レッドグランパ公式ブログ
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先週お世話になってる社長さんから電話が。

「おい宮脇!新しいお客さん紹介してやろうか!工具箱のチラシ持って来い!サービスして中身で儲けるもヨシ。工具箱で儲けて中身でサービスするもヨシ!とにかくプラン作ってしっかりプレゼンしてくれ!お前来る時間にお客さん店まで来てもらうからのお、頼むぞ!」

いきなりやったんで良く分からなかったが、とにかくお客さんを紹介してくれるらしい。しかも工具箱にも興味があるようだ。中身もそれなりに必要なのだろう。しかし相手はプロメカニックなのか?それとも趣味で集める素人さんなのか?今ひとつ分からない。ひとつ言えることはあの口ぶりから値引きを要求してくることは間違いないということだ(笑)。

てわけで約束の日にそのお店に行くと、それらしきお客様が待っていらっしゃった。服装からメカニックでないことが分かった。明らかに製造業の制服だ。名刺交換すると地元でも有名な某製造業の重役さんだった(驚)。趣味で工具でも集めたいのかな?と思ったが違っていた。「スナップオンてそんなに良い物なのか?何がそんなに良いんだ?そんなに良いんならウチの会社の工具を全部スナップオンにするぞ!そうすりゃあウチの宣伝になるだろう」
と驚きの意向だった。

こりゃあただのお客さん紹介じゃねえな(汗)。俺も多少製造業に従事していたから分かるが自動車業界よりもはるかに厳しい製造業である。施主に工場を観てもらい工場の設備環境や従業員の態度、5Sの徹底具合などあらゆる項目をパスしてはじめて仕事がもらえる世界である。ただ営業をして見積で頑張って受注が取れるという世界では無い。厳しいと言われてる自動車業界が甘ちゃんに見える遥かに厳しい世界が日本の製造業だ。

「まずは個人的に工具を揃えるからこれだけ用意してくれ」と言われ来週納品の約束をして今日はお別れした。果たして今後どれだけの物量オーダーが取れるか分からないが仮に組み立てラインの全ての工具がスナップオンになったとしたらこの意義は大きい。なんだかんだ言って自動車業界でのスナップオンの立ち位置は悲しいかな「ミーハー」である。しかし製造業の最前線でスナップオンが使われるとなると、はっきり言って説得力が違う。「これは自動車業界の黒船になるかもしれないなあ」と思った。大事にしたい話である。M社長有難う御座います。

こういうこともあるもんだな、と思ってバンを走らせながら、ふと「そういえば○○社長のところへ最近顔を出してないな」と思いハンドルを切って○○社長のところへ向かった。この○○社長、かなり外出の確率が高く、なかなかお会いするチャンスがなく、しばらく足が遠のいていましたが、そんな日に限りお会いできました。すると「おお、宮脇!久しぶりやのお、あんたあんまり来ないからK○Cでフルセット買ってしまったわ(笑)」と定価120万円相当の工具箱上下にいっぱい入ったセットを見せ付けられました(悲)。やはりどんなお客様でもしっかり訪問しなきゃいけないんですね、反省しました。「ま、でもせっかくやからいくつか買おうか。」と結構買って下さり、いくつか注文もくれました。この○○社長の御商売は自動車業界ではありません。でもちゃんとスナップオンを買ってくれるんですよね。

新規開拓にも色々あるんだよなあ、と改めて思い直した1日でした。


ピカピカの新人中西くんが最初に選んだスナップオンは御存知100ギアを誇るニューベンツ(FHNF100のことね)。このラチェット、アメリカ本国で爆発的に売れてて中々入ってきません。バンで見つけたら即買いしたほうが良いですよお。

いつもお馬鹿で陽気な桜井くんと南くん。
MG3151の修理完了品を届けたら南くんが「300のコブラ下さいな」と購入してくれました!巡回予定日じゃなくても廻ってみるもんだね。

長田さん。
弟さんに頼まれたメカニックグローブを預かって貰いました。
バイクグローブにするようですがスナップオンのグローブをバイク用に買われるお客様って結構いらっしゃるんですよねえ。
かくいう私も使用していました(シュバルツ(うちの犬ね)に破壊されて今は使ってません)。

それではまた!

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