春の月かかる梢の花万朶

・旅行４日目・大阪（2/3）















今日の俳句：春の月かかる梢の花万朶

漢字の読み：万朶：ばんだ

俳句の季語：春の月・春

俳句の大意：

　「だるま」支店で串カツを食べ、ナンバでタコ焼きを食べた。
　ナンパではない。念のために。＾＾

　さて、どこに行こうかということになり、
　「ここまで来たなら、水掛け不動を見たいね。」とじぃじのお願いで、
　「法善寺横町」に行くこととなった。

　藤島恒夫の「月の法善寺横丁」で俄然有名になったところだ。
　「包丁一本サラシに巻いて　旅へ出るのも板場の修業～～♪」で始まる、
　セリフ入りの歌である。

　そのセリフの中に、
　「こいさんが私を初めて法善寺へ連れて来てくれはったのは、
　腰よ志に奉公に上った晩やった。
　早う立派な板場はんになりいや言うて、長いこと水掛不動さんに
　お願いしてくれはりましたなァ～～」という、
　お不動さんである。

　お水をかける人があとから、あとからと続く。
　サラリーマン風の男。水商売関係だろうと思われる女性。
　会社の社長らしき人と続いている。

　お不動様は青々と苔むしている。
　じぃじも、お不動様にお水をかけて手を合わせて祈った。
　何も願うことはなかった。
　ビリケン様にも何も願わなかった。

　水かけ不動様の隣に、「夫婦善哉」の店がある。
　ここも有名な店で、何度も映画になっている。
　テレビの取材があるということで、外では、テレビのスタッフが
　待機していた。

　店の玄関をあけて、「北海道から来たんですが・・」というと、
　「これからテレビの取材があるので・・」と一度は断られた。
　スタッフの人が、「待ちますから。」と声をかけてくれた。

　店の人も「どうぞ。」と言ってくれた。
　ぜんざいのお椀が二つ、お盆に載せられて出てきた。
　なぜ二つかは、説明文を読んでもらいたい。

　「これから、どこへ。」というのに対して、
　遠慮なく、「夜桜を見に行きたい。」と言った。

　





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