Koyo劇

Koyo演や埼高演連西部B地区の活動のお知らせもしくは、旧Koyo劇顧問の戯言です。

差し入れありがとうございました

2008-11-20 21:52:35 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の反省会で美味しく頂きました

 全部は食べきれませんでしたが。

 お客さんの笑い、アンケート、そして差し入れが頂けるのは凄く嬉しいです。

 でも、いつもいつももらいっぱなしで、会ってお礼も言えず申し訳ないことをしていることが多いです。なのに繰り返し差し入れてくれる方もいて本当に感謝しています。

 私ごとですが、私も時々とある劇団の公演に差し入れを持って行くことがあります。以前は決まって飯能市すずき屋さんの『げどう』でしたが、最近は飯能と縁遠くなったため狭山市かにやの『ケンキ』になっています。


アンケートより3

2008-11-19 22:28:12 | 日記・エッセイ・コラム

蛭子さんのランドセルから大学進学情報の雑誌が出てきました

 すごくしっかり芝居を見てくれるお客さんが多いです。わかばやしーちゃんが生徒会室に行く前といった後の服装の微妙な違いを指摘してくれたのは、やはり女の子ばかりで数人いました。たぶん私が観客なら気がつかないで部分も指摘してくれて嬉しいです。

 で、蛭子さんのランドセルの中身ですが、実は演出のクチオくんは当初小学生の教科書を用意しようとしました。私も最初はそれでイイと考えていたのですが、ランドセルはもともとお芝居の舞台となった高校の演劇部の小道具です。決して本当の小学生のランドセルではありません。だったら、小学生の教科書ではなく高校の物置に放置されてそうなものが入っている方が自然だろうと考えました。なのでそれをより強調するためにエロ本も挿入したのです。

 ランドセルに小学生の教科書、それは確かに1つのリアルですが、『クチオとブービン 愛しの上P戸惑う蛭子さん』の世界では、よりリアルなのはそうではないと考えたのです。

 私は10年くらい前に『段ボールライフ』という浮浪者が出てくるお芝居を上演しました。そのアンケートで「浮浪者の住んでいる家の段ボールが新しすぎる。」という指摘を受けたことがあります。浮浪者=貧乏、汚い、ボロい、というのがそのアンケートを書いた人のイメージなのでしょうが、私たちが新宿西口に取材に行ったとき、ホームレスの人たちの段ボールはみな新品ばかりでした。汚い、古い段ボールでは折れ曲がってしまうため段ボールハウスは作れないのです。実は新宿に取材に行く前からその事実は書籍を読んで知っていました。浮浪者は新品の段ボールをタダでいくらでも手に入れることを。

 作り手の嘘を見抜く力はぜひつけてほしいです。しかし、作り手だって2ヵ月以上考えて芝居を作っています。安易な批判をする前によく考えてほしいとも思います。


アンケートより2

2008-11-18 22:48:26 | 日記・エッセイ・コラム

コンクールって何?

 コンクールなのにカーテンコールはおかしいという感想を頂きました。

①Koyo劇は、アトリエでの公演が多いのですがアトリエには当然緞帳がありません。緞帳がない小屋での芝居ではカーテンコールでもしないと観客に終演が伝わらない危険性があります。そうなると後味の悪い事態になってしまい、せっかくの芝居が台無しになってしまいます。だから終演後にカーテンコールをすることをKoyo劇は当然な事だと思っています。

②西部B(入間・所沢)地区が地区大会でお世話になっている所沢市椿峰コミュニティー会館別館ホールは、舞台の奥行きが2間しかないため、Koyo劇の大道具は収まりきれず緞帳の開閉が不可能な場合が多いために地区大会でもカーテンコールを行っています。

③緞帳がない会場での地区大会を拝見すると、開演・終演で芝居を台なしにしているケースに遭遇します。芝居の始め方・終わらせ方は、芝居の肝だと思います。始め方を変えるのは難しいにしても終わり方はカーテンコールをすれば形ができるので何故カーテンコールをしないのか正直疑問でした。コンクールだからしなかったのですね!意外です。ちなみに、今回の『クチオとブービン 愛しの上P戸惑う蛭子さん』では、オープニングは板付きで始まるのが元々の(顧問が書いた)台本でした。しかし、それではアトリエや地区大会では様(さま)にならないので、緞帳開後に芝居が始まるように演出のクチオや役者の意見で台本が変更されました。

④Koyo劇は、コンクールのために芝居をするのではなく見てくれるお客さんのために芝居をしようと言っています。なので、コンクールだからという理由でやってはいけないことは60分をオーバーすること(上演・立て込み・撤収の時間オーバーで他校に迷惑をかけること)だけです。60分内に収まっているのならカーテンコールして何が悪いのでしょうか?

 とはいえカーテンコールをしていいと教えてくれたのは芸術劇場スタッフ、県大会舞台監督の宮崎さんです。昨年の聞き取り調査で、「地区大会でやってたカーテンコールやらないの」と言われ、ああやってもいいんだと気がつきました。しかし昨年は60分ギリギリだったのでできませんでしたが、今年は少し時間に余裕があったのでカーテンコールしたのです。地区大会のアンケートで「カーテンコールも芝居の一部なんですね」という意見も県大会でカーテンコールをすることを後押ししてくれました。

⑤正直、コンクールコンクール言われるのはイヤです。言うのもイヤです。コンクールのために芝居をしている団体があるのだとしたら、もう辞めませんか?勝ち・負けではなくお客さんのために芝居をしませんか?別に、笑える芝居サイコーという意味ではありません。お客さんの心に響く芝居をするということです。感動する芝居でもいいし、考えるきっかけを与える芝居でもいいです。だけど、勝つためにやっているような芝居を見せられるのはもうウンザリです。かつて県大会では、終演後に沸き起こる観客のさまざまな歓声がありました。心の底から感動するから低音から沸き上がる感動をここ数年聞いていないような気がします。そういう芝居を作るのは本当に難しいですが、目指さなければできるはずはありません。


アンケートより

2008-11-17 08:10:19 | 日記・エッセイ・コラム

ブービンの名前の由来

 前作『時々ぴろかず滅多に山口くん』では説明したのですが、ムーミンに体格が似ている毛深いヤツという意味で“ブービン”と呼ばれているという設定です。Koyo劇内ではそれまではブービンと呼ばれてはいませんでした。

音響について

 劇中のBGMはすべてラジカセ(正しくはCDMDシステム)から音を出していました。ですので、役者が操作していたのです。この手法は3年前の『八百万レンタル(有)』から取り入れました。OP曲の『わたしの望み』、校内放送、ラジオ体操、EDのムーミンの歌とED曲の『LOVE LOVE LOVE』は劇場のスピーカーから音が出ています。

時計について

 動いているつもりでした。運搬中に電池がはずれたのかも知れません。舞台監督のクチオくんが3時30分にあわせました。でも、壊れたもしくは電池が切れた時計という設定でもよかったかも知れません。

笑いについて

 Koyo劇としては高校生だけにウケようとは考えておらず、見に来てくれたお客さんすべてに楽しんでいただければと考えて芝居を作っています。幸い高校生だけでなく大人の方々からも楽しかったとの感想をいただいています。


幸せな一日

2008-11-16 22:56:47 | 日記・エッセイ・コラム

御観劇ありがとうございました。

 予想以上、期待以上に観客の皆さんの反応が良く、役者たちはとても気持ちよく芝居を上演することができました。

 メッセージボードにもたくさんのメッセージを頂きありがとうございました。

 そして、アンケート。枚数も驚くほど多く、1度に頂いたアンケート枚数としては過去最高でした。それに、たくさんの感想・意見を記入してくれる方が多く、嬉しく読ませていただきました。本当に感謝、感謝です。

 7月から今日まで、お客さんに楽しんで頂ける芝居作りを目標としてきましたが、それが完璧とは言えないまでも少なからず実現できたことがアンケートからも実感でき、凄く嬉しいです。その上関東大会への推薦というおまけまで頂けました。

 最後に、幕間の大道具立て込みに時間が掛かり開演時間を遅らせてしまったことをお詫びします。部員数に勝った道具にしてしまいこのような事態となりました。関東大会ではこのようなことがないように努力していきたいと思います。

 本当にありがとうございました。