恋愛結婚 第12話

■第12話

両親の離婚訴訟の担当弁護士が彼氏（ヒョンス）であることを
「運命のイタズラだわ～。なぜ、わざわざあの事務所に？」とガンヒョン。
「僕に会いに来てたまたま相談したらしい。僕たちは、再び巡り合う運命なんだ。」とギョンファン。ガンヒョンとヒョンスは、運命のタイミングが合わないからうまくいかないんだと力説するのですが、「私が合わせれば、すべてうまくいくわ」とガンヒョン。

「直接会って話したいことがあるの」というガンヒョンのメールを読んだヒョンスでしたが、その直後、ガンヒョン母から電話を受けました
「司法修習生の元カレと娘がヨリを戻して結婚するんです。体裁が悪いので、離婚は式を挙げた後にします」
ヒョンスは、「ガンヒョンの話＝ギョンファンとの結婚」と思ったようです！

その頃、リュ社長はファヨンに「ガンヒョンとヒョンスが別れたらしい。みんなの前でド派手にケンカしていた」と伝え、今こそヒョンスにアタックすべきだと説得していました。まずは、「ガンヒョンとヒョンスが別れて、ヒョンスとファヨンが復縁するらしい。」という噂を社内に広めることから始めるようアドバイスしました。

早速、その噂は社内中に広がり、ファヨンが事務所までヒョンスを訪ねて来ました。
「私はあなたを変えられなかったけど、ガンヒョンさんは短期間で変えたわ」と言うファヨン。「俺にも予想外だった」とヒョンス。
そしてファヨンは、「変わったのは認めるけど、あなたを悩ませている。別れたっていう噂はウソでしょ？もし、本当に別れたら必ず教えてね」と言うのでした。
その時、警察から「兄が違法賭博で拘束中」と連絡を受けたヒョンスは、警察へ向かうことに・・・

「ヒョンスがファヨンと復縁するらしい」という噂の信憑性について考えていたガンヒョン。ヒョンスとファヨンが一緒に出かけていくところを目撃してしまいショックを受けるのでした・・・

ヒョンスが警察へ行くと、兄は「弟は弁護士で弟の嫁は食品関係の仕事をしている美客の持ち主だ。弟が弁護士だからすぐに釈放されるよ」と言っていました。
警察では、違法賭博について取締りを強化しているようで、ヒョンス兄はすぐには釈放できないそうです。
「すぐには釈放できませんが、どうします？」と警察に問われたヒョンスは、「法に従った処置をお願いします」と言うのでした。

ガンヒョンは、事務所にヒョンスを訪ねて行きました。
「疑う訳じゃないけど、続ける自信がない。やっぱり私には理解できないの。あなたと彼女は結婚していた。それに、憎くて別れたわけじゃないのよね？友達と言っても・・・そうは見えないわ。更に、私の親まで離婚させようとしている。もう、我が家は一巻の終わりよ！親が別れたら、私たちも終わり。私はもう、疲れたの。別れましょう」
ガンヒョンはそう言って去って行きました。

泣きながら去って行くガンヒョンを追いかけたのはギョンファンでした
「つらい時には、甘いものが一番だ！俺はお前を知り尽くしている」
ギョンファンはガンヒョンのためにケーキを買って来てくれました
そして、ガンヒョン母の離婚訴訟の準備書面を「僕が書く」と言ってくれました

ガンヒョン母に会いに行ったガンヒョンとギョンファン。
「私は離婚するわ。ギョンファンのご両親を説得して！早く式の準備をしなさい！」と言うガンヒョン母に「その話は、離婚させないための作戦よ！」とガンヒョン。
「私をバカにしないで！」ガンヒョン母は怒り出しましたでも、ギョンファンが、「僕はやり直したいと思っているんです！離婚のことは僕が何とかしますから・・・」と言うと、ガンヒョン母は「うまく両親を説得しなさい！」とギョンファンを応援するのでした

母の死以来体調を崩していたファヨン父でしたが、回復して退院するようです。
父親に甘えながら、「お願いがあるの～」とファヨン。
その直後、賭博場の主人が捕まり、常習者ではないヒョンスの兄は釈放されました。元判事のファヨン父のコネを利用したんですね。
「結婚していた時、お兄さんに冷たく当たったわ。その罪滅ぼしよ。他人だと思うと優しくなれるの。不思議なものね。」とファヨン。ヒョンスは、心からファヨンに感謝するのでした。

父親の付き添いで病院に行ったファヨンは、病院職員の女性から「お母様がパク先生（ヒョンス）に言っていました。"あなたといる限り、娘は幸せになれない。"と。パク先生はとても傷ついていたと思います」という話を聞いたようです・・・

釈放されたヒョンス兄は、ヒョンスの離婚、ファヨン母の死を聞いて大爆笑
ところが、「釈放されたのはファヨンのおかげ」だと知ると、「お前ほどの弁護士があの女の助けを？」と不快感を示すのでした・・・
警察に捕まっても、反省の色を示さない兄。ヒョンスは困惑していました・・・

「もう少し待て。後でお前をビックリさせてやる」と言っていたヒョンス兄。翌朝「ヒョンス、楽しみに待っていろよ」という書置きを残して、再び姿を消すのでした・・・

ガンヒョン父は妻に会いに行ったのですが、その時ガンヒョン母はギョンファンと話をしていました。
「あの人は、私にとって死んだも同然よ。もう、他人なの」という妻の言葉を聞いたガンヒョン父は、妻に会わずに帰って行きました・・・でも、プレゼントとして用意していた黄色いバラを置いて帰りました。
後で、黄色いバラの花束を見つけたガンヒョン母は、「私が一番好きな黄色のバラよ！すごくいい香りだわ～。何て幸せなの？」と喜ぶのでした（でも、夫のプレゼントだとは気付いてないようです）

ファヨン父はヒョンスに「ファヨンがヒョンス兄を救ったのは、罪悪感からだ。妻が君を傷つけたことを病院で聞いたそうだ」と話しました。
帰り道ヒョンスは、「僕は君と計算ずくで結婚したんだ。愛する人と結婚すべきだが、僕は君の申し分のない条件だけを見て結婚した。早くに両親を亡くして、兄と2人で苦労してきた。だから、金持ちの家庭に憧れていたんだ。先輩の結婚式で始めて君を見たとき、空からロープが落ちてきた気分だった。お義母さんは知ってたんだよ。だから、反対した。イヤだったのさ。」と打ち明けました。「やっと本音が聞けた」とファヨン。
「生きるのに疲れていたんだ。その時は愛を知らなかった。」と振り返るヒョンス。ガンヒョンに出会って初めて愛を知ったのかな？ファヨンには、「好きだった。僕にとって君はお姫さまのようだった」とフォローしました。

それから数日後、ガンヒョン父は離婚に同意したようです。
「両親が離婚したら、私たちも終わりって言ったわよね？私たちって縁がないのね・・・最初から、こうなる運命だったのかも。相性も悪かった。最初から縁がなかったの。」とガンヒョン。
「どうしても分からないことがあるんだ。」と言うヒョンス。ガンヒョンは、1982年2月14日生まれなのに、両親の結婚した日は1981年10月・・・
「何か秘密がありそうね？」とガンヒョン。

そんな中、ヒョンス兄が大金を持って事務所にやって来ました！
「金は受け取れない！」と断るヒョンス。
そこに現れたファヨンに「元奥様よ、弟に付きまとうな！」とヒョンス兄が言うと、ファヨンは黙って帰って行きました・・・

母親に結婚の経緯を尋ねるため、会いに行ったガンヒョン。
親に反対されて式をあげる前に同棲したガンヒョンの両親でしたが、5ヶ月以上経っても許してもらえず・・・なのに、計画性のないガンヒョン父に嫌気がさしたガンヒョン母は、結婚をやめようと思ったのですが、その時に妊娠が発覚！
妊娠後に実家を訪ねて行くと「恥さらしだ！」と門前払いされ、2人っきりで結婚式を挙げたそうです。妊娠中だったため、チョゴリを着用したガンヒョン母、「ウェディングドレスが着られなかったことが心残りだ」と涙ながらに語りました・・・

27年間　家族で仲良く暮らしてきた。
でも、ママのこと何も知らなかった。
隠された秘密
女の一生
ママの心境

街でウェディングドレスを見かけたガンヒョンは、「母親にウェディングドレスを着せてあげよう！」と思い付き、お店へ行ったのですが・・・なぜかガンヒョンが試着することに
しかも、「モデルになってください！モデル料をお支払いしますので、是非お願いします！」と言われ、写真撮影までしちゃいました！新郎役はギョンファン。
モデル料を手に入れた2人は「ラッキー」って喜んでいたけど、元恋人とブライダルモデルって微妙・・・
その時の写真を見ながら、ギョンファンのことを思い出していたガンヒョンでしたが、ふと我に返りました。

「（両親の）口頭弁論の期日が決まった。」と伝えるヒョンス。
「おめでとう。一生あなたを忘れない。私の両親を離婚させた人だもの。」とガンヒョン。
困惑気味のヒョンス・・・ヒョンスだってガンヒョンの両親を離婚させたかった訳ではないのにね。

屋上へ行ったヒョンス。そこには、ガンヒョンが置き忘れた花嫁姿のガンヒョン＆花婿姿のギョンファンの写真がありました。
それを見たヒョンスは、ガンヒョン母の言うとおり、本当にガンヒョンとギョンファンが結婚するんだと思ったようです・・・

両親の結婚写真を見つめるガンヒョン。
ギョンファンに「これから式の準備よ！」と声をかけました。

そして、調停の日。
ガンヒョン母は、ヒョンスの事務所を訪れ、一緒に裁判所へと向かいました。
「調停は20分もあれば終わります」というヒョンスの言葉に「そんなに早く？27年間が20分で終わるんですね・・・」とガンヒョン母。
すると、ヒョンスは車を停め、「もう一度、ご主人と話し合われますか？訴訟の取り下げも可能です」と言うのですが、「大丈夫です。27年間望んでいたことです。行きましょう」とガンヒョン母・・・

そこにガンヒョンから電話が入りました
「結婚式を挙げるから早く来て！」と言ったそうです。
ガンヒョン母は、ガンヒョンが指定した教会へと急ぎました
ガンヒョン母とヒョンスが教会に到着すると、そこにはガンヒョンが待っていました・・・

そんなところで、第12話終了です