auのKDDIは、2014年4月25日より、国際ローミングサービス「グローバルパスポート」において、LTEによる高速データ通信が可能なエリアを拡大し、新たにカナダ、スペイン(カナリア諸島・スペイン領北アフリカ含む)での提供を開始した。これにより、国内通信事業者最多の、14の国・地域でLTEが利用可能になった。
渡航先として人気の高いカナダ、スペイン国内でも動画の閲覧やSNSやEメールによる高画質な写真の送信など、大容量のコンテンツを快適にお楽しめるようになる。
現地事業者は、カナダはRogers、スペインはOrange Espanaになる。「グローバルパスポート」でLTEが利用できるエリアは、これまでに韓国、香港、シンガポール、アメリカ、フランス、スイス、アラスカ、ハワイ、ブエルトリコ、米領バージン諸島に対応していた。
カナダとスペインはどちらも「海外ダブル定額」の対象国で、LTE通信も定額料金で利用できる。「海外ダブル定額」の通信料は、約24.4MBまでは1日最大1980円、それ以降は1日最大2980円になる。