あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

呼気

2011-03-31 20:20:47 | つれづれ
あまりにも混んでいた電車をやり過ごし、次の電車を待った。すぐに来るのはわかっていたが、冷たい風を浴びると少し後悔した。

次の電車は混んではいなかったが、ちょうど席が埋まり、空いたかと思うと、乗ってきた人がその席を埋める。なんだか余計に疲れる感じがする。

それでもなんとか席を確保し、ふーっと、二酸化炭素を吐き出してみると、体が溶けて流れてしまうように思えた。

ようやく姿形はとどめながら、家へと向かう。
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咲き頃

2011-03-30 07:06:44 | つれづれ
蕾だった梅の花が、今朝見たら咲いていた。だが、この一輪の他はまだ開くのを躊躇っている…という訳でもないだろうが、そんな風に見える。

このままだと桜に先を越されてしまうかもしれないなんて思うが、それぞれ必要とされるときに花開くのだろう。

人も皆、誰かに必要とされて生きている。時にそれが見えず、不安になったりもするが、見えるようにするのは難しい。だが、こんな時だからこそ、それを確かめたい。
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すきやばし太郎

2011-03-29 23:46:24 | つれづれ
昨夜、イベントボランティアの仲間と飲んだ。

男三人、最初の頃は僕も大人げなく我を張っていたが、今ではお互いに認め合っている…と思う。そんな感じでいい。

そう、数寄屋橋にある岡本太郎の作品は、イルミネーションが減った夜にも輝いていた。
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てれかくし

2011-03-29 19:23:18 | つれづれ
日だまりを眺めているだけで心地よい。昼間の外出はなんとなく贅沢な気がする。

キラキラと輝く路面に葉っぱが一枚、小さな影を作っていた。思わずしゃがみこんで見入った。ただただその光景が美しかった。

帰りの電車に乗ると、旅行帰りらしい親子連れが席を向かい合わせにして談笑していた。二人姉妹のお姉ちゃんは、お母さんとゲームを楽しんでいた。妹はそこに入れないからか、一人ペットボトルで遊んだり、行楽地のパンフレットを広げながら即興で物語を綴っていた。

その光景が可愛らしく、微笑みを投げかけると、少しはにかんだ笑顔が返ってきた。ちょっぴり恥ずかしくなり、持っていた新書を開いた。
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思考停止

2011-03-29 08:20:23 | つれづれ
この駅のホームはターミナル駅らしい櫛形のレイアウトになっている。一度ホームに上がったら、別のホームの電車に乗り換えるのは結構面倒だ。だから、どの電車を選べば座れるかの判断が必要だ。

すぐに発車する電車を諦め、その次の次の電車を選んだ。その次が回送電車だったから仕方がない。
ホームの途中まで行くと、次の電車はガラガラだった。判断ミスを一瞬悔やんだが、たかが4、5分だ。気にすることもない。

そういえば、東京では昨日桜の開花が発表された。一方、一部の公園では花見の宴の自粛を求めているそうだ。わからないでもないが、別の発想が必要だと感じた。僕自身すぐに「これだ」と思うものはないが、「自粛」という名の思考停止に陥ることを怖れる。今はそんな気持ちだ。
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BluebluE

2011-03-28 07:16:12 | つれづれ
昨日、今日と、晴れ渡った空が頭上に広がる。いい兆しなのかはわからないが、いい兆しだと受け止めておく。

震災以後、自分の周りにも変化が現れているが、この先もっと大きな変化が待っているように感じる。自ら積極的に変わらなければならないこともたくさんある。「安定」という言葉は、今よりも遠くに行ってしまうだろう。

それでも、「希望」や「奇跡」はまだある…と信じたい。だから、変化から逃げずに向かっていきたい。味方がいればとも思うが、不安に巻き込んでしまうかもしれない人は少ないほうがいい。

もうすぐ4月。安定が崩れた先にあるものを、恐れと好奇心とが混ざった気持ちで見つめ、見極めたい。
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この先の道

2011-03-27 20:30:26 | 立ち止まる

震災後、ずっと「何かしなければ」とか、「何ができるか」とか考えていた。だが、何の手がかりも掴めないまま2週間が過ぎた。

ふと、いわき市に住むイベントボランティアの仲間を思い出した。仲間の一人が連絡を取ってくれて無事であることがわかったが、ニュースでは原発事故による風評被害で必要な物資が届かなくなっているという。今朝もそうした様子が紹介されていた。

実際にどのような状況なのだろうかと、昨夜いわき市のホームページを覗いてみた。すると、31日まで田町にある港区スポーツセンターで個人からの支援物資を受け付けているという。朝起きて2軒のスーパーを回って米や飲料水を購入し、車に積んで出かけた。

入り口から物資の集積場所まではセンターの人たちが交通整理をしてくれていた。途中、あまり人を見かけないなと思ったが、集積場所に着くと何人かが受付を待っていた。スタッフの中にはいわき市の職員さんがいて、少し話をした。ついつい「頑張ってください」という言葉が出てしまったが、「とにかく体を壊さずに」と加えた。そのほかの物資も受け付けているが、関心を持っていただいた方には港区のホームページも確認いただきたい。

情報は待っていても得られるものではない。自分の気持ちに従い情報を取りに行くことが必要だ。今日だって、何もしなければわからなかったのだから。来週こそは避難所を回って、僕にできることを探してみよう。もちろん、邪魔にならないように。

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春はどこに

2011-03-26 17:26:37 | つれづれ
だんだんと西から曇り空がやってくる…という感じの空だ。雨が心配になるが、すぐに降り出すという感じではない。

まだ空気が冷たい。先月、少し暖かくなった日があったが、その時は春が訪れるのを待ってほしいと思ったが、3月の終わりを迎えても桜は咲いていない。

気温だけではなく、気持ちも温まる日が早く訪れるのを待ち望む。
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ムリムラムダ

2011-03-25 20:46:53 | つれづれ
混乱が収まらないまま、また一週間が終わる。

混乱は収まらないどころか、日々、さらなる混乱が生み出されている。「今、それをやるときか」と天に向かって叫びたくなるが、生活がかかっていてはなかなかそれもできない。

そう、今どこにエネルギーを注ぐべきかは明白であるはずなのに…

とりあえず、帰り道に中目黒の洋食屋さんで一息入れた。そういえば、目黒川沿いの桜はまだだろうか。
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首長選か…

2011-03-25 07:50:30 | つれづれ
昨夜、帰宅後にテーブルの上の新聞に目が止まった。母の「テレビ欄が中にあるから抜いた」という説明はどうでもよく、静岡県の川勝知事のインタビュー記事を読み出した。

将来の脱原発に向けた取り組みは難しいが、エネルギーの将来については需要側、供給側の双方で考えていかなければならない。
川勝氏の非常に真っ当な意見に、良識ある首長を持った静岡県民を羨ましく思う。

さて、都知事選が始まった。石原慎太郎が出てきた時にはまさかと思ったが、抗する力及ばず、三期も知事を務めるなんて「想定外」としか言いようがない。だが、他の選択肢がなかったというものも含め、それを望んだ民意があったというのも事実で、要は候補者に恵まれなかったという一言に尽きる。

候補者に恵まれないというのは今回も同じで、積極的に「この人を」と思える人はいない。そう思ったのは青島幸男氏の時くらいだった。彼は政党の論理に支配された議会の前に屈し、結果として晩節を汚してしまったが、僕は彼を選んだことを全く後悔していない。

昨夜は早く寝た。昨日までと違い、スッキリしている。睡眠は大切だと思うと同時に、被災した方々にも安心して眠れる環境が用意されることを望む。
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