家に帰る度に眺めていた最後の烏瓜が先ほど郵便物を確かめに行った時、消えてなくなっていた。枯葉も無くなった枯れ枝の中にたった1つ朱色の烏瓜は目立つ存在だった。もう冬だと実感した。極寒の日の夜空には煌きゆれつつ星座は巡るが流れ星だとじっと見つめたら航空機のランプだった。流れ星の消えないうちに願い事をすればその願いが叶うと聞いて願った事が1度だけある。流れ星の方が消えるのが速かった。それ以来願い事は流れ星には頼まぬ事にしている。
あの時の願い事は何だったのか覚えてはいない。今願うとすれば6億円に当りますように・・・・・直ぐには出ないのでいつも思うようにしよう。自衛隊の航空機のテールランプを錯覚して願い事をしても夢があって良いではないか。
あの時の願い事は何だったのか覚えてはいない。今願うとすれば6億円に当りますように・・・・・直ぐには出ないのでいつも思うようにしよう。自衛隊の航空機のテールランプを錯覚して願い事をしても夢があって良いではないか。