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【ベトナム】ハノイとホーチミンの2大都市を訪れて思ったこと

2019-04-08 11:28:19 | 東急
先月有給を行使し3連休を使い、実はホーチミンシティまで旅行に行っておりました。
ハノイで暮らしているわけですが、ダナンやハイフォンは一旦置いておくとして…
日本からの直行便も多いホーチミンシティに行かずに出張満期を迎えるのは勿体ない。
先週の水曜日、昼食を食べているときにふと思い、こう考えました。



「そうだ、ホーチミンシティにいこう」



5分ほどで航空券を手配、ホテルは直前ということもありメールで午後やり取りし2泊確保。
土曜日にはホーチミンシティに向かった次第です。
そのレポートは後日掲載します。



距離としては東京と博多と同じぐらい離れているハノイとホーチミンシティ。
ですが感覚的には、東京(ハノイ)と大阪(ホーチミンシティ)と良く言われることがあります。
確かに同じ国民でも、結構違うなーとは空港に降り立った時に分かるぐらい。
自分の主観で気付いた点を忘れないうちに残したいなと思い記事を書こうと思います。



(1)ハノイとホーチミンの人は仲が悪いは本当な模様

ネットに良く取り上げられているネタは本当なのか、現地で確認してきました。
ホテルの受付スタッフ、日系ホテル併設のフットマッサージの人、Grabの運ちゃん等…
やはり口を揃えて言う事として

「ハノイ人は冷たい」

がダントツでした。
そっけない態度を取るからなど人によって理由は違いましたが、Google翻訳の音声認識を使って全員同じ翻訳結果だったのでそうなのでしょう。
日本人からすると、そんなに冷たい印象はありませんがね…
が、Grabに乗った時に思ったのは運ちゃんが高確率で雑談をしてくる事です。

「どこから来たんだ」
「ここは市内で一番古い建物だよ」
「ハノイのどこに住んでるんだ」

など、目的地に着く20分会話が止まらない人もいました。
ハノイでは、ドライバーとの会話は目的地の確認のみで他は一切ありません。
乗った時の「シンチャオ」と降りる時の「バイバイ~」ですかね(笑)

途中、気になったお店に行きたかった際も

「どこに行きたいんだ」

と背後からタンクトップのおじさんが話しかけてきたりと、とにかく親切な印象です。
(この国では、Googleマップを含めた地図アプリは日本ほど正確ではないので最後は聞いたほうが早いことも)

(2)日系店がハノイより充実しているホーチミン

ハノイにお住まいの方であればご存知でしょうが、日系店が限られています。
しかしホーチミンはすごい。
ファミリーマートやミニストップ、吉野家やすき家など見慣れたお店も多数。
ハノイとホーチミンの日本人街を比べてもらうと分かりますが、規模とお店の充実度が全く違いました。
その理由は、Grabの運ちゃんに理由を教えてもらうことに…


(3)日本車だらけ

ハノイといえばヒュンダイとKIA、これが過半数を超えています。
残りをアメ車と日本車で分け合っていて、アメ車より若干日本車が優位な印象がハノイです。
※私の主観ですよ、あくまで。
タンソニャット国際空港に降り立ち、まず見かけたのはなんとスバル。
続いてHONDA、SUZUKI。(車のほうです、バイクじゃないです)
そして圧倒的に多いTOYOTA。三菱も多いです。トラックではハノイで希少レベルなISUZUもそこらへんに居ます。
ハノイであれだけ多かったヒュンダイとKIAは、3日滞在で印象に残らないレベルで見かけませんでした。
二日目の移動の際にGrabの運ちゃんと会話する機会がありました、英検3級レベルの雑魚ですが会話出来た内容が以下です。


僕「ホーチミンは日本車多くない?」

運「多いだろー、基本は日本車にみんな乗るね」

僕「ぼくハノイから来たけど、ほとんどヒュンダイとKIAだよ」

運「ハノイはそうだよなー。あれは異常だよ。」

僕「なんで日本車こんなに多いの?」

運「それは何だって工場があるからな、TOYOTAとHONDA。工場があると日本車は増える」

僕「工場が近くても日本車を買う理由は?他にも選択肢があるじゃん?」

運「私の考えだけどね。まず韓国車はオプション品がものすごく多い、それを装備したりアクセサリーでドレスアップするんだ」

僕「ほうほう、日本車は?」

運「オプション品が殆どない、日本にはあるらしいがこの国では無いに等しい。オプションパーツとかもあんまりない。」

僕「それでも日本車乗るの?」

運「何よりすごい安全なんだ、メンテナンスもしっかりしてるし調子悪いとすぐ見てくれる。車だけじゃないけど日本の企業やお店が安全で安心できる目安なんだ」

僕「なるへそ」



私の返答が異常に短いのは、英語力が無いからです(笑)
聞き取りだけはこのレベルの会話ならかろうじ出来たので、中学生の時の私に感謝ですねほんと…

この後もお話ししたのですが、日本企業も多いので日本人が特に多い。
(現地に赴任し、家族もホーチミンに引き上げたり現地人と結婚されてる方も数多く見かけました)
日本人街はもちろんですが、普通の街中でも日本語のお店が探せば埋まってるのがホーチミン。
(現地人向け日本料理店ではなく、日本人経営のお店です)
街中でも日本人だらけで、夏場の日本かなーと錯覚するレベルです。
上記の会話はあくまでGrabのいち運ちゃんの意見です、日本車以外が危ないわけではないです。
ハノイで生活してますが、別にそんな場面も見たことも聞いたこともないです。
ただ工場がホーチミンにあって好んで乗ってる人が多い感じです。


(4)緑の方たちがほとんど居ない

ハノイでは至る所に居り、週末になると露店の従業員が賄賂を渡す。
そんな光景を見慣れている私ですが、こちらはそうではないようです。
もちろん大使館前などにはいらっしゃいますが、ハノイほどではないです。
逆に多いのはセキュリティスタッフ、警備員です。
地場の警備会社もありますが、日本のSECOMやALSOKも良く見かけました。
ハノイでは話しかけにくい存在ですが、ホーチミンでは警備員なので逆に話しかけてくることも数回ありました。
同じ国でもこんなに違うとは…


(5)暑い

暑すぎます。
土曜日降り立ったタイミングで34℃。
翌日曜日は最高で38℃、最終日のお昼前も36℃程度でした。
暑いのが嫌いな私には、暮らしていけるかというと…
ただハノイと違って乾燥している感じがなかったので、それは好感。
青空も拝めましたし、悪い印象ではなかったです。


(6)Grabが高い

ハノイではGrabを乱用し、Pointが7000超えようとしている私ですが。。。
こちらはとにかく料金が高いし、全然捕まらない。
バックパッカー含め、結構な人数が利用しているもののドライバーの人数がそこまで多くないようです。
(さっきの運ちゃん談)
時間帯によっては全くBook出来なかったので、行かれる方はご注意ください。


(7)空港へのアクセス道路も含め渋滞しすぎ

ハノイ市街地からノイバイ空港まで行く場合は、大抵市街地で渋滞にハマります。
しかし、抜けてしまうとサクサク進むのが恒例です。
しかしタンソニャット空港の場合は、違いました。
そもそもホーチミン市街地を抜けるとすぐ空港になっており、市街地が混むと空港まで渋滞してることになります。
距離はハノイより無く近いのですが、予想外に時間がかかる…
地下鉄等整備しているようですが、ハノイに比べ進捗率が良いといっても何年かかるか分かりません。
Googleの経路検索の時間の2倍ちょい早めに出発することをお勧めします。


(8)日本人がとても多い

本当に多い。
ハノイでも日本人街でも何でもない場所で生活している私ですが、外食とかお散歩でそちらまで行く事は多々あります。
が、相対的に遭遇する日本人の数が違いすぎるんです。
ハノイでは、あー日本人のグループ居るなーって感じです。
しかしホーチミンの日本人街(レタントン通り)は違いました。

「あれ、ここはもしかして日本かな??日本人しかいないゾ」

渋谷のセンター街や原宿を歩いてるのと変わりないぐらいの多さ。
日本食店やコンビニも立ち並んでいる影響もあるのか、完全に日本です。
あと個人的に気になったのは、日本人と結婚されてるベトナム人夫婦をよく目撃した事です。
駐在員だとは思いますが、4人の子供を連れている男性とお買い物帰りの女性を何度か目撃しました。
奥さんも日本語が堪能で、しかし電話はしっかり現地語と使い分けているのが印象的でした。




上記が旅をして思った感想です。
同じ国と言えど、南北に離れていると気候も文化も違っているということが分かりました。
日本は気候こそ違いますが、あとは違っても方言ぐらいでどの都市も変わらないですからね。
再三ですが、今回聞いた話は一個人の意見や私の主観もあるのでご了承ください。
訪れる地域や交流する人によっては180度違う結果になっていたかもしれません。

次回は、ホーチミンシティへの移動レポを書こうと思います。
日本すらまともに利用していないのに、海外の国内線をぶっつけ本番で使ってみたレポートになります。




今回はこれにて。
では~

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