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筑波山塊の花崗岩が世界的評価、「人は石垣、人は城」

2024-09-18 00:00:00 | 防衛
「人は石垣、人は城」


武田信玄の有名な言葉ですよね。


それだけ、石、石材は人材と同様に昔から大切にされてきました。


そして今、筑波山塊の花崗岩が世界的評価を受けています。




9月15日08時55分に読売新聞がmsnにて、「筑波山塊の花崗岩、国内初の「世界のヘリテージストーン」認定…迎賓館赤坂離宮や日本橋で使用」の題で次のように伝えました。


『(前略)


茨城県の筑波山地域で産出される「筑波 山塊(さんかい) の 花崗岩(かこうがん) 」が、国際地質科学連合(IUGS)から、世界のヘリテージストーン(天然石材遺産)に認定された。産地は「筑波山地域ジオパーク」(つくば、石岡、笠間、桜川、土浦、かすみがうらの6市のエリアで構成)に含まれており、地域全体の知名度向上に期待がかかる。(赤松正基)





(中略)


ヘリテージストーンは、国際的価値が高くて人類との関わりが古い天然石材を認定するプログラム。産地の地質学的特徴や石材の特性、文化的活用の歴史を後世に残すことが目的だ。「筑波山塊の花崗岩」は7月6日に、日本国内で初めて認定された。現在世界では55件が認定されている。


 「筑波山塊の花崗岩」は、国内では産地にちなんで「真壁石」(桜川市)や「稲田石」(笠間市)と呼ばれている石材。国宝の迎賓館赤坂離宮(東京都港区)、国指定重要文化財の日本橋(同中央区)、建築家・磯崎新氏が設計したつくばセンター広場(つくば駅前)などで使われている。





(中略)


産地は、地質や景観を保全しつつ教育や観光などに活用する「筑波山地域ジオパーク」内にある。杉原専門員は「地域全体がつながっていたからこそ、地質や歴史、文化に関する資料がそろっていて申請できた。石は生活の基盤にもなっており、持続可能という観点から、関係者と一緒に今後の方向性を考えていきたい」と話している。』




茨城や栃木は石材の名産地として知られていますが、現代でも高い評価を受ける石材がこれ程あるとは、素晴らしい事であり、驚きでもあります。




筑波山塊の花崗岩が世界的評価、「人は石垣、人は城」






石垣を基礎とした日本の城
出典:いらすとや フリー素材




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