持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

会社は誰のもの?

2005-04-03 00:10:22 | だいじなこと
組織が資金を得るために株を発行する。購入者が配当を求める。利益を上げることを目的に組織が運営されるとしたら。株式会社の頂点にいるのは間違いなく株主だろう。
そして。利益を生むために、顧客満足は必須条件として存在する。会社の基盤をなすのはお客様だろう。

ライブドア一連のさわぎはあまり気にとめずにいた。経済的な何かの結果として、個人になにか大きく影響する話題だとは思えなかったので。天下のフジテレビ、と言われても。首都圏ほどの温度は関西には伝わらない。情報報道というわりには、見聞きするのは感情先行論ばかりのようでもあり。一度持ち上げた人物を、反す手で叩くのって常套手段だよね。くらいの見方でいた今日この頃。

「会社は株主のもの」だと堀江社長が言う。
昨夜。ある番組は「会社はお客様のためのもの」ということばを繰り返し流した。たいへん耳障りの良い言葉だ。この言葉をもってして、堀江社長を否定したいかのように見えた。
が。何故この二つのキーワードをして対峙するのだろう。そもそも同等の位置において考えるべき単語ではないはずなのに。

だから。巨大なメディアが、こうまでも排除したいものはなんなのだろうと考えてしまう。最新といいつつ、ここにも旧態のなにかがはびこっているのだとしたら。
既存マスメディアとネットとの融合を見たくなってくる。