劇場の入り口前にも8日に降った雪が残っています。
磯地美樹ちゃんとお友達になって15年くらい経つかな。
Goethe-Institut東京の初級ドイツ語のクラスメートでした。
その後。クラスメートはクラシック一筋で頑張っているメゾソプラノ磯地美樹ちゃんの応援団
クラシックよりイージーリスニングのほうが好きだったし、オペラを観たこともなかった私が、
美樹ちゃんとお友達になって、たくさんクラシックを鑑賞して、だいぶ耳慣れたかな。
今回の「ミレイユ」は聞いたこともない作品ですが、演出が池田理代子さんということで、美樹ちゃんのお歌を観る（笑）聴く楽しみとプラスアルファーの楽しみもできました。
東京オペラ・プロデュース第93回定期公演 「ミレイユ」 日本初演
C.F.グノー作曲 フランス語上演 字幕付
2014年2月8日（土）・9日（日）15：00開演（開場14：30）
新国立劇場中劇場
指揮：飯坂 純 演出：池田理代子
2014年2月8日（土）15：00 2014年2月9日（日）15：00
ミレイユ 鈴木 慶江 江口 二美
ヴァンサン 高野 二郎 土師 雅人
タヴァン 菅 有実子 磯地 美樹
ウーリアス 村田 孝高 三塚 至
ラモン 東原 貞彦 笠井 仁
アンブロワーズ 鹿野 章人 白井 和之
ヴァンスネット 岩崎由美恵 小野さおり
クレマンス 前坂 美希 森川 泉
アンドルルー 北嶋 信也 佐藤 篤子
渡し守 加藤 史幸 加藤 史幸
アルル人 小林 涼 小林 涼
大雪の翌日だったので、時間の余裕をもって、出かけたので、開場前に新国立劇場につきました。
何回か来ているところですが、いつもバタバタのわたくしは会場を見渡したこともなかったので、その規模のぜいたくさに驚きました。
来場者を高いところから見下ろす位置に、過去に上演した衣装の展示がありました。
さすが～～豪華な衣装です。
この展示の場所は公演があればだれでもフリーで見学できそうです。
さてさて「ミレイユ」の物語は19世紀のフランス・プロヴァンス地方が舞台です。
富裕な地主さんのお嬢ちゃん・ミレイユが貧しい籠つくりのヴァンサンを好きになるんですよね。もちろんヴァンサンもミレイユちゃんを好きです。でもミレイユちゃんのお父さんが大反対で二人を引き離します。ウーリアスはヴァンサンを恋敵と嫉妬して襲います。傷ついたヴァンサンの知らせを受けたミレイユ。ミレイユはヴァンサンの回復を祈るために「どちらかが不幸に見舞われた時にはレ・サント・マリーへお参りしよう」と約束した教会に巡礼に出ます。教会にたどり着いたミレイユはヴァンサンの腕の中で命尽きはてます。死の直前にお父さんがら結婚を許されますが・・・。
グノーのオペラで一番人気は「ファウスト」、二番人気は「ロミオとジュリエット」、三番目が「ミレイユ」とのこと。どれも最後は女性が死んじゃいますね。「ロミオとジュリエット」はお二人共ですが。
全編、ミレイユ役の江口二美さんは熱演でした。美樹ちゃんは地獄の美魔女タヴァンさんです。タヴァンはミレイユちゃんの恋の味方なんですよ。そして傷ついたヴァンサンを助けます。この美魔女さんは話の展開に存在感がある大事な役どころ。美樹ちゃんの天性の豊かな歌唱力は舞台に厚みが出たな、と思いました。
美魔女さんの衣装も豪華でしたよ。
終演後真っ先に楽屋たどり着くと、出演者たち記念の集合写真を撮っていました。そのあと出演者が談笑しながらお部屋に引き上げる時、美樹ちゃんはイケダ先生と一緒だったので、いい写真が撮れました。
終演直後のいいお顔でしょ。サー撮りますって言ったらこんな表情できなかったのではないかな。
磯地美樹ちゃんと池田理代子さん
イケダ先生の演出はね。う～～ん「ロマンチストだな」です。
印象に残ろ演出はヴァンサンを傷つけるウーリアスですが、なんだかかわいらしいんですよね。
ヴァンサンの腕の中でミレイユは死ぬのですが、ミレイユの魂を天昇させなければ・・・舞台なので・・・
イケダ先生考えたのでしょうね。ヴァンサンは最後までミレイユを抱いている姿で、ミレイユは舞台中央で空に舞う姿で・・と。・・・素人さんの勝手な見方ですが
美樹ちゃんのお口添えで私もイケダ先生と
（公開するのは恥ずかしい
数日後にちっちゃくUPしますね）（イケダ先生の写真公開は美樹ちゃんがOKとってくれました。美樹ちゃんありがと！）
書き忘れました。オペラ「ミレイユ」は今回が日本初演とのことです。
