歌舞伎座

樹徳高校　後援会の役員旅行二日目です。
築地で３時間ほど自由時間がありました。

銀座が近いので、
数人で歌舞伎座まで足を伸ばしました。
一緒に行った方は、歌舞伎を誰も見たことがありませんでした。

銀座にある歌舞伎座は、
老朽化のためもうすぐ取り壊されます。
独特な雰囲気があると
聞いていましたので、一度見てみたいと
思っていました。

本日の指定席はすべて完売。
インターネットでの販売が多いようです。
一番いい席は１８０００円します。

「一幕見席」という当日券もあります。
歌舞伎の演目時間は長いので、
途中で休憩が入ります。

その演目を通しで見ないで、
休憩と休憩の間だけ見るのが「一幕見席」です。
１時間ほどですが、たったの９００円。
初心者や、お試しにはぴったりです。

ただし、この当日券も人気がありますので、
発売の３時間も前から並ぶ人もいるようです。
私達は２幕目の販売に並びました。
３０分前に並びましたが、私の前までしか
入れないかもしれないと、係の方から言われました。

「一幕見席」は４階です。座席のほか立ち見席もあり、
合計１５０人程度が入れます。
始めに入場した方は、館内で優先的に次の幕見のチケットが買えるので、
何名が次まで残るかにより、次回以降の入場や数が決まります。

結果的に、
私と同行の方は入れました。
館内では、歌舞伎初心者用にイヤホンサービス（有料）があります。

ラジオのような機械で、イヤホンにより
歌舞伎の基礎知識や、演目の解説、役者の解説があり、
舞台やお囃子の解説もあります。
とってもよく分かりました。
思わず「成田屋」と叫んでしまいそうです。

歌舞伎ファンの方はとっても真剣です。
開演すると、一階から４階の席までシーンとなります。
私がコホンと咳払いするだけでも、会場内に響いてしまいそうで
気が引けます。

坂東玉三郎が登場すると、
観客の視線がさあーっと集まり、
まるでヨン様のようでした。
こちらまで鳥肌が立ちそうです。

演目の見所や
見栄の切り方、演技の見所など
イヤホン解説により堪能できました。
サービス料は４００円。機械を持ち帰らないように
預かり料は１０００円しますが、機械を返すと戻ってきます。

小中学校の授業で
歌舞伎を取り上げてもいいと思います。
音楽や国語、社会などで可能と思います。
実技をやるなら体育でも。

中学や高校生の修学旅行で
東京に来た場合自由行動があります。
９００円のコースなら、
修学旅行生も歌舞伎の楽しさに触れられます。

皆さんも、
東京に来られたときは、
歌舞伎座どうですか。

ちなみに向かい側のビルには、
「ぐんまちゃん家（ち）」という
群馬県のアンテナショップがありますので、
こちらもよろしくお願いします。

Ｐ．Ｓ．
おとといの夜７時のＮＨＫニュースで
小田原市の事業仕分けが映りました。
私の名前と顔も出たと、知人から電話がありました。

私は見逃してしまいましたが、
多くの方には見てもらえたのではないかと思います。