12月1日の朝、ドコモからLTE対応のiPhoneが販売されるというニュースにびっくり!だけど日経だからな~、と半分懐疑的。 そして午前10時半ころドコモから正式に「そのような事実はない」というコメントを発表、アップルはノーコメントだそうです。
今回ドコモは、報道のような事実はないと公式に否定したが、私は結構この日経ビジネスの報道は正しいのではないかと思っている。ドコモが否定したからといって、簡単に信じるわけにはいかないのだ。
まず、ドコモの否定発表を見て見よう。
「現時点において、「iPhone」及び「iPad」の取り扱いについて、当社がアップル社と基本合意したという事実はございません。」
「また、現時点において、「iPhone」及び「iPad」の取り扱いに関し、アップル社と具体的な交渉をしている事実もございません」
引っかかるのは、このように否定する文章に必ず「現時点において」がついていること(2度も)。かたちだけの否定に見えてくる。この報道がもし事実であってもドコモは必ず否定せざるを得ない、なぜならこれからが冬モデル販売の本番であり、冬モデルのAndroidスマホが続々販売開始となるこの時期にiphone出ますと言ったら買い控えがおきて全然売れなくなってしまうからだ。
しかも今回の報道騒ぎはドコモ&Androidにとって最悪のタイミングで起きたといえる、12月1日といえばGalaxy Nexusの販売開始の前日である。このAndroid4.0採用の端末ですが、私も実機を触ってみたが、実に出来が良い端末です。今回ドコモで販売するGalaxy NexusはLTE非対応だが、とにかくブラウザがサクサク動く。これがLTEに対応したらもっとすごいことになる。Appleにしてもかなり脅威に感じているはず。 これは単なる偶然ではないだろう、誰かがなにかの意図をもって12月1日にぶつけてきたとしか思えない。
そしてもう一つ、LTE対応のiPhoneが2012年に出るのは間違いないようだが、LTEサービスはアメリカではAT&TとVerizonが今年から開始している(どちらもiPhone販売してる)が、日本ではソフトバンクは2013年以降、auは2012年末に開始予定となっている。iPhone4Sの発売から1年後の2012年9月にLTEiPhoneが発売されるとなると、日本国内でその時点でLTEを運用しているのはドコモだけであり、現在のiPhone販売キャリアのソフトバンクとauではLTEiPhoneの高速性を生かせないことになる。そう考えると逆にAppleの方がドコモに売ってもらいたがっていても不思議ではない。ライバルであるAndroid端末には既にLTE対応機がそろっているのもAppleにとって「危機」と感じているはずです。
以上のことを考えるとやっぱりドコモからLTEiPhone出そうだと思うんですが、願望もはいってますけど・・・・ まあ、結果は来年になればわかることですけどね。もう少し気長に待ちましょうか!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます