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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

クローザー4」 第6話「本当の怪物」

2009年07月15日 | クローザー
フリッツは今の仮住まいから早く家を買って引っ越そうと、市外の物件を見つけてくる。それは職場からは遠いが広く、教育環境もよいのだという。
それを聞いたブレンダは、将来の設計について決断しなければいけない時期が来たことを感じて複雑な気持ちになる。
そんなブレンダの元に「13歳の少年が失踪した」という連絡が入る。もし誘拐だったらフリッツがFBIで担当している重要失踪者扱いになるため、フリッツと一緒に少年自宅に向かうことに。
ところが失踪した少年セルゲイ・モンローは、モンロー家がロシアから迎えた養子で、アメリカでの環境に合わなくて問題行動が絶えず、何度か家出騒ぎも起こしていた。事情を聞くと、姉のテレサは髪を切られたり、部屋の壁は落書きだらけだったり、とにかく手のつけられない少年だということが判明する。
両親によると、失踪前に隣人のタフトとトラブルがあったという。そしてテレサの車にはひき逃げを起こしたと見られる血痕や毛髪の付着が発見された。
そしてタフトの家の庭に不審な穴を発見し、掘り返したところタフトの犬が埋められていた。タフトによるとセルゲイがひき殺したのだといい、車の付着物もすべて犬のものだったとわかる。
ポープは他に人員を裂きたいため、重要失踪者ではなく家出人として取り扱うべきではないかとブレンダに迫り、渋々ブレンダも認めざるを得ない。ところが、セルゲイたちが遊び場にしていた下水道を捜索したところ彼の遺体が発見される。そしてセルゲイと一緒にいるはずの友人のジェイソンが行方不明に・・・

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こんな空気の悪くなる事件、他のドラマでもそうそうないかも。
事件が解決しても誰一人すっきりしてない。捜査陣全員が「あ~あ」みたいな顔して目をあわせようとしない重い雰囲気。
そりゃ、警察の立場からしたら言えないよなぁ・・・「そりゃ殺したくもなるよね」とか「気持ちはわかる」とか、口が避けても言えない。絶対に言ってはいけない。
正直なところ、セルゲイについて知ったり関わったりしたら、誰もが「あの糞ガキ」「あいつさえいなかったら」と言いたくもなるだろう。

ほんとに、ヤツの被害を受けた人たちの憔悴ぶりは悲惨だ。
タフトさんなんて罪もない愛犬をなぶり殺しされたのに、セルゲイは反省の色もなかった。しかもセルゲイの親はアテにならないという状態で、泣き寝入りするしかなかったのだからほんとにかわいそう。
テレサだって、あと何年かセルゲイが長く生きていたら、無理やり傷をつけられたのは髪だけじゃ済まなかったんじゃなかろうか。しかもあんなやつのために一家が壊されて父親は刑務所行きだ。
ジェイソンはセルゲイによって人格そのものが破壊されそうになっていた。多分彼はセルゲイが亡くなったことで、人生をやり直すチャンスをつかんだかもしれない。そのくらいセルゲイは悪魔的モンスターに見える。
しかし13歳の少年が誘惑して恫喝して完全に支配に持ち込むという手管を知ってるというあたりが恐ろしい。あくまでも推測だが、それはおそらくセルゲイ自身が過去に誰かにやられて仕込まれた支配の構図だったのではないか。それをそのままジェイソンにやってみて、自分が支配者として存在することで、かろうじてアメリカでやっていく基盤をつかんでいたとか・・・
13歳なんだからとそういう風に無理やりなんとか擁護することは可能だけれど、さすがにかばえるのは他人事だからだったりするかな・・・ほんとにかばうのが苦しくなってしまうモンスターチャイルドだ。

しかし、だからといって殺していい訳ではなく。養子といっても親だし。
これでモンロー夫妻がもっともっと強気で、もっと早いうちに投げられる勇気をもっていたら、少なくとも自分たちの家庭だけでも守れたであろうに。「これで家族が元通りになった」って、遅すぎる。もう二度と彼の家族は「元通り」になることはないのだ。
彼ら夫婦は中途半端に生真面目で、それでいてあまりにも「普通」だったから、簡単に投げ出すことができなくて、最悪まで引っ張って手におえなくなってしまったのだろうなぁ。
「本物のモンスター」は、殺した父親か、それとも殺されたセルゲイか。セルゲイだって、生まれついてのモンスターだったわけじゃないだろう。この件は何がいけなかったのか、どうすれば防げたのか・・・原則だけでは決め付けられなくて言葉が出ない。

そんな事件に、将来設計がモロに影響されてしまったフリッツとブレンダ。
二人はちょうど、言葉には出さないけど、遠まわしに養子を検討していたわけで、それがモンスター養子と子育ての大失敗を見せ付けられてしまったら、自分たちが殺さずに責任をきっちり負う覚悟がもてるか?という現実を突きつけられてしまう格好になったわけだ。
それはもう、当然やめるわな・・・・。仕事人間で家庭に気の回らないブレンダには難しすぎるだろう。
そうは言っても、決断が簡単に出せるような事柄ではないわけで。死人に向かって思わず「あいつさえいなかったら」と言いたくなる人がまたもや約二名。
セルゲイの毒はどこまでまわるのだろう。あまりに強力すぎる。

フリッツは「BAUみたいな」ところを断って、FBIのLA支局で何を担当していたんだっけと、この間から疑問だったのだが・・・(だって、いつもヒマそうだったり、重要事件に脈絡なくからんできたりするから)
記憶の片隅で「確か、WATのジャックみたいに失踪班だったような」という声がしていたのだけど、やっぱりそれがあたりだったようで。
でも、ジャック・マローン曰く「3年ぐらいたたないと使い物にならない」のが失踪班担当だそうだから、フリッツはまだ役に立ってなかったりして。
WATだと、死体が出てきてからも捜査してるんだけど、フリッツはあっさり引き上げ。
この間仕事でブレンダに裏切られて、二人の仲はギクシャクしてるのかと思ったら、ラブラブなんだもんなぁ。フリッツとブレンダの一触即発なラブモードって、ほんとにフリッツの我慢とブレンダの嘘で成り立っているんだな。

ところで。これの前の10時からの時間帯に放送されていた「CSI:8」で、サンチェスが囚人役で「俺の娘ダー!」って号泣して出ていた。
彼はこのところ「マイネームイズアール3」でもアールの囚人仲間パコ役を演じているので、すっかり囚人づいている趣きがある。刑事か囚人か、って・・・なんとも極端なことだ。でも共通してるのは「無口で不器用キャラ」っていうとこかな。
そんなサンチェスが来週、ラテンの「自分、不器用ですから」キャラ全開で大活躍らしい。
「LA市警の健さん」(おだてすぎ)のメインエピで、ファン急増とか?


【 脇俳優チェック 】

◆セルゲイの養母スーザン・モンロー .... Cheryl White
「クリミナルマインド」第3シーズン12話「父の過去、娘の秘密」では、少年グループに連れ去られて殺害された少女ケイティの母親役で登場。ケイティと一緒に行動していた友人リンジーがFBIの保護下にあったため、事件は複雑に展開するのだった。
「エバーウッド」第2シーズン2話「壁」では、腕を痛めたチアリーダーステイシーの母親役で登場。ブラウンのクリニックに娘を連れてきたが、彼女が娘の豊胸手術のインプラントについて相談したことからブラウンが説教めいたことを言ったため、ステーシーは治療を拒否する。
「コールドケース」第3シーズン1話「娘」では、88年のひき逃げ事件の被害者ジミーやその恋人クインらの学校の保健室のナースのローラ役。裏では過激な中絶反対運動家で逮捕歴もあった。
「FBI~失踪者を追え2」23話「自分をさがして」では、自分が幼い頃に誘拐されたのではないかと疑って調査を依頼してきた少女セリーン・バーンの、さまざまな変遷の後最終的な養母となって、実の娘同然に養育してきたバーン夫人役で登場していた。
「CSI:2」13話「第4の殺人」には、グリッソムの天敵ポール・ミランダーが化けていたメイスン判事の妻役で登場。息子は養子だったわけだが、「他の事はどうしてたんだろう」と色々気になる夫婦関係だった。
「NIP/TUCK」第1シーズン11話「モンタナ・サッシー・ジャスティス」では、タイトルになっている患者モンタナだが多重人格で、少女のサッシー、男性のジャスティスが一人の中に同居しているという役柄だった。
「ゴースト」第3シーズン9話、「プライベートプラクティス」第2シーズン1話、「NCIS」第4シーズン6話に登場予定。
「マイネームイズアール」第3シーズン14話では今回夫役のJamie McShaneとまた夫婦役の模様。

◆セルゲイの養父ブライアン・モンロー .... Jamie McShane
「CSI:マイアミ5」5話「悪徳対決」では、住宅地の再開発のために強行な立ち退きを行っていた開発の中心人物プレストンから、地域の破壊工作のために雇われていた男ナッシュ役を演じていた。
「クリミナルマインド2」7話「消えた女子高生」では、誘拐された女子高生の一人ブルックの父で、弁護士のピーター・チェンバース役で登場。出張がちで娘の失踪にもすぐに駆けつけられない多忙ぶりと見せかけて、実は街のひとに隠れた行動をとっていたために疑いをかけられる。
「FBI~失踪者を追え3」18話「主よ導きたまえ」では、失踪したステファニーの弟ロバート役で登場。性同一性障害のため性転換手術をした兄スティーブンを許せず、ステファニーになって父の葬儀パーティにやってきたのを見て追い出す。
「CSI:科学捜査班」では第1シーズン11話「刻まれた5つの殺人予告」に、弟ケニーに遺産目的で殺された兄役で出演。殺害時の回想シーンでぼんやりフォーカスがかかっている映像での出演だったので、ゴミ袋をまとっただけの状態で街中に放り出された被害者ブルックを哀れみ、ブーツをあげた清掃局員ヴォナー役で再登場していた。
「コールドケース2」9話「ハンター」では、連続殺人事件発見の発端となった被害者ジャネット・ランバートのDV亭主リロイ役。ジャネットは85年にリロイの暴力に耐えかねて娘を連れて家を出るがそのまま失踪し、鳥獣保護区で首なし遺体として発見されたためにリロイが疑われたのだった。
「NIP/TUCK」第1シーズン8話「キャラ・フィッツジェラルド」で、新婚旅行のため睾丸の痣を整形でなくしてほしいとクリスチャンに依頼してきた患者役で登場している。しかし実は彼は牧師で、少年への性的虐待で痣の特徴が手配されていたための依頼だった。
「名探偵モンク」第1シーズン8話(NHK放送順による)「時計台の殺人」では、モンクが潜入捜査することになったトゥルーディの母校の用務員役。
「ER」第9シーズン18話「異常事態」では交通事故で運ばれてきた男性ラッシング役。彼が「子供たちが一緒だった」と言うので警察は捜索するが見つからない。が、駆けつけた妻によると夫妻に子供はいないことがわかる。
「24」第3シーズンではパーマー大統領のもとで報道官をつとめているゲリー・ホワイトホーン役で6エピソードに出演。
「マイネームイズアール」第3シーズン14話では今回妻役のCheryl Whiteとまた夫婦役の模様。

◆モンロー家の娘テレサ .... Vanessa Marano
「FBI~失踪者を追え」では、ジャック・マローンの娘ハンナ役でサブレギュラー。両親の離婚に悩み、思春期らしく父ジャックに反発して会おうとしていなかったために第3シーズン10話「ジャックの長い一日」からしばらく出演が途絶えていたが、第7シーズンから再び出番が復活する予定。ハンナの妹ケイト役のLaura Maranoとは実の姉妹。
「シックスフィートアンダー」第5シーズン4話「不惑」7話「孤立」では、ロジャーの娘テイト役で登場している。

◆モンロー家の隣人タフト .... Larry Clarke
「ミディアム」第4シーズン2話「閉ざされた過去」では、アリソンの15歳の時の親友ケイシー(アリエルが夢の中でシンクロした)を襲った警官ベン・タルマージ役。ロリコンはやめられず、引退を前に再び監禁事件を起こした。
「NCIS」第3シーズン4話「棺の中の真実」では、冒頭の140年前の南北戦争時代の棺についてのビデオを製作していた監督役。棺の中の携帯電話の存在を法医学者バーンズに指摘した。
「マイネームイズアール」第2シーズン23話「審判の時」では、ジョーイの裁判の検察官役。
「Dr.HOUSE」第1シーズン10話「身元不明の女」では、患者の女性が保護された状況をハウスに説明した警官役で登場。患者にスタンガンを使っただろうと疑うハウスに対して、彼は決して口を割らない。
「グレイズアナトミー2」16話「死の予感 Part1」では、遊びでバズーカを組み立てていて爆発事故を起こしたカールソン(体内不発弾でメレディスをピンチに陥れる)を搬送してきた友人役で登場。
「CSI:NY」第1シーズン8話「三世代で終わりに」でも、カウンセラーの落下死事件があった教会の神父役で登場していた。
「CSI:3」8話と11話に刑事役で出演。あまり存在感はないが。「ロー&オーダー」では第7~10シーズンに刑事役で21エピソードも登場している。
「名探偵モンク3」5話「酩酊モンク」(NHK放送順による)では、開始1分で射殺されてしまう哀れな男ルディ役。このエピ冒頭には彼のシャワーシーンが(見たくない)。
「コールドケース2」12話「リング」では、青年たちにボクシングをさせて希望を与える活動を行っていたマグワイヤ神父の76年版役を演じていた。彼が期待を込めて「お前に賭けてるんだ」といった言葉を「賭博にかけている」と勘違いした被害者ジェリーは、信じていた神父にも裏切られたと思って自らを追い詰めていく。
「BONES」第4シーズン22話に登場予定。

◆セルゲイの友達ジェイソン .... Daryl Sabara
赤ちゃんの時に子役としてデビュー。双子の片割れの「双子子役」だったが、早いうちに別々の活動をスタートさせている。
「クリミナルマインド」第2シーズン2話「闇のネットオークション」では、少年売買オークションに拉致少年ピーターの画像をアップしたハグズことケヴィン役。彼自身虐待児童で、暮らしのためにネットでバーチャルの売春をしていたケヴィンは、ギデオンたちに諭されてピーターのデータ提供者逮捕に協力する。
「Weeds~ママの秘密」では、ピーターの息子ティム役。初登場の第1シーズン8話「縁は異なもの味なもの」では、シェーンと空手大会で対戦するが、足をシェーンにかじられてしまう。
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クローザー4」 第5話「崖っぷちのプロベンザ」

2009年07月07日 | クローザー

プロベンザは囮捜査でアンジー・セラビアンという女性の恋人のふりをして、夫殺しの依頼を受けて金銭を受け取ったところでアンジーを逮捕する。
ところがその移送中、肝心の証拠を積んだプロベンザの車が盗まれて、アンジーを釈放しなければいけなくなる。ブレンダはポープに報告したところ、48時間以内に事件を解決しなければプロベンザをクビにすると言われてしまう。
特捜班でアンジーと夫アレックスを別々に尾行していたところ、夫の経営する店に二人が鉢合わせし、直後アレックスは殺害されて発見される。夫の殺害未遂事件が夫殺害事件になり、しかしアンジーには殺害の痕跡がなかったことからブレンダは頭を抱えることに・・・

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プロベンザとフリンのコンビがシーズンに1回は引き起こす、いつもの大失敗の巻

まぁでも気にすることじゃないっすよ、証拠集めのプロのCSIだって同じこと(「CSI:6」21話「悪魔のブライズメイド」でニックが車を盗まれた)やってるしね・・・ってなぐさめにもなんにもならねぇぇぇぇぇ。
あのニックの話もご飯を食べてる間にやられちゃっていたので、そういうシチュエーションはままあることなのかもしれない・・・って、それじゃダメだろうアメリカの警察。
しかしあんなにガブちゃんが知恵を絞って考えて回避したのにもかかわらず、まだまだリストラの危機は去っていないようで。

プロベンザは特捜班では「ブレンダの次に給料が高い」らしい。フリンとタオとプロベンザの3人が警部補だから、年功で彼が最高なのだろう。
警部補・・・同じロス市警殺人課でいうとコロンボも警部補だ。マイアミのホレイショも警部補だし、コールドケースのスティルマンも警部補だと考えると、まぁリーダー格なのねって納得するけど、実はサンフランシスコ市警だとモンクに出てくるディッシャーが警部補なんだよなぁ。
でもって、ブレンダが上にどーんと控えているせいで、限りなくディッシャーに近く感じるプロベンザたちの下っ端な扱い。(「扱いが」であって、能力的なことではなく)
それでも部下を必死に守り通すブレンダの上司としての義侠心が、部下たちのやる気を支えているように思う。ブレンダは厳しいけど、ちゃんとやったらやっただけ評価してくれるし、いざとなったらちゃんと体を張って守ってくれるからなぁ。理想の上司なのかな。(ただ、ブレンダママの写真を何に使ったかバレたら・・・・)
そのブレンダの上司のポープオヤジは、ヨゴレ役に回ることが多いけれど、今回は温情でプロベンザとわかりあったというか、やはりああいうところの男同士の信頼関係にはなかなか勝てないかも。
・・・っていうか、「年金をごっそり元女房に取られるのを必死に先送りにしてる、ダメなバツイチ男同士の傷のなめあいだった」とかそういうことは言わないでおいてあげよう。うむ。

しかし、「ジョーイ」のボビーがプロベンザと・・・もうその設定だけでオープニングから笑いが止まらなかった。
プロベンザが囮捜査!しかも女を引っ掛ける側とか!あの役はフリンじゃないんだ・・・多分どっちかというとプロベンザがアンジーで「イケル」という意味で担当したんじゃないかという気がする。
アンジーの中の人は強烈なキャラを演じることが多いけれど、アンジーはこれまたキョーレツな。夫が死んで「ワタシはこれでリッチよぉぉぉ」って、さすがというかなんというか。
頭の中でジョーイの時のボビーの吹き替えの雨蘭咲木子さんで声を脳内吹き替えしながら見てしまった。地声は意外と違うんだな。

ガブちゃんとフリッツは完全に影が薄かった。フリッツなんて、デートの最中に呼び出されてちょっと来てみました、っていう程度の出演。
でもガブちゃんの場合、「誰でも嘘はつくわよねー」「そうですよねー」っていう流れで、「・・・一度もありません」て。
空気読めよガブちゃん!!そんなだからダニエルズに捨てられるんだ!
いや、どっちが捨てたのかは定かではないけれど、ガブちゃんが捨てるということはまずありえないだろうと確信している自分がいる。
もうちょっと柔軟性をもってだなぁ。裁判でも使う録画なのに、隠しカメラへカメラ目線で演技してみせるプロベンザをちょっとは見習ってみたほうがいいと思うんだ。
まぁそれでモテるかどうかというと、確かプロベンザは離婚3回とか4回とかだからあてにはならないけど。


【 脇俳優チェック 】

◆夫殺し依頼のアンジー・セラビアン .... Jennifer Coolidge
「フレンズ」第10シーズン3話「レイチェル&ジョーイの甘い夜」では、チャンドラーたちが越してくる前に同じアパートに住んでいた、モニカとフィービーの知り合いのアマンダ役。イギリス帰りなのを鼻にかけたり有名人に会った自慢をしたりと、何かと鼻持ちならない女だが、モニカもフィービーもうまく切ることができない。
「フレンズ」のスピンオフの「ジョーイ」では別人で、ジョーイのLAでのエージェントのボビー役。アクが強いはちゃめちゃなキャラだが、ジョーイをスターダムに押し上げたのだから敏腕エージェントなのだろうか。
「Sex and the City」第6シーズン3話「男と女の“EX-ファイル”」では、4人の友人のヴィクトリア役。失恋しておかしくなり自殺未遂をはかったり変なかばんを作ってみんなに見せたり。立ち直ってパーティを開いたりしていたが、最中にサマンサのセックスを見てしまってまたおかしくなってしまう。
映画「キューティ・ブロンド」シリーズでは、ボストンでエルが落ち込んだ時に飛び込んだネイルショップのネイリストポーレット役。ポーレットはエルに恋の悩みを相談してアドバイスを受ける。

◆アレックスの弟のハヴナン .... Alex Veadov
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン4話「あこがれの街」では、失踪者イヴ・クリアリーに売春を強要した、表向きモデルエージェンシーのゴラン・ダヴィッツ役。

◆アンジーの夫アレックス .... Vasili Bogazianos
「ラスベガス」第1シーズン11話「プライドとファイトマネー」では、今はエドの口利きで肉体労働をしている元チャンピオンに、ミシシッピでの試合を持ちかけたプロモーター役。彼は試合をしたら命に関わるためにダニーとエドは必死に止めるが・・・
「アリーmyラブ」第3シーズン18話「さよなら20代」では、巨乳で89歳の夫を窒息死させてしまった事件の担当検事チェイス役。

◆プロベンザの車を盗んだ男 .... Wilmer Calderon
「デクスター」第2シーズン11話「人生の曲がり角」では、監禁された小屋から脱出したドークスを、「警察」と聞いて殴り倒して拘束した男の一人。仲間がなかなか帰ってこなくてあせっているうちに、デクスターに射殺されてしまう。
「ヴェロニカ・マーズ」第1シーズン2話「クレジットカード詐欺事件」では、バイカーのウィーヴィルのいとこのチャド役。ウィーヴィルの祖母やウィーヴィルがクレジットカード詐欺で逮捕された事件の真犯人だったが、ヴェロニカが真相を調べているうちに、実はローガンの彼女のケイトリン(パリス・ヒルトン!)がローガンとチャドのふたまたをかけていたことが判明してしまう。
「CSI:マイアミ2」20話「沈黙の青い壁」では、殺害された制服警官コーフィールドが娼婦の情報提供者を使って追っていた車両泥棒のジミー・アザリオ役。
「コールドケース」第6シーズン10話に登場予定。
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クローザー4」 第4話「取引不成立」

2009年06月30日 | クローザー
タイムズ記者のリカルドが射殺事件を発見して、ブレンダに通報してきた。心肺蘇生を行おうとしたら、被害者が隠しカメラを服に仕込んでいたのに気づいたため、潜入捜査官が殺害されたのではないかと考えたためだという。
しかし殺害後すぐに保護に出てくるはずの監視者がまったくおらず、どこの機関からも被害者についての情報が出てこないため、潜入捜査官ではないのではないかと見られた。
カスタムメイドの靴の顧客番号から、被害者は元不動産業のベンジャミン・マスターズと判明するが、妻のトリーシャは夫が会社をクビになったことなどまったく知らされていなかった。
隠しカメラの映像には犯人は映っていなかったが、ベンジャミンが持っていた携帯が麻薬組織から与えられたものと判明したことから、ブレンダはリカルドに嘘の記事を書かせて犯人をあぶりだそうとする。
しかしその組織は長いことFBIが追っていたものだっため、フリッツはブレンダに犯人を組織つぶしのために使いたいと、取引を申し出る・・・

ガブリエルとダニエルズの不仲はすでに隠しようのないところまで表面化し、ガブリエルがとうとう「別れた」とブレンダに報告することに。
しかし、同じところにいるのは気まずいからと、ダニエルズを異動させてくれと申し入れるが、ブレンダは「彼女は必要な人材だから、異動するのはあなた」と言い渡す・・・

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このドラマの感想を書くと、いつも「そういえば事件は?」っていう感じの内容になってしまうのだけど、今回なんてもはや事件はオカズ。
フリッツの長い間の不満を爆発させるために、FBIがらみの案件をご用意しました、風な。
「職場で昼メロの再現なんてやめてよね!」とはブレンダがガブちゃんカップル(いまや「元」カップルだけど)に言った台詞だが、ブレンダがそれを言うか。ポープとフリッツの、廊下の気まずいやりとりったら。・・・そういえば、ポープって再婚したんだっけ。

結局ガブちゃんたちは別れてしまったようで。
で、男の真価というものは(と大上段から振りかぶってみる)、付き合ってる時よりむしろ別れが決まった後に発揮されるもので。
・・・ガブちゃんたら、サイテー男だったんですね?
「ダニエルズを異動させろ」って・・・あそこで「自分を異動させてください」って言うか、トラブルを回避するために話し合うとかならまだしも、元カノ排除って最悪!それでブレンダに返す刀で要らない子扱いされてしまったガブちゃんに、なぜか同情は沸かないのだな。
ブレンダはダニエルズの実力ちゃんと買ってたんだなぁ。ドラマのプロモーション画像のキャラクター集合写真ではブレンダの紅一点を強調するためか、必ずはじかれているダニエルズだが、あのチームの中では仕事のキレはぴかイチだし。ブレンダが「チームに必要」と断言した時ちょっと嬉しかった。
そうはいっても要らない子にされたガブちゃんではあるけど、ちゃんとブレンダはガブちゃんのことも必要とはしてるハズだから・・・まぁもうちょっと頑張れや、って感じかな。
これで、シーズンが終わまでにまさかの元鞘とかだったら、ガブちゃんをちょっと正座させて説教したくなるかもしれないが。

フリッツは・・・あれは怒るよなぁ。
珍しく今回はブレンダが「落とせなかった」エピだが、しっかり落としの種だけはまかれていて、時間差で芽が出てしまったのだ。おそらくブレンダもそこまで見越した上で、計算ずくの心理戦だったのだろう。まさにフリッツにとってはバカにされたとしか言いようがない話だ。
ほかの事で我慢させられてきた積み重ねが、仕事の場で恥をかかされ、追っていた案件がパァにさせられたことでとうとう噴出してしまったようだ。
ブレンダは、最後はフリッツが許してくれるとたかをくくって踏みつけにしたり、あからさまな隠し事をしてきたのかもしれないが、そろそろ限界ではあったわけで。
でも、「君の一番は自分の事件」って・・・フリッツもブレンダがそういう女だとわかって惚れたんだろうに・・・・とポープあたりは見透かしていそうだ。

今週のワンポイントは、サンチェスの「ミランダルール」(逮捕時の権利告知)がとってもカジュアルになっていたこと。
あれはサンチェスのスペイン語なまり風なのか、べらんめぇな感じ?が訳に活かされているのか・・・吹き替えになったらどんな風になるんだろう。あんな告知で大丈夫なんだろうか。まぁあれも形ばかりのものなんだろうけど。
あと、タオの「マイ鑑識グッズ」・・・口臭スプレーでどうやって血液反応のふりが?イイノカナ~あんな自白。今回タオがいつもに増して大活躍だったが、ガブちゃんがハブられたらタオがパシリになるのか。

しかし先週の予告では、フリッツが捨て台詞で出て行くシーンがしっかり使われていたが、まさかそれがラストとは思わなかった。予告にラストはルール違反だと思うのだが、割とよくやられてしまうのだな。
「クローザー」の予告は結構「騙し」が多いので、フリッツとブレンダがモメる、と見せかけて・・・と思っていたのに、なんてことだ。
わざわざLaLaでは本編と予告の間にCMが入るのだから、見なけりゃいいのだが。だって、気になるんだもん。
来週は「デスパレートなプロベンザ」ということで・・・(おい)。プロベンザがメインのエピだと人情デカものとしてなかなか味があるので、結構期待している。


【 脇俳優チェック 】

◆ベンの同級生ディーン・マーフィー ....  Kevin Rankin
「CSI:7」11話「グリッソムの旅立ち」では、二重殺人の被害者ヘザー・カーティスの夫ショーン役。
「FBI~失踪者を追え」第3シーズン18話「主よ導きたまえ」では、女性のリリアンから男性に性転換したラリー・シュナイダー役。銀行の前で失踪者ステファニー言い争っていたのが監視カメラに残っていたため疑われたが、実際はステファニーの家族に金を送金するように頼まれていたのだった。
「BONES」第1シーズン19話「消えた記憶」で、テンペランスはハリケーン被害の救援のためにニューオリンズで身元不明者の検死活動を行っていたが、「棺でSexしよう」とか不謹慎なことを連発していた男マイク役で登場していた。彼は結局棺からしたいとなって発見される。
映画「ハルク」では、エリック・バナ演じるブルースの研究仲間ハーパー役を演じている。

◆ベンの妻トリーシャ .... Jackie Debatin
「ボストンリーガル」第3シーズン18話「命がけの再審理」では、アランの隣人ジェナ役。上院議員ウォリー・バードとの売買春で二人とも逮捕され、ジェナの弁護をアランが担当するが、バードとアランの法廷戦術が食い違い、法廷侮辱罪でアランまで逮捕されジェナと共に拘留されてしまう。
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン7話「写真の少女」では、児童ポルノの被害にあっていた写真の少女メリッサを食い物にしていた男ジョージの、元恋人サンドラ・オニール役。ジョージから暴力をふるわれつつ、メリッサの世話をさせられていた。
「ラスベガス」第2シーズン7話「モンテシート タッチダウン」では、モンテシートカジノのディーラーで行方不明になったマークの、元妻リン・フィンスター役。マークが音信不通になった事情をエドがリンに聞いたところ、マークが発明狂であることを明かす。
「ザ・ユニット」第3シーズン2話「ユニット反撃 後編」では、CIAのカーンの代わりにボブに接触してきたエージェントのスザンヌ役で登場。彼女はカーンは死んだと言い、ボブたちにこの一件から手を引くように忠告するのだった。
「コールドケース」第2シーズン9話「ハンター」では、猟奇的連続殺害事件の唯一の生存者ディーディー役で登場。
「フレンズ」第8シーズン8話「お騒がせバチェラー・パーティ」で、チャンドラーのためにモニカがストリップを手配してバチェラーパーティを企画してくれるが、ストリッパーのつもりで呼んだのに間違って来てしまった娼婦の役で登場していた。

◆被害者のベンジャミン・マスターズ .... David Kelsey
「FBI~失踪者を追え」第6シーズン6話「狼の末路」(「CSI:8」とのクロスオーバーエピ)では、逃走中の連続殺人犯ウィッカーに連れられている息子コービーの学校の校長ポルチェック役。事前にウィッカーが学校を訪れていたことをジャックたちが確認する。
「ザ・ホワイトハウス」第6シーズン4話「始動」では、首席補佐官になったことで身辺警護が強化されたCJのため、着任初日の早朝いきなり自宅にやってきて、緊急時の対応について説明をした警護スタッフのケルティ役。
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クローザー4」 第3話「許されざるゲーム」

2009年06月22日 | クローザー
16歳の少女ミシェル・クラークが自宅で首をつって死亡していた件で、テイラーが特捜班を現場に召集した。
自殺で事件性がなさそうな件で特捜班を呼んだのは、ミシェルが保安局次長マーク・イェーツの息子ダレンに、レイプされたと数日前に相談していたためだった。担当していたテイラーが政治的な面に気をとられて捜査が遅れ、ミシェルが命を落とす羽目になったことをテイラーは激しく悔やみ、ブレンダに「これが自殺なのか殺人なのか確かめて欲しい」と依頼する。
ミシェルには手足に力で押さえつけられた痕跡があり、手には特に手錠をかけられたアザがあったが、それはレイプ時のものと思われる数日前にできたものだった。検死官が「自殺」と結論付けようとするのをブレンダは押しとどめ、薬物検査をするように指示した。部下たちもみな「これは自殺ではないのか」と不審に思うが、ブレンダは「これはレイプ捜査ではなく、殺人捜査」と断言する。
ダレンの父マークは保安局の地位をかさにきて、事件をもみけそうと強権を振るってきた。ミシェル亡き今となってはダレンを立件するのは困難に思われたが、そこにミシェルとは別件のダレンのレイプを通報したと思われる無線の通信記録が発見される・・・

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今シーズン3話連続で「で、なぜ特捜班が?」という事件のオープニングになっている。一見特捜班に見合う事件が発生していないということは平和でいいことなのかもしれないが、無理やり予算を確保するためにあの手この手やってきたのだから「じゃあ解散」とか言われかねないようでちょっとだけハラハラ。
火事と見せかけて実は殺人、ただのひき逃げと見せかけて実は保険金殺人、ときて、自殺と見せかけてレイプ+殺人・・・と見せかけて、やっぱり自殺だったんだけどレイプは立件と、普通に解決したはずなのになんだかとっても遠回りをしたような疲労感が。

ブレンダは被害者がどんなにひどい状態の遺体になっていても、悪臭を放っていても、いつも決してそれから目をそらすことはしない。
目をそらすことで真実を見逃してしまわないように、傷や痕跡をひとつひとつしっかり見据えて、被害者の声なき声を誰よりもしっかりと受け止めて、覚悟を決める。
その瞬間、「落としのシナリオ」が彼女の中で組み立てられ、脚本:ブレンダ、監督:ブレンダ、主演女優:ブレンダの舞台の幕が上がる。
「これはレイプ捜査ではなく、殺人捜査なの」とダニエルズに言った時から、敵を欺くにはまずは味方からのトリック芝居は始まっていたのだな。

実際のところこの事件が裁判にかかったら、検事がイマイチで有能な弁護士がついたら、ひっくり返されそうな気がしないでもない。SVUを見ていると、警察の捜査段階ではうまくいったのに証言するとなると一気に組み立ててきたものが崩壊するのがレイプ事件だったりするから。
いくら自白をとったといっても、物証が少ない割に、ブレンダの強引な落としとか「弁護士事務所の」と嘘ついて情報を引き出したとか、問題にされそうなツッコミどころは山のようにあるわけで。
素朴で傷つきやすいアリーの証言に重きが置かれた裁判進行になると・・・これはゴールじゃなくて有罪にするためのスタートラインに立ったという状態で、あの父親が権力を持ってるうちは安心できないだろうなと思ったりする。

しかしブレンダはとうとうテイラーまで飼いならしてしまった・・・
なんだかんだで彼女の実力は認めてリスペクトしていたから、こんな大一番でブレンダに賭けを任せたという。
もう・・・おっさんツンデレなんだから。もうちょっと素直になれよ!
これでもう署内でブレンダに怖いものはナイ・・・かな?いや、フリッツの愛を失うのが怖い、とかクサイことを言ってみる。次回予告でちょっと不穏な空気が流れていたので、どうなるやら。いやでも予告って大抵「嘘、大げさ、まぎらわしい」スレスレのところをかすっていくからなぁ。

ところで、3話を終わってまだフリッツは一度も仕事をしていない。
それどころか、ここまでの出演シーンでいまだに部屋着より上の段階に進んでいない状態だったりする。ハダカだったり、シャツ+パンツだったり。
次回予告でやっとスーツ姿だったので、「あ、よかったフリッツはまだクビにはなってなかったのか」とほっとしたが、フリッツったらFBIなのにヒマにもほどがある・・・。大丈夫なんだろうか?


【 脇俳優チェック 】

◆レイプ犯人ダレン・イェーツ .... Michael William Freeman
「Shark」第1シーズン20話「天才ハッカーの狙い」では、スタークが飲酒運転を心から反省しない娘ジュリーのために、刑務所に連れて行って会わせた囚人エリック役。軽い気持ちで酒とドラッグをためしたところ、気がついたら3人をあやめた殺人者になり、公判中の遺族の視線が忘れられないというエリックの話にジュリーはショックを受ける。
「コールドケース」第4シーズン12話「ファイトクラブ」では、被害者ジェームズ(今回のケヴィン役のMarshall Allmanが演じている)が不満を発散しスリルを求めるために入ってしまった「ファイトクラブ」のリーダーのコール役。事情を聞かれ、校長の差別や、通りすがりの男をタナーが殺害したことを告白する。
「FBI~失踪者を追え」第7シーズン22話、「BONES」第4シーズン20話に登場予定。

◆ダレンらの学校の校長 .... Jillian Armenante
オフィシャルサイトあり。
「ER」第12シーズン10話「それはイブのこと」では、交通事故で運ばれてきた女性タマラ・ゴードン役。低ナトリウム血症の症状が見られたことから検査してみたところ、末期がんであることがわかる。しかし彼女は治療よりも家族と残り少ない時間を過ごすことを選択する。
「グレイズアナトミー」第2シーズン16、17話「死の予感 Part1、2」では、不発弾事故で体内に弾が入ったままグレース病院に搬送されてきた男カールソンの妻ミンディ役。夫を見てパニックになって叫び続けた。
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズン4話「裏舞台」に、トビーにインターネット株で儲けた件について問いただした、ホワイトハウス法律顧問のリーラ役で登場している。
日本では未放映の「ジャッジング・エイミー」に第1シーズンからサブレギュラー出演。
アンジェリーナ・ジョリーの親友。同性愛のパートナーで女優のAlice Doddと二人でアンジーの養子マードックスの名付け親となっている。

◆ダレンの仲間で優等生のケヴィン・ウォード .... Marshall Allman
「プリズンブレイク」でリンカーンの息子LJ役でおなじみ。
「グレイズアナトミー」第4シーズン16話「自由に向かって Part2」では、メレディスとデレクの成功率の低い臨床試験を受けに来た青年ジェレミー役。治療を通じて知り合ったベスと恋人同士になったが、ベスを思う彼女の両親に反対される。メレディスたちの協力でベスと初体験し、ベスへの思いを抱いて手術に臨むが・・・
「コールドケース」第4シーズン12話「ファイトクラブ」では、ファイトクラブに校長の差別に憤るなど青春の不満をぶつけていた被害者ジェームズ役。通りすがりの男を殴り殺したメンバーのタナーが許せず、通報しようとして殺害されてしまう。
「CSI:7」18話「ダイイングメッセージ」では、5人のショーガールが殺害された事件で、5人の一人レベッカのBFで、通報したジョナサン役で登場。
「ゴースト」第3シーズン11話に登場予定。
2006年に女優のJamie Anne Allman(「コールドケース」第1シーズン2話「通話記録」で、母の死に復讐を燃やす少女グウェン役など。今シーズン15話に登場予定)と結婚。
「ゴースト」第3シーズン11話に登場予定。

◆ダレンの父で保安局の次長マーク・イェーツ .... Daniel Baldwin
「ホミサイド/殺人捜査課」第1~3シーズンではボー・フェルトン刑事役でレギュラー。
アレック(「30 Rock」、映画「レッド・オクトーバーを追え!」など)、ウィリアム(「ダーティ・セクシー・マネー」のパトリック役など)、スティーブン(「ヤングライダーズ」のビリー・コーデイ役など)のボールドウィン兄弟の次男。兄弟の中ではあまり出演作に恵まれていない感が強く、B級系の出演作が多い。
3回結婚してそれぞれに子供をもうけているが、さらに2回目と3回目の結婚の間にIsabella Hofmann(「ホミサイド/殺人捜査課」の役の上でボーと不倫関係にあったメーガン・ラッサート刑事役だったが、役が本当になった模様。他に「犯罪捜査官ネイビーファイル」のメレディス・カヴァナー教授役など)と同棲して、ひとり子供がいた。
「コールドケース」第6シーズン22、23話に登場予定。

◆レイプ被害者ミシェル・クラーク ....  Andrea Bowen
オフィシャルサイトあり。
「デスパレートな妻たち」ではスーザンの娘ジュリー・メイヤー役でおなじみ。
「FBI~失踪者を追え」第4シーズン8話「ホプキンズ家の息子」では、失踪者ショーンのクラスメイトベッキー・グロルニック役。パーティで酔ってレイプされたことをショーンに相談、アフターピルを買ってもらうなどしたが、親には言えなかったためショーンの失踪に情報を言い出せない。
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第2シーズン15話「3日目の恐怖」では、連続少女拉致レイプ犯のもとから自力で脱出してきた8歳の少女ソフィー役。次の被害者を助けるためSVUではソフィーから情報を引き出そうとするが、母親が尋問させまいとする。
「サードウォッチ」第3シーズン4話「よぎる不安」では、犬の散歩の途中に父親が倒れた少女レイチェル役で登場。 除細動器をかけられる父の姿に驚いて止めようとする。
姉が二人、弟が二人、それぞれ子役から俳優活動を行っている。弟のCameron Bowenは「ER」第9シーズン12話「下町の聖人」で母親が肺炎で死に瀕している少年マーティン役、姉のJillian Bowenは「ER」第12シーズン16話「危うい状況」で通行人をはねた少女ケイティ役。
「ゴースト」第4シーズン15話に登場予定。

◆ダレンの別の被害者アリー・ミッチェル .... Marcella Lentz-Pope
「ボストンリーガル」第3シーズン1話「シャーリーちゃん人形」では、父がダニエル・ポストに肺を提供する代わりに自分の大学の授業料が払い込まれたと知って、阻止するために検察側の証人となったミーガン・ラウルストン役。
「プライベートプラクティス」第1シーズン1話「最低で最高のはじまり」では、父ビルに連れられて産気づいてクリニックにやってきた妊婦ルーシー役。手術の施設がない状態で工夫をして帝王切開し、アディソンがクリニックで取り上げた一番最初の赤ちゃんになった。その子供のかわいらしさにルーシーはビルに受け入れてもらえるのだった。
「NCIS」第4シーズン10話、「FBI~失踪者を追え」第5シーズン23話に登場予定。
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クローザー4」 第2話「取り戻せない日々」

2009年06月21日 | クローザー
酔った男がひき逃げされた事件で呼び出されたブレンダは、なぜ特捜班が呼ばれるのかいぶかしく思うが、被害者はかつて映画プロデューサーメイハンの娘カーリーを殺害した罪に問われたロイ・ウィルキンソンだった。
彼は殺人罪ではなく過失致死扱いにされ懲役8年の判決を受けて、今は出所していた。事件当時フリンが担当で、判決には大いに不満を持っていた。
ロイは出所後更生施設の世話になっていたが、そこの管理人カレン・シルヴァによると、ロイは誰かに恨みを買って嫌がらせをされていたという。
現場検証とロイの遺体の痕跡から、轢いた人間はもう一度現場に戻ってきてとどめをさしたことが判明、偶然のひき逃げではなく、確信を持って殺害に及んでいるとみられた。そこでメイハン夫妻から事情を聞く必要が生じてきたが、フリンは彼らを疑うことに不満を持ち、夫妻には激怒されてしまう。
そんな時、ロイには生命保険がかけられており、施設のボランティアのパトリシア・シモンズが受取人になっていることがわかるが・・・

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とっても珍しい幸せそうなラブラブブレンダ・・・なのに。
フリッツはぎっくり腰ですか?動けなくて床に寝たきりになっていた時、「まさか、帰ったらあのままだったら笑うよなぁ」と思ったら、本当にあのままだった!
さすがにあれはかわいそう・・・ランチどころの話じゃなくて、電話に出ることもできなかったフリッツ。あまりにかわいそうで・・・やっぱりちょっと笑ってしまった。

依存症の話は、ほんとに普段フリッツが伏せているのでこっちも忘れていることに気づかされる。そうすると、ブレンダのように忘れてて目の前で「乾杯しよー」とかやってしまいそうだ。
あんなキッチンの下とかすぐに眼に入りそうなところにお酒を置いといたら、フリッツにとっては目の前で「ほらほらほら」とかやられてるような感じにならないだろうか、とちょっと心配になったりして。
フリッツが拒否したバイコディンといえばハウス先生が中毒のお薬だが、あれは依存作用が強いから、一度それに手を出してしまうと、酒の代わりに依存先が切り替わってしまうということなのだろう。フリッツはいつもは穏やかに笑顔をたたえていて、ブレンダのおいたにも辛抱強いが、日々誘惑と戦って心を強く保ってるんだな。
ブレンダは最初、「断酒を軽々しく破って」という感じにメダルをポイしていたが、結局被害者は無理やり飲まされていたことがわかって、今回の事件の被害者がフリッツと重なって色々考えるところがあったのだろう。

事件的には「Law&Order」のCIに似たような話があったなぁという展開だったので、かなり早いうちから犯人がわかってしまったけど、両親にスタハチのスタスキーとERのコバーン先生もってくるとは卑怯なり。
キャスティングで「何かある?」とか思わせといて、スタスキーパパなんて全然ストーリーを盛り上げない出演で終わったという。もっと期待してたのに。

しかしガブちゃんとダニエルズは・・・テイラーまで「おや?」という風に気づくぎくしゃくぶり。
ガブちゃんは今シーズン、何か発言しようとするとダニエルズに「ガルルルル」と発言を制されてしゅんとなってしまって、いいとこナシだ。ダニエルズがからまなくても、ポープとブレンダのハブとマングース対決の間に挟まっておたおたしてたり。
まぁそこがガブちゃんのおいしいところなんですけど。
ガブちゃんがカッコイイところ見せるチャンスは今シーズンのうちにやってくるのだろうか・・・。幸せになって欲しいもんなぁ・・・ダニエルズに。(おい)

タオがブレンダを現場検証で振り回して、歩かせて歩かせて歩かせて・・・一周回って元通り、というあのシーン、元に戻ってくるのがわかってたプロベンザがひとりで手抜きして、クロスワード解きながら待ってるのには笑ってしまった。おじいちゃんにはいっぱい歩くのは大変だもんね。
そのプロベンザは相変わらずフリンとのオヤジ同士の友情が堅くてかわいい。ロイに呪いの花を贈っていたと判明するシーンでも必死で、フリンをかばいすぎてかえってバレてしまうあたりがプロベンザらしい。普段は隠し事させたら見事なのに、肝心のところでヌケてるんだよなぁ。
そしてフリン・・・1stはただの反抗期でした、みたいな今の従順さ。すっかりブレンダの下僕となってしまって・・・
良くも悪くも、アクのつよいおっさんたちをうまいこと使いこなしてるブレンダの人身掌握術は非常に勉強になる。
かわゆいオヤジたちを右に左に自由自在・・・いいなーあこがれるわぁ。


【 脇俳優チェック 】

◆娘をロイに殺害されたメイハン氏 .... Paul Michael Glaser
オフィシャルサイトあり。
「刑事スタスキー&ハッチ」のスタスキー役でおなじみ。
「サードウォッチ」第5シーズン13~15話では消防署に突然やってきた新任署長スティーパー役。かつて他の分署をつぶした経歴があり、分署の中を引っ掻き回す彼にドクは危機感を覚え、周囲が驚くような凶行に及ぶ。ドク退場の前ふりのために出てきたような存在だったが、なんともドラマにとっては不幸な展開だった。
「刑事スタスキー&ハッチ」時代から演出も担当し、「ラスベガス」「サードウォッチ」などでも演出をしている。
彼の前妻のElizabeth Glaserは、HIVポジティブであることを知らずに2子を妊娠するという悲劇から、1994年に亡くなるまでAIDS啓蒙の活動家として活躍した。彼女との間の娘は7歳で死亡したが、息子のジェイクはHIVポジティブながらも現在も生存してる。
「クリミナルマインド」第4シーズン8話に登場予定で、このエピでは演出も担当している。

◆メイハンの妻ローラ .... Amy Aquino
「ER」では産婦人科のコバーン先生でおなじみ。
「ボストンリーガル」第3シーズン24話「Trial of the Century」では、アランとデニーが担当した父殺し容疑の兄弟の裁判の判事役。アランとデニーのふざけた法廷戦略にも惑わされず厳しく対処。
「CSI:7」7話「宣戦布告」では、グレッグがデミトリアスを轢いて死なせた事件の死因審問で、グレッグの行動の正当性を証明する立場から審問に参加していたニコルズ検事役。第9シーズンにも再登場の予定。
「ゴースト」第1シーズン17話「怒れる少年」では、シングルマザー&キャリアウーマンの母にかまってもらえない思いを遺したまま霊になった少年ダニエルに、霊とは知らずに悩まされる、ダニエルの妹ジェシーのベビーシッターのジョージナ役。
「デスパレートな妻たち」第3シーズン13話「決意の時」では、イアンの妻(意識不明中)ジェーンの親友エリカ役で登場。イアンに代わって危篤のジェーンに付き添うことになったスーザンに、かつてジェーンが不倫をしていたことを告げる。
「CSI:NY」第1シーズン20話「需要と供給」では、わがまま娘ジョーダンの弁護を担当した、ベンソン家のやり手弁護士リップストーン役。
「名探偵モンク2」17話(NHK放送順による)「求む!アシスタント」では、シャローナの退場に伴ってモンクが新アシスタントを募集するが、それに応募してきた一人でキョーレツなキャラクターで登場していた。
「フェリシティの青春」ではカウンセリング担当のパヴォーン教授役。フェリシティに厳しいことを言って反発されながらも温かく見守る存在。
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズン17話「匿名情報」では、アビーがテレビで不用意に児童労働問題について発言したため、通商法案の児童労働問題修正案に付帯条項をつけようとしてきた下院議員のベッキー・リースマン役。そのために長年ジョシュとトビーが考えてきた通商法案が危機に陥る。
「アリーmyラブ」第1シーズン10話「無慈悲な天使」でも、女装ゲイのステファニーに要加療を主張するためにアリーが法廷に呼んだ精神分析医ハーパー役で登場している。
「ピケット・フェンス ブロック捜査メモ」では3~4シーズンにレギュラーなど、出演作多数。
「グレイズアナトミー」第5シーズン3話に登場予定。

◆更生施設のボランティアパトリシア・シモンズ ....  Wendy Phillips
「ゴースト」第1シーズン6話「真実を求めて」では、養子であることを知った直後に死亡して成仏できずにさまよっていた青年ジェイソンの、亡くなるまで愛情深く育てた養母のダイアン役。同20話「消えた霊」では、霊の声が聞こえなくなった状態のメリンダに、姪のケイトリンについての相談を持ちかけてきた。
夫は俳優のScott Paulin(「FBI~失踪者を追え」第1シーズン16話「月影のクレア」で、失踪者クレアの父ローレンス・メトカリフ役や、「ビバリーヒルズ青春白書」では第4シーズン以降にランドール教授役)。

◆更生施設の管理人カレン・シルヴァ .... Jenny O'Hara
「Dr.HOUSE」第3シーズン18話「機内感染」では、ハウス不在の病院に、女性専用のコールガールを呼んだ時に倒れてかつぎ込まれた中年女性フラン役。
「コールドケース」第4シーズン8話「ホタル」では、1975年に行方不明になった少女メラニーの母の現在版役。今でもメラニーの生存を信じ、帰りを待ち続けている。
「ボストンリーガル」第2シーズン25話「依頼人は合衆国」では、ネパールの女性からアメリカ合衆国が開発援助停止について訴えられた裁判の担当判事オーランド役。合衆国の代理人はデニーで、ネパール女性の代理人はデニーの義理の息子ドニーという一触即発の布陣だったが、オーランドはその状況をむしろ楽しんでいる。
「CSI:6」6話「神の子」では、母親が殺害されて子供ジョーイが一人残された事件で、ジョーイの実母ケンリー・ジョンソンの母ウォーキー役で登場。子供ができないまま夫を失ったケンリーに子供を持たせるため、ウォーキーは非情な手段に出たのだった。
「グレイズアナトミー2」12話「クリスマスのユウウツ」では、胃潰瘍で入院してきた患者ナディアの母親役。ナディアの一家は、彼女の病状や病院の空気など一切読まずに騒ぎたて、担当のベイリーもジョージも止められずにおたおたしてしまう。
「ER」第3シーズン6~7話に、入院病棟からERに派遣されてきた看護婦ロンダ・スターリング役で登場していた。ロンダはだらけた仕事ぶりでキャロルを激怒させていた。
「ロズウェル 星の恋人たち」第2シーズンではウィテカーとニコラスの母でスキンズのアイダ役を演じていた。
「NIP/TUCK」第2シーズン8話「ローズ&レイブン・ローゼンバーグ」では、結合双生児のローズとレイブンを、心の中で迷いながらも本人たちのために分離手術を受けさせた母親、ローゼンバーグ夫人役で登場していた。
「NCIS」第6シーズン1話に登場予定。

◆ロイの保護監察官 .... Robert Cicchini
「CSI:NY4」12話「ネバーランドの悲劇」では、焼き栗屋フェリックス・ホール役。被害者のホテルオーナーで「アッパーイーストの悪い魔女」と呼ばれていたフィオナに、ホテルの前で焼き栗の営業するなと言われてもめていた。
「デスパレートな妻たち」第2シーズン12話「ねじれた関係」では、ガブリエルの元彼でカメラマンのスコット役。ガブリエルからもらったセクシー写真をサイトに掲載したが、カルロスがかけあったところネガを返してくれた。しかしガブリエルがネット向きの巨乳じゃないからと余計なことを言ってカルロスを怒らせて殴られてしまう。
「CSI:5」19話「冷たい街」では、モーターショーの司会をやっていたタレントのダシルヴァ役。コンパニオンたちにセクシー接待をさせ、とうの立ったコンパニオンを年増呼ばわりして泣かせたりしていた。
「コールドケース」第1シーズン15話「ダンス・パートナー」に、ディスコのオーナーの息子で、ポール・チーニーの現在版で登場していた。現在は合法ドラッグの店をやっている彼は、かつて憧れのディスコキングベニーを踊れなくしてくれと頼まれ、しかしベニーからダンスをけなされたことで逆上、果てはディスコ火災で多勢の命を奪ってしまう。
「24 Ⅳ」では、中国大使館侵入工作においてうっかり顔をさらしてしまったCTUの捜査官ハワード・バーン役。彼が根性なしだったせいでジャックは後々まで苦労するのだった。
「FBI~失踪者を追え」第1シーズン「爪をかむ少年」では、失踪した少年ウィリアム・ホープが働いていたハンバーガーショップの店長役で、店で因縁をつけていた不良少年ラジオを追い出していた。
他に「Six Feet Under」のトッド役、「プロビデンス」のアレックス・メンドーザ役など。
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