手話通訳者のブログ

田舎の登録手話通訳者のブログです。

変な通訳者、困った通訳者

2015-02-03 03:06:18 | 日記
このブログではよく、「こういう手話通訳者はあかんで!」ということを書いている。
まず、通訳技術云々以前に、人としてどうか、ということが重要。
タイトルの「通訳者」を「人」に置き換えてもらえば、ご理解いただけると思う。
手話通訳者であろうとなかろうと、「変な人」とか「困った人」とは付き合いたくないよね。

人としてどうか。
例えば、相手(ろう者)のことをやたらと聞きたがる手話通訳者。
通訳技術云々以前の問題。
相手が嫌がっているのに、相手の家族構成、友人関係、趣味など、根掘り葉掘り聞く手話通訳者がいる。
当然、嫌われる。

次に、「人として」というより、「通訳者として」問題がある人たち。
(1) ある程度の技量はあるが・・・
人間なんて弱いもので、他人からある一定の評価をもらうと、すぐに天狗になってしまう。
「自分は優れている」と勝手に思い込んで、他の手話通訳者たちに上から目線でいろいろ指図する。
こういう通訳者は、同業者(手話通訳者)から嫌われる。
手話通訳は数人のチームで行うことがよくある。チームにこういう天狗手話通訳者がいると、通訳そのものがうまくいかない。そして、ろう者に迷惑をかけることになる。

(2) 勘違い手話通訳者
東京とか大阪とか、手話通訳者がたくさんいる地域には少ないかもしれないが・・・
    わしらのような田舎の手話通訳者に多いタイプかもしれない。
    自分が未熟者だということがわからない通訳者。
    例えば、講演会の通訳に立つ。技術不足で、会場にいるろう者たちは内容がさっぱりわからない。
    それなのに、通訳者本人は「私の通訳は完璧」と思っている。救いようがない。