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あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

イメージ

2008-08-11 20:34:34 | 美と戯れる
用事を済ませた後、渋谷の東急本店に向かった。
先日電車の中で広告を見て、すぐに東横店の催事場に向かったのだが、エレベーターに乗った時点で間違いに気づき、そのまま来る機会を逸していた。この季節は、緩やかな坂を登るのも億劫だから…

で、今日の目当ては前田真三さんの写真展だった。
仕事のついでか、仕事がついでか、レンタカーを借りて美瑛の街を訪れたのは、もう10年以上前のことだった。富良野のラベンダー畑は色づいていたが、美瑛の畑は、写真で見たような色味は感じられなかった。美瑛の丘のイメージが前田さんの写真によって作られているのは、僕だけではない。それくらい、印象深い作品だ。

あちこち丘をめぐった後に訪れたのが、前田さんの写真が展示されている拓真館だった。
木々に囲まれた静かな場所に、彼の写真世界にあこがれる人々がたくさん集まっていた。その世界を手元に取っておこうと絵葉書を購入し、それから周りの白樺並木の中をゆっくりと歩いたことを今も覚えている。

亡くなられて10年の節目に開催された展覧会は、前田真三という写真家に対して僕が持っていたイメージが、とても狭いものだったことを気づかせてくれるものだった。

今月末まで、九段でも作品展が開催されてるそうなので、こちらも覗いてみようと思う。
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金メダル

2008-08-11 12:19:32 | つれづれ
お昼前、近所の水泳クラブの駐車場に行った。子供の頃は、夏休みフリーパスを買ってもらったりして、よく遊びに行った。ただ、泳ぎがうまくなりたいという気持ちはなく、今も変わらない。もしあの時向上心を持っていたら、果たして彼のようになれただろうか。

彼がゴールしたら鳴らしてほしいと、クラッカーを渡された。一位でなかったら寂しさが募るという心配を吹き飛ばすように団扇を叩いた。

いよいよスタート。予選1位のライバルが一歩抜きんでて折り返す。だが、誰一人諦める人はいなかった。そしてその思いが通じたのか、彼はライバルを抜き去り、その差を広げていった。

1位だった。金メダルを取った。そして、世界新記録をマークした。手に握っていたクラッカーを思い出し、一瞬遅れてその紐を引いた。

北島康介。泳ぎ切り、そして栄冠を手にしたあなたに、惜しみない拍手を贈る。
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