畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

障子の張り替えのシーズン?

2016-06-07 12:26:37 | 日記



拙宅は応接間・台所を除き、和室ばかり。
畳の部屋でごろりと横になるのが何とも気分良好です。

しかし障子も日焼けや、ちょっとした破れで不定期ながら障子の張り替えが必要となってまいります。

障子紙・糊・ハケ・カッター・モノサシを用意すれば、あとは「さあ、やるぞ!」という気力が湧きあがるまでの
気持ちの高ぶりが最も大切です。

やり始めれば、あとは一気呵成、多少不出来でも自己満足さえあれば大丈夫。
今回、家内も手伝い4枚を張り替え。
古い障子紙を除去し、張り替えまで約1時間。
完成後、自分たちへのご褒美で喫茶店へ。

貼り方の方法はいろいろあるようですが、次の張り替えを考慮しますと昔ながらの「糊」を使うのがいちばん。
両面テープは張り替えのときに接着面の除去が大変、アイロン使用方法も同様のトラブルがあり、最初はカンタンでも
次回が面倒。
糊であれば水洗いで全く問題なし、糊はがし液など不要で、まず水をぶっかけ、数分放置、その後水洗いしながら
タワシなど使用すれば完璧に古い紙はきれいになります。
最初の水洗いに洗濯用洗剤でも台所洗剤でもボデイーシャンプーでもどんな洗剤でもOKですので、少し添加すれば
一層の浸透力が期待できますが、先程書きましたように水だけでも充分です。
洗剤は基本的に主成分が界面活性剤で使用目的によって配合成分が多少違うだけです。

次に建具が乾燥するまで待ち、あとは糊付け、貼り付け、カッターで仕上げで完了。
完了後は障子紙の色のごとく気分は晴れ晴れの純白色。

こうした作業は、つい年末の大掃除時になりがちですが、今が最適の季節。
寒くもなく、汗もでず、こうしたちょっとしたリフォームにとてもやり易い気候と小生は思いますが・・・