イマジン

手話通訳者のみなさん、イメージしてみていただきたい。
ある日突然、聞こえなくなったら・・・
手話ができるから大丈夫？
そんな、甘っちょろいもんやおまへんで。

世界は一変する。
音楽を聞いてリラックスすることもできない。

ある日。
クレジットカード会社から送られてきた明細をみて仰天する。
数十万円の買い物をしたことになっている。
そんな、高額の買い物をした覚えはない。
カード会社に連絡しなきゃ！
でも、どうやって？
友人に頼んで、電話してもらう。

「本人じゃないから、応じられない」って・・・
友人は困惑顔。

自分がやってきた「通訳」など、ろう者の生活のほんのワンシーンを共有したに過ぎないことを、思い知るだろう。