改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

自宅サーバ構築日記 最終回

2007-12-23 18:18:00 | Linuxサーバ構築日記
ネットワークとLinuxに関して全くといっていいほどの素人だった大学生が自宅webサーバを公開するまでの話
書くことがないからこれでもう終わりにする。

その3:web公開編


適当なダイナミックDNSサービスを探してきて、ドメインを取得。

ダイナミックDNSとは…、試合当日の気分によって動的に"Did Not Start"の理由を考えて、さらに大会運営者から罰金を取られないようにプログラム上の所属(ドメイン)を書き換えることで本人を特定できないようにしてくれるサービス。

ではない。絶対に。

ほんとうは Domain Name System の略で、簡単に言うとIPアドレスという数字の羅列を人間にとってわかりやすい文字列と対応させる仕組み。どこかにあるDNSサーバが文字列とIPとの相互変換をしてくれてる。「ダイナミック」ってのは、IP自身がしょっちゅう動的に変わるためにIPが変わっても文字列との対応を常に保つ必要があって、そういう意味でのダイナミック。

今現在の自宅サーバ "objective.iobb.net" のIPは "122.145.250.92" 。数時間後にこの数字は変わってるけど "objective.iobb.net" とアドレスバーに打てば、DNSのおかげでIPが変わったことを意識しないでアクセスできる。当然 "122.145.250.92" と直接IP打ちしても(今は)アクセスできる。


ドメインを取得したら、Fedora7をインストールしたばかりのマシン(192.168.0.7)へルータから80番ポートを開けて、ルータにやってきたhttpのリクエストをサーバマシンに転送するように設定。

そんで、apacheをインストールして、公開ディレクトリとかの設定して、awstatsもインストールして、これで公開OK!


のはずだったけど、なぜか外部からアクセスできない。
LAN内のマシンからは、ドメイン名でもIPアドレスでもローカルIPアドレスでもホスト名でもアクセスできるのに、webページ翻訳サイト使って外部からのアクセスを確認しようとしてもリクエストがサーバまで届いてない様子。


これでかなりの時間悩んでたけど、翻訳サイトでふとIP打ちしてみたらアクセスできて、DNSがうまくいってないことが原因だと分かった。

で、DNSサービスの設定しなおして、ようやく公開成功。




でもねぇ、サーバマシンのファンの音がうるさくてねぇ…

だから基本的に土日に稼働させることにして、平日はその日の気分でフィールドビデオを公開してたりしてなかったりすると思う。


あと、直接関係はないけど、来年に電気通信主任技術者を受けることにした。

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