帰り道、夜空に星は見えなかったけど、星空を見上げるロボのキラキラした笑顔が思い浮かぶ。まだ「セクシーボイスアンドロボ」の世界から抜け出せずにいる。
以前も書いたと思うが、セクロボを観ていると、僕の好きな是枝裕和監督の世界とラップするところが感じられた。
3日坊主は3日間しか記憶が持続しないという設定だったが、是枝さんが撮ったドキュメンタリー「記憶が失われた時」では、ウェルニッケ脳症による前向性健忘でごく短い時間しか記憶をとどめることが出来なくなった男性とその家族に焦点をあてていた。
プッチーニ前項編では、恋と愛というメインテーマのほかに、繰り返される出会いと別れの中で、記憶するということの意味みたいなものを問うていたような感じがした。
そして最終回。再び現れた3日坊主は成仏できずにさまよっている。そして最後に残った記憶が、自分が殺されたという悲しい出来事であったことが、成仏できない原因であるようだ… それは、誰もが「最も大切な思い出」とともに天国へ旅立つという、是枝さんが映画「ワンダフルライフ」で描いた世界に通じる。
木皿泉さんがどんな想いで本を書いたかはわからないが、自分の好きな対象がつながったようで、余計に思い入れが深くなってくる…
以前も書いたと思うが、セクロボを観ていると、僕の好きな是枝裕和監督の世界とラップするところが感じられた。
3日坊主は3日間しか記憶が持続しないという設定だったが、是枝さんが撮ったドキュメンタリー「記憶が失われた時」では、ウェルニッケ脳症による前向性健忘でごく短い時間しか記憶をとどめることが出来なくなった男性とその家族に焦点をあてていた。
プッチーニ前項編では、恋と愛というメインテーマのほかに、繰り返される出会いと別れの中で、記憶するということの意味みたいなものを問うていたような感じがした。
そして最終回。再び現れた3日坊主は成仏できずにさまよっている。そして最後に残った記憶が、自分が殺されたという悲しい出来事であったことが、成仏できない原因であるようだ… それは、誰もが「最も大切な思い出」とともに天国へ旅立つという、是枝さんが映画「ワンダフルライフ」で描いた世界に通じる。
木皿泉さんがどんな想いで本を書いたかはわからないが、自分の好きな対象がつながったようで、余計に思い入れが深くなってくる…