精神世界(アセンションについて)

このブログの内容は、色々なところから集めたもので、わたくしのメモであって、何度も読み返して見る為のものです。

#1052 「製作中のマスタークリエイター」 2

2011年09月03日 | 聖ジャーメインのチャネリング
- 創造の恐れ
皮肉なことに、あなたが最初に自分のマスタリーの認識に踏み込んだ時、再び創造することを恐れがちになります。
手に負えないほどの責任を感じるからです。
無意識に創造するといったことや、自分が過去に作り出してきたものを好んでいなかった記憶も、まだ、あなたに残っています。
しかしそれが今、あなたを妨げるものとなっているのです。
あなたがアーティストなら、自分の道具さえ不快に感じるようになるかもしれません。
自分の絵筆は以前よりは馴染みのないものに感じられるかもしれません。
以前に使っていた色は、今の自分には不快な色に思えるかもしれません。
まっさらのキャンバスは、あなたの表現を掻き立てるよりもむしろ、あなたを締め出しているように思えるかもしれません。
キャンバスはまっしろでまったくの空白なので、そこに何もみつけることができないし、
そこから何も知ることができないと思えるかもしれません。
そうしてあなたはジレンマにとらわれ、より多くを自分が感じることをブロックしてしまいます。
あなたには、このような覚えがありませんか?
あなたはこのような感覚を知ってはいませんか?
それであなたは何をするつもりですか?
おそらく、あなたは自分が想像したようなマスターではないでしょう。
いずれにせよこの道を進んでいけば、あなたにそれがわかる前、に創造することができない自分自身を確認することになるでしょう。
「私にはツールも媒体も、描くだけの才能もないもの。
何故悩まなきゃならないの?
たぶん、すべきことは逃げることよ。
逃げたって誰も気づきはしないもの」…そうしてあなたは逃げようとします。
しかしこの種の逃避は、まったく悲しいことであり、まったく不必要なことです。
他にも方法はあるからです。


- ミケランジェロ
ミケランジェロをよくご存知かもしれませんが、彼は、大理石に人物像を見事に彫刻するため、
その時代ばかりか現代でさえ非常に有名です。
彼は自分が芸術・創作のマスターでした。
彼は幼少期にそのことを既にわかっていました。
1500年代の初め、ミケランジェロはローマ法王の命によりシスティナ礼拝堂の天井画を描くよう求められました。
それは完成させるまでに4年をかけるプロジェクトでした。
30歳にも満たない彼はそれが自分にできるか心配し・悩みました。
そのプロジェクトを引き受けたくないと彼は最初から法王に告げていました。
ミケランジェロは自分が彫刻のマスターであるということを知っていたのですが、自分自身を画家とは本当に思っていなかったからです。
彼は若き日に画家としての教育を受け、一日中スケッチをしていましたが、
ハンマーや鑿と同じように筆や絵の具に信頼を置くことが彼にはできませんでした。
また、ミケランジェロは依頼の背後にある動機についても懸念していました。
彼の失敗を見るためにローマ法王が彼のライバルを励ましているのでは?と疑いさえもしました。
彼のお気に入りではない道具と媒体(湿った石膏)を使ってなされるその仕事のスケールはとてつもないものだったからです。
けれども、不安や自己疑念があったにもかかわらずミケランジェロはその仕事を引き受けました。
その結果、西洋の芸術史の中でも最高の作品のひとつが生み出されることになりました。
もちろんその仕事の途中にはたくさんの克服すべき障害がありました。
描くための足場の設計や、カビに耐える石膏の開発、天井の遥か下に置かれた色彩スケールを
天井近くからもわかるようにしなければなりませんでしたし、
聖書のテーマの華やかさ・ドラマを伝えるだけの筆致を自分で生み出す必要性もありました。
けれども彼はこのすべてを完璧なマスタリーで成しえたのです。


「自然と共に、心ゆたかに・心穏やかに」をコンセプトに
循環型社会をつくるお手伝いをします。
【ゆかしき】



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