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日本は従来のやり方を変えた知的財産保護や資源・エネルギーの開発・確保を強化せよ!!

2021-04-13 00:00:00 | 防衛
多用される有名なことわざに「衣食足りて礼節を知る」というものがあります。
その派生的な言葉には「金持ちケンカせず」がありますね。

ただ、近年の世界的な人口増加、水、食料、資源・エネルギー等の逼迫や偏在、そして中国発の武漢ウイルス・中国ウイルス・新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染流行の収束の見通しがつかない等の影響で、知的財産保護や資源・エネルギーの開発・確保が大きな問題となっています。

日本は従来のやり方を変えた知的財産保護や資源・エネルギーの開発・確保を強化せねばなりません!!

4月9日09時00分にSankeiBizが「イチゴ「あまおう」海外持ち出し禁止、「ゆめぴりか」も 改正種苗法施行で」の題で次のように伝えました。

『農林水産省は9日、国内で開発されたブランド果実などの種や苗木を海外へ不正に持ち出すことを禁じた改正種苗法が今月施行されたのに伴い、持ち出し禁止などになる1975品種を発表した。北海道のブランド米「ゆめぴりか」、福岡県のイチゴ「あまおう」のほか、高級ブドウ「シャインマスカット」などが対象で、海外流出抑止を図る。

 対象品種の発表は改正法が1日に施行されてから初めて。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)や42道府県が登録しているコメや果実が中心で、登録品種が1702、出願中が273。今後は民間企業の登録品種も順次追加する。

 登録品種は海外持ち出しが原則禁止で、違反すると個人には10年以下の懲役や1千万円以下の罰金が、法人には3億円以下の罰金が科される。出願中の品種は罰則の対象ではないが、公表による注意喚起を狙う。』

農林水産省では「我が国農林水産物・食品の知的財産面での保護強化を図ることを目的として、中国等の海外における商標出願状況を関係者が一体的に監視する体制を整えるとともに、海外における産地偽装品や模倣品の調査を実施し、その現状や対応状況について情報を収集し、それらを共有する体制を整備するために、「農林水産知的財産保護コンソーシアム」を設立しました。」として、知的財産保護体制や運用を強化しています。

一方、4月11日に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「沖縄 海底に眠る「宝箱」を開けよう」の題で沖縄近海の熱水鉱床等の資源開発の推進を訴える主旨の論調を公開しました。

日本近海を含む海底にはレアメタルを含む多くの有用な資源が眠っている事は広く知られていますが、開発採取コストや採掘方法等の問題、更には経済水域である200海里外の国際開発や管理の問題など、多くの課題がありますが、その中で最先端を走るのが、近海に多くの熱水鉱床を抱える我が日本です!!

また、深海温度差発電やメタルハイドレード等も日本近海を含め、世界の各地で発見され、応用や利用が期待されています。

それらの資源・エネルギーを有効に利用する事こそ、日本が世界に貢献出来る一つの方法ではないでしょうか。


日本は従来のやり方を変えた知的財産保護や資源・エネルギーの開発・確保を強化せよ!!





上:海底資源の模式図
下:それぞれの資源の特長
出典:JOGMEC独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 HP


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