持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

『つかこうへいの新世界』発刊

2005-04-08 00:44:53 | 演劇:いろいろ
<4/7のつづき>
昨日はいろんな想いでいっぱいいっぱいだったので。今日は少しクールダウンして本の話。

内容は。まずはつか氏のエッセイから。そして風間、平田両氏へのインタビュー。次がチラシコレクション。それから名作劇場と称する公演写真の数々。これが引き込まれる。観たものは鮮明に甦るし、観てはいないものには想像力が活動しはじめる。目玉は20ページにもわたる、つか氏へのインタビュー。これは深い。あと、縁の作家や演者からの寄稿もあり。マキノノゾミ、横内謙介、いのうえひでのりなどそうそうたる人選でこれも読み応えがある。
最後は戯曲館。『熱海殺人事件』より3作。『寝取られ宗介』で全4作。
装丁は硬質極まりないが。中身は熱い。これで1,400円はありえないくらいお得だと思う。

    <読本を見ていて想ったこと>
  • 風間杜夫さんや平田満さん、舞台光景をみたのは初めてで仰天のモリオとミツル
  • ここまでやるかとおののいた石井愃一さんの桂小五郎
  • 一番好きだったのは、なるしー(池田成志)の木村伝兵衛部長刑事
  • 驚きで開いた口がふさがらなかった阿部寛くんの木村伝兵衛(寄稿あり)