伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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僕はそういうとこ、どんどん行きますよ

2018-05-21 20:52:58 | Weblog
昨日、利根川の河原で渡船フェスティバルが開かれ
多くの市議会議員も出席しました。

車いす議員の高橋さんも出席されていましたので、
「たいへんだったでしょう」とお尋ねすると、
地面が荒れていたので、
介助者の人がいなければ進めなかったそうです。

高橋さんは、足だけでなく、腕も完全には動かないので、
河原で車いすを自分で進むのは無理だったようです。

トイレについても聞いてみました。
臨時に置くタイプのレンタルトイレだと、
階段を上がらなければならないし、和式だと使えないですよね、
と聞いたところ、
「そうです。身障者用の臨時トイレがないと使えません。
 桐生市のイベントでは1つくらい設置されます。」とのこと。

そうか。身障者の方にとっては、
屋外のイベント会場に、身障者用トイレのある無しは
重大問題だったのです。
そして桐生市ではすでに実施されていたとは、
知りませんでした。これまで伊勢崎市のイベントを
そういう視点で見たことがなかったのは反省でした。

車いすの方にとっては、
島村の渡船フェスタは、とても参加しにくいイベントだったことが
高橋さんのおかげでわかりました。

「でも、僕はそういうとこ、どんどん行きますよ」
高橋さんが言いました。

えっ、どういうこと?
一人では進むこともできない河原で、
入れるトイレもない会場なのに?

そうか。
高橋さんが行って不便だと感じるイベントは、
多くの身障者の方にとっても不便なんだ。

行くことによって、たくさんの問題点や課題を発見し、
それを改善することが、きっと車いす議員としての
高橋さんの目指す役割であり、覚悟なんだな~。

困難な道だと思いますが、私も協力して
だれもが暮らしやすい町を目指したいと思います。














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