戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

24年12月10日 落ち葉焚き。

2012-12-10 13:01:47 | Weblog
枯葉の多い気節となった。うちに帰ると山の木の葉が枯れて落ちてきて日々多くなっている。若い頃は掃き寄せて山を作り、焚き火をした。さつまいもを埋め込んで美味しく焼いて食べた事もある。でも今はそんな風物詩も失われた。風で火の粉でも飛んだらえらい事になる。その頃と違い、屋根で地面が見えない位、住宅が建っている。今はこの辺も落ち葉焚きは出来ない。それで焼却炉を置いたがそれも煙で駄目、今は市の焼却ゴミとして週に1回ごみ集積場に置かせて貰っている。山も開発されて残る所の木も少なくなった。その残りの木の葉が我家のコンクリートの庭に落ちて来る。いつかその木も伐採されて平らになり住宅地として売りに出されるに違いない。たまにきのこが生えてきたり山椒の若芽が摘めるような、枯れ葉の落ちて来る山の方がやはり良いと思っている。