精神世界(アセンションについて)

このブログの内容は、色々なところから集めたもので、わたくしのメモであって、何度も読み返して見る為のものです。

高橋信次  魂(意識) 意識の起源・意識の次元構造

2008年09月23日 | Weblog
魂(意識)

意識の起源

宇宙において、物質の発生は
1.宇宙の大意識(神)を出発点として、
2.熱、光、電気、磁気、重力のエネルギーとして分裂、これらの相互作用によって、
3.物質の現象化(エネルギーの集中)が行われるとされ、一度物質化されたエネルギーは、時間と共に、分裂という過程を経てエネルギーに再変換され、
このエネルギーの集中、分裂によって、物質、エネルギーの2相が永遠に循環するとされた(循環の法則)。

意識においても同様に、
1.宇宙の大意識(神)を出発点に、
2.個としての生命が実在界(あの世)に誕生し、
3.現象界に姿をあらわすとされ、一度生まれた意識は、あの世(エネルギー)、
この世(物質)を両親を縁として循環しながら成長するとされた(ただし個としての個性は存続するとされた。
如来も死後存続するとされる、神との一体感は持ちながらも)。


意識の次元構造

精神

信次の定義によれば、「神の精(または、神仏の精、神のエネルギーとも)」・「心」・「魂」の三つを包括して精神と呼ぶとされた。
人間の意識は、「神の精」を中心点として、「心」、「魂」と、この順番に同心円的構造を持つものとして図示された。


「神の精(神のエネルギー)」 - 意識の最内奥

意識の中心点から発散される神のエネルギーであり、神そのもの。
エネルギーそれ自体。
慈悲と愛そのもの。
人間は、誰しも神の精を内蔵し、自分自身の心(神の精を中心とする魂の中心部。神の精を受ける場)をつくり、魂(心を中心として同心円状に展開する場。下記)を形成しているとされる。
神の精を内蔵していることが、人間が、人間であるゆえんであり、人間の魂において、主客を弁別し、一切の事象を認知する能力すなわち自我意識、および大宇宙と自己との一体感(「宇宙即我」)は、魂の中心である心より流れてきたこの神の精(神のエネルギー)の波動に由来するという。


「心」 - 意識の中心

神の精を受ける場、器。
意識の中心。
慈悲と愛の織り成す光体そのものの場。
心とは、神につながる基点でもあり、絆でもあるとされる。
信次のいう「反省」において、心に問う、心に聞く反省の相手は、意識の中心であるこの「心」のことであるとされた。
信次によれば、神とは、神社や仏閣や教会の中にあるのではなく、曼荼羅や形作られた偶像の中にあるのでもなく、一人ひとりの「心」の中にあるとされ、
他人に嘘をつくことはできても、自分に対して絶対に嘘をつくことができないのは、神に通じたこの「心」のためとされる。
あの世においては、超越的な存在ではなく、自らが、嘘のつけない自分自身の「心」で自分を裁くとされる。
信仰とは、この神に通じた己自身に嘘のつけない善なる「心」を信ずることであるとされる。
また、「法」を説く人々である釈迦・イエス・モーセらのような上上段階光の大指導霊、すなわちメシヤとも呼称された人々についてはその人を拝むのではなく、
その言葉である法を生活に生かすことであるとしている。
信次は、この心を通じて、人は、神と通じ合えるとした。
各人の「魂」(意識)はこの「心」の波動を受けながら、向上・進歩してゆくとされる。
信次はまた、この「心」を「霊子体」とも称している。

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