>おみ堂の前に立つ煙山桜
>香煙と思へぬ煙山霞
>最盛期過ぎし桜の吉野山
俳 句
>>おみ堂の前に立つ煙山桜
>>香煙と思へぬ煙山霞
>>最盛期過ぎし桜の吉野山
>吉野山には石碑が数基見ることができた。
その中の一基に最初に「花」と読め、最後に「芭蕉」と読める石碑が一基あった。
>吉野で詠んでいる句は、「芭蕉と吉野山」の説明板の通り、3句よりないが
上の条件に当てはまる俳句が一句有る。
>>花をやどにはじめをはりやはつかほど
>この句であろうと思われるのである。吉野山の風雨に晒され、文字は磨滅しているが、
この句より無いであろうと思われるのである。
>全集などでは
「よしのにて桜見せふぞ檜の木笠」が先の句に続いてある。
したがって、先人が、この「花」の句も吉野で造られたものとして、
石碑にしたのであろう。
>この「花」の句は、「つぼみ始めてから散り終わるまで、折々の花あの景趣に魅せられて、
ついうかうかと二十日余りも花の下に逗留したことであった。」と言うのである。
ついでにこの「花」は桜ではなく「牡丹」の花で詠んだものである。
吉野山の桜を拝見出来て嬉しいです。
>香煙と思へぬ煙山霞
>花をやどにはじめをはりやはつかほど
昔の人の根性はすごいですね、20日も逗留していたなんてそれほどの魅力ある桜の森だったのでしょうね、先生のお陰さまで私までも頭に
焼きつきました。ありがとうございました。
ほんとに素晴らしい桜でしたね。
一生の思い出になり、今また新に感動しています。
句写美69号発送されたとのこと、お疲れさまでした。ごゆっくり休んでくださいませ、
有りがとうございました。