Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

読書記録 2023年3月

2023-04-01 22:29:56 | 読書

2021年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/」での読書の記録。

先月、3月のまとめをしてみました。

平均したら「週に一冊ちょい?これくらいが丁度いい感じ」のペースが定着しました。

 

2023年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2142ページ
ナイス数:163ナイス


■ヒポクラテスの憂鬱
中山七里さん4作品め、「ヒポクラテスの誓い」の続編、シリーズ第二弾。前作同様に死体解剖から真実を解き明かす。連作短編で最後に繋がって、うまく出来てるなあと思う。1.堕ちる 2.熱中(のぼ)せる 3.焼ける 4.停まる 5.吊るす 6.暴く
後半の「吊るす」「暴く」が印象的。この犯人は人としてクソや、あかんやろ、自殺とされた遺族らの哀しみ、やりきれない想いが切ない。
意外な犯人、以外な動機、何より主要キャラが魅力。光崎と渡瀬の上司コンビ。言動が可笑しなキャシー、真琴と古手川の成長と暴走、次が楽しみ。 

読了日:03月02日 著者:中山七里

 

■ただいま神様当番
青山美智子さん初読み。タイトルに惹かれて。ほっこり心が温まるヒューマンドラマで面白くて読んでよかった。
毎朝バス停で顔をあわせる5人、OL 小学生 高校生 大学非常勤講師 零細企業社長の前に神様が現れるリレー式の短編集。ほっこりして心に沁みた。現状の不満がちょっとした言動をきっかけに好転していく、思い込みや自尊心でうまくいかないことも、気持と行動次第、できないと思い込んでいるこもやってみる。人と人はどこかで繋がっている。ちょっとファンタジーでほろりとする中に人生教訓がある、ほんわかと前向きになれる。

読了日:03月06日 著者:青山 美智子

 

■総理の夫 First Gentleman 新版 (実業之日本社文庫)
原田マハさん初読み。史上初の女性&最年少総理に選出された相馬凛子の奮闘の日々を夫の日和(ひより)目線、日記形式で語られる。途中まであまり面白さを感じてはなかったけど、半ばあたりから怒涛の展開、次々問題が起こり面白くなってきて一気に読み終えた。期待以上の話ではなかったけど、楽しめました。原田マハさんのこんな総理大臣がいたらいいなあが詰まっている感じ。こんな人が政治のトップにいたら応援するためにみんな選挙に行くだろうし、消費税が上がっても納得して日本の将来のために頑張ろうという気持になれるよね、と思った。

読了日:03月16日 著者:原田 マハ

 

■マリアビートル
伊坂幸太郎20作め、グラスホッパーの続編?映画鑑賞前に原作から。序盤だらだらと伊坂さんらしく、登場するキャラ、全員殺し屋、がとにかく魅力的でほのぼのとしてた。「王子」だけは狡猾で最後まで嫌な奴だった。蜜柑と檸檬、七尾と真莉亜、このコンビの会話が嚙み合っていないようでも通じ合っていたり、掛け合いがとても可笑しい。東北新幹線内でのたった2時間半の物語り。終盤、年寄夫婦の登場からは想像もしない展開で、ポップでキュートな因果応報、スカッと爽快で木村一家バンザイ!お洒落なラスト。さあ「ブレット・トレイン」を観よう!

読了日:03月25日 著者:伊坂 幸太郎

 

■ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)
東野圭吾さん久々の25冊目。ありがちな山荘での殺人事件の話かと思っていたら、、初期の頃の作品なのに東野さんはやっぱ凄い!天才や!しっかりミステリーで最後まで犯人がわからず、というか殺人がリアルなのかフェイクなのかもわからず、話自体は単純なのに、こんなのあり?って二重、三重に騙された。文章も読み易く先を知りたくて一気読みだった。

読了日:03月29日 著者:東野 圭吾

 

■神さまのビオトープ (講談社タイガ)
凪良ゆうさん、初読み。とても読みやすく一気読み。「アイシングシュガー」「マタ会オウネ」「植物性ロミオ」「彼女の謝肉祭」4話からなる連作短編。うる波は事故死した「鹿野くん」の幽霊と暮らしている。ちょっとファンタジーで切ない。愛の形は人それぞれ。「心は自由」いろんな生き方があっていい。自分の価値観だけで他人の信じるものを否定してはいけないと、わたしはわたし、あなたはあなた。世間からは歪に見えても、愛を貫く登場人物に、切なくて、儚くて、温かくて、グッとくる言葉が詰まっていた。
どれも素適な話だった。

読了日:03月31日 著者:凪良 ゆう

 

 

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time! 

 

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