あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

ことば

2010-01-31 21:48:45 | 前に進む
まだ頭が痛い。それでも、昨日よりはずいぶん楽になった。昼前の洗濯物は保安庁ほとんど乾かなかったが、アイロンもかけ終わり、録画してあった番組も、ドラマは見終えることができた。今期のドラマは結局NHKのものしか見ていない。だから、それほどの数ではなかった。

その一つ、成海璃子さん主演の『咲くやこの花』は、脚本を『ちりとてちん』の藤本有紀さんが書かれている。『ちりとてちん』ほどの賑やかさはないが、人が人を想うことの素敵さが描かれた作品だ。

番組のホームページに藤本さんのことばが掲載されている。先日その言葉を読んでいて、涙が出てきた。

成長する前にすでに父を亡くしていた僕が父を越えたのは何時だったのだろう。いや、未だに独り身ということを含め、まだ父を越えられないのかもしれない。

昨夜仲間と話している中で、言葉の力について触れた。言葉ですべてが伝わることはないが、彼女の言葉には、そして、彼女が紡ぐ世界にはその力…って、パワーという意味のではないというか、そんか力があると思う。そして、僕はそんな言葉の持つ力を信じている。

荒む景色

2010-01-31 15:36:13 | つれづれ
昼過ぎになって近所の商店街に買い物に出かけた。自転車で行こうと思ったが、歩いて出かけた。

商店街のスーパーはやや高級志向のためか、ただ単に休日だからか、人出は少なかった。シャッターが閉まった店が多いのは、それも、休日だからなのと、中には店じまいしたところもある。

地元のために何ができるかなどと偉そうなことを言うつもりはないが、何とも心が荒む。

百貨店が消えその後に大型家電店が入るという構図もそうだが、地方だけでなく都心部にも確実にその流れが押し寄せている。それが経済原則に合っているということを頭では理解しているが、心がついて行かない。

天秤

2010-01-30 23:30:00 | つれづれ
すっかり夜も更けてから帰宅した。かなり疲れがたまっていたが、仲間との話が楽しく、時間を忘れて続けていた。それでも朝から続いていた頭痛がひどくなり、その時間を断ち切った。

直接話をすれば見えてくることはたくさんある。けれどもそれにはかなりの時間が必要だ。どこかで折り合いをつけなければならないとき、僕は前者を望みつつ、それでも天秤は後者に振れてしまう。

それは悲しいことだけど、どうすればいいのか、今はただ模索し続けるのみだ。

改めて

2010-01-30 11:04:51 | つれづれ
穏やかな陽気に心まで和む。今日は来月のイベントに向けた準備があり、このままでは約束の時間に間に合わないが、慌てたところで物理的に無理なので、車内に差し込む日の光を楽しみながらたんたんと向かう。
と言いつつ、改札口の位置を考え乗り換えることにした。連絡通路にある売店に目が止まり、牛乳をいただいた。しばらく飲んでいなかったので、ちょっぴり新鮮な感じがした。

鉄道博物館の吊り広告に、初代の新幹線が乗っていた。まるまる一両の公開が始まったのは昨秋だったか。子どもを持つまでは行かないという誓いというか願望をいつまで持っていられるかわからないが、ここを訪れる子どもたちには、このイメージが受け継がれるのだろう。

早く走るためには今のスタイルの方が合理的なのだろうが、初代の、時代を打ち破るデザインは、それが航空機をイメージしていたとしても、今もなお魅力的である。

寄り道・近道

2010-01-29 19:47:20 | つれづれ
一段落着き帰宅を急ぐ…でもなく、焼き鳥を食べに寄り道した。いつもは三本と決めているのだが、今日は一本余計に食べた。だから何だと言われそうだが、気分が少し良くなったのだろうか。

改札への近道としてスーパーの中を通り抜けた。通路の先には出口ではなくシウマイ売り場があった。スルーもできたが、何かに操られるようにスタンダードなシウマイを一箱買い求めた。店員さんは「冷蔵庫で明後日の朝まで持つ」と言っていたが、朝からシウマイの像が浮かばなかったから、明日までに食べた方がいい。

溢れる前に

2010-01-29 07:24:07 | つれづれ
帰宅が遅い分寝付くのも遅くなる。それでも何とか起きて電車に乗った。

昨日、今日と、乗換駅まで座ることができたが、目を閉じると気が抜けて乗り過ごしてしまうかと心配しつつ、だからだろうか、一駅前でつい立ち上がってしまった。

出掛けに録画予約をしたら、ハードディスクの空き容量が逼迫していた。もう見ないだろう番組は消したとしても、見たい番組はたくさんではないがある。
週末はそれをゆっくり見る時間を作りたい。

反動

2010-01-28 23:12:55 | つれづれ
帰りが遅くなり、食事をする場所を探すのも面倒だったので、コンビニで弁当を買い特急列車に乗った。合計では軽くお酒付きの食事代くらいの出費だが、時間とゆとりを買ったと思えば納得できる…かな。

乗り換えの電車を待つ間、人が少ないと思っていたら電車はなかなか来ず、そのうちに周りがザワザワしてきた。やっと来た電車も混雑していて、反動が大きい。

さて、明日は早く帰れるだろうか。

養分

2010-01-28 12:53:22 | つれづれ
チューリップの芽だろうか、道端のプランターにひょっこりと顔を出していた。春になり、植えた子どもたちを楽しませるため、今はじっくりと養分を蓄えている時期なのかな。

人間でもそんな時間が必要だ。それは、誰にも与えられるべき子供時代(“べき”としたのは、それを与えられず、過酷な状況下にいる子どもたちが余りにも多いからで…)だけでなく、いつでも、それを望む人に与えられるもの、いや、自ら確保すべきものだ。しかしながら現実には、「生涯学習」という言葉はあっても日々の暮らしに追われてしまっている。

「そんなことを言う前に、自分が動けばいい」という声が聞こえてきそうになり、親指を止めた。

波紋

2010-01-28 07:04:36 | つれづれ
今朝は暖かいとテレビのキャスターは言っていたが、それほどの実感はない。

もう一つ、雨が降るとも言っていた。量にもよるが、とりあえず折り畳み傘が鞄の中に入っていることを確認した。

途中で見上げた空には雲が波紋を広げていた。その姿が美しいと思った。うまく言葉で言い表せないが、心の中の何かとシンクロしたような気がした。

波風が立たないようにと動き回ると、自分の心に波風が立つ。そして、その努力は往々にして徒労に終わる。外に波風を立て波紋を広げた方が、却って問題解決に繋がったりする。時に自滅してしまうリスクを抱えながら、自爆テロ的に物事を進めなければならないのは、正直悲しいことだけど。

感度

2010-01-27 20:46:05 | つれづれ
今日こそは早く帰ろうと思っていたのに、結局まだ家に着いていない。まあ、特に見たいテレビ番組があるわけでもなく、ただゆっくり眠れればいい。

昼休みにウイルスソフトを買いに行ったついでに本屋に寄った。何かおもしろい本はないかと探そうとしたが、端から買うつもりもないとは言わずとも、それほど意気込んでいなかったので、アンテナの感度も鈍り、却って見つけられなかったのかもしれない。

今宵の月はうっすらとした衣装を纏っていた。ほぼ真上に上ったその月を、ただただ見上げている時間が心地良かった。