメージを与えられる上に、自分にとって使いでのいいコマだということをよく承知しているわけで・・・
このシーズン、もしやガブちゃんが台風の目に?

プロベンザおいたんも、リストラでいじいじしてる場合じゃない!まだまだブレンダ姫のじいやとして頑張ってもらわねば。
フリンも相変わらずヒネ者だし、タオは・・・まだお菓子が出てきてないけど元気そうだし。サンチェスはなんだか貫禄が出てきた?ダニエルズはやっと存在感が確立されてキレイになった気がする。
バズもすっかり外へのお使いが板について。彼もしっかりブレンダ組の仲間入りだね。

そしてフリッツ。
・・・「ロス市警特別捜査官フリッツ・ジョンソン」って。
いやー・・・「やっぱり」。FBIでもそう思われてたんだな、っていうか思われなきゃおかしいくらいのこき使われっぷりだったし。
でもってそれを見てブレンダだけは笑っちゃイカンだろう。「うまいこと言うなぁ」風にくすくす笑ってるし!まぁ・・・ブレンダなら笑うだろうけど。
そこまで男のプライドをズタズタにしたのだから、たまにはフリッツの希望をかなえてあげなきゃ。フリッツもブレンダの使い方を心得てきたのかも。
でも、今回は粘り&ゴネ勝ちだったけど、次回はそうはいかないと思う。
・・・だってフリッツだし。・・・だってフリッツだし。

しかし、毎回このドラマに関しては「事件はともあれ」の感想になってしまうのはなぜなんだろう。何しろキャラ強いからなぁ・・・
重婚で二重生活してるという設定のドラマだと、割と対照的な感じに描かれたりするが、今回はなぜか似たような家庭が二つ。なんだかそういうのがむしろリアルな感じ。
裏切られたのにもかかわらず、「ほんとの妻はうちだけ」って、こだわりのポイントはそこでいいのか?と思わずそっとつっこんでしまう。

「クローザー」の場合、アクションシーンがあるわけでもなく、CGでゴリゴリと描かれる科学捜査のシーンがあるわけでもなく、グロくもなくエロくもない。だからといってブレンダの落としやキャラだけでもっているわけではない。不思議なドラマだけど、でも好き。
時々・・・ドラマとしてのわかりやすさよりほんのちょっと「そっちがリアルなのかも」という細部へのこだわりを感じる部分を発見したりすると、ぐっときたりするんだなぁ。脚本のうまさに演出がいい感じで乗ってるというか。
今シーズンもそういう部分を地味に発掘していきながら、ニヤニヤと楽しんでいきたいものだ。


【 脇俳優チェック 】

◆一家惨殺事件のウォレス家の息子エリック .... Kyle Gallner
「ミディアム3」15話「残酷な青春」では、アリソンの高校時代にお隣に越してきたコミックおたくのスティーブン役で登場。スティーブンはアリソンに思いを寄せていたが、スティーブンの将来の姿を夢で見たアリソンは、エスカレートしていく彼の行動に次第に恐怖を感じて避け始めるが・・・
「コールドケース4」1話「ビデオカメラ」では、82年にモールで起こった銃乱射事件の犯人の片われキャメロン役で登場。学校ではいじめられっこで、その鬱憤と殺人衝動をオンラインゲームで晴らしていたが、ある日限界を超えてしまったことで、親友のニールと二人で行動を起こす。最後に自殺して死亡したために、二人の犯行として事件は終わったものと見られていたが・・・。
「CSI:NY」では、マックの亡き妻クレアが、結婚より前の若い頃の妊娠で里子に出した息子リード役を演じている。第3シーズン8話「波紋」が初登場で、ぎこちないながらも二人は次第に心の交流を深めていく。
「BONES」第2シーズン7話「幼きクイーンの悲劇」では、少女ミスコンに妹が出場するのを見に来ていた、少年ジェレミー役で登場。ジェレミーの靴の形が独特だったので容疑をかけられる。
AXNで放送が始まった「ヴェロニカ・マーズ」では、第1シーズン20話が初登場でサブレギュラー出演している。

◆リヒター家の息子キム .... Kevin Sheridan
ジュニアオリンピックでビーチバレーのアメリカ代表になり、95年は銀、96年は金、97年は銀メダルを獲得するという活躍をしていたが、平行して子役としても活動しており、本格的に97年以降は俳優に転向。
「Soul Man」という、ダン・エイクロイド主演なのに短命だったコメディドラマで、エイクロイドの息子役でレギュラー、他に「ボストンパブリック」第2シーズンにゲスト出演などしている。
「ヴェロニカマーズ」第1シーズン10話以降、「FBI~失踪者を追え5」4話に登場予定。

◆リヒターの妻キャシー .... Molly Hagan
オフィシャルサイトあり。
「NCIS」第2シーズン19話「モンスターの陰謀」では、ヴェッター大佐の妻役で登場。ヴェッター大佐は被害者のスミス下士官の上司で、実は不倫関係にあったことが明らかになる。
「ER」第11シーズン21話「愛の決意」では、コバッチュとサムが互いの溝を埋めるために訪れたカップルカウンセリングのカウンセラー役。カウンセリングという類に懐疑的なコバッチュと、怒りを溜め込んでいるサムとの間でほとんど意見はすれ違うばかりだった。
「フレンズ」第8シーズン21話「モニカの料理バトル」では、モニカが悪い評価を付けられた復讐をしに行ったはずが、ジョーイと一緒になぜか通うことになってしまった料理教室初心者クラスの講師役で登場。
「新・刑事コロンボ」では「狂ったシナリオ」と「4時02分の銃声」の2エピに別役で出演。「狂ったシナリオ」では、若き映画監督アレックス・ブレイディの作品に出演する女優ルース役で、「4時02分の銃声」ではウィリアム・シャトナー演じるラジオの政治コメンテーターフィールディング・チェイスの娘ヴィクトリア役。
「名探偵モンク2」11話「探偵免許はく奪」では、探偵免許を停止されたため、モンクは仕方なく雑誌の内容の校正担当に応募することになるが、同じく応募してきた女性の役で登場。
「コールドケース5」18話、WOWOWで放送予定の「グレイズアナトミー」のスピンオフ「Private Practice」第1シーズン3話に登場予定。

◆ロンポック市警の巡査 .... Bari K. Willerford
「デスパレートな妻たち」第1シーズン21話「追い詰められて」では、ノアの家のボディガード役で、スーザンがテイラー家を訪ねた時に登場。

◆エリックの家庭教師ジャスティン・ダーシー ....  Brando Eaton
5歳の時から子役としてキャリアをスタートさせ、本格的に俳優活動を始めてからは「Bionic Woman」「Zoey 101」など、若年層に人気のドラマにゲスト出演している。
「CSI:8」2話に登場予定。
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