コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
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どん底からの復活。日体大総合V!箱根駅伝復路。

2013-01-03 22:18:48 | スポーツ
昨日の往路で2分35秒のアドバンテージを得た日体大が終始落ちついたレース運びで総合優勝でした。
追う東洋他の大学は前半から突っ込んだ走りでかえってペースを乱してしまったのではないでしょうか。(陸上の専門ではないので断言はできませんが)持ちタイムでは日体大の選手よりいいタイムを持っている選手が多いのですが、大崩れしない日体大の総合力が他校を上回ったような気がしました。

昨日も書きましたが、日体大は3年生の服部がキャプテンとなり4年生にとっては屈辱だったのではないかと思います。今日はその4年生が5区間のうち3区間で安定した大人の走りで意地を見せてくれました。
前年の19位(更に繰り上げスタートを初めて味わい)というどん底の状態から1年でよく総合優勝まで持ってきた精神力の高さも絶賛したいと思います。
名門の日体大ですが総合優勝ということになると何と30年ぶり10回目です。30年前はバルセロナオリンピックで活躍した谷口氏を擁した時代までさかのぼります。これを機に古豪から強豪になってもらいたいと思います。

今年の箱根は気象状況にも悩まされたレースでしたがベストなコンディションでレースさせたかった。不運にも2校の途中棄権をだしてしまいましたがその2校も今年の予選会を勝ち抜いて来年の箱根で雪辱をしてもらいたいと思います。今年の日体大の復活が棄権した2校のみならず今回シード落ちしてしまった大学や去年の予選会で敗退してしまった大学に力を与えたと思います。是非来年は切磋琢磨して見ている者に感動を与えるレースをお願いしたいと思います。