俳句は言葉の写真
とかくして紙の門松あしたかな
松飾り温ければ嬉しくて
初詣響く神楽に急ぎけり
年女にたまわるお神酒初詣
初詣本殿の彫り見事なり
銀行に羽子板飾るお正月
富士山も初日に輝りて黄金ずく
水仙や女神の如く花かかぐ
傷跡のずきずき痛む寒夜かな
三河にも三河富士あり雪なくて
初景色窓を細目に三河富士
分け入りて雪に埋もれし芭蕉碑
こがらしや埴輪一点見つめいて
遠き日の父よみがえる古炬燵
松籟をききつ戴く雑煮かな
初釜や乙女のスカート長かりき
老いの顔うつりておかし初の釜
かんじきを履いてチームは雪の上
出初式天に梯子の離れ業
侘助をいけて友待つ日数かな
水仙に茶掛けの丸が考える
臘梅を乙女の花と思いけり
臘梅に旭の輝きて香に住める
寒風の船路遥かに希望峰
曇天に炬燵最高寒の入り
冬雨に雷の音ものすごし
こがらしに日差しかいなく山の時化
マンションの広い縁側日向ぼこ
左義長や吹雪のあとににぎわえり
インド洋船のプールで初泳ぎ
屋内の温水プールで初泳ぎ
松飾り温ければ嬉しくて
初詣響く神楽に急ぎけり
年女にたまわるお神酒初詣
初詣本殿の彫り見事なり
銀行に羽子板飾るお正月
富士山も初日に輝りて黄金ずく
水仙や女神の如く花かかぐ
傷跡のずきずき痛む寒夜かな
三河にも三河富士あり雪なくて
初景色窓を細目に三河富士
分け入りて雪に埋もれし芭蕉碑
こがらしや埴輪一点見つめいて
遠き日の父よみがえる古炬燵
松籟をききつ戴く雑煮かな
初釜や乙女のスカート長かりき
老いの顔うつりておかし初の釜
かんじきを履いてチームは雪の上
出初式天に梯子の離れ業
侘助をいけて友待つ日数かな
水仙に茶掛けの丸が考える
臘梅を乙女の花と思いけり
臘梅に旭の輝きて香に住める
寒風の船路遥かに希望峰
曇天に炬燵最高寒の入り
冬雨に雷の音ものすごし
こがらしに日差しかいなく山の時化
マンションの広い縁側日向ぼこ
左義長や吹雪のあとににぎわえり
インド洋船のプールで初泳ぎ
屋内の温水プールで初泳ぎ