精神世界(アセンションについて)

このブログの内容は、色々なところから集めたもので、わたくしのメモであって、何度も読み返して見る為のものです。

「残っていた留守番電話のメッセージ」

2011年03月27日 | Weblog
─NTT西日本コミュニケーション大賞第6回グランプリ受賞作品電話部門─

「残っていた留守番電話のメッセージ」

私が結婚を母に報告した時、ありったけの祝福の言葉を言い終わった母は、
私の手を握りまっすぐ目を見つめてこう言った。

「私にとって、澪は本当の娘だからね」

ドキリとした。
母と私の血がつながっていない事は、父が再婚してからの18年間、互いに触れて居なかった。
再婚当初幼かった私にとって『母』の記憶は『今の母』だけで、『義理』という意識は私にはなかった。
けれど、やはり戸籍上私は『養子』で、母にとって私は父と前妻の子なので、
母が私のことをどう考えているのか分からなかった。

気になってはいてもそのことを口に出した途端、互いがそれを意識してちぐはぐな関係になってしまいそうで、
聞き出す勇気は私にはなかった。

だから、母の突然でまっすぐな言葉に私は驚き、すぐに何かをいう事ができなかったのだ。

母は私の返事を待たずに「今日の晩御飯、張り切らなくちゃだめね」と言い台所に向かった。

私はその後ろ姿を見て、タイミングを逃したことに気が付いた。

そして、「私もだよ、お母さん」すぐそう言えば良かったと後悔した。

結婚当日、母はいつも通りの母だった。
対する私は、言いそびれた言葉をいつ言うべきかを考えていて、少しよそよそしかった。

式は順調に進み、ボロボロ泣いている父の横にいる、母のスピーチとなった。

母は何かを準備していたらしく、司会者の人にマイクを通さず何かを喋り、
マイクを通して「お願いします」と言った。

すると母は喋っていないのに、会場のスピーカーから誰かの声が聞こえた。

「もしもし、お母さん。看護婦さんがテレホンカードでしてくれたの。
お母さんに会いたい。お母さんどこ?澪を迎えにきて。澪ね、今日お母さんが来ると思って折り紙をね…」

そこで声はピーっという音に遮られた。
「以上の録音を消去する場合は9を…」

と式場に響く中、私の頭の中に昔の記憶が流水のごとくなだれ込んできた。

車にはねられ、軽く頭を縫った小学校2年生の私。
病院に数週間入院することになり、母に会えなくて、夜も怖くて泣いていた私。
看護婦さんに駄々をこねて、病院内の公衆電話から自宅に電話してもらった私。

この電話の後、面会時間ギリギリ頃に母が息を切らして会いに来てくれた。

シーンと静まりかえる式場で、母は私が結婚報告したのを聞いた時と同じ表情で、
まっすぐ前を見つめながら話し始めた。

「私が夫と結婚を決めたとき、互いの両親から大反対されました。すでに夫には2歳の娘がいたからです」
「それでも私たちは結婚をしました」
「娘が7歳になり、わたしはこのままこの子の母としてやっていける。
そう確信し自信をつけた時、油断が生まれてしまいました。
私の不注意で娘は事故にあい、入院することになってしまったのです」

あの事故は、母と一緒に居る時に私が勝手に道路に飛び出しただけで、決して母のせいではなかった。

「私は自分を責めました」
「そしてこんな母親失格の私が、娘のそばにいてはいけないと思うようになり、
娘の病院に段々足を運ばなくなっていったのです。
今思えば、逆の行動をとるべきですよね」

そこで母は少し笑い、目を下におとして続けた。

「そんな時、パートから帰った私を待っていたのは、娘からのこの留守番電話のメッセージでした」
「私は、『もしもし、お母さん』。このセリフを何度もリピートして聞きました。
その言葉は、母として側にいても良い、娘がそう言ってくれているような気がしたのです」

初めて見る母の泣き顔は、ぼやけてはっきりと見えなかった。

「ありがとう、澪」

隣にいる父は、少しポカンとしながらも、泣きながら母を見ていた。
きっと、母がそんな事を考えているなんて知らなかったのだろう。
私も知らなかった。

司会者が私にマイクを渡した。
事故は母が悪いわけじゃないことなど、言いたいことはたくさんあったけれど、
泣き声で苦しい私は、言いそびれた一番大事な言葉だけを伝えた。

「私もだよ、お母さん。ありがとう」

#967  「心配のプログラム」から自由になる

2011年03月27日 | Weblog
Arrived Energy On Earth
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=61035342&comm_id=1730147

#967 「心配のプログラム」から自由になる
チャネラー:Jill Renee 2011年3月21日
http://lightworkers.org/channeling/127559/freeing-yourself-worry-programs

これほど多くの自然災害がますます頻繁に起きているので、
混乱しているのが遠い場所のことだとしても、多くの人はエネルギーが枯渇したように感じたり、
出来事に感情移入したり、ということがあるでしょう。
これから書くのは、あなたの旅の途中に起きるあらゆる問題に最高の波動で応じ、
さまざまな混乱にも内なる平和を見出すための新しい物の見方や考え方です。

地球のエネルギー周波数は上昇しており、初めて経験するような愛、喜び、
内なる平和を私たちの体内から与えてくれています。
ガイアとここにいる私たちに向けた、この劇的に変化するエネルギーは、
あらゆる種類の変化を起こすための魔法のようなチャンスとなります。
私たちは自らのハイヤーセルフと同調するため、高い周波数に同調するよう、
強いエネルギーで引っ張られています。
私たちの魂はこの周波数をよく知っているので、地球でかつてないほど安らぎを感じています。
私たちの多くにとって、恐れ、不安、自信喪失はクリアするべき課題であり、
これらの高周波を経験し享受するためには、こうしたブロックを除いていかなくてはなりません。
喜び、軽快さ、内なる調和や平和、自信、自愛の状態にあるときは、内なる神の存在を十分に感じましょう。
心配や恐れという低周波のエネルギーパターンは、神の周波数が届くのをさえぎってしまいます。

心配がガイヤのことであれ、自分自身または他人のことであれ、
このエネルギー周波数を愛と信頼の高い周波数に変える機会を与えてくれます。
ガイヤは私たちと同じように、意識を持つ存在で、独自の旅を続けているのです。
高い状態のハートから来る愛は、3次元世界での現実が何を感知しようと、
すべてが最善な状態だと知っています。

心配は確かに愛の一形態ではありません。
恐怖に根差すものです、肯定的な意図があっても、心配はかなりの低周波を放射します。
心配は、あなたの精神体から発するシグナルで、強力に宇宙に発信され、
あなたが否定的な結果が起こるためのスペースをあけて待っており、
この否定的な結果が可能か、かなり起こりそう、あるいは避けられない、
といった見方をしていると呼びかけているのです。
これに引き寄せの法則が適用され、あなたがエネルギーを投入したために、
しばしば最も望まない結果を生み出してしまいます。
私たちの思考は今、地球の集中的な高周波とともにさらに強くなっており、
現実化がスピードアップしています。

現在私たちは、精神体に残る心配や他の低周波の振動を抑えて、
最終的に指導力を持てるよう援助を受けています。
私たちの内なる神/自分を支えるシステムとして、精神体に新しい役割を与えることができます。
ハートに中心をおく生き方を達成するには、あなたが精神体を訓練してサポートする役割を持たせ、
その監督は内なる神/自分がすればいいのです。
私たちのハートにはもともとの知的な周波数があります。
このハート基盤の「思考」が、魂としての私たちが誰なのか、
ここに何をしに来たのかという内なる知恵と結び付くと、
旅を続けるのに素晴らしい指導者を持つことになります。
心を訓練するのは、内なる仕事です。
まともな方法で訓練するまで、心は暴走列車のように
「あら、どうしよう」「・・しなければ」「もしかしたら」「すべきだった」
「だったかもしれない」「もし・・だったら」でいっぱいになってしまいます。

では始めるための具体的なテクニックをお教えしましょう。

まず、呼吸を意識し、自然の中で過ごすことで自らの存在をしっかりさせましょう。
また、自分の考えていることにもっと注意を払いましょう。
その考えが恐れ/心配から来ているのか、それとも愛/信頼から来るのか、自問してみましょう。
これはあなたが愛・信頼・神/自分になるために訓練する際、効果的なフィルターになります。

第2に、精神的なおしゃべりから自由な静かな心を経験するために瞑想を練習しましょう。
あなたに適した方法を見つけてください。
誰もが瞑想の方法を一つは学べると思います。
瞑想ができないという人は最も瞑想を必要としている人です。
精神体に力を与えすぎているので、静かになれないと訴えているのです。
心を静かにすることは誰にも有益です。
あなたが内なる声を聞き、神/自分に会うのが望みだとしても、
精神体がぺちゃくちゃおしゃべりしたら、どうすればいいのでしょう。

あなたが使いこなせる実現化のやり方を創造するか、どこかから借りてきたら、
静かで落ち着いた気持ちになることが必要です。
練習すればするほど、長い間静かな心でいられます。
静かな心を肉体の中に持ち、いままでより頻繁に、
あらゆる瞬間に「生きる」という意識でいることを選ぶと、
どんなに素敵で快適になれるかお分かりになるでしょう。
その結果、精神体はあなたの旅路を左右するものではないということ。
そのような最高な役割のために創造されたのではありません。

第3に、あなたのスピリットガイド、天使、神/自分に助けを求めましょう。
お願いすることを私たちはすぐに忘れてしまいます。
いったん助けを求めたら、忠告や答え、新しいアイデアに心を開いてください。
最も意外なところからやってくるかもしれません。
宇宙があなたのために敷いた道をたどり、宣言した目的地まで優しく導いてくれるためには、
識別する力が役に立ってくれるでしょう。

第4に、あなたはどんな恐れや心配も、すべてプログラム解除し、
愛と信頼に変換する力を十分に持っていると自分を信じてください。
あなたはマスター・クリエイターです。
心を鍛えて、旅路を歩む支えにするには努力が必要ですが、その価値は充分あります。
何十年もマインドに人生を支配されるままにしてきた人も、この大変化を成し遂げることができます。
あなたは永遠の魂です。
神のユニークな一面なのです。
あなたは自分の物理的な心や思考よりずっと大きくパワフルです。
あなたの変化の始まりのために、いくらか練習しテクニックを知れば、
あなたの旅路に劇的な改善を経験するでしょう。

この時期、私が今お話したことは大変重要です。
内なる平和と最高の周波数を持ち、愛を基本とした自分や宇宙への対応は、
どんな自然災害にも個人的、地球的に最重要救助プランとなるでしょう。

愛と祝福を。

Jill Renee